林誠司 さん プロフィール

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林誠司さん: 林誠司俳句オデッセイ
ハンドル名林誠司 さん
ブログタイトル林誠司俳句オデッセイ
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/seijihaiku
サイト紹介文自作や古今東西の俳句を紹介。旅行記や奈良散策、東海道徒歩踏破にも挑戦中!
自由文第25回俳人協会新人賞受賞。
句集に『ブリッジ』『退屈王』。
月刊俳句総合誌「俳句界」編集長をやっています。

「毎日一句」では自作とエッセイを掲載。
そのほか、古今東西の名句を紹介、少し熱めの俳句論を執筆しています。

また、旅こそが詩歌の根本と信じ、奈良を歩いたり、東海道を徒歩で踏破することにチャレンジ(現在、愛知の赤坂宿)しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供363回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2011/10/23 01:28

林誠司 さんのブログ記事

  • 名月、無月、雨月〜松尾芭蕉「鹿島紀行」より
  • 月はやし梢は雨を持ちながら       松尾芭蕉(つきはやし こずえはあめを もちながら)今夜の名月は、どうやら「無月」で終わりそうだ。芭蕉の紀行文の一つに「鹿島紀行」というのがある。茨城県鹿島への「お月見」の旅である。ようやく鹿島にたどり着いたが、その日は「無月」どころか「雨月」であった。ひるよりあめしきりにふりて、月見るべくもあらず。「鹿島紀行」「昼から雨がずっと降っていて、月見ることはまった [続きを読む]
  • 秋彼岸の月
  • 高きまで月をいざなふ秋彼岸      誠司いよいよ明日は「名月」。今日は「秋彼岸」である。とはいっても、今日は自宅で、10時まで寝て、20時まで仕事。さっき、外食から帰って来た。海辺の月は、黒雲が駆け、湧き立つような月光が雲間から溢れていた。なんだか、満月のようだったが、明日が名月、明後日が満月らしい。俳句アトラスHP  UP! 今週の一句  名月〜松尾芭蕉(月曜日更新)http://haikuatlas.com/  [続きを読む]
  • 草の花阿佐ヶ谷句会
  • 青北風や烏賊釣船のみな帰還      名和未知男(あおきたや いかつりぶねの みなきかん)今日は東京・阿佐ヶ谷で行われた「草の花」の句会に参加した。名和未知男主宰、鈴木五鈴副主宰他10名ほどでの句会。今年5月にも武蔵小杉の句会に呼んでいただいた。「草の花」武蔵小杉句会https://blogs.yahoo.co.jp/seijihaiku/37861347.html句会では、上記の先生の句を特選にいただいた。私の句は鈴木五鈴副主宰の特選をいただい [続きを読む]
  • 名月と芭蕉
  • 名月や池をめぐりて夜もすがら     松尾芭蕉(めいげつや いけをめぐりて よもすがら)西行が、花(桜)に狂った詩人だとすれば、芭蕉は、月(名月)に執した詩人と言っていい。いちいちあげないが、芭蕉に名月を詠った句は多い。芭蕉の五大紀行文のうち、鹿島紀行更科紀行は名月を見るための旅だった。芭蕉にとって「名月」はもっとも大事な風景であり、どこで「名月」を見るか、ということは芭蕉にとって大問題だったので [続きを読む]
