銀茂 さん プロフィール

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銀茂さん: 祖師谷だより
ハンドル名銀茂 さん
ブログタイトル祖師谷だより
ブログURLhttp://kitshy.blog.fc2.com/
サイト紹介文祖師谷、成城のお店と身辺を彩る音楽。グルメも病院も取り上げます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供68回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2011/10/09 20:48

銀茂 さんのブログ記事

  • You look good to me
  • 若い頃は2月の肌を刺すような寒さの中でも、 ジャージ姿でジョギングをしていたのですが、 50歳も手前となると冬曇りの空を恨めしげに見上げて、 走るのを控えて家でまったりとしてしまうようになりました。 ミドルエイジ・クライシスとはよく言ったもので、 自分の足元さえ危うくなる感覚を、 人工的に暖められた部屋の中でぬくぬくと過ごしながら、 これから先はどうやって走っていけばいいのだろうと逆説的に案 [続きを読む]
  • Open Your Eyes
  •  穏やかな正月三が日を過ごし、 仕事始めに臨んだかと思いきや、 週末は泊りがけでスキーへ。 乾いた雪が次々と空から舞い降りてきます。 新雪の上を滑るとなぜか心が晴れやかになり、 口元から思わず笑みがこぼれ落ちます。 今回、弱点である右足をかばおうとするあまり、 バランスがうまく取れないでいたのを克服しようと、 プライベートレッスンを受けてみました。  コーチは平地で私に一連の動作を指示すると、   [続きを読む]
  • 年の瀬の輪
  • 東京は仙川のみっちゃんのマスターに 広島県三原市のおいしいお好み焼き屋さんを尋ねたら、 てっちゃんを勧めてもらいました。 なぜかお好み焼き屋さんは、ちゃんという名前が多いですね。 親しまれるお店を目指すという想いの表れでしょうか。 スナックは女性の名前がつくことが多いので人に愛されるお店、 居酒屋は何兵衞と職人風のこだわりのお店、 お好み焼き屋さんはさだめし、 同級生のやっているお店と [続きを読む]
  • 瀬戸内そぞろ歩き
  • 尾道にて1000円でレンタルサイクルを手に入れ、 フェリーで向島へ。 向島から因島、因島から生口島へ島を渡ります。 風は強いですが、寒さはさほどでもありません。 生口島の小さな港町、しおまち商店街の風情を楽しみ、そぞろ歩きをします。 瀬戸田では風に煽られ、ふだんは穏やかな海に白波が立っていました。 雲が記憶の端くれを視界の外へと連れ去っていきます。 人影まばらな砂浜で失われた時を彼方に [続きを読む]
  • 北欧の民のように
  •  夜明け前、始発電車で東京へ。 駅の階段では昨夜の終電に乗り過ごしたのでしょう、 体育座りで両膝に顔を埋めた人たちが点在しています。 先週より寒さが少し和らいでいるので、少し過ごしやすかったのかもしれません。 上越新幹線に乗るとまだ人影もまばら。 朝ごはんに買ったパンを食べながらジャズを聴きます。 高崎を過ぎると、車窓越しに白い山影がひときわ輝いて見えて来ました。 榛名山です。 朝焼けが山を染め、 [続きを読む]
  • 史上最強のチーム
  •  11時、客足は上々。 50歳前後の男女が多く、 どうやら今日はオールドラグビーファンが集う日のようです。  朝から気温が下がって肌寒く、 冬至が近いこと実感する気候。 スタンドの席につくと冷たい風が吹き抜けていき、 観客が皆、体を縮こめるのが感じられます。 電光掲示板の上の旗は北から南へなびいているのですが、 時折、くるりと東から西へその向きを変えます。 これからピッチで繰り広げられる勝負の行く [続きを読む]
  • 初滑り
  •  朝5時半。 師走の夜気がアスファルトの上を漂う中、 音を立てないようにドアを開けて家を出発、駅へと向かいます。 電車を乗り継ぎ、日本の鉄道の中心、東京駅に着く頃には、 すっかり夜は明けていました。 7時発の上越新幹線MAXときに乗り込むと、 車内はまだ人影まばらでした。 読書をしながらコーヒーを飲み、音楽に耳を傾けていると、 東京から1時間余り経った頃に列車は長いトンネルに入ります。 長さ11キロ [続きを読む]
  • 雪の練習生
