近所のテニスセンターが再開して、マサキはコーチSを手伝い、子ども達にテニスを教えている。ガット張りをしていたケンタから、今はその仕事全てをマサキが請け負う。週に数回の練習と練習試合だが、それはマサキにとっては十分ではないと、ケンタも母も思っている。これまで
マサキは滅多に笑顔を見せない。それなのに!オンラインで検索していると、何とマサキの笑顔を見つけたではないか。この映像はナショナル・テニス・ファンデーションの二年前に行われたエキシビションで使われたもの。こんなものが一般公開されていたなんて。初公開、マサキ
マサキは生まれて此の方、欲しいものをねだったことが思い出してもほとんどない。彼は我が家が裕福ではないと、幼い頃から感じていただろうし、姉も兄も物をねだる事もなく、それを見てきたせいでもあるだろう。2020年の後半からマサキは、徐々に精神的に追い詰められ、
母の勤めている会社は日系だけど、何故かクリスマスイブが休み。そのおかげでマサキのテニス練習を、久しぶりに観に行くことができた。我が家からは車で30分くらいのアスレチッククラブの屋内コート。実は大学の屋内コートでの予定が、誰かが鍵をかけてしまい急遽変更。一
マサキが高校を卒業して、早くも1年半以上経った。 コロナのせいにはできないが、時間は思っているより早く過ぎ去ってしまう。マサキはとうとうハタチ。これまで大きな病気もせず、健康で優しい男性になってくれた事を母はとても感謝している。これまで何とかテニスはして
6月29日に書いた記事が、公開されずに残っていた。記録のために更新しておこう。---------------------------------------------------先々週のこと。十数年来の知り合いの日本の牧師が、コロナ後の久々の渡米が最後だと知り、私はマサキを連れて教会を訪ねた。彼は60歳
半年ぶりにブログを書く。先日リョウタ君のお母さんと久々に話をしたから、何か書こうと思った。息子のテニスな日々と題しているからには、何かテニス関連の事を書きたいのではあるけれど、悲しいかなこれと言ってない。マサキはとりあえず、テニスはしている。それは毎日で
辛さと悲しさとやるせなさ。私達はこの四年近く、そんな思いをして生きてきた。でもそれとは真反対に、素晴らしい四年間だったと、言っている人もいる。同じ国に住んでいるのに、なぜこんなにも、考え方が違うのだろう。私的には、自分のことを思う事と、相手のことを思う事
アメリカに住んでいると、現在は大統領選挙の話を耳にしない日はない。毎日誰かが誰かの落ち度を探し、ネガティブな言葉ばかりを聞く。何処にも出かけずに家に閉じこもった状態で、先の見えない将来を不安な気持ちで思い描く。そうすると全て悪い方に考えてしまい、 不安の
大会エントリーの受付最終日が、先週の7月16日だった全国大会。その直前の7月13日に、ウエブサイトへ中止の告知が出る。この大会の事については何度も、ブログに書いた事がある。マサキが長い間目標としていた、ジュニア最高レベルの大会だ。この大会の18歳以下で優
上記のグラフは、私達が住んでいる州のコロナグラフ。母が自宅勤務を始めた3月16日頃は、1日の感染者数は平均約400人。4月24日に州知事により、一部のビジネス再開の許可が告知され、母は翌週月曜日から出勤となった。それはグラフが下がり始めたからだった。ジ
とうとうマサキは、高校を卒業した。 卒業したという事は、テニス社会において、ジュニアではなくなる事。なんだか・・・、すごーーーーく寂しい。何故かというともうジュニアではないからなのだ。2011年9月からこのブログを書き始め、それから9年近く、このブログを
アメリカにまたしても悲しい事件が起こった。多くのアメリカ黒人達は、「Enough is enough! もう充分だ!」と叫ぶ。私はこの4分の1世紀以上、この異国の地に生活をし、息子達の父親が人種差別で苦しむ姿を、長い間見てきていた。このような事件は日曜茶飯事。数日前にラン
