むらさきせいじ さん プロフィール

  •  
むらさきせいじさん: 風が光にかわるまで
ハンドル名むらさきせいじ さん
ブログタイトル風が光にかわるまで
ブログURLhttp://hobok.blog.fc2.com/
サイト紹介文2011年春、妻を癌で亡くした50歳です。喪失感との日々のせめぎあいをブログを通じて記録しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供13回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2011/10/10 18:33

むらさきせいじ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 日々は続く
  • 朝起きる。蝋燭に火を灯して、線香を焚く。「おはよ」と声を掛ける。昨夜供えたもの(チョコレートやら、バームクーヘンやら、クッキーやら、その他いろいろ)を、朝食代わりにもそもそ食べて、出かける支度をして、「行ってくるわ」と、また声を掛けて仕事に出かける。仕事では、自分の役割を確実に果たすこと、反吐が出そうな人間関係を、強いメンタリティでもってやり過ごすことにエネルギーを注いで、なんとかその一日の責務を [続きを読む]
  • 忘れたころに、またその話
  • 今日は少し遅れた月命日の墓参りに行ってきました。いつの頃からか・・・仕事の都合で、僕が19日に合わせて休日を取ることが難しくなり、あかねの両親と一緒に墓参りをすることがなくなりました。でも、必ず墓参りの後にはあかねの実家に寄って、ひとしきりの近況報告をすることが、このところの常でした。今日もそんな日になるはずでした。墓参りを終えて、あかねの実家に寄ったところ、今日はいろいろと立て込んでいるとのこと。 [続きを読む]
  • 君がいなければ
  • ずいぶんと更新をさぼっていたすきに、季節が変わったみたいです。空は高くなって、少しずつだけど、「あかねに近づいている」ことを実感できる、季節の変わり目です。今日、たまたま、僕の好きな曲を耳にしたので、書きます。「君がいなければ」あなたというひとがいなければ、あなたというひとに出逢えなければ、あなたというひとと時間をともにしなければ、僕の人生は、空虚なものだった。そんなことを実感しました。僕は、あか [続きを読む]
  • 黄色と白と紫
  • あかねの仏壇にかざす花は何となく黄色と白と紫の花になっています。黄色は、あかねの太陽のような性格をほほえましく想って、白は、あかねの裏表のない、清らかな性格を愛おしく想って、紫は、仏教の世界では、最も高貴な色らしいですが、なんだろう?白と黄色との相性がいいのか?いえ、あかねは、「貴い」気質を湛えていたと思います。本人にその気はなくても、僕には、そう思えます。テレビで、クジラが吠えている映像を見て、 [続きを読む]
  • あなたを想う時間
  • あとどれくらい、自分の人生が残っているのかは、わかりません。その残された人生で、どのくらい、あかねのことを想う時間があるんだろう?いつも、常に、彼女のことを考えていたいのだけれど、この世に生きている限り、仕事のことも考えなければならないし、冷蔵庫の材料と相談しながら、今夜の食事のレシピに頭をひねらないといけないし、この週末に、どちらの親に逢いにいこうかも悩むし、考えなければいけないことで一杯だよ。 [続きを読む]
  • すべてはささいなこと
  • 仕事でミスっても、長年使ってきた皿を割ってしまっても、録画していたベルギー対日本の試合を誤って消去してしまっても、出かけるときに、エアコンのスウィッチを切り忘れて、一日中誰もいない部屋を冷やし続けていたとしても、口唇ヘルペスができてしまっても、自分の信念にしたがって、誰かに疎まれたとしても、すべてはささいなこと。あの頃のことに、あの日のことに比べれば、すべてささいなことです。そう思いながら、くじけ [続きを読む]
  • 河を渡ろう!
