星夜鷹 さん プロフィール

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星夜鷹さん: 私的詩的世界
ハンドル名星夜鷹 さん
ブログタイトル私的詩的世界
ブログURLhttps://ameblo.jp/sitekisekai/
サイト紹介文独断的詩的世界。 来来幸幸
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供40回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2011/09/10 18:03

星夜鷹 さんのブログ記事

  • 自作詩・命ある絶望
  • 「もう、終わったのです」 人間は命ある絶望 「放たれた中性子がウラン235にぶつかった瞬間、人類は終わったのです」 終わりゆく自らのカウントダウンも知らず 「ウラン235の原子核が核分裂を始めた瞬間、人類は終わったのです」 「それはもう、決定なのです」 自らを滅ぼす悪魔を自ら生み出したことも知らず 「もう、今更原発に反対しても、もう遅いのです」 余命を生きる自覚のないまま、人類の明日は終わっていく 「もう [続きを読む]
  • 自作詩・探している
  • 言葉を探している。 一言で世界の全てを表せる言葉 言葉を探している。 一言で世界の全ての苦しみを伝えられる言葉 言葉を探している。 一言で世界の全ての悲しみを共感できる言葉 言葉を探している。 一言で世界の全てを愛せる言葉 言葉を探している 一言で世界の全てが幸せになれる言葉 [続きを読む]
  • 自作詩・消化しきれない病んだ魂の詩
  • それはほんの些細ないつもの日常。 暑かったはずの心地良い懐かしさに吹く涼しい風。 「いつでも死ねるさ」 私は世界の断片を拾う。 「それは言葉」 消化しきれない病んだ魂の詩。 ゆったりと流れる簾の隙間から覗く夏の日差し。 零れ落ちた時間。 夏が生きている。 透明の揺らめく蜃気楼の中で夏は生きていた。 「いつでも死ねるさ」 青空の青は輝きの陰だった。 私には猛暑ぐらいが丁度いい。 [続きを読む]
  • 自作詩・人間の汚れ
  • 人間の汚れを見た。 濃縮したヘドロのような汚れがぱっくりと割れたそいつの中心からぬるりとはみ出ていた。 冷酷な汚れが私を見据える。 私は戦慄する。 人間の汚れは人を傷つける。 人間の汚れは人を見下す。 人間の汚れは人を笑う。 人間の汚れはそれら全てを楽しむ。 どこまでも汚れた人間たち 人間の穢れ。 冷酷な汚れが私を笑う。 私は戦慄する。 私は戦慄する。 [続きを読む]
  • 自作詩・爆弾
  • 「落とせ落とせ、爆弾を落とせ」 「私の上に爆弾を落とせ」 「私をその世界ごと焼き尽くせ」 「落とせ落とせ、爆弾を落とせ」 「B29よ。その巨体を再び去来せよ」 「悪名高きナパーム弾を落としまくれ」 「粘り付くナパームが私を最後まで燃やし尽くす」 「落とせ落とせ、爆弾を落とせ」 「落とせ落とせ、爆弾を落とせ」 [続きを読む]
  • 自作詩・もう戻らないあの頃の
  •   魂の肉を断ち、骨を砕かれ、細胞の、更に粒子の一つ一つに痛みを感じながら、私の精神は壊れていった。 もう、戻ることのない私の心。 無条件で信じていたあの頃の純粋。 私にもう正義は無く 信じるものは何も無い。 神様は端からいなかった。 教条主義はばかばかしかった。 それでも信じていた何かがあった。 それはもうない。 思い出すこともできないくらい私が私であったそれはもうない。 私はもうかつて私であっ [続きを読む]
  • 自作詩・人間の哀れ
  • 人間の哀れ。 生きることの残酷。 背負った業の重みに這いつくばりそれでも生きようともがいた骸の残骸を晒してなお生きる。 憎んでも憎んでも愛さずにはいられない絶海の孤独 人間の哀れ。 生きて生きて生きてなお苦しくて殺しても殺しても私はそこにいる。 人間が人間であるやさしさはあまりに儚くてどこまでもどこまでも追いかける人間の残酷 人間の哀れ。 許されざる人間の業。終わらない人間の宿痾 。 人間の哀れ。 [続きを読む]
  • 自作詩・世界が滅ぶなら明日がいい
  • 世界が滅ぶなら明日がいい。今日は予定があるし明後日だと、ちょっと未練が残っちゃう 世界が滅ぶなら明日がいい。とりあえず今日の食事だけ考えればいいもの。明後日だとまた買い物に行かなきゃならないでしょ。 世界が滅ぶなら明日がいい。とりあえず今日お世話になった人にありがとうが言えるから。明後日だと多分泣いてしまう。 世界が滅ぶなら明日がいい。今日でもなく、明後日でもなく、明日がいい。 [続きを読む]
  • 自作詩・映画の見たい夜
  • 映画の見たい夜がある。 飲んだ友だちと気分良く別れた深夜、 ほどよく酔って、明日は休みに気持ちも緩んで、 ちょっと夜更かしたい悪い自分が顔を出すそんな一人の夜。 そんな時にはとても素晴らしい映画と出会う。 それは何の気なしにふとたまたまつけたテレビでやっている映画。 それは何の変哲もない無名の映画。 でも、それは劇的に私の人生を変える。 そんな映画を静かに見る時間。 そんな素敵な夜。 [続きを読む]
  • 自作詩・あの時のあの場所の
  • 食いしばる歯に滲む血と溢れる血の涙の源泉を、私はこの身の内に受け続けていた。それはどこまでも悍ましく汚れた圧倒的暴力だった。今日も規則正しい泥のついた軍靴の音が聞こえて来る。 私を抉る男たちの汗臭い欲望。それはこの身の終わりまで続いた。 私という連続に今日も穴が空く。全ての痛みの連続と、全ての苦しみの連続がそこにある。それはもう遠い物理的時間の彼方に終わったはずだけれど、今でも私の魂の一番の内側か [続きを読む]
  • 自作詩・私を見て
  • 「さあ、まず目をつぶって」 そしてゆっくりと深呼吸。 本当の私を見てください。 顔じゃなく 胸じゃなく 「もちろん、お尻じゃなくね」 私自身を。 「私はここにいる」 「ちゃんといるのよ」 [続きを読む]
  • 自作詩・部屋
  • 時間は狂っている。 日付も。 温度だけが正常だった。 湿度は当てにならない。 曜日は分からなかった。私のように。 気圧は低いはずだ。外は雨だから。 いつからだろう。 私はいつからここにいるだろうか。 人はいない。 私一人だ。 時間は狂っている。 日付も。 温度だけが正常だった。 湿度は当てにならない。 曜日は分からなかった。私のように。 気圧は低いはずだ。外は雨だから。 [続きを読む]