草野 雅 さん プロフィール

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草野 雅さん: Starry Night
ハンドル名草野 雅 さん
ブログタイトルStarry Night
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/starrynights0423
サイト紹介文オリジナル小説を載せつつ、趣味のページでテンションをあげ、旅の写真でほっこりとするブログ
自由文オリジナル小説は、長文傾向。
趣味のページは、中国茶を主にお茶紹介。
旅フォトは行ったところで撮った写真を載せています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供130回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2011/09/06 22:51

草野 雅 さんのブログ記事

  • 第4章 不穏な影はいつの間にか
  • 『第4章 不穏な影はいつの間にか』 ここは、地球ととても似ているとある星のとある国の某市。そのとある市は、暴力団のような者たちが連日暴れまわっている。彼らは自分を自警団と呼ぶが、していることは自警ではなく、ただの暴力行為。暴れる数は一夜にして大小合わせて100グループ以上にのぼる。それだけの規模となると、県の警察だけでは十分に足りない。そこで、自称自警団を粛清するため、特別な組織を作った。ある地域の彼 [続きを読む]
  • 事件79. 俺はあいつに4回も会っているんだ
  • 『あまり俺だけから情報を取ろうとするなよ、十草』 言われて、十草は確かにぎくりとした。何故なら、十草は確かに明士から情報を盗もうとしていたのだから。明士が自室に戻れば、また『police』は静かになった。まだ、誰も帰ってこない。「はぁ、やっぱり明士は一筋縄ではいかないか」十草の思惑など、明士は気づいていたのだろう。明士と舞妃のことから入って、明士の警戒心を取ろうと思ったが、明士はそこまで単純ではないらし [続きを読む]
  • 事件78. 男同士で恋バナしてもあまり楽しくないだろ
  • 「ねぇ、明士は舞妃とデートに行ったりしないの?」十草にそう聞かれて、明士は顔をあげた。なんとなく、新聞を読んでいる。この新聞は、前までならば『police』にはなかったのだが、拓海が欲しいと言って、今では毎朝届くようになっていた。そして、拓海はそれを明士と十草に必ず読むようにと言ったのだ。十草はまだ今日の分は読んでいない。明士がもうすぐ読み終わりそうなので、待っているのだ。「デート?どこに?」「どこに [続きを読む]
  • 事件77. 物好きめ
  • 「いやぁ、舞妃ちゃんが隠し通せるなんて、すごいな」「お前、本当にそう思っているか?」長矢がにやにやと笑っているのに対し、惣は頭を抱えていた。問題は、すぐそこにまで来ているというのに、長矢はペースを乱さない。いや、この場合、長矢は我関せずなのだろう。「舞妃の奴、この国の人はなるべく関わらせたくないとか言いながら」「まぁ、仕方ねぇんじゃねぇの?」「お前は本当にお気楽だな」「だって、仕方ないだろ?それよ [続きを読む]
  • 事件76. どこまで知っているの?
  • 「あんたは、どこまで知っているの?」「どこまでって、何?」勉強会は、その後和やかとは言い難いが、一応続いた。明士がすぐにわからないところを聞いてきたからである。教えに来ておいて、自分だけ教えてもらったというのはちょっとなと思った舞妃は、明士の質問にどんどん答えてあげた。だが、明士からの質問が、ふいに止まる。その時を見計らっていた舞妃は、ストレートに聞いたのだが、笑われただけであった。「わかってい [続きを読む]
  • 事件75. 俺はお前には何も聞かないよ
  • 「ここでよかったのか?」「うん、ここだったら喧嘩しても大丈夫でしょ」「最初から喧嘩することが前提なのか?」明士と舞妃。勉強会をしようと、いつの間にか2人きりの勉強会にされ、2人はカラオケボックスに来ていた。何故カラオケボックスにしたかというと、先ほど言った通りだ。―――喧嘩したときに、周りに迷惑がかからない場所。カラオケボックスなら、適度に防音してあるので、周りの迷惑にはならないだろう。学校も、図 [続きを読む]
  • 事件74. あんたたちのそういう顔が一番嫌い
  • 「な、な、長矢。どうしよう、明士が、明士が」「舞妃ちゃん、落ち着いてくれるかな?」はて、これが前に明士が自分たちに気づかないように、明士に惚れたふりをしているといった人のセリフなのだろうか。長矢はそう思いながら、クツクツと笑った。それに、舞妃が真っ赤な顔でにらんでくるが、もちろん怖くなどない。「で?明士さんと2人きりで勉強会なの?」「だって、十草も秋華もごめんだって」秋華は一緒に勉強すると言ったの [続きを読む]
  • 今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
  • こんばんは。日記ではとてもお久しぶりですね。いや、小説も久しぶりでしたね。この頃全然更新できずお、思い出したように小説だけ更新していました。来年も、たぶん同じような漢字になりそうです。さてさて。もう大晦日。後何時間かで年明けですね。この前1月だった気がするのに、早いです。今年は、全く今年の目標なんてできてもいないので、振り返らないことにします。来年は、何か作りたいなぁ。今年はいろいろとありまして。 [続きを読む]
  • 事件73. 今日も平和だなぁ
  • 「だから、なんでそうお前は俺に突っかかってくるんだよ!」「あんたがその赤い髪を直さない限りは無理よ!」 これが、最近の『police』の日常と化してしまったもう誰も止めないし、突っ込まなくなっている。「今日も平和だなぁ」そうやって笑い合えるぐらいにまでなってしまった。「というか、いくらエスカレーターで上に上がれるからって、拓海と慶也の進級テスト勉強の邪魔するなよ」惣が平和だなぁと言って、そのあと十草がた [続きを読む]
  • 事件72. 世界最強の能力者?
