たんぽぽ さん プロフィール

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たんぽぽさん: 映画と本の『たんぽぽ館』
ハンドル名たんぽぽ さん
ブログタイトル映画と本の『たんぽぽ館』
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/tanpopo0855
サイト紹介文映画と本のお気楽な感想・雑感をお届けします。新作・旧作ジャンルを問わず。
自由文映画と本の簡単な内容紹介もしています。肝心なところのネタばらしはなし。映画や本を愛する方、ご一緒に楽しみましょう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供307回 / 365日(平均5.9回/週) - 参加 2011/11/01 21:33

たんぽぽ さんのブログ記事

  • 「四人組がいた」高村薫
  • 田舎力を見よ!四人組がいた。 (文春文庫)〓村 薫文藝春秋* * * * * * * * * *車もめったに通らぬ山奥の寒村。いつも郵便局兼集会所に集まるのは元村長、元助役、郵便局長、キクエ小母さんの老人四人組。一見、退屈極まりない村だが、怪しげな気球アーティストや保険外交員の娘に始まり、果てはタヌキほか動物たちがやってきては騒動を巻き起こす。「日本の田舎」から今を描く、痛烈なブラックユーモア小説。* [続きを読む]
  • パリへの逃避行
  • 「妻」でも「母」でもない自分を求めて* * * * * * * * * *第31回東京国際映画祭において、WOWOWの「W座からの招待状」として公開録画&ジャパンプレミア上映されたものです。ロンドン郊外。専業主婦タラはビジネスマンの夫マークとまだ幼い娘、息子と暮らしています。暮らし向きはまあ困らない程度に豊か。夫にも愛されていて、はたから見ればとても幸福そう。・・・けれども、家事と育児に追いまくられる生活 [続きを読む]
  • オン・ザ・ミルキーロード
  • 度重なる殺戮に、自由な心で立ち向かう* * * * * * * * * *題名だけ見るとロマンチックな作品のように思えるのですが、常に紛争の絶えない地(セルビアを多分に意識していると思われますが、つまりはこの世界の何処か、どこにでもある土地と捉えるべきでしょう)を舞台に繰り広げられる、寓話的作品。コスタ(エミール・クストリッツァ)は、戦場の兵士にミルクを配達する仕事をしています。しかしこの人物はか [続きを読む]
  • 「冷血 下」高村薫
  • 虚ろな心の底にあるもの冷血(下) (新潮文庫)?村 薫新潮社* * * * * * * * *井上克美、戸田吉生。逮捕された両名は犯行を認めた。だが、その供述は捜査員を困惑させる。彼らの言葉が事案の重大性とまるで釣り合わないのだ。闇の求人サイトで知り合った男たちが視線を合わせて数日で起こした、歯科医一家強盗殺害事件。最終決着に向けて突き進む群れに逆らうかのように、合田雄一郎はふたりを理解しようと手を伸ば [続きを読む]
  • グレイテスト・ショーマン
  • 単純には楽しめないけれど・・・* * * * * * * * * *ミュージカルは嫌いではないのですが、本作、なんとなく見過ごしていました。「マンマ・ミーア」もそうなのですが、なんだかあまりにも賑々しくきらびやかな感じの作品に気後れを感じてしまうのです・・・。本作は、「地上で最も偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師P・T・バーナムの半生を描くミュージカル。貧しい家の出のフィニアス [続きを読む]
  • 「冷血 上」高村薫
  • 家族4人殺害事件の始まり冷血(上) (新潮文庫)?村 薫新潮社* * * * * * * * * *クリスマスイヴの朝、午前九時。歯科医一家殺害の第一報。警視庁捜査一課の合田雄一郎は、北区の現場に臨場する。容疑者として浮上してきたのは、井上克美と戸田吉生。彼らは一体何者なのか。その関係性とは?高梨亨、優子、歩、渉―なぜ、罪なき四人は生を奪われなければならなかったのか。社会の暗渠を流れる中で軌跡を交え、 [続きを読む]
  • スマホを落としただけなのに
