馬里邑れい さん プロフィール

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馬里邑れいさん: 馬里邑れいの本
ハンドル名馬里邑れい さん
ブログタイトル馬里邑れいの本
ブログURLhttp://books.mari-rei.com/
サイト紹介文馬里邑れいのオフィシャルブログ
自由文作家の馬里邑れいのオフィシャルブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供55回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2011/11/13 21:53

馬里邑れい さんのブログ記事

  • 不良少年の恋
  • ノンフィクション(実話)ばかり立て続けに書いていると、無性に小説が書きたくなる。で、身近にある実話をもとに温めていた小説を書き始めた。「不良少年の恋」の書き出しを少し…       一           【 明日、親父が帰って来るのか… 隆一は仰向けになったまま天井に呟いた。煤だらけの汚ねえ天井だな、いや天井だけじゃなく全てが汚ねえ家だなと、苦笑した。六畳と四畳半の畳部屋に台所と風呂が [続きを読む]
  • 喫茶店
  • 美人ママが一人で経営している喫茶店がある。店内は広いのだが、長ーいカウンターに集中して客がいる。みんな美人ママと話したいからだろう。で、異色所のカウンター青年が私には面白い。28才の会社員の青年は休日の3時頃にやって来てワインを飲んでいる。ママとは親子ほど離れていてしかもショタ好きなのだから話がまるっきり噛み合わない。それを見ているのが面白い。ガンガン皮肉や嫌味を言われても28才はにこにこしている。「 [続きを読む]
  • 自分考
  • シナリオを書くために先生について勉強をしていた二十代。研修科まで進んだのは二十名ぐらいで、思い込み派と才能あり派が五分五分の人数だった。才能あり派はやがてテレビのシナリオを書けるようになったが、私は恩師の「あなたはシナリオより小説家向きだ。小説を書きなさい」の一言でそちらに向いてしまったが、失敗だったかもしれない。シナリオの方が原稿料がはるかにいいのだもの。マンガのシナリオを何本か書いたが、余りの [続きを読む]
  • 横浜の海
  • 横浜の海を見ている。横浜は夜の海が似合う。山下公園を歩くのも楽しい。誰かと一緒ならもっと楽しいのかな。いや、緊張するから一人でいいかも。今日は出版記念パーティーが横浜であった。原稿もなくトチらずに話せたのでほっとした。笑いをとるつもりもなく笑われて、リラックスできた。横浜はとても素敵な港街だ。緊張して余り食べなかったっので、一人になった後は夜景を見た後、蟹風船という店に寄って、ズワイガニの握り鮨を [続きを読む]
  • カメレオン
  • 久しぶりに留学生と上野動物園に行った。パンダは寝たまま動かないし、大好きなライオンもゴリラも、雨のため宿舎に入って出てこない。それでもペンギンは雨の中元気だった。雨だというのに沢山の人出でちょっと驚いた。外国からの観光客も多かった。カメレオンが眠そうにしていたので写真を撮った。カメレオンは窓越しに私に言った。「今日も、色んな顔立ちの動物が来たよ。人間という動物だが、見ていると眠くなる。私のような緑 [続きを読む]
  • 失踪と疾走
  • 鹿児島の知人が、弟を捜して上京してきた。4年前に、母親の危篤時にひょっこり現れた時を最後に音信不通になったのだそう。携帯も繋がらない。「最後の会話は?」「俺を忘れてくれ。俺はどこかでのたれ死ぬ運命だから」「お前、ウワサじゃ、中国の女と放浪してるそうじゃないか」「中国人じゃない!」「じゃ韓国人か?」「、、、」無言のまま立ち去ったから図星なのだろうと兄は言った。アイツは子供のころからフツーじゃなかった [続きを読む]
  • 真紅の薔薇
  • 真紅の薔薇を三本頂いた。一番好きな薔薇の色だからすごく嬉しくて、薔薇の花が枯れるまで幸せでいられそうだ。かなり前になるけれど、二本の真紅の薔薇をくれた人がいた。とても嬉しくて毎日みとれていた。幾日か経って枯れかけても捨てることが出来ずに、花を冷凍してみた。すると凍った真紅の薔薇を見ることができた。ずっとこのまま綺麗な薔薇でいるのかと思っていたけれど1年後には色が変わってしまった。押花にした方が良か [続きを読む]
  • オーストリア