Self-quarantineとも言うが、我が家も家に篭り始めて、かれこれ一ヶ月半以上経つ。しかし母は今週から、通勤が始まってしまった。母の勤めている会社は、世間がこのような状態でも就業が許されている業種。でもオフィスの社員は殆ど在宅勤務になっている。それなのに・・・た
Depressとは押し下げると言う意味もあるが、気落ち、憂鬱、失望すると言う意味もある。マサキは10歳11ヶ月でテニスアカデミーに入った。同じ時にケンタは大学入学で、ニューヨークへ引っ越し、母は新しい職場で仕事を始める。それからケンタが5年間の大学生活を終えるま
今年卒業する君たちへ君たちが一番輝く時。誰もが君たちを掲げ、これまでの功績を讃え、各々が壇上に上がる時。だが君たちはその大切な時を奪われてしまった。達成感を味わい抱き合い、仲間と喜びを分かち合う、その貴重な時を奪われた。でも悲しまないで。君たちは歴史に残
今週初めにアトランタが、ロックダウンになる。母の勤め先の会社の本社があるイリノイ州は、先週の土曜日からロックダウンになった。いよいよアメリカにも押し寄せて来たと言うより、3月26日の今日遂に、この国は中国のコロナのケース数を上回ってしまったのだ。上の写真
昨日の朝5時に起き、マサキは空港へ連れて行った。ナショナル・テニス・ファンデーションのイベントの一環として、州対抗ダブルスマッチ、ブライアンブラザーズのクリニック、インディアンウエルズ観戦のため、カリフォルニア州へ数人の子ども達は、コーチに連れられて行っ
アトランタ・チャレンジは、ナショナル・テニス・ファンデーションという非営利団体のチャリティーイベントだ。それは低所得家庭の子ども達のスポーツと学業を支援する団体なのだ。覚えている方もいるかもしれないが、マサキをテニスアカデミーへ無償で入れたのもこの団体だ
二日前の金曜日にアカプルコで行われたメキシカン・オープンの準決勝で、ナダルとディミトロフは戦った。その二人が三日後の明日、月曜日の午後8時から、ここアトランタにて行われるエキシビションでまた戦う。エキジビジョンだからどれほど真剣に戦うか知らないが、ATPの
去年の12月に母の携帯へ長い文章のテキストが入る。それは覚えのない名前だった。その人はジョージア州テニス協会のディレクターだと書いてあった。何度もメールを送ったと書いていた。母がそれらを見過ごしたのだろう。連絡がないから母の携帯番号を調べ、テキストを送っ
UTR(ユニバーサル・テニス・レイティング)UTRって正確だけども、たまに狂ってる時もある。でも全てのテニスプレイヤーが、それも男子も女子も年齢も含め、同じレイティングで数字が付くのは、本当に面白い事だと思う。一体どのような計算をしているのだろう。全世界のどれく
今年も去年と同じ時期に、 日本へ帰ったぽー家。毎年仕事で都合がつかなかったが、今回は長女も一緒に行く事ができた。そしてその他の家族も東京で合流してみんなで観光、と言いたいところだが、殆ど買い物に時間を取られた。雨の中を行きたい所へも行けず、寒さと疲労で2
テニスは年中通してのスポーツだが、プロ選手にとっても、我が地域のジュニアにとっても、12月初旬から半ばにかけてはオフシーズンで、大きな試合が全くない。それだからテニスプレーヤーは、この時期は集中的にトレーニングをすると、ケンタが母に教えてくれた。現在ケン
このドキュメンタリーはどのようにして、撮られ始めたのだろう。母には何の情報もないけど、ケンタの勧めで二人で見始めた。もう!もう!もう!アンディ、最高! あんなに泣いて泣いて泣いて、我慢して我慢して我慢して、頑張って頑張って頑張って、ギブアップしないって何
8歳の頃からプロを夢見、10年経った今も矛先を全く変えない向こう見ずなマサキ。そして母の心配や諦め気分をよそに、まだ真っしぐらに突き進むのに、ケンタの強い意志も加わっている。考えなしのマサキと真反対に、リサーチや知識を増やす事が大好きでそれが習慣のケンタ
今年7月頃から最近まで、母の仕事は狂ったように忙しく、昼時間も取らずに毎日十時間以上働いた。ここ数日は少し落ち着き、そしてふと今日思ったのだ。日々の楽しみであった、テニスブログを読んでいない。そして埃が積もりに積もり、カビでも生えているような自分のブログ
