futaro さん プロフィール

  •  
futaroさん: 風太郎のPな日々
ハンドル名futaro さん
ブログタイトル風太郎のPな日々
ブログURLhttp://futaro1980.blog.fc2.com/
サイト紹介文昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。
自由文1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供170回 / 365日(平均3.3回/週) - 参加 2011/12/18 14:44

futaro さんのブログ記事

  • ミンガラーバ!  その10   マンダレイ急行③
  • 駅毎に見送りと別れの光景が繰り返されるのは何処の国も同じだが、別れたらなかなか会えない長距離列車ゆえでもある。前にも書いた通り、このヤンゴン〜マンダレイ間はミャンマーの大動脈である。急行列車は夜行も含め三往復設定されていて、その他普通列車や区間列車も程々に。同区間を飛行機ならターボプロップでも1時間半、併行している高速道利用なら自動車でも7〜8時間。鉄道の15時間は相手にならないレベルだ。しかし飛 [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その9   マンダレイ急行②
  • 田んぼの脇をゆく通学自転車は、日本ではいつの間にか珍しくなった風景だ。沿線では雨季の雨水を溜めるだけ、灌漑設備を持たない原始的な稲作が行われているようだ。耕運機だの田植え機だのはほとんど見ない。50年前、60年前の日本の農村が此処にある。戦争中ビルマの地で死地を彷徨った日本の農民兵士は、この風景に何を想ったろう。木造の風格ある駅舎も残っている。ホームが無い所も多い。線路際から乗り込んで来るのは乗客 [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その8   マンダレイ急行①
  • マンダレイ急行は最大都市ヤンゴンから現在の首都ネーピドーを経由し、第二の都市マンダレイまで約600kmを全線複線で結ぶ、ミャンマー国鉄きっての優等列車である。言ってみれば東京大阪間を結ぶ東海道本線のようなもので新幹線でも走っていそうだが、なんと所要15時間はやっぱりミャンマーの時の流れである。どローカル線探訪の拠点となるマンダレイに行くには飛行機やバスも無くはないが、運賃は約800円。これはアッパ [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その7   ダニンゴン④
  • ミャンマーでは6月位から雨季に入り10月位まで続く。但し日本の梅雨のように一日中降り続くという事は無く、晴れ間さえ覗くなかで時折雷も伴うスコールに襲われる。そういう雨季である。 傘は欠かせないがスコールに役に立つか否かはその時次第。辺りが暗くなりスコール雲がやって来た。 逃げ惑うのは列車ばかりでは無い。叩きつける雨粒、みるみるレンズが曇る湿度。客車にもともとガラス窓は無い。 建付けの悪い鎧戸を慌て [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その6   ダニンゴン③
  • 駅の周りを歩いてみる。ああこんな駄菓子屋があったっけ。怪しいから行っちゃいけないと言われればますます行きたくなって。右側の少年は流れ者とカメラに好奇心満々で行ったり来たりしていたが、声を掛けたら逃げてしまった。ネットの画面なんかじゃなく町に怪しいワクワクが満ちていた、その遠い記憶。駅と青果市場の間も、例えようも無い混沌の中にある。むせ返るような生活の匂い。スコールがひと雨来ればこうなるのだろうか。 [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その5   ダニンゴン②
  • 結構遠くから列車は警笛を鳴らして接近を知らせる事もあって「逃げ足」は思いの外早い。でも左側の壁に張り付くはなかなかの度胸だ。先頭に乗っているのは無論「かぶりつき」では無く、運転士の死角を見張って「危ねえぞ、ゴルァ。」と優しく指導する係と思う。「降りる方の後で順序良くご乗車下さい。」などというのは全く通用しない。停車する前、まだ動いているうちに次々と飛び乗ってくる。降りたかったら出口前で周到に到着を [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その4   ダニンゴン①
  •    ヤンゴン発の環状線、ちょうど真ん中あたりの「ダニンゴン」に到着。只見線もこれ位乗客がいればいいのにね。線路は誰のものか。駅の隣に近代的な公設の青果市場があるが、それはあくまで「卸」であり、そこから仕入れた野菜・果物の小売業者が彼らなのだ。都市流通機能の一翼を担っていると構えるより、もう大昔から此処に生まれ育った生活のカオスに線路も駅も聖域では無い。雨季の今は果物が最も豊富でおいしい季節という [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その3   ヤンゴン環状線
  •   ヤンゴン中央駅跨線橋はちゃんとあるけど無用の長物と化しているのはご覧の通り。ミャンマー国鉄は1000mmゲージ。67mm狭いのはそう言われればそう見えるかな。まずは肩慣らしにヤンゴン環状線。全線46km、「ヤンゴンの山手線」だ。本家山手線は35kmを約1時間で一周するがこれは3時間もかかる。全線複線ながら非電化、日本から来た40系気動車が主力だが、機関車牽引のオンボロ客車列車も残っている。列車間隔 [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その2   ヤンゴン
  •   ヤンゴンANAの直行便で7時間、約5000kmを飛んだ飛行機が雨季に低く垂れた雨雲を抜け、最終着陸態勢に入る。遠く霞むような水田と畑の風景は、此処が東南アジアの只中である事を感じさせる。実質的な首都、ヤンゴンに着く。到着初日、なかなか暗くならないこの季節だから今回唯一ともいえる「観光」に。と言ってもホテルの目の前のお寺「スーレーパゴダ」だけだけど。外国人は「拝観料」4000チャット(320円)を [続きを読む]
  • ミンガラーバ!  その1   時を遡る旅
  •    ミャンマー連邦共和国  2018年7月ミャンマーにやって来ました。この国のどローカル線の凄さ、それをプロカメラマンの確かな腕で捉えた写真は未だほとんど無いはずで。日頃お世話になっている、「北辺の機関車たち」「汽罐車」の大木茂さんからそういう写真を見せつけられてはいかに彼の地とはいえ諦める訳にもゆかず。かといってミャンマー語はおろか英語すら怪しい風太郎がノコノコ行くにはハードル高すぎと [続きを読む]
  • 暮色
  •   富山地方鉄道 岩峅寺   2015年駅で迎える黄昏は、またひときわ旅心に沁みるものだ。HPはこちら  「風太郎の1980年田舎列車の旅」Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります! ↓にほんブログ村 [続きを読む]
  • 入り江にて
  •    五能線  驫木    1982年潮が引けば驫木のささやかな漁港から此処まで波打ち際を歩くことが出来た。好天に海は凪ぎ、早や傾いた秋の陽は透明なコントラストを加えるのだった。道路が通じていなかったから人の姿も無く、密やかに眠るような入り江の午後。微かな波音の向こうにトンネル進入の汽笛が響いた。HPはこちら  「風太郎の1980年田舎列車の旅」Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All right [続きを読む]
  • 旅のたまゆら   四十一
  •  大村線 千綿    2016年そぼ降る雨。煙る水平線と共に過ごす。 何の訳など。HPはこちら  「風太郎の1980年田舎列車の旅」Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります! ↓にほんブログ村 [続きを読む]
  • 風を切る
  •    いすみ鉄道 久我原   2017年鉄輪は軋み、熱い空気は切り裂かれる。夏の盛りの一陣の風。HPはこちら  「風太郎の1980年田舎列車の旅」Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります! ↓にほんブログ村 [続きを読む]
  • 家路
  •       日中線 熱塩   1984年1日3往復、「日中走らない」日中線の623列車は、会津盆地の11kmを30分かけてゴロゴロ走り、夕暮れ迫る終着駅に着く。デッキから降りてそれぞれの家路につく高校生たちを迎えると、雪に埋もれ荒れ果てた無人駅に少しだけ温もりが戻るのだった。ここもまた、誰かの故郷であると知る。明日からアジアの混沌に身を浸して来ますので、一週間位お返事等遅れます。「ブログ村」に参加 [続きを読む]
  • 北辺
  •    根室本線 落石    2016年ビルの谷間の黄昏を、日本の果てのそれに重ねてみる。同じ空の下を。HPはこちら  「風太郎の1980年田舎列車の旅」Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります! ↓にほんブログ村 [続きを読む]
  • 夏の日に
  •    高千穂線 上崎   1988年名も知らぬ駅にふらりと降りて。 ゆらりと長い夏の日は、そんな我儘を許してくれるだろう。HPはこちら  「風太郎の1980年田舎列車の旅」Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります! ↓にほんブログ村 [続きを読む]
  • レイルの時間
  •   東海道新幹線 品川 (出入庫線)  17:20  2018年  都営地下鉄大江戸線 国立競技場  23:40   2017年  ゆりかもめ 汐留   19:59   2017年思うところあって最近都会の鉄道を撮っている。同じ国土に在りながら途方もない程異質な世界に分離した「都会」と「地方」。パラレルワールドが、それでも繋がった二条のレイルとダイヤを刻む時計という単一軸の上に共存している [続きを読む]
  • 梅雨の晴れ間
  •    小湊鉄道 上総大久保   2017年雨雲が切れれば、もう真夏が顔を覗かせる。HPはこちら  「風太郎の1980年田舎列車の旅」Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります! ↓にほんブログ村 [続きを読む]
  • レイルを辿れば
  •     筑波鉄道 常陸小田   1982年気の利いた撮影ガイドなど無く、写材は自分の足で探すしかなかったから、線路沿いの小径をあてどなく辿るのだった。いや余計なものが無かったからこそ、自分だけのローカル線を見て感じ得たのかもしれない。関東平野はただ冗長に広くて、レイルは淡々と変わり映えの無い景色の中に伸びていた。    常陸小田HPはこちら  URLが変更になりました「風太郎の1980年田舎列車 [続きを読む]
  • 目に青葉 山ほととぎす また只見  その11   眺め
  •   只見線 入広瀬   2018年5月地図上で何となくその存在は気になっていたのだが、初めて踏み込んでみた「ハーブ香園」から見下ろす絶景のスケールと言ったら。遥か魚沼の山々、大栃山を巡るオメガカーブから小出に向けてコシヒカリの里をゆく線路まで見通せるはずだが、遠く霞んで見えない程だ。こんなお立ち台が駐車場から徒歩3分程に存在を、これまで知らなかったのも不覚である。しかし思わず腕組みしてしまうのは「 [続きを読む]
  • 目に青葉 山ほととぎす また只見  その7   農の造形
  •   只見線 入広瀬   2018年5月入広瀬は破間川が堆積させた肥沃な土の恵みと共にあって。そこに作られた水田の造形美は、もちろん美的意識に基づいたそれでも無かろうが、ある種の「用の美」でもあれば、灌漑から水の温めに至る耕作システムの結構計算づくな合理性が生み出す美でもあるか。水と緑のコントラストがそのかたちを鮮やかに強調する季節、しばしの待ち時間はそんな想いも巡らせてくれる。そういえば等高線をト [続きを読む]