  • 薄気味悪さバツグン* * * * * * * * * *スマホを落としたばっかりに、大変な事件に巻き込まれるという・・・、怖いというよりもうす気味の悪いストーリーです。富田(田中圭)は、タクシーの中にスマホを置き忘れたのですが、付き合っている彼女の麻美(北川景子)の方に、スマホを拾ったという連絡が入ります。スマホは喫茶店に預けてもらうことにして、無事回収。しかしその時すでに、富田のスマホ内データは [続きを読む]
  • 月と雷
  • 強烈な自我* * * * * * * * * *現在ひとり暮らしの泰子(初音映莉子)。子供の頃に母が家出し、父と暮らしてきましたが、その父もすでに亡くなっています。スーパーのレジ打ちで生計を立てていて、一応間もなく結婚の予定もあります。そんなところへ突然訪ねてきたのは、母が家を出るきっかけとなった父の愛人・直子(草刈民代)の息子、智(さとし)(高良健吾)。ささやかながら安泰のはずだった泰子の道が、 [続きを読む]
  • 「異類婚姻譚」本谷有希子
  • すべての結婚は異類婚・・・?異類婚姻譚 (講談社文庫)本谷 有希子講談社* * * * * * * * * *子供もなく定職にもつかず、ただ安楽な結婚生活を送る主婦の私はある日、いつの間にか互いの輪郭が混じりあって、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く…。夫婦という形式への強烈な違和を軽妙洒脱に描いた表題作で第154回芥川賞受賞!自由奔放な想像力で日常を異化する中短編4作を収録。* * *  [続きを読む]
  • ボヘミアン・ラプソディ
  • トクマルのオススメ!!* * * * * * * * * *皆様、想像がつくと思いますが、私、クイーンといってもいくつかの曲を知っているだけで特に思い入れもなく、本作はスルーするつもりでした。でもあまりにも世間の評判がいいので、興味がわきました。1991年に45歳でこの世を去っているクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描く作品です。フレディ役はラミ・マレックですが、作中の楽曲はフレディ自身 [続きを読む]
  • パターソン
  • 何気ない日常が美しい* * * * * * * * * *ニュージャージー州パターソン市で暮らす、バス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)。朝起きると妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをして仕事にでかけ、一日路線バスの運転。帰宅すると愛犬マービンを連れて散歩。その途中にバーへ寄ってビールを一杯。単調な毎日が繰り返されていきます。何気ない日常をじっくり映し出すのは、ジム・ジャームッシュ監督 [続きを読む]
  • 「アンと青春」坂木司
  • 素直で真面目で、ちょっぴりニブいアンちゃんがカワイイ!アンと青春 (光文社文庫)坂木 司光文社* * * * * * * * * *アンちゃんがデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めて八ヶ月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。今回もふんだん [続きを読む]
  • マザー!
  • 詩人の魂について* * * * * * * * * *日本未公開のようです。豪華キャストなのになぜ?と思ったのですが、なるほど、見て納得。郊外の一軒家に暮らす一組の夫婦(ジェニファー・ローレンス&ハビエル・バルデム)。ある日不審な男(エド・ハリス)が訪ねてくるのですが、夫は快く家に引き入れ、泊まっていくようにといいます。しかし妻は見知らぬ他人を家に入れることに不安を感じます。さてその翌日、今度はそ [続きを読む]
  • 「プレゼント」若竹七海
  • 葉村晶、小林&御子柴のビギニングプレゼント (中公文庫)若竹 七海中央公論社* * * * * * * * * *ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。トラブルメイカーのフリーター・葉村晶と娘に借りたピンクの子供用自転車で現場に駆けつける小林警部補。二人が巻き込まれたハードボイルドで悲しい八つの事件とは。間抜けだが悪気のない隣人たちがひき起こす騒動はいつも危険すぎる。* * * * * * * * * [続きを読む]
  • コーヒーが冷めないうちに