USオープンで頑張っているテイラー。残業続きの母だけど、午後5時過ぎには仕事を途中で止めて携帯電話にかじりついた。仕事をできる状態ではなかったからだ。それはあのハレプとの激戦を観ていたからだ。支店長が驚いて休憩室にやってきたほど、母は超興奮していた。 彼女
先々週のことだった。ケンタが出勤途中の車の中で言った。「ビーナスが近所のテニスセンターへ、今度の月曜日に来るんだって。」最初母はケンタの言っている事が、何の事かはっきりわからなかった。そうして再度尋ねたのだった。「誰が来るって?」そう、我が家から車で三
マサキが目標としていたジュニアトーナメントまで、残り1ヶ月を切った。そして彼は数ヶ月でとうとう18歳になる。ジュニアでいれる期間も、1年と数ヶ月になってしまった。テニスを始めて12年。トーナメントに出始めて、9年半経とうとしている。長いようだがあっと言う
去年末にコーチWから貰ったラケットの一つがいきなり壊れてしまった。3本しかなかったから、それをどうするかを思案していた。そんな時に運良く知り合いのプロテニスプレーヤーからの推薦で、ラケットのスポンサーの話が舞い込んだ。だがフロリダへの遠征が1ヶ月半以上だっ
18歳以下セクションレベル2ジョージアレベル1ジョージア州ピーチツリー・コーナーズ市マサキは久しぶりに、ジュニアのテニストーナメントに出た。セクションのランキングを保持しないと、夏の終わりにある全国大会の出場権を失ってしまうから。 (出場権=サザンセクショ
さて母のテニストーナメントの話。これまでは傍観者だったが、実際に自分のUSTAアカウントを作り、ドローに自分の名前が載り、対戦相手を調べてたりする。なんとも新鮮で、心を沸き立たせ、興奮と緊張の日々を試合当日まで過ごした。そしてその当日は、試合会場に到着直前の
なんと!母がテニストーナメントに!数週間前にコーチTから、アダルトトーナメントの詳細が母のメルアドに送られてきた。ドライフィットTシャツ、ウイルソン景品と更にパーティ+バンド付きで、なんとも楽しそうな内容。今週月曜日が締め切りだった。試してみたい気持ちがも
ケンタとマサキのドサ廻りは、今週末でとりあえず終わり、日曜日の遅くには帰ってくる。彼らのいない週末は、あまり一緒に遊ぶわけではないが、母は暇を持て余し、だらだらと時間を過ごしている。 マサキはこれまで、 三つのプロトーナメントの予選に入ることができた。結
最近は母もマサキのいる テニスセンターにあるフィットネスジムへ行き、機械を使って走ったり柔軟したり、することができるようになった。もちろん我が家は誰も何も支払ってはいないが、ディレクターに許可を貰い、母も会員のように出入りできるようになったのだ。受付を越
二、三週間前の事だったらしい。チャレンジャーのワイルドカードの話を、ケンタは誰かから耳にした。詳細をストリンガーのチャックが知っていると聞き彼に尋ねたが、その後何も情報は入ってこなかった。三日前の金曜日の朝の仕事中、ケンタから母に電話が入る。「今晩パーテ
以前は試合がある度に、その結果を逐一書いていたが、最近は母にその意欲がない。それが残念な結果だと特にそう。しかしマサキが成長していないと言うことではない。技術的にはまだ伸び代もあるし、体作りも小さいなりに、更に動けるようトレーニングしている。何と言っても
テニスとは全く関係ないけど、どうしても言いたい事がある。私は今とても怒っている。怒りすぎて午前4時半を過ぎても、眠る事ができないほどに。20年以上住んでいる、アトランタの郊外にある静かな住宅街。黒人の人達が多いせいか、あまり安全な方ではないと一般的には言
マサキの通っているテニスセンターに入ってきたASC(アカデミア・サンチェス・カサル)は、これが正式名で創立20周年らしい。オーナーのサンチェスコーチは、スペインから二人の息子達と、フロリダにあるASCの分校から、数人のコーチを引き連れて、やってきたのである。1月