  •  今年の冬は暖かく、まだ手袋をする機会がありません。 スキー場のオープンも延期されていて、 今月中に滑ることができるかどうかも怪しくなってきました。 温暖化で北極の氷も解け出しているとのことですが、 白クマたちはどのような冬を送っているのでしょうか。 さて、今年になって出会った書籍のうち、 もっとも印象的だったのが「雪の練習生」。 北極の白クマたちが主人公の物語です。 北国の幻想的な心象風景がユニ [続きを読む]
  • TAIL CHASE
  •  ジャズは黒人とともにアメリカに渡ったアフリカ部族の音楽が、 厳しい奴隷労働の合間のワークソングとなり、 やがて祭りや葬式で奏でられる音楽となったことに由来があるそうです。 飛び跳ねるようなピアノはまるでアフリカの打楽器のようで、 うなるサックスは黒人たちの歌声のよう。 ジャズは民族音楽と言って良いのかもしれません。 黒人にしか本当のジャズは演奏できない。 ウィントン・マルサリスの主張にはそれなり [続きを読む]
  • 丹沢・塔の岳にて
  •  11月も暮れ近くなり、スキー場からようやく雪だよりが届き始めました。 聞くところによると、関東甲信越はこの冬、例年以上の積雪が望めそうとのこと。 都内で大雪が降ったらアイゼンを買って、 高尾山にでも行こうかと今のうちから算段をしています。 さて昨日は晩秋の丹沢に出かけて来ました。 祝日だったこともあり、始発バスは登山客で長蛇の列。 このところ平日に登山に出かけていたので、この人出には眩暈がしまし [続きを読む]
  • 朝を告げるダッチパンケーキ
  •   今年の秋は平年よりも暖かく、 北国の初雪も遅れていて、 多くのスキー場の斜面の雪化粧もまだのようで、 12月の声を聞いたら滑れるようになるのだろうかと気を揉んでいます。 今日は、お好み焼き屋のみっちゃんで寄席をやるというので、 妻と一緒に出かけてきました。 入船亭遊京という京大出身の二つ目の噺家で、 やわらかい声に人懐こい目が印象的で、 なかなか味のある話ぶりです。 まずい茶を飲んで吐きそうに [続きを読む]
  • 森を歩く
  •  平日の朝。 夜明け前に家を出て、 静けさに佇む住宅街を歩き、 人影まばらな千歳烏山駅へ。 始発電車に乗ると思いの外乗客がいて、 老若男女、思い思いの時を過ごしています。 立川駅で壁際椿事さんと待ち合わせ。 今日は奥多摩の川苔山を目指します。 昔、川苔が採れたことからこの山の名がついたそうですが、 川乗山とも書きます。 奥多摩駅からバスで20分ほど行き、 川乗橋という停留所で降り、 渓流に沿ってしば [続きを読む]
  • ソース談義
  •  学生時代、大学の近くにティンカーベルという名のお店がありました。 今でいうカフェのようなお店で、 内装は古びていましたが、ちょっとおしゃれで、 一風変わった食事を出す人気のお店でした。 初めて訪れた時、同行していた友人に習って肉の天ぷらを注文すると、 しばらくして牛肉を揚げた天ぷらが運ばれてきました。 関西弁を口にして憚らない彼がおもむろに手にしたのはなんとソース。 おい、天ぷらにソースをかける [続きを読む]
  • Waltz For Debby
  •  人生で大切なものは、三つある。 趣味と仕事、そして家族。 1ヶ月に1回ほど出かけている交流会で、 五十代の男性が語った言葉。 では、その三つに順番をつけるとしたら、どうなりますか、 と、私。 男性はすでに答えを用意していたかのように、 すぐさま立ち上ってホワイトボードに三つの円を描くと、 その円を線でつないで丸く結びました。 この三つはどれかが欠けてはいけない、 どれかが小さくなったら、どれかが [続きを読む]
  • どんぐりと月
  •  記憶の向こうでこだまする 遠き日の思い出。 落ち葉をかき分けながら、 ひとつふたつと集めては 手のひらで包み込んだ、どんぐり。 地面が近くに映る子どものころ、 枯葉の一枚一枚は、 それぞれに色付いたり欠けたりしていて、 美術品のように魅惑的でした。 子どもにとって、 どんぐりは身近な友だち。 大きいのや小さいのを集めては、 背比べをしていました。  二週間ほど前のこと。 祖師谷公園をジョギングし [続きを読む]
  • りんご
  •  りんご  朝ぼらけ  静かなりんご  まあるくむいて  地球を一周   風雨をたえぬいた球体  いとおしく食み  今日がはじまる                     ※絵はインターネットより [続きを読む]
  • 頭の体操
  •  始発列車に乗って東京を西へ。 電車に路線バスを乗り継いで3時間、 8時ごろ、奥多摩湖に到着しました。 深山橋から登山道に入ると、 いきなり急登の連続。 10月にしてはやや肌寒い気候でしたが、 額から汗が吹き出てきます。 今日は友人の壁際珍事さんとの山行。 山のベテランである彼が先頭に立ちます。 腰に手をつき、肩で息をつぎながら足を運ぶたび、 額から汗が滴り落ちます。  頭の体操やりませんかあ。 椿 [続きを読む]