  • 千葉県松戸市八柱「ヨークカルチャー」打ち合わせ、柳橋から日本橋へ
  • 天高し積まれて曲がる魚箱      誠司秋燕や雨の川過ぎ柳橋はらわたもやはらかきかな焼秋刀魚秋すだれ右に両国隅田川今日は午前中、小澤冗さんの句集『ひとり遊び』の折丁校正。昼から千葉県松戸市八柱へ向かった。来年1月から、ここ、八柱のイトーヨーカドー内の「ヨークカルチャーセンター」で「俳句講座」の講師をすることとなった。今日はその打ち合わせである。これまでの7つの俳句講座は、荻窪、高円寺、池袋、谷中、 [続きを読む]
  • 昭和の男ですな・・・。
  • 平成も終わろうというのに、つくづく自分は「昭和の男」だな〜、と思うことがあった。1)ネット注文数ヶ月前、思い切って、事務所のプリンターをインクジェットプリンターからレーザープリンターに買い替えた。早くも、レーザープリンターの「トナー」がそろそろ無くなる…というメッセージが出たので、ネットで買ったのだが、間違えて西荻窪の「事務所」ではなく、横須賀の「自宅」宛に注文してしまった。数日待っても届かないの [続きを読む]
  • 曼珠沙華
  • 死ぬときは火柱たてて曼珠沙華     石飛如翠(いしとび・じょすい)(しぬときは ひばしらたてて まんじゅしゃげ)ここ数日、やっと涼しくなってきたので、もう、いいだろう…。と、一階に敷きっぱなしだった布団をロフトに上げて寝始めたのだが、今日はあまりに暑くて目が覚めた。今も30.2度ある。困ったものだ。まあ、それはどうでもいい。いよいよ(?)曼珠沙華が咲き始めた。この花は不思議な花で、猛暑であろうと [続きを読む]
  • 河合曽良〜秋風
  • (石川県加賀市 全昌寺)夜もすがら秋風聞くや裏の山      河合曽良(かわい・そら)(よもすがら あきかぜきくや うらのやま)この句は「旧暦8月7日」、今の「9月20日」に詠まれた。今の時期なんだな〜、と思ったら、妙に風情を感じた。曽良は、その前の目的地、加賀・山中温泉で、芭蕉と別れ、別々に旅をしている。「おくのほそ道」では、曽良は腹を病みて、伊勢の国長島といふ所にゆかりあれば、先立ちて行く…と [続きを読む]
  • 「おくのほそ道」〜全昌寺
  • 【原 文】大聖寺(だいしょうじ)の城外、全昌寺(ぜんしょうじ)といふ寺に泊まる。なほ加賀の地なり。曽良も前の夜この寺に泊まりて、よもすがら秋風聞くや裏の山と残す。一夜(いちや)の隔て、千里に同じ。われも秋風を聞きて衆寮(しゅりょう)に臥せば、あけぼのの空近う、読経声澄むままに、鐘板(しょうばん)鳴りて食堂(じきどう)に入(い)る。今日は越前の国へと心早卒(そうそつ)にして堂下に下るを、若き僧ども紙 [続きを読む]
  • 涼野海音くん、青丹会、「パティオ」創刊祝賀会
  • 八台のパソコンに桃届きけり      誠司今日は朝9時にJR荻窪駅で、涼野海音君と待ち合わせ。角川庭園に行き、青丹会に参加してもらった。みな、実力若手俳人の参加に大喜びだった。句会の後、私はすぐにJR荻窪駅に戻り、東西線に乗って竹橋駅へ。環順子主宰の結社「パティオ」の創刊祝賀会へ参加。環順子さん「パティオ」のみなさん大高霧海先生大竹多可志先生伊藤伊那男先生日下野仁美先生天野小石先生小山徳夫先生とひ [続きを読む]
  • 俳句講座講師依頼が来た!