マサキが毎日通っているテニスセンターと、サンチェス・カサル・アカデミーが 、パートナーシップを結んだと、とうとう公に発表された。「グランド・オープニング」と大々的に称され、今週金曜土曜にかけて行われる。金曜日は夕方からワールドクラスのダブルスマッチ・エクセ
毎日仕事に追われ忙しく生活をしている母は、週末が近付く度に嬉しくなるが、時が経つ事を本当に早く感じるのは、それだけ年を取ったと言う事だろう。生活に何も変わりなく、時間だけが無情に過ぎていく。大きな変化はないが、今年からケンタとマサキは家にいない事が多くな
我が家は何処に行くにも何を食べるにも、マサキを中心に考える。これは母だけではなく、マサキの姉も兄も同じ。時間的にマサキに負担がないよう、食べるものもマサキの体に できるだけ良いものを選ぶ。その考え方が定着し始めたのは、マサキがアカデミーに入った10歳頃か
今朝の午前3時半から、なおみちゃんの試合を見た。そしてまた今も、二度目をテレビで見ている。7−6, 5−3, 40−0。マッチポイントまで行ったが、なおみちゃんは取れなかった。そして5−4の後の彼女のサービスゲームで失点し、彼女はラケットを蹴り両手で自分の耳を
私達は去年の11月に、一時帰国、里帰りをした。と言ってもそれは母だけで、アメリカ生まれの息子達にとって、日本国籍はあるけれど、「帰国、里帰り」とは言えない。それでも彼らは日本が本当に大好きであるし、特にケンタは自分が半分以上日本人だと思っている。今回も私
去年のことになるが、日本からの来客があった。それは突然の事だった。彼の名前はリョウタ。 リョウタのお母様とこのブログで知り合い、彼がITFの試合で我が州へ来る事で、メールのやり取りをしていた。コーチが突然引率できなくなり、代わりの世話人を探したが、なかなかそ
あけましておめでとうございます。去年は更新する機会がなかなかありませんでしたが、7年以上ダラダラと続いているこの拙いブログを覗いてくださり、心から感謝しています。本年も細々と書いてきますので、よろしくお願い致します。 地図上での「東京」にて。
メリー・クリスマス!日本から帰ってきて、そろそろ時差ボケから解消されなければならないが、まだまだ日中眠い母。昨日日曜日は久々に教会へ行き、礼拝後のクリスマスパーティで、たくさんの美味しいものを食べた。年末のこの時期は、本当に気持ちがほっこりする。今日は
10月の遠征試合へ行った時、そこにプロの写真を撮る会社が、試合会場にいた。同じ会社かどうかわからないが、随分前に母も試合中のマサキの写真を買ったことがある。やはり上手く撮れていたから。今回も撮ってと頼んではなく、勝手に撮られた写真を後で見て気に入った、と
二か月前の10月に、マサキは三つのトーナメントに出場している。10月初旬に州内であった、セクションレベル3。シングルス、ダブルスをどちらとも優勝した。10月中旬の遠征は、セクションレベル2。ダブルスはクオーターで敗退してしまったが、シングルスは優勝した。
マサキの誕生日から、既に二ヶ月が経ってしまった。 目まぐるしくぎっしり話題が詰まった期間のどこから書いていこう。とりあえずは近況から。 母は相変わらず、日々残業続きで忙しい。体がいつまで保つのか、あまり考えてないけど。ここに殆ど登場しない長子の一人娘がい
マサキが17歳になった。やはり我が家の末っ子が、歳を取る度に母は嬉しいやら寂しいやらで複雑な気持ち。でも言える事は、よくここまで大きな病気もせず、健康な優しい子に育ってくれて、それだけで本当に感謝している。たくさんの知識や愛情を、父親から与える事ができな
現在ぽー家には、日本からのジュニア選手が来ている。彼はこの街とフロリダ州で行われる、ジュニアITFの二つのトーナメントへ出場予定だ。 一昨日と昨日は、食料をたんまり買い込み、母はここ二日間食事を作りまくっている気がする。息子達も日本からの新しい友達を嬉しく思
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