たろすけ さん プロフィール

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たろすけさん: たろすけ日記
ハンドル名たろすけ さん
ブログタイトルたろすけ日記
ブログURLhttps://ameblo.jp/goojiro/
サイト紹介文日ごろの日常をのんびり書いていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供133回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2011/12/30 19:58

たろすけ さんのブログ記事

  • 遠い星54(Intermission④)
  • やっと鮫君に言えた。でも、私が言いたかったことの半分も言えなかった。彼がいくつでどんな顔してて性格がどうだったかとか、無理やり行き合わさせられたデートのこととか覚えてることみんな話した方が良かった?いや、出来ない、出来るわけない。そんなこと話してたら鮫君との仲も終わってただろう。細かなことはもう黙っておこう。もし彼が訊きたいと思ったことが出てきたときだけ、それだけは話そう。別に隠したい訳じゃない [続きを読む]
  • 遠い星53(裕美の過去編④)
  • 「ありがとう。誰にも言えないようなこと話してくれてホント嬉しい。でも、大丈夫。これからは俺が必ず守る。どんなことがあっても」「有難う。こんなこと話すの鮫君が初めて。・・・でも」「うん?」「・・・私のこと嫌いになった?」「何言ってんの!ますます好きになった。こんな誰にも言えないようなこと話してもらって有難う。俺、これからはずっと裕美といるよ、死ぬまで、いや、死んでもずっと」「良かった!でも大げさ・ [続きを読む]
  • 遠い星52(裕美の過去編③)
  • 「うん」コップを取ってお代わりに行った。ふー、深呼吸した。・・・深刻過ぎる話。俺に話してくれた裕美のことを本当に大切にしなくてはいけない。ここまで聞いた以上もう後戻りは出来ない。もちろんだけど。でも裕美も疲れてるんじゃ・・・?「お待たせ。でも疲れたよね?もうこんな話止めようか?俺も分かったし」「アリガト、でもいい。鮫君には最後まで聞いて欲しい」いつもの頑固な裕美が溢れているので続けた。「そう・・ [続きを読む]
  • 遠い星51(裕美の過去編②)
  • 「さ、いくらでも召し上がれ、お姫様」「有難うございます、王子様」と裕美の口調は相変わらず。いつもと同じ日常なのだが、俺は違う。「・・・今日、早めに来てもらったのは」「分かってるよ・・・」「そろそろ、さ、裕美の昔のこと訊かせてもらおうと思って」「私もそのつもりで来たんだ」しばし沈黙が続いた。そのまま時間が過ぎていけばどんなに良かったろう・・・。でも、俺はどうしても踏ん切り付けたかった。「・・・何か [続きを読む]
  • 遠い星50(裕美の過去編①)
  • 12月に入った。さすがに毎日が寒くなっている。とりわけ朝・晩の寒さは冬の寒さで寒い。今日は先月の裕美のお母さんの約束通り俺たちの報告をすることになっていた。裕美と待ち合わせて行くことが決まっていた。だが、裕美のブログを知ってから、いや、もっと前の付き合い始めてからのことだ。俺はどうしても裕美の過去(①昔の彼氏・②家庭の不和の中身)が知りたくなっていた。裕美の母親にはカッコつけて何でも許しますって答 [続きを読む]
  • 遠い星49(看病編④)
  • 「今日は来てくれてアリガト。すごく嬉しかった」「私も。こんな日に、ううん、こんな日だから会えて良かった」「熱のせいか独りでいると寂しくて、裕美のことばかり考えてた」「メールでも電話でもしてくれたらすぐ来たのに。それと、もう抑えるのは止めてね。お母さんと会ってから鮫君ずっと無理してたでしょ?」「裕美とはうわべだけの付き合いはしたくないんだ。裕美にそれ分かって欲しくて、多分無理してたと思う。それに、 [続きを読む]
  • 遠い星48(看病編③)
  • 「わぁ、アリガト」と言って裕美は俺から離れPCを見始めた。ワンルームだから同じ部屋に今いるのだが、裕美とは少し距離が離れた。俺はお粥をゆっくり食べ始めた。そうだ、アメーバのマイページなら「ペタ」「きたよ」が見れるから知らせておこうと思い、「ブログの前に俺の『ペタ』と『きたよ』見といて。こないだ言った恋愛関係の読者も併せていないってのが分かるから」「うん・・・」裕美の方は既に俺のブログにかかりつけの [続きを読む]
  • 遠い星47(看病編②)
