弁護士田中智之 さん プロフィール

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弁護士田中智之さん: 弁護士田中智之ブログ
ハンドル名弁護士田中智之 さん
ブログタイトル弁護士田中智之ブログ
ブログURLhttp://tomo-law.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文時事に対する雑感、執務上で気付いたことを思うままに綴っています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2011/12/29 12:21

弁護士田中智之 さんのブログ記事

  • 法人は何社あるという理解が正しいのか
  •  国税庁は、誰でも法人番号を調べることできるように「法人番号公表サイト」を開設しています。この法人番号公表サイトを利用して、法人都道府県ごとの株式会社、有限会社、合名・合資・合同会社、その他別の法人を調べることが簡単にできることに気付きました。下のグラフは、法人番号公表サイトを使い、昨日(平成30年2月16日)現在での、都道府県別に、株式、有限、合名・合資・合同、その他の法人の法人数とそれら法人の合計数 [続きを読む]
  • 特商法改正と迷惑FAX
  • FAXを使った通信販売の広告規制が、昨年(2017年)12月1日から始まりました(消費者庁HP「平成28年特定商取引法の改正について」参照)。FAXの広告規制が始まってから2ヶ月が経ちました、私の事務所に来たFAX広告はこの間、1件だけでした。規制の効果が出ているようです。今回の特商法の FAX規制 は、迷惑FAX対策の決定版になるのではないかと一瞬、期待しましたが、実は、一般消費者への 通信販売を目的とするFAX [続きを読む]
  • アパマンローンとサブリース契約
  • 相も変わらず、建築業者が、土地持ちの小金持ちに「お金を借りて、アバートやマンションを建てれば 相続税対策になります。ローン返済は、当社の関連会社で一括借り上げし、家賃保証をさせてもらいますのでローン返済に困ることはありません。」と持ち掛け、その建設業者と親密な関係の、銀行や信金でローンを組ませることが盛んに行われているようです。「サブリース」と呼ばれているやつのことです。銀行などから借入れなしで、 [続きを読む]
  • 中止命令の件数の年次推移
  • 暴力団員と言ったほうが正確なのかもしれませんが、ヤクザ者と示談交渉時に、会うことがなくなって久しい気がします。ヤクザ者が表から消えたのは暴力団排除条例が施行された以降であるかのような記述をしている本もあります。暴排条例は、たった8年前の平成22年(2010年)の福岡県のものが最初です。ヤクザ者に会うことがなくなったのはもっと前であった気がします。記憶を手繰り、「そう言えば、ヤクザ者を騙ったカタギの社長が逮 [続きを読む]
  • 手形交換は 急増後、急減していただけのことだった
  • 2012年2月11日のブログ「手形の利用は激減している」では、手形利用が減っていることに触れましたが、その論拠として全銀協のホームページに掲載されたグラフ(全手形交換所での手形交換高と手形交換枚数の 昭和56年(1981年)から平成22年(2010年)ま,での年次推移をグラフ化したもの)を引用していました。 下がそのグラフですが、その際、昭和56年から平成2年まで、手形交換高が急増していることには 何の気無しでした。 それか [続きを読む]
  • 紙ベースの手形・小切手
  • 今年(2016年)6月9日、安倍内閣は「未来投資戦略2017」を閣議決定しました。同戦略ではFin Techの推進を課題の一つにしていますが、手形・小切手については「全面的に電子的な仕組みへと移行することについて、官民がが連携した検討をする」ことを盛り込んでいます(未来投資戦略2017全体版の本文64頁、未来投資戦略2017概要参照。)。その流れを受け、全銀協は今月18日、「手形・小切手機能の電子化に関する検討会」を開催しま [続きを読む]
  • 吉野屋のモットー
  • 「吉野屋」、「モットー」をキーワードにグーグル検索すると、「年商1億円という目標を自ら課し、「はやい、うまい」というモットーを掲げる。これまでは牛丼以外のメニューも提供していたが、牛丼のみに。また、「お客様は牛丼を食べに来ている」と考え、それまで具材として入っていた焼豆腐、筍をやめて牛丼と玉ねぎだけの…」とのディスクリプションが表示される、「牛丼100年ストーリー|吉野屋公式ウェッブサイト」が一番目に [続きを読む]
  • 飲食店営業者の住所
  • 飲食店を始めるには、保健所に申請し、許可を受けなければなりませんが、許可権者は原則、都道府県知事。例外的に大都市などでは市長になります(食品衛生法67条、52条参照)。私が住む愛知県の場合ですと、名古屋市(指定市)、豊橋市と岡崎市(中核市)は市長から、それ以外の市町村では知事の許可を受けることになります。 食品衛生法における飲食店営業の許可権者が違っていたため、興味深い体験ができました。それは、名古屋 [続きを読む]
  • 銀行のカードローン
  • 銀行のカードローンは、いつのまにか、クレサラ等が貸出の保証と融資審査がビルトインされる仕組みとなった。改正貸金業法が成立(平成18年12月)した当時にはまったく想像できなかった。せいぜい、サラ金を子会社化した銀行が、サラ金から融資審査と回収のノウハウを吸い取り、自前で、ミドルレンジの個人向け無担保融資を業務に加えていくんだろうと思っていた。それが、銀行のカードローンは、貸出が焦げ付いても、保証会社の代位 [続きを読む]
  • やはり不動産競売事件も激減
  • 久しぶりに動産執行の申立てをするため、執行センターに出向いたところ、不動産競売係の島が一つ、無人でした。公示・閲覧コーナーには一人しか人がいません。  金融機関とは縁がないため、不動産競売の申立てなど数件しかしたことがありませんでした。そのため不動産競売の動向には関心など持ってませんでしたが、相当減っていることは間違いなさそうです。裁判所のホームページにアップにされている、平成12年から27年の司法統 [続きを読む]
  • 蓮舫氏の重国籍、何が問題?
  • 民主党の蓮舫代表の二重国籍問題は、興味深い憲法上の論点を提供してくれているのではないかと思っていますが、報道では、憲法より下位の国籍法レベルでの議論に終始しているようなので、隔靴掻痒の感があります。無問題との論調であろうと予想された、先週19日の朝日新聞デジタルの「重国籍、何が問題?どう解消?蓮舫氏の戸籍開示で注目」には、キラリと光る指摘がありました。それは、「国会議員については、公職選挙法が日 [続きを読む]
  • イエロージャナリズム
  • 菅内閣官房長官の記者会見で、東京新聞の望月衣塑子社会部記者が連日、加計問題関連での疑惑を菅官房長官に質しています。記者会見が活性化してよいという意見もあることでしょう。質問のネタは週刊誌や、聞き込んできた、芸能人のゴシップと同じて、裏取りがされていない うわさ話に類するものです。そんな質問であるため、菅官房長官の回答も「そんなことありません」という木を鼻で括った回答しか出てきません。芸能記者会 [続きを読む]
  • 13日の特区民間有識者議員らの記者会見の扱い
  • 加計学園による今治市での獣医学部の新設問題について、国家戦略特区諮問会議の八田達夫、竹中平蔵ら民間有識者議員らが13日(火)夜に総理府で記者会見がされました。記者会見では「総理の意向」によってゆがめられたなどということはないと民間議員らは明確に述べ、記者との質疑も時間を十分に取り、記者の勉強不足な質問にも丁寧に応答がされています( FNNslineがYoutubeu 投稿している「(全録)加計学園・獣医学部新設 有識 [続きを読む]
  • 獣医師会は、都合の悪いものは見れないように小細工する団体か
  • 安倍首相が、今月5日の衆議院決算行政監視委員会における民進党の宮崎岳志衆議院議員の質問に対して、「突然ですね、加計学園のために一校に限るということにしたのではなく、好意的にですね、好意的に一校に限るという要件は、獣医師会等の慎重な意見を配慮したものでありました。これは獣医師会等から要請があったのです」と回答されたそうです(Youtubeに「日本の政治タックル」が投稿している「加計学園問題】 民進党 宮崎岳志 [続きを読む]
  • 獣医師の供給
  • 唐木英明現東大名誉教授が、WEBRONZAの「加計学園「半世紀ぶり獣医学部」の本当の意味世界レベルから取り残される日本の貧困な教育環境」で次のように書いています。「獣医学の入学定員は930名だが、獣医師国家試験合格者数は約1000名である。その仕組みを見ると、受験者数は約1300名だが、その内訳は、入学者のうち1050名程度が新卒で受験し、残りは受験を延期する。そして不合格者約100名と受験延期者を合わせて約250名が翌年 [続きを読む]
  • 「 獣医 不足 朝日新聞 」でググってみると
  • 加計学園問題のテレビ新聞報道を見ても、獣医師が不足している現状にあるのか、一番の肝となりそうなことが分かりません。やはり、どうは言っても朝日新聞が一番掘り下げた報道をしていたであろうと推測されるので、「獣医 不足 朝日新聞」をキーワード、「2016年12月31日より前」を検索期間としてみて、グーグル検索をしてみました。その検索結果画面はこれとなります。2010年(平成22年)6月17日の鈴木暁子記者のasahi.com( [続きを読む]
  • 県警の警察職員の任命権者
  • 刑事弁護に 関わる弁護士からすると、誰がやろうと 刑事記録の改ざんなど言語道断。なので、「そんなことをすたのなら一発でアウト」といった感想なのですが、警察官にはそんな扱いはされていないようです。 近いところでは一週間ほど前に、滋賀県警で、30代の男性警部補と40代の男性巡査部長の調書の改ざんかが報じられていました。交通事故の実況見分調書を 一方の事故当事者の供述内容と整合するよう改ざんしたというこ [続きを読む]
  • 労働事件の略式請求は不相当 大阪簡裁
  • 大阪区検が起訴した労働事件の略式命令の請求を、大阪簡裁が不相当として判断し、正式の公判が開かれるとの異例な事態となっているとの新聞記事を今年2月に見かけました(産経新聞2017年2月8日「裁判官¨異例¨の説諭『大阪を代表する会社なのだから…』 超安売り王『スーパー出玉』に罰金 留学生を長時間労働 大阪簡裁」)。 略式命令の請求を不相当として正式の公判が開かれることになったと言うことですが、記事をよく [続きを読む]
  • 商工中金の不正融資
  • 小規模企業共済から契約者貸付を受けようと思い、昨年、商工中金の支店に行ったことがありました。その支店に行ったのは10年振りぐらいではなかったかと思います。行員の平均年齢が高く、男性が多いという感想を持っただけでなく、店舗が古いということもあるのだと思いますが、何となく空気が澱んでいると感じました。 同じ政策金融機関でも、国民生活金融公庫を母体とする日本政策金融公庫 の方は、 国金(コッキン)の際と [続きを読む]
  • MRIインターナショナル のその後
  • 「投資被害に遭うと どの程度の被害回収が可能なのだろう」ということについて雑談を同業者としました。 MRIインターナショナル事件(2013年(平成25年)4月に発覚した、MARS債を顧客8,700人に販売し、1365億円の資金を集めた投資詐欺事件)について結成されたMRI被害者弁護団が存在しています。その弁護団がいよいよ、今年(2017年)6月末で依頼受付を終了することになりました。その話が発展しました。事件処理が一 [続きを読む]
  • 本当は 何人が労働基準監督官の業務をしているの ?
  • (前回の続き)労働基準監督年報で、労働基準監督監督署に配置された 労働基準監督官の定員の年毎の推移を整理できるはずだと思われたのではないでしょうか。それは私も同じでした。さっそく、事務所近くの 愛知県図書館 で労働基準監督年報をチェックすることにしました。下の 「労働基準監督官・定員(人)の推移」がその調査結果です(元データは末尾に掲載しておきました。)。労働基準監督署配置の労働基準監督官と労働基準監督官 [続きを読む]
  • 過去は消せない
  • (前回の続き)「労働基準監督行政について」では、労働基準監督官の人員数、監督業務の実施状況が説明されていますが、いかんせん、説明はここ数年の状況に限られています。労働基準法が制定・施行されたのは昭和22年(1947年)なので、施行から 60年経過します。かつては どんなだったのでしょうか。そんな好奇心を満たすには 大学図書館に行って 労働基準監督年報を捲らないといけませんが、幸いなことに、労働基準監督 [続きを読む]
  • 労働基準監督業務の民間活用
  • 3月9日開催された規制改革推進会議で、労働監督業務を民間事業者に委託することが検討されることとなり、タスクフォースが設置されることになりました。3月16日、4月6日と2回のタスクフォースでの会議が既に開催されている現状にあります(規制改革推進会議第12回議事録、タスクフォース第1回議事次第と議事録、第2回議事次第)。 昨年9月12日の安倍首相の諮問を受け、今年6月に規制改革推進会議が答申を提出する際までに [続きを読む]