  • 仙川のみっちゃんをよろしく
  •   うちはええ野菜を使うとるよ。  キャベツは糖度計で測って毎日調べとるもん。   おいしいって言ってもらえるけど、  それだけこだわっとるけんね。   マスターはそう言いながら、 今日の野菜の仕入れ先が書いてあるホワイトボードを振り返りました。 ピーマン、キャベツの横に契約農家の名前が書かれています。  雨の日。 客は友人と私の二人だけ。 鉄板の余熱で頰が火照ります。   福山のキャベツ畑ってい [続きを読む]
  • 新橋雑感
  •   大して歩いたことがないのに、 一歩踏み入れると、 昔馴染みの界隈に舞い戻ってきたかのような錯覚を覚える町があります。 上野、田端、新橋あたり。 店の軒先を冷やかしながら歩くだけで、 胸に込み上げる郷愁に浸ります。 ひと月に一回の頻度で虎ノ門を訪れることがあり、 用を終えると歩いて10分ほどの新橋まで足を伸ばして、 昼食をとりに出かけています。 新橋駅西側はテレビの番組でよく映るSL広場が広がってい [続きを読む]
  • (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
  •  アメリカの音楽誌「ローリングストーン」で、 歴史上、最も偉大なシンガーとされているのは、 ビートルズでもなく、 ボブ・ディランでもなく、 マイケル・ジャクソンでもなく、 先日、享年76歳で鬼籍入りしたばかりのレディ・ソウル、アレサフランクリンです。 彼女の歌声に初めて接したのは、中学生の頃。 当時40代だったアレサの声は、 シルクのように滑らかでいて、 ふかふかのソファのような心地よさで、 10 [続きを読む]
  • Rosanna
  •  娘や甥っ子たちが中学生になり、 自分の10代を思い起こすことがしばしばあります。 ふだんの様子はまだまだ子供である一方で、 理屈が先に立ち、やや頭でっかちでいながら、 複雑なものから美を掬い上げられるようになる年頃。 10代前半で培われた感性は、 生涯、その人の土壌となるように思います。 私の10代の洗礼は、 まずは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。   世の人は我を何とも言わばいえ     我がなす [続きを読む]
  • 男心を鷲づかみ
  •  スポーツにおいてスター選手は世の中に数多いれども、 スーパースターをこの目で見ることはなかなか叶いません。  私が「これがスーパースターというものか」と感じ入ったのは、 1995年にオリックスに在籍中だったイチロー選手を見た時。 ネクストバッターズサークルに毅然とした姿で立ち、 大きな弧を描くバットの軌道の美しさに固唾を飲みました。 その大きな存在感に球場すら小さく感じられたものです。 スーパースタ [続きを読む]
  • 汗をかく庶民の心意気
  •  子どもの頃、 お好み焼きと言えば、 家のホットプレートで父が焼き、 家族で囲んで食べるものでした。 大学生になって、 サークル仲間の溜まり場になっていたのがお好み焼き屋。 各テーブルに鉄板が設えられていて、 自分たちでお好み焼きを焼くのですが、 焼き方でふわりと美味しく焼けたり、 薄ペッタリとなってしまったり、 お互いの焼き方の優劣を競っていました。 広島焼を食べたのは、 福山出身の妻と結婚して [続きを読む]
  • ペガサス
  •  8月17日。 バスタ新宿を7時25分に出発してから約5時間、 白馬八方に到着します。 バスターミナル近くで昼食を。 気軽に立ち寄ったカフェで食べた ライオンバーガーがこれまで食べたハンバーガーの印象を すっかり塗りかえるほど美味。 丁寧に作られたハンバーガーは、 とにかくパンが濃厚な小麦の風味で一杯で、 合挽きハンバーグも肉の旨味に溢れていました。 おかげで、白馬ひとり旅は幸先の良いスタートを切 [続きを読む]
  • 安芸 中野にて
  •  7月6日に中国地方を襲った 数十年に一度の大雨から約一ヶ月。 妻の実家への帰省の足を伸ばして、 安芸区の災害ボランティアに参加してきました。  広島から山陽本線で10分ほどで「海田市」に到着、列車を降ります。 呉線はこのたびの災害で不通になっていますので、 列車で訪れることができるのはこの辺りまでとなります。 9時に駅からほど近いボランティアセンターに着くと、 すでにボランティアに訪れた人たちの [続きを読む]