  • (東京都荒川区 日暮里駅)廃村の墓生きてをり萩の風    誠司今日は月1回の東京谷中句会。なんとなくというか、不思議と、じわじわと人が増え、ここも満席となった。ありがたいことである。今日の講義は「正岡子規」。「芭蕉」「蕪村」の次に熱くしゃべってしまう人物である。子規が住んでいたのは、ここ日暮里の坂を下った「根岸」というところ。場所柄もいい。子規の句に、五月雨や上野の山も見あきたりがあるが、この、子 [続きを読む]
  • 私は三連休ではありません。
  • おかげさまで、毎日、忙しく過ごしている。俳句は忙しいほうが出来ると、よく俳人が言うが、私の場合はそうではない。気が小さいからか。いつも仕事のことが頭を離れず、俳句モードにならない。明日から世間は三連休だが、私はそうではない。二日連続で句会。日曜は、環順子さんが創刊した「パティオ」のお祝いの会もある。明後日、日曜日は、涼野海音君が、わが句会へ遊びに来る。彼は本当に熱心で、いい句を作る。馬鹿にされない [続きを読む]
  • 落合水尾先生より聞いた高浜虚子の添削
  • ちやんちやんこ着て空舟をあやつりぬ昨日、お会いした落合水尾先生より聞いた話である。高浜虚子の「添削」の凄さに感嘆したので、紹介したい。聞いた話なので、表記の曖昧さはご勘弁いただきたい。落合先生が、俳句を始めたばかりの頃、ちやんちやんこ客なき舟をあやつりぬという句を作った。利根川の渡し場であろうか。凩の中、ちゃんちゃんこを着た船頭が、客の乗っていない舟をあやつっている風景である。当時、先生は「ホトト [続きを読む]
  • 埼玉県加須市、わたらせ遊水池へ
  • (栃木県・茨城県 わたらせ遊水池)りんどうに寄る利根川の紺に寄る    落合水尾風の蝶切に癒えよと利根を越す     落合美佐子反骨の空へひらくや蘆の風         誠司今日は埼玉県の加須市へ。落合美佐子先生の句集『野菊晴』の打ち合わせに行った。「加須市」は「鯉のぼり」の産地として有名だが、「うどん」の町としても知られている。今日は、うどん屋さんへ行き、「うどん」をいただきながら、打ち合わせを [続きを読む]
  • 池袋第一谷端川句会でした。
  • キリストに持たせよ籠の黒葡萄      誠司今日は東京池袋で第一谷端川句会。「4T」の1人、橋本多佳子の講義を行い、句会を行いました。終わったら、西荻窪の事務所へ戻り、整理・清掃して、またまた横須賀の自宅へ。明日は、埼玉県加須市・落合美佐子先生と句集の打合せ。しばらく、こんな日が続きます。俳句アトラスHP(今週の一句〜「蜩」成田一子をUP!)http://haikuatlas.com/  [続きを読む]
  • 神奈川県横浜市中華街、山下公園へ
  • (神奈川県横浜市 山下公園)噴水のましろにのぼる夜霧かな    中村汀女今日は神奈川県横浜市の中華街へ。俳句の先生にお会いして、句集のお仕事を一ついただいた。おいしい食事もごちそうになり、おいしいお酒をいただいた。今も、(お仕事をいただいたこともあり…)上機嫌でほろ酔いである。先生とお別れしたあと、酔い覚ましに、一人、山下公園を歩いた。雨が降っていたせいもあるが、まったく人と遭わなかった。山下公園 [続きを読む]
  • 横須賀に帰ってきました。
  • いわし雲ひとひらほどは落ちて来い   ふけとしこ弱水流で洗ふ秋風と悔恨          渡邉美保秋風や湯気ごと包む蒸饅頭        天谷翔子いなびかり川の上に川現はるる      田中英花野生馬のひたひに星の流れけり     内田 茂颱風や麻婆茄子に豆板醤         岡村潤一流れるものに白秋の堰長し         飯沼瑶子新涼の朝の茶粥を音立てて           千坂希妙      [続きを読む]
  • ふけとしこ先生、渡邉美保さん〜大阪道頓堀にいました。