  • 今年も留学生が来た。こちらの高校で6ヶ月学ぶ。私は6ヶ月もの長い間弁当作りはできないので、ひと月だけ預かることにしたのだが、手のかからない16才で、あとひと月はおいてあげてもいい。今までに5人の留学生を預かったが、ピアスの穴を開けていないのはエミリーだけだ。物静かで、スマホを気にしたりもしない。日本語の辞書を片手に勉強している。日本語はかなりできるのにフランス語も習っていて、フランス語の方が得意だそ [続きを読む]
  • 違い
  • 友人のAちゃんは、何でも一番が好きなのだそう。「だから、学生時代は授業中、答がわからなくても、ハイハイ!と手を上げた」と笑いながら言う。「私と反対だね。私は解っていても手を上げなかったよ。でも、それを察して先生に、解いてみろと言われたかった」「ばかじゃねえ。解るならハイハイハイ!って勢いよく先生にアピールするだろうに」Aちゃんは知り合ってまだ1年足らずだが、祭りやゴルフや食事に誘ってくれる。機嫌がい [続きを読む]
  • ウイスキー
  • 郵便局に勤めていた女性が面白い話をしてくれた。とある親分が息子に郵便局の生命保険をかけた。けれども通帳から引き落としではなく、毎月20日に組の若い衆に現金を持たせてよこす。でもある月、若い衆が来なかった。次の月も支払いがないので、請求書を送った。すると親分は「ふざけんじゃねえ!毎月支払ってる!」と激怒した。データーを細かく調べても支払った形跡はないと伝えると、「責任者は説明にこい!」と怒鳴った。こ [続きを読む]
  • ランチ
  • たまには一人ランチもいいな、とクルマを20分ほど走らせて隣り町に来た。この店は今月知ったばかり。食後にしっかり豆を挽いた珈琲もついて千円は魅力ありだ。広くてきれいなお店はすべて個室で、定食は毎日日替わり。今日はソースカツ丼にシチュー、煮魚と盛りだくさんだ。この間は焼き魚、春巻き、ローストビーフだった。おかずの量が多いので、痩せの大食いの私には助かる。食後の珈琲をゆっくり飲みながら今日は自分の好きな [続きを読む]
  • カレー
  • 夜の9時だというのに、急にカレーが食べたくなった。でも、材料はジガイモとニンジンしかない。外食にしようか。ファミレスならまだ大丈夫だろう。うーん、なんだかトマトとソース入りのカレーが食べたい。それじゃ作るしかない、とスーパーに行った。新鮮なアスパラも入れよう。食べたいものを作っているとウキウキする。「今からカレー作るの?」と呆れる母に「食べたくて食べたくて、どうしようもないの」そういうと、「そうな [続きを読む]
  • 電話いろいろ
  • 昨日は、種々な電話がきた。最初は叔母から。明るい内容の電話でありますように、と祈りながらでると、いつものように愚痴だった。3年ぐらい前から伯母の電話は愚痴に変わった。私が大好きだった伯母のおおらかな性格はどこかにいってしまった。でも、今回は電話を切った後で、ふと思った。そういえば、相方の伯父さんが亡くなって間もなく、以前の大らかな叔母ではなくなった気がする。頼り切っていたから、どうしていいかわか [続きを読む]
  • 国会中継
  • 3日前ぐらいだったろうか、昼に世界水泳の再放送を見たくてチャンネルを回しても、どこもかしこも国会中継ばかり。稲田防衛大臣がどうの、総理がどうのと野党がまくし立てているが、もっと落ち着いて、気の聞いたセリフで突っ込めないんかい、と腹が立つ。洋画でも見て怒りのセンスあるセリフを勉強した方がいい。それより、怒りの大声で質問する議員の貴方には後ろ指さされることは一つもないといい切れる訳がないでしょうに。議 [続きを読む]
  • 徒然
  • かなり怒っている夢を見て目が覚めた。内容もしっかり覚えていて苦笑した。怒られている夢を見る方がずっと楽だ。怒る夢は(流せていたと思っていたのに、小さいぞ自分、)と戒めるのがツラい。難しいのだろうが、平和な心を持続させて徒然なるままに過ごしたいのだ。これってすごい贅沢なことなのかもなあー、と立ち上がりドアを開けたら、ドアの前の廊下にアンジーがいた。何か察したみたいに飛びついて来た。「ありがとう、」アン [続きを読む]
  • ふうっー
  • 1時間10分の講演を頼まれた。時間通りに話せるように原稿を書いたのだけれど、いろいろ忙しくて練習が余りできなかった。壇上で20枚の原稿を広げたけれど、1度も見ることなく話した。暗記していた、というより見る余裕がなかった。「今日は私のつたない話を聞いてくださってありがとうこざいます」と閉めてから時計をみたらヤバイ、あと25分も残ってしまった。「まだ、時間がたっぷりありますので、質問に答えたいと思いま [続きを読む]
  • 珍事
  • 土曜日の夜8時頃だった。浅草の駅に向かって仲見世を歩いていると、「一緒に飲みませんか、そこの店で」と声をかけられた。「はっ?」と驚くと、「同じ香りがしたので、声をかけました」と言う。「同じ、、、どんな香りですか、、、」「孤独の香り」「わたし、別に孤独じゃないんですけど」(少し笑ってしまった)「ちょっと残念ですけど、でも、一緒に飲みませんか。そこの店、よく行く居酒屋なんです」「今日は急ぐので、次に偶然 [続きを読む]
  • 美人な元番長
  • 今年友達になった友人とラーメンを食べていたら、「あの人はもと女番長で怖い人なんだけど、私の友達なんだ」と店に入ってきた女の人を見て友人はにこやかに言った。見ると、とても美人だ。美人は友人を見るなり「おう」と片手をあげて私たちの席に来た。「こちら、れいちゃん。一生懸命ゴルフを頑張っている人」と妙な紹介の仕方をした。それって、職業もなく、ゴルファーになるわけでもないのに、ただひたすら真面目にゴルフを頑 [続きを読む]
  • 時に思う
  • 「センセ、ご無沙汰」と元塾生のお母さんから電話が来た。瞬間緊張する。電話の後でどっと疲れるからだ。何故疲れるのかというと、「センセ、思い出したの。センセって、塾生の親と出来るだけ接しないように、言葉は、はあ、そうですか、にして目も合わせなかったでしょ。」(見破られていたのか)「純情で可愛かったわ。センセ、アハハ」(そういうことじゃなくて、、、)「子供たちも気がついていたわよ。マリムラ先生は大人が苦手み [続きを読む]
  • 喫茶店で
  • 女友達と喫茶店で珈琲を飲んでいると、隣のテーブルの男女が言い争いを始めた。「今の電話、何?、女の人からだよね」「うん、オレは隠し事嫌だから正直に話すけど、飲み屋に来ないかと誘われたから、断った」「私と居るから飲み屋に行けないわけ?じゃ一緒じゃなければ行ってたの?」「ううん、Mちゃんと付き合い始めたのだもの、もう、一人じゃ行かない。1週間に4日はMちゃんと会っているのだもの、他の人とは会えないよ」「1 [続きを読む]
  • バラの庭
  • 母とバラ園に行った。バラはきれいだ。香りもいいし、見とれてしまう。母はゆっくり歩く。歩調を合わせるのが大変なので手を繋いで歩いた。すると私もゆっくり歩ける。幼児と歩いている気分だ。こんな風に、私が小さい頃は母に手をひかれてあちこち連れていってもらったのだろう。年々母の身長が縮んでいくような気がする。3歳児ぐらいになっちゃいそうだ。母は無口なので楽だ。バラを見ても「きれいねえ」というだけで、ほとんど [続きを読む]
  • 日々
  • 毎日何かしらあるものだが、ここ1週間平和だ。朝起きるとまずメダカにエサをあげ、インコにもエサをあげ、ついでに外の雀にもあげる。メダカは卵がかえって、糸みたいに小さな子どもメダカが30匹ぐらい泳いでいる。じっと見ていると、追いかけたりしているが、じゃれているのか、いじめているのか。アンジーの餌は朝晩母があげる。なのに母には忠実ではないアンジーだ。お手もしないし、お腹を見せることもない。愛情は餌にあら [続きを読む]
  • その店で、
  • ママひとりで手早くきりもりしている居酒屋がある。今年にママと知り合ったのだけれど、「今までいろいろな女の人を見てきたけど、貴方のような人に会ったのは初めて。新鮮な驚き。透明というか、なんというか、不思議な雰囲気があって、、、」と言われ、貧しく見えたのか気に入ってもらえたのか、ゴルフウェアを何枚ももらった。その店でこの間、男同士の喧嘩があった。カウンターには6人の客がいた。一人で来ていたどこかの社長 [続きを読む]
  • 悪夢
  • 夢を見た。母がベッドではなく畳に寝ているではないの。しかも布団も毛布も半分はだけて震えている。どうしたの?と聞くと、「酒が飲めないのだもの、ベッドに眠る気力がでない」と言う。顔を覗きこむとメチャクチャ怒り顔だ。「わかった、すぐ買ってくるからベッドに寝て」となだめると、「現物を見なければ信用できない」と私を睨んだ。「、、、」アンジーを痩せさせる条件はどうなるの、、、と思ったが、こじれそうで言えなかっ [続きを読む]
  • もう、
  • なんとか100までスコア伸ばしたいと、4ホールだけのコースを何度も回っている。そこにいつ行ってもいるじさまがいる。どでかい外車で来ているのだが、なぜか私を嫌いらしく、大声で「あの姉ちゃんは怖くて話も出来ねえ!」と憎らしそうに周りに言うのだ。姉ちゃん、と呼んでくれるのだけは嬉しいが、めんどくさそうなじさまなので、無視していた。すると今日、親しくしている人たちが帰り、私一人で回っていると、2ホール目を打 [続きを読む]