  • ・・・ん?何か鳴ってる。あ、携帯か。スローモーに枕元に置いてあった携帯取ると、裕美からの着信だ。急いで電話出た。「ゴメン、寝てた」「鮫君。来ちゃった。今部屋の前にいるの」「え?それは駄目だって。連絡した通りインフル罹ってるから」「いいの、開けて!」「裕美にうつったら悪いよ」「一人じゃ心細いでしょ、心配してるんだから!」「分かった」相変わらずのスローなテンポでロフトから降り、玄関開けた。裕美のハラ [続きを読む]
  • 遠い星46(看病編①)
  • 11月も終わろうとしてたある日のことだった。段々と寒くなってきている。特に夜が。そんな中突然だが風邪引いてしまった。体温計持ってなかったが熱はそれほどないと思ったので、そのまま学校へと向かった。俺は教育学部の国語国文科だが裕美は英語英文学科のため講義もばらつきがある。裕美とは携帯メール(裕美はスマホだが)で今どこにいるか確認しあって会うようにしている。毎日大体受ける講義は決まってるので会えそうな場 [続きを読む]
  • 遠い星45(Intermission③)
  • 私〜Intermission③〜母とは何とか会ってもらい了承してもらえた。鮫君の正々堂々とした態度には私も感動した。今は彼も私に頭が上がらない状況だが近いうちに逆転するだろう。私だったら初対面であそこまで物怖じせずに喋れない。あれから母は帰りが早くなった。私たちのことを気にかけてくれているのだろう。時折今日は何したのかとか訊いてくるようになった。別に心配かけるようなことはしてないよ、お母さん。でも、私が嬉し [続きを読む]
  • 遠い星44(裕美の家編⑤)
  • 「じゃ最後、突っ込んだこと伺いますけど、あなたは裕美のことどう思ってるの?」「はい。彼女のことは好きですし愛している、と思います。『思います』といったあいまいな言い方で申し訳ありません。ましてや、こんなことを私のような中途半端な子供が言ってしまうことはお母様から見ればおこがましい限りです。ですが、あえて申し上げますと、私には『愛する』という感情をこれまで持ったことがありませんでした。ですからこう [続きを読む]
  • 遠い星43(裕美の家編④)
  • 「そう。でも小田島さん」「はい」「今日は裕美にせがまれてあなたとお会いしたけど、私に何をお話したいのかしら?」「はい、本日はお忙しい中お会いいただきまして本当に有難うございます。再度同じことを申し上げてしまい申し訳ありません。私がお母様にお話したいことは裕美さんとのお付き合いを認めていただきたく参りました」「突然なお話ね。多分そんな話だろうとは思ってたけど。でも小田島さん」「はい、何でしょう?」 [続きを読む]
  • 遠い星42(裕美の家編③)
  • 「はじめまして。裕美さんとお付き合いさせていただいております小田島と申します。本日はお忙しい中お会いいただき有難うございます。これ、つまらないものですが受け取ってください」よし、台本?通りに言えた。良かった。・・・裕美の母親はメガネかけて少し棘のありそうな女性だった。俺のことじっと見ていたが、「あなたも忙しかったんでしょう?勝手に日にちとか決めてごめんなさいね。まぁお上がりなさい」と言って中に入 [続きを読む]
  • 遠い星41(裕美の家編②)
  • 遠めに裕美を眺めながら、さて、今日はどういう切り出してはじめていくか、昨日までやってたおさらいを振り返った。身だしなみをしっかり整える、きちんと挨拶して決して悪い印象持たれないようにする、質問受けたら簡潔に要点だけ答える、終始出来るだけ笑顔で対応する・・・ってまるで就職のときの面接みたいだなと思いながら。今確認できてるのは身だしなみ。これはもう完璧にしてる。髪には櫛も入れたし髭も行く前に再度剃っ [続きを読む]
  • 遠い星40(裕美の家編①)
  • 11月に入った。日差しも日を追うごとにに弱くなってきている。日中はまだ暖かいが夜になると寒い。段々冬が近づいていた。そんな折裕美から家に来てと言ってきた。やっとご両親に会えるのかと思ってたが今回会えるのは母親だけということだった。それでも俺自身気を引き締めて裕美のお母さんに会うんだと思った。裕美からの話では、母親は世田谷区議会議員をしているとのこと。性格は勝気で世話好きとのこと。パッと見メガネかけ [続きを読む]
  • 遠い星39(Intermissoin2)
  • 私〜Intermission2〜彼はアルバイトがあるので今日は真っ直ぐ家に帰った。まだまだ明るい。日差しも出てるし暑い。お素麺一緒に鮫君の部屋で食べてから3日経つ。もっとこんな機会増やしたいけど、それは無理。無理なら私も彼のアルバイト一緒に行こうかなとも考えている。でもまだ決められてない。優柔不断なのは私の方かもね?・・・家に着き玄関開けた。腕時計を見ると18時20分。いつものように誰もいない。父は会社の代表、母 [続きを読む]
  • 遠い星38アメーバ編⑥