  • わざとらしいルールも結果を見れば良し* * * * * * * * * *本作は見なくてもいいかと思っていたのですが、他にタイミングの合う作品がなかったので、拝見。喫茶店「フニクリ・フニクラ」で働く時田数(かず)(有村架純)。その店は不思議な喫茶店で、ある席に座ると望み通りの時間に戻ることができるというのです。ただし、コーヒーが冷めないうちに戻ってこなければならない等、面倒なルールがいくつか。そん [続きを読む]
  • エタニティ 永遠の花たちへ
  • 生み育てること、確かに偉大なことではあるけれど・・・* * * * * * * * * *世代を超え命をつないでゆく女たちの物語・・・。19世紀フランス。ジュールと結婚したヴァランティーヌ(オドレイ・トトゥ)は、年月とともに夫婦としての絆が深まってゆきます。子供も次々と生まれますが、中には病死したり戦争で命を奪われたりも・・・。ヴァランティーヌは“生きるということは死者を見送ること”だと悟ります。や [続きを読む]
  • 「犬の力 下」ドン・ウィンズロウ 
  • 映画を見るような描写力犬の力 下 (角川文庫)東江 一紀角川書店(角川グループパブリッシング)* * * * * * * * * *熾烈を極める麻薬戦争。もはや正義は存在せず、怨念と年月だけが積み重なる。叔父の権力が弱まる中でバレーラ兄弟は麻薬カルテルの頂点へと危険な階段を上がり、カランもその一役を担う。アート・ケラーはアダン・バレーラの愛人となったノーラと接触。バレーラ兄弟との因縁に終止符を打つチ [続きを読む]
  • 人魚の眠る家
  • 脳死とは・・・?* * * * * * * * * *西島秀俊さん出演作が、トントントンと来ましたね。はい、嬉しいことでございます。しかも今回は東野圭吾さん原作。 ということで、話題性だけはたっぷりのエンタテイメント作品・・・と、 実のところさほど中身は期待していなかったのだけれど・・・。私はまさかと思ったけれど、泣けてしまいましたよ・・・。えーと、ストーリーは、二人の子供を持つ播磨和昌(西島秀 [続きを読む]
  • 世界は今日から君のもの
  • 自由というのが、実は一番難しい* * * * * * * * * *高校の頃から引きこもりとなった小沼真実(門脇麦)は、親にも内緒で、好きな漫画やイラストを正確に複写して過ごしていました。そんなことが続いて5年。心配した父親が、人と接する必要のないゲームのバグ出しのバイトを見つけてきたので、その仕事につくことに。そんな中で、同社の矢部(三浦貴大)が、彼女のイラストの才能に気づきます。そこで、彼女に [続きを読む]
  • 「犬の力 上」ドン・ウィンズロウ
  • 30年に及ぶ麻薬戦争犬の力 上 (角川文庫)東江 一紀角川書店(角川グループパブリッシング)* * * * * * * * * *メキシコの麻薬撲滅に取り憑かれたDEAの捜査官アート・ケラー。叔父が築くラテンアメリカの麻薬カルテルの後継バレーラ兄弟。高級娼婦への道を歩む美貌の不良学生ノーラに、やがて無慈悲な殺し屋となるヘルズ・キッチン育ちの若者カラン。彼らが好むと好まざるとにかかわらず放り込まれるのは、30年に [続きを読む]
  • 運命は踊る
  • 運命は踊る、フォックストロットで。* * * * * * * * * *イスラエルのテルアビブで暮らすミハエル・ダフナ夫妻。ある日、軍の役人が息子ヨナタンの戦死の知らせを持ってやってきます。ダフナはショックの余り気を失い、ミハエルは平静を装いながらも、湧き上がる動揺を隠せません。しかしやがて、戦死したのは同姓同名の別の者で、つまりは誤報だったことがわかります。ミハエルは怒りを爆発させ、直ちに息子を [続きを読む]
  • ジオストーム
  • 迫力映像だけは楽しめる* * * * * * * * * *近未来。異常気象が続き、世界中の科学者が集結して地球の気候をコントロールする人工衛星「ダッチボーイ」を完成させます。そのおかげで異常気象も落ち着いていたのですが、突如ダッチボーイが暴走。灼熱の砂漠の村が凍りついたり、香港の街が炎上したり、東京に巨大な雹が降ったり・・・大災害が巻き起こります。この衛星の生みの親ながら、政治的圧力に負けて田舎 [続きを読む]
  • 「希望荘」宮部みゆき
  • 探偵は孤独でなければいけない希望荘 (文春文庫 み 17-14)宮部 みゆき文藝春秋* * * * * * * * * *家族と仕事を失った杉村三郎は、東京都北区に私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺 [続きを読む]