現役の心理学者が心理学と統計学に基づくFXの取引戦略とリアルタイムでの取引記録を公開
経済事情には無頓着な心理学博士が、普段の研究の中で培った統計学的な感覚と初歩的なテクニカル指標を頼りにFXに取り組む日記です。豪ドル(オーストラリアドル)のスワップ金利+スイングトレードを基軸とした中長期運用スタイルで堅実に資産を増やします。
NZドルを始め資源国通貨は底堅い展開になってきているため、いったん決済して、代わりに再びダウントレンドに入り始めているユーロドルを売りました。やはり最近の資源国通貨は強いですね。ユーロが下がっても、おかまいなしで値を上げてくる。しばらくの間、売りで入るときは、資源国通貨を避けた方がよさそうです。ユーロドルの日足取引結果NZドル円 10万通貨(売) エントリー 63.147 決済 63.133 損益 +1.4pips(+1400...
反転のタイミングを虎視眈々と狙っていましたが、ようやく条件が揃ったのでNZドル円を10万通貨売りました。実に1ヶ月ぶりのエントリーになります。久しぶりに以前の記事に書いたエントリーのルールがきちんと揃っているので、いつもより取引数量を少し増やしました。60円前後まで下がってくれるとうれしいですが、最近は読みづらい展開が続いているので、いつもよりレートの動きに注意を払っておく必要がありそうです。現在のポジ...
だいぶ間を空けてしまってすみません。前回の記事で書いたように、しばらく日足でテクニカルが機能しない展開になっていたのと、本職の方がにわかに忙しくなってきてデイトレをやっている暇もなかったので、ちょっと様子を見ていました。しかし、この1週間の豪ドルの日足を見ていると、欧州債務問題による不可解な値動きは一段落し、わかりやすい上昇トレンドが続いています(下図参照)。MACDも1ヶ月ぶりぐらいの明確な「角度」で...
揺れ動く二つの群集心理:日足でのトレードはしばらく難しい展開か
昨日からのユーロの反発にともなって、豪ドル、NZドル、カナダドル、ポンドは軒並み値を上げています。11月下旬あたりからの豪ドルを始めとする資源国通貨の日足をよく見てみると、上昇方向の動きが急激に起こって、その後、比較的小幅にゆっくりと下降するという展開が繰り返されています。この不可解な動きの背景に見え隠れするのは、二つの群集心理の葛藤です。一つは、ヨーロッパの債務問題の影響を懸念する心理、もう一つは、...
ユーロがついに98円を割りましたね。ユーロがらみのポジションは保有していませんが、底の見えない下落に恐怖すら感じます。先日書いたように、年明け以降もユーロは完全に独歩安を続けており、オージー、ニュージーなどの資源国通貨もパッと見、付随して動いているようには見えますが、ユーロの下げ幅は桁違いです。日本がバブル以降の長い不景気を抜け切らないうちに、アメリカに続き、ヨーロッパまで倒れてしまって、投資とは無...
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