  • まぶしい、そう思いながら十草は目を開けた。自分はどこにいるのだろうと一瞬思って、そしてそこが『police』での自分の部屋だとわかる。あそこで気が遠くなって、倒れてしまったのは覚えていた。それから記憶がない。誰かが運んでくれたのだろう。そしてそれが明士であろうことはなんとなく十草はわかっていた。 「起きたか?」「うん、ごめんな、明士」「俺が運んだって覚えているのか?」「いや、お前だろうと思っただけ」ふっ [続きを読む]
  • 事件71. ここで何をしているの?
  • あの後、雪磨とはすぐに別れた。十草の顔が青いことに気づいた雪磨が、今日はここまでにしようと言ったのだ。送っていくと言われたその言葉は、丁重に断った。考えたいことがあったから。十草はとぼとぼと歩く。本人的にはとぼとぼであったのだが、周りからすればふらふらしていた。蛇行しながら進むので、危なっかしいったらありゃしないぐらいである。そして十草はとあるところへたどり着く。そこは。 「俺は、なんでここに」十 [続きを読む]
  • 事件70. 俺はなんで暴力団に行こうとしたの?
  • 「十草、こっちだ」「雪磨さん」タタタとそちらに走り寄る。十草は今日、雪磨と約束をしていた。病院で再会し、もっと話が聞きたいと思っていた十草は、正直に雪磨にその話をした。雪磨もそれを了承したが、十草の健康面や話が長くなる恐れがあったため、十草が退院してから話をしようということになっていた。どうせなら、おいしいものを食べようと言われたのだ。十草はそれに了承し、日にちもその場で決めたのだが。雪磨の教育 [続きを読む]
  • 事件69. 明らかに、おかしいだろ
  • その日、『police』の夕飯は、とてもとても豪勢であった。慶也が腕によりをかけて作った料理が並び、そしてなんと俊哉までが快気祝いと歓迎会だといろいろと持ってきてくれた。大人であればここでアルコール類がありそうなものであるが、彼らは未成年なので、お酒は飲めない。そう思ったからか、なぜか甘酒が用意されていた。 今日は、明士と十草の退院祝いであり、舞妃と長矢の歓迎会でもあったのだ。「いっぱい食べてね」と、慶 [続きを読む]
  • 事件68. 久々の『police』だな
  • 「はぁ、久々の『police』だな」「そうだねぇ」「お前も、外で寝ていた割には元気でよかったな。ああ、元気だったから外で寝ていたのか」「最近、お前、俺に対して冷たくないか?」スパイしに行っていた時は、あまりからかわれることはなかった気がする。いや、棗との交際云々ではからかわれていたか。だとすると変わらないのか?と十草が一人で百面相をしている。明士はそれを見てブフッと噴出した。「お前、面白れぇな」「明士 [続きを読む]
  • 事件67. 俺はお前には従わない。
  • 「よぉ、椛」「何よ、エヴァンズ」「単刀直入に聞くけど、お前、病院から出るときに十草に会ったな?」ずばっと本当に単刀直入にそう言ったエヴァンズが、けらけらと笑う。責めているわけではない。むしろ、奴にとったらいい傾向なのだろう。椛はエヴァンズの方を一瞥することもなく、目の前を見ていた。「十草のセンサーもすげぇな。お前のこと、きちんと見つけるんだからさ」「うるさいわよ、目障り」「ヴィースには黙っていて [続きを読む]
  • 事件66. 仲、悪いのか
  • 「十草、聞いたよ!外で寝ていたんだって?」あっはっはっと豪快におなかを抱えて笑いながら入ってきたのは、もちろん秋華である。その後ろで、惣も同じく大爆笑している。十草はその秋華に微妙な顔をした。「明士が気付かなかったら、ずっと外で寝ていたんでしょ?めっちゃ面白い」「秋華、十草に悪いよ」そう言いながら、肩が震えているのが見える。慶也も隠しつつ笑っているようだ。楽しそうで、何より。「十草、これ以上入院 [続きを読む]
  • 事件65. 俺、お前に、会いたくて…
  • その日の夜、十草は寝付けなかった。明士はぐーぐーと寝息を立てて寝ている。だから明かりをつけるわけにもいかず。病院内なので寝るぐらいしかやることもなく、寝付けない十草にとっては、ある意味拷問にも近かった。寝られない理由が、病院で寝ることしかできないからという理由だけではない。それも、十草にはわかっている。 (あの言葉は、何処で言われたんだっけ?)ふと、懐かしいと思ったことを明士に言わなかった理由とな [続きを読む]
  • 事件64. 新しい仲間?