  • 今日はふけとしこ先生の句会に参加。先生のお宅は大阪難波の道頓堀のすぐそばにある。一度、道頓堀クルーズというのに乗ったことがあるが、降りて歩いたのは初めて。なんか、ものすごい繁華街で、ビックリした。大阪イコール梅田というイメージだった。やはり大阪は深いですな。句会では「五句」出しの句会。なんとそのあとは事前提出してある「50句」の合評会。全員が50句を出して、みなで様々な意見を言い合う。ふけ先生も、参加 [続きを読む]
  • これから関西です。
  • これから関西。新横浜駅から新幹線で。久々の帰宅ラッシュに遭遇し、新幹線も指定席が取れず、自由席もいっぱい。今、通路に立っている…。通路も決して空いている(?)わけではない。ドアの側しかスペースがなく、私がちょっと動くたび、自動ドアが開いたり閉まったりして、ちょっと恥ずかしい…。でもここしか凭れるところが空いていないのだ。ホントはEX予約して、もう少し早い時間に出発し、席も窓際を確保していたが、いろい [続きを読む]
  • じっくりと読む松尾芭蕉「おくのほそ道」〜荻窪地域区民センター
  • 草の戸も住み変はる代ぞ雛の家      松尾芭蕉いよいよ、今日から、じっくりと読む 松尾芭蕉 『おくのほそ道』が荻窪地域区民センターで始まった。毎週木曜、全4回である。さすがに初回は緊張した。第一部は、松尾芭蕉の生涯と功績第二部は、「おくのほそ道」〜「深川」「千住」である。会場には70名ほどの人数、盛況である。実に不思議だ…。他の会場で同じような芭蕉講座を開催した時は10数人しか集まらなかった。( [続きを読む]
  • 篠原賢二さんの絵を見に三鷹市へ、禅林寺へ
  • 畳まれて空の風吐く鯉のぼり     賢二朝市や豆蛸もどす競りの棒脱藩の道にはみ出す黄石楠花昨日は夜中まで仕事をし、寝たのは明け方で、11時に起きた。そのあとは篠原賢二さんの絵画が展示されている絵画展を見に、電車に乗って三鷹へ。賢二さんは「海光」誌友で、荻窪の「青丹会」初代会長を長年務めて下さった方である。三鷹駅からバスに乗り、ほんの少しで降りて、三鷹市芸術文化センターへ。降りたとたん、あっと思った。 [続きを読む]
  • 武藤大介さんと国立(立川?)で飲む
  • 猫の子のひとつとなりて眠りゐる      武藤大介白河に沿ひて町屋や青簾里山もアルプスも入れ田水張る昨日は酔ってしまった。ブログ友達で、「海光」誌友でもある武藤大介さんと、立川でお会いして飲んだのである。大介さんは「狩」同人、「天塚」同人でもある。日本各地の名所や食べ物の話で盛り上がった。大介さんも私も(かっこよく言えば…)「旅人」である。私は歩き旅、大介さんは山登り…。大介さんは私の「歩き旅」を [続きを読む]
  • 西荻窪に戻って来ました。
  • 天高し人生いまだ半乾き         誠司昨日の横須賀長沢の海は実に気持よかった。台風の影響か、風が強かった。土曜、日曜になると、ここの海岸は、カイトサーフィンをやる人で賑わう。まあ、賑わうといって5〜6人くらいであるが、ものが大きいだけに実に壮観である。強い風が吹くと、なんだか、そのまま飛んで行ってしまいそうだが、そのへんはうまく抑えて、浪の上をジャンプしたり、時には回転ジャンプをしたりしてい [続きを読む]
  • 一流の志士、二流三流の志士
  • (神奈川県三浦市)新装版『日本歴史を点検する』という、海音寺潮五郎と司馬遼太郎の対談を読んでいた。「天皇信者は二流志士」という章があった。木戸孝允(桂小五郎)の話が出ていた。ご存知の通り、木戸は幕末の長州藩士で、当初は「尊王攘夷思想」つまり、天皇を崇めよう!外国の勢力を武力で追い払おう!という考えであった。ところが1863年、1864年に起こった「馬関戦争」によって、その考えは方向転換された。「馬 [続きを読む]
  • 八月の終わり
  • 八月もをはりの山に登りけり      今井杏太郎(はちがつも おわりのやまに のぼりけり)夏の一日は早い。今日も相変わらず明け方まで眠れず、昼頃から仕事。デザイナー、印刷会社と「句集装幀データ」の最終打合せ著者からの変更事項の確認と修正作業「青海波」会員作品の鑑賞の原稿書き谷端川句会会報用の選評書きで、一日が終わってしまった。今日はほとんど自宅から出ず、パソコンと向かい合った。八月の最終日、なんだ [続きを読む]