  • ご無沙汰しております。今夜、久方ぶりにあかねのことを想って泣けたので、覚書として言葉を残したくなりました。“君のためなら、七色の橋をつくり、河を渡ろう”YouTubeを視ていたら、流れてきたフレーズ。20歳そこそこの頃から何百回と耳にしてきたフレーズです。メインストリームになり切れない彼の楽曲としてはメジャーな方で、この曲をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。でも、天邪鬼な僕はメこの曲がメジャーな故に [続きを読む]
  • こんな奇跡が
  • 勝っちゃったよ日本。どんなに夢を見ても引き分けだったよ。でも、起きるんだな。奇跡。奇跡といったら失礼かもしれない。彼らは奇跡でなくて、必然を引き寄せるために努力を積み重ねていたんだと思います。あかねと僕も引き寄せたかったな。奇跡。努力を尽くしたからといって、いつも報われるわけではない。でも、報われた日本代表。この先も、頑張ってほしいです。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 健診
  • 今日は年に一度の健康診断に行ってきました。次から次へと、淡々と検査をこなして、今年は50歳の節目の歳なので、昨年よりも検査項目も多く、昨年まではなかった肺機能を調べるらしい検査もありました。(あまり、自分の健康に執着がないので、ぼんやりとした報告で済みません)チューブをくわえて、息を吸ったり吐いたり・・・検査員のお姉さんに言われるがままにやっていたら、「うわぁ、すごいすごい!」とお姉さん。その反応か [続きを読む]
  • お経ではないけれど
  • 「おはよ」・・・・・朝起きて、線香をあげるときに「行ってくるよ」・・仕事にでかけるときに「ただいま」・・・・帰ってきたときに「おつかれ」・・・・夕食の下ごしらえを終え、風呂からあがって、線香をあげなら、ビールのプルトップを引き上げるときにもう何年も、毎日毎日、あかねにかけている言葉。お経をあげるような、高尚なことはできないけれど、これはこれで・・・「日々の勤め」のような気がして、欠かすことなく続け [続きを読む]
  • 50歳で迎えた命日に
  • ご無沙汰しております。1月に更新して以来、3箇月以上の時間が過ぎてしまいました。ひと季節前のことになりますが、この前の冬はとても寒かった。素直に「早く暖かくなればいいのに・・・」と思っていましたが、いざ、春が訪れると否応なしにあの頃のことがよみがえってきて、言葉に置き換え難い感情が湧いてきます。そして今日、祥月命日の4月19日を迎えました。お義母さんの透析日と重なったため、あかねの両親は昨日墓参りを終 [続きを読む]
  • 6年後に届いた返信メール
  • 年が改まりました。だからといって、いつものとおり特にイベント感を感じることもなく、淡々と日々を過ごしていくはずでしたが、とても思いがけない一通のメールが届いていました。普段、主要なメールツールはGmailになっていて、プロバイダーメールはほとんど休眠状態でした。したがって、メールチェックも10日に一度くらいで、実質、メール受信をしたところで広告メールを削除していくだけのやっつけ仕事に終わることが常でした [続きを読む]
  • 結婚記念日に
  • 先日の24日はあかねと僕の結婚記念日。当日は仕事の休みがとれなかったので、今日になってささやかに結婚記念日を祝いました。特別な日に、あかねのために何かできないだろうか・・・?と考えたところ、仏壇に鎮座している、あかねがいつもはめていた指輪が黒ずんでいたので、重曹を使って黒ずみを落とすことにしました。ネットで調べた方法を試してみましたが、なるほど黒ずみはキレイに落とすことができました。・・・でも、光沢 [続きを読む]
  • 愛するひとがいるということ
  • 命に代えても守りたいひとがいるということそんなひとと巡り会えたことそんなひとと時間を分かち合えたことそれだけで僕の人生は意味があったと思えます昨日も今日もそしてきっと明日も微笑みを絶やさないあのひとに「ありがとう」と伝えたくて届いているのかわからないけど伝えたくて伝えたくて返事をしてくれよ・・・言葉は返ってこないけれど届いていると信じて今日も明日も発し続けるそしてまた逢えた時僕が届けようとした言葉 [続きを読む]
  • ずっと欠けているもの
  • 人生、いい時もあれば、わるい時もある。でもそれは、ベーシックな生活基盤があっての話。ずっと、いつも、常に、足りないものがある人生に、いい時もわるい時もない。いつだって満たされない。100%なんて、ない。満たされる瞬間なんて。いつも、いつだって欠けている。あなたの存在が欠けている。これからもずっと、満ちることのない、あなたが欠落した日々を、一日一日潰していくことが、僕の作業。長い長い作業に、ならないよ [続きを読む]
  • 募ってゆく