  • 「手っ取り早く言うと、俺たちは幼稚園児の時に仲良しだったんだ」 雪磨が帰り、他の『police』と瑠亜がやってきて。そして皆が帰った後。木賊は思い切って明士に記憶がない昔の自分とどういう知り合いだったのかを問うた。渋るかと思えば、あっさりと明士は冒頭の言葉を言ったのだ。木賊は空いた口がふさがらなかった。「俺と、仲良し?」「そう、幼稚園児の時な。お前が『police』に入ったとき、なんか似ているなってふと思った [続きを読む]
  • 事件64. 新しい仲間?
  • 「手っ取り早く言うと、俺たちは幼稚園児の時に仲良しだったんだ」 雪磨が帰り、他の『police』と瑠亜がやってきて。そして皆が帰った後。木賊は思い切って明士に記憶がない昔の自分とどういう知り合いだったのかを問うた。渋るかと思えば、あっさりと明士は冒頭の言葉を言ったのだ。木賊は空いた口がふさがらなかった。「俺と、仲良し?」「そう、幼稚園児の時な。お前が『police』に入ったとき、なんか似ているなってふと思った [続きを読む]
  • 事件63. ああ、生きていたなんて。
  • 「十草!」入っていいらしいよ、と惣が外へその人を呼びに行って。5秒もしないうちにその人は中に入ってきた。入るときは病室だからと気を使ったのだろう、静かに入ってきた。だが、木賊の顔を見た瞬間に、走り出し、そして木賊を抱きしめる。「え?え?」彼にとっては知っている人かもしれないが、記憶のない木賊にとっては初対面だ。なのに、なぜいきなり抱き付かれたのか。訳が分からないが、嫌ではない自分もいた。「あ、あの [続きを読む]
  • 事件62. これがお前の本当の名前だよ
  • 「暇、だな」「そうだね」明士と木賊はそういってため息を吐く。かなり、暇である。それもそのはず、お互い入院中の身だ。「明士、左腕大丈夫なのか?」「たまに痛い。けど、もうすぐ直るだろ」「聞いたところによると、肉も見えていたって」「言うな、想像するだけで痛い」確かに、と木賊も頷いた。木賊が目を覚まして、『police』に入ると言ってから早2日。木賊はいつの間にか明士の隣のベッドで寝ていた。お互い知っている仲だ [続きを読む]
  • 事件61. 俺の無くなった記憶を探しに行きたいんだ
  • 「俺は俺が自由になるために、お前たちを暴力団に売っていた」「そういえば、そんな話していたな」明士がそう言って頷く。戦いの最中に、木賊は確かにそう言っていたのだ。「お前は、自由になって何をしようと思っていたんだ?」惣がそう聞いてくる。木賊はそれに頷き返した。「俺は、俺の無くなった記憶を探しに行きたいんだ」「無くなった記憶?」確か、木賊は昔の記憶がないのだと言っていた。それは木賊が『police』に入った [続きを読む]
  • 事件60. お前は、『police』に居続けるか?
  • あの戦いがあってから、3日後。1日目に明士が目覚め、そのあと少ししてから惣が目覚め。やっと3日後。木賊が目を覚ました。その知らせが届いたので、『police』はすぐに病院に向かう。明士以外の『police』は、惣以外は次の日に、惣は2日目に、無事に退院した。明士もすぐにでも退院したかったのだが、手のケガもあり、酸素が一番少ないところで倒れていたことによるなんちゃら(きちんと説明してくれたが、明士には理解できなか [続きを読む]
  • 事件59. 俺は仮初じゃない、本物を求めているだけ
  • 明士が起きて少ししてから、惣が起きたという報が入った。その後、少し検査があるとかで惣と会ったのは次の日。「よぉ、明士。無事でよかった」惣の方から、明士の病室まで来た。そう言ってからっと笑う惣。棗の状況を聞いていないのか、否、聞いていても笑っていそうな男だ。この状況で、惣の笑いは不謹慎でもあり、奇妙にも映る。「お前、大丈夫なのか?」「うん、なんか頑張って外に助けを求めに行こうとしたんだけど、無理だ [続きを読む]
  • 事件58. 俺たち、勝ったのか?
  • ふと、明士はまぶたを開けた。まぶしい光があたりに散らばっている。それで、今は朝か昼なのだろうとあたりを付けた。「お兄ちゃん、起きた?」そう言って横を見れば、妹だ。「お前、大きくなったか?」「寝ぼけているの?」ふふっと妹が笑う。夢なのかと思ったとき、明士の頬が伸ばされた。「起きて、お兄ちゃん」頬に痛みが走る。それで、それは夢ではないのだとわかった。わかったついでに、その前の記憶も帰ってくる。 「俺た [続きを読む]