  • 「何?」「私も読者全部消すから鮫君も読者消してね」「それは、ニュアンスが違うって。って言うより裕美のブログって俺以上に二人のことばっかじゃないの?」「ううん、私が言いたいのは、その、恋愛関係の読者のこと」「あ、だったら全然いい。そのジャンルだったら俺、読者一人もいないもん」「誰もいないの?」「そりゃそうよ、男の恋愛話読む奴なんてまずいないって。俺だって見たくもない。毎日毎日楽しいよー!とかのブロ [続きを読む]
  • 遠い星37アメーバ編⑤
  • 「・・・いや、裕美の気持ちがよく分かった。すっごく真面目なブログやね。アリガト。俺ももっと真面目に付き合っていかんとね」「私のブログ面白かった?」「うん。俺のことばかり書いてもらってサンキューやね。・・・でも、話があるんやけど」「何?」「今裕美のブログの読者ってどの位いるの?」「えっと、30人位かな」「で、このジャンルの読者は?」既に裕美はジャンルを「恋愛」に変えている。「20人位?」「そのヒトたち [続きを読む]
  • 遠い星35アメーバ編③
  • 「さ〜てと、片付けも終わったし」「お疲れ様」「うん、で、今日の本題に入りましょう」「私のブログ?」「も・ち・ろ・ん!」「鮫君って人のブログ見るの好き?」「中身が面白ければずっと見てる。読者になった人もいるし。裕美もそうよね?」「まっ、ね。でもブログって」「うん?」「誰かに見てもらうこと以上に」「以上に?」「自分にとっての大切な記録じゃないかな?」「そやね。俺も一応ランクはつけてるけど、それ以上に [続きを読む]
  • 遠い星36アメーバ編④
  • 「女の子ってピンクが好きなんやね」ピンクの背景が印象的だった。ふーん、裕美のピグもまた可愛いもんだ。実物と比べると落ちるけど黒髪の芯のしっかりした顔立ちのピグだ。ピグってのも個々の性格如実に顕してるのかなぁ?俺のピグっていうとドン臭そうで頼りなげなピグだ。でもハンサムに作ってるつもり。裕美からの反応はなかったけど、お互いアメンバーにするつもりなので問題なし。ちなみに俺のピグは『さめゆき』、裕美は [続きを読む]
  • 遠い星34アメーバ編②
  • 俺がまず最初に見るサイトはGmail&Hotmail。この二つのメールサイトは俺にとって非常に大事なサイト。所謂ポイント集めに特化したサイト。もちろん裕美とのメールもこのどれかでやってるけど。この二本でほぼ全てのプライベートなことが終わってしまう。楽天・ポイントタウン・ふくびき・マクロミル・ライフメディア・ネットマイル等々のポイントサイトが俺のメインのネットライフ。一日50通というのは過言じゃない。実際その位 [続きを読む]
  • 遠い星33アメーバ編①
  • あれから1ヶ月ほど経った。10月に入ってる。裕美が俺の部屋にもちょこちょこ来るようになり、たまに夕食も作ってくれるようになった。もっとも俺自身バイトやってることもあってこの1ヶ月の間に来てくれた回数数えただけでも3回もなかった。けど、土日は東京のあちこちウロチョロして楽しかった。その辺のことはまた後日紹介しよう。俺はアパート近くの居酒屋でバイトしてる。夕方18時から24時あたりまでのバイト。今はメニューも [続きを読む]
  • 遠い星32(Intermission)
  • 私〜Intermission(間奏曲)〜まだドキドキしてる・・・。鮫君と別れて家に帰った私。こんなこともちろん初めてのこと。変に思われなかっただろうか?そればかり気になってる。私にあんなこと出来るなんて思わなかった。私じゃない誰かが勝手にしたような、ううん、間違いなく私自身がやったことなのだ。本当の私って恐ろしい人間なのかも?あんな考えられないこと良くできたものだと思う。でも、本当は彼から『好き』って言って [続きを読む]
  • 遠い星31俺の部屋編⑨
  • 「痛っ・・・」ハッと我に返った。そうだ、俺、裕美と抱き合ってたんだ、って思い、「ご、ごめん、痛かった?」と裕美の身体から離れた。「ううん」と言って裕美が俺の顔を覗き込んでいた。何か表情が潤んでるように見えた。かと思うと自然に眼をつぶり俺にかぶさってきた。何も考えられずそのまま・・・俺は裕美に口付けした。ほんの少し唇に触れただけだったが、俺は全身に電撃が走った。お酒でない何かに酔ったような酩酊状態 [続きを読む]
  • 遠い星30俺の部屋編⑧
  • 「・・・あー、思い出した。そうそう、あのときこの近くで友達と食べに行ったんだけど、時間余って、これから私って大学で何を目指そうかなって思いながら構内歩いてたんだ。・・・でもね」「うん」「鮫君がいたから、私も速記部入ったの」「入ったの俺が先やった?」「そう」「ゴメン、覚えてない」「私あのときの鮫君見てから好きになったんだ。何かうろたえてたよね、それが可笑しくって」「アリガト!つまんなかった高校時代 [続きを読む]