  • それは、時間の経過とともに、薄らいでいったり、安らいでいったり、するもんじゃなかった。逢いたい。触れたい。6年が過ぎたけど、募っていくばかりです。根雪の上に、新雪が積もって、深く、深く、想いが積み重なって、募っていくばかりでした。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 笑み
  • あかねの遺影は柔らかな微笑みを湛えています。これほど、魅力的な笑顔を僕はあまり知らない。僕が以前、毎日見ていた、この笑顔に、今度いつ直に逢えるのだろう。毎日、遺影を見つめて、脳裏に焼き付けて、必ず、この笑顔に、もう一度逢うこと。そんなことが、「確かに」待ち受けているのなら、僕はまだ頑張れるのけれど・・・にほんブログ村 [続きを読む]
  • 人生はゆっくりとしか進まない
  • ここ数年、遠くのものが見えづらく、今月、会社の健康診断で両眼の視力が0.4と診断されて、これでは次回の免許更新にも差支えがあるので、人生で初めて眼鏡を作ることにしました。あかねも、亡くなる数年前から眼鏡を必要としていました。あかねの掛けていた眼鏡は、黒縁のシンプルな眼鏡。僕も、あかねの眼鏡に似せた、(そしてバディ・ホリーや佐野元春といった昔から好きなひとたちが掛けていた)黒縁の眼鏡を、今日作りました。 [続きを読む]
  • 七回忌のこと
  • もうすでに10日余り時間が経過しましたが、節目として、七回忌のことを書き残しておこうと思います。4月19日あかねの七回忌を執り行いました。あかねの両親と、歩くことにさえ足元がおぼつかない、あかねの母親をサポートするために付き添ってくれたあかねの従妹夫妻と、そして、僕。こじんまりと節目の法要を執り行いました。お寺での法要後、皆で食事をしました。身内だけの食事の席で、あかねのことはあまり話の話題に上がりま [続きを読む]
  • たくさんの人の心にあかねが生きていますように
  • 先日の日曜日のこと。19日に迎えるあかねの七回忌に備えて、お墓の掃除をしておこうと、あかねの眠る墓地に赴き、この時期にしては少し暑いくらいの陽気のなか、黙々と、草むしりをしていたら、なんとなーく見覚えのある女性が、むらさき家の墓石のそばに近づいてきていることに気づきました。「あれーっ!!Oさん!!」彼女は、あかねの高校の同級生のOさんでした。あかねの祥月命日を間近にして、旦那さんを連れ立ってお墓参りき [続きを読む]
  • 忘れることはない
  • 6年前の今日は東北の地が 数えきれないほどの悲劇にみまわれた日この日を忘れることはありませんそれは偶然に過ぎないのかもしれませんが6年前の今日は僕もこの世界でいちばん大切なひとの僕の人生に欠けてはならないひとの余命を告げられた日だからですこの日から約1箇月後僕も愛おしいとても愛おしいひとを喪いました被災された方々愛しいひとを亡くされた方々がこの6年間をどのように生きてこられたかを僕は想像しきれないけれ [続きを読む]
  • あかねから教わったこと
  • 2月26日。今日はあかねの誕生日。生きていれば51歳。会いたかったなー。51歳のあかね。あかねが生きていたころ、仕事帰りの遅い僕は、その時間空いている店は、コンビニくらいしかなくて、ホントにささやかなスウイーツ的なものしか買って帰れなくて、でも、あかねは喜んでくれて。僕のほうが、満たされた。いつの日か、またふたりで、そんな日を迎えたい。誰かを喜ばせることで、自分が満たされる。あかねから教わった、人生で大 [続きを読む]
  • ご無沙汰しております
  • 厳しい寒さが長らく続きましたが、ここ数日は、刺すような冷気も少し緩んだような気がします。昨年11月、結婚記念日にアップしてから、冬眠でもするように、なにも書けない日々をズルズルと送ってきました。今日は19日。月命日の墓参りにおもむくと、太陽の光線は白く眩しくて、風が止めばぬくもりさえ感じて、それで゛そろそろ、起きるか・・・゛という気持ちにもなったので、この記事を書いています。あかねがいなくても、太陽は [続きを読む]
  • 「20年」に寄せて
  • 20年前の今日、無条件に自分たちふたりが主役になった日。なんだか照れくさいけど、集まってくれた人たちの笑顔がやっぱりうれしくて、その一方では、前日まで何度も繰り返しひとりで口ずさんで暗記した新郎挨拶のセリフを、時より頭の片隅に思い出しては、少しの緊張感を覚えて・・・そんなあの日から、20年が経ちました。あの日、20年後の自分たちふたりをどんなふうに想像していただろう?きっとそんな遠い未来のことなんて、何 [続きを読む]
  • あの日から6年、あの日から20年。
  • 11月。20年前、あかねと僕は結婚して、お互いの人生を、一本の道に束ねて歩くようになった。その道は、時には石ころが転がってたり、時には川が横たわっていたり、いつも歩きやすい道じゃなかったけれど、一本の道を二つに分かつことは決してなかった。でも、6年前、あかねが明け方に倒れて、それから半年を経ずして、お別れすることになって、道は二つに分かれてしまった。ふたりの意志ではないのに、違う道を歩かされることにな [続きを読む]
  • 過去の記事 …