たろすけ さん プロフィール

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たろすけさん: たろすけ日記
ハンドル名たろすけ さん
ブログタイトルたろすけ日記
ブログURLhttps://ameblo.jp/goojiro/
サイト紹介文日ごろの日常をのんびり書いていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供132回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2011/12/30 19:58

たろすけ さんのブログ記事

  • 遠い星80(帰郷編Ⅱ⑩)
  • 「うーん、俺って元々明るかったよね?」俺。「どこが!?」姉ちゃんと志奈子。「熱くてとっても美味しいです。出来立てのお餅食べたのもしかして初めてかな?」裕美。「だろ、ウチの餅は美味しいんだって!良かった。彼女もウチの一員になったな」俺。「あんた、裕美さん大事にしなきゃ、ね。でもウチのカラーに染めていくのはまだ早い。裕美さんってまだ子供子供してるし」姉ちゃん。「裕美さんは裕美さん。お兄ちゃんがどんな [続きを読む]
  • 遠い星79(帰郷編Ⅱ⑨)
  • 「茜ちゃん忘れてた。ずっとほったらかしてたからな」お茶飲んだ後、茜ちゃんはしばらく座っていたが、退屈になったのか俺たちのそばで腰下ろして小石を拾って一人遊びしてたのだ。「茜ちゃん、ごめんね。もうおうち帰ろうか?」「うん、おじちゃん、だっこ」「はいはい、だっこはちょっと難しいからおんぶして帰ろうね」茜ちゃんをおんぶして家に帰った。その光景は若夫婦と一粒種の子供って感じで違和感なかったな。裕美との結 [続きを読む]
  • 遠い星78(帰郷編Ⅱ⑧)
  • 公園着いたものの、「ブランコないよ」と茜ちゃんがむずかってきたので、「かくれんぼしようか?おじちゃんとお姉ちゃんで」「うん、しようしよう!」と言ってくれたのでホッとした。近くの公園ってここしかないもんな。「じゃ、おじちゃんが鬼になるよ」言いだしっぺの俺が鬼になった。「二人とも逃げて!」二人ともいなくなったのを見計らって「行くよ!」と言って探した。茜ちゃんはすぐ見つかった。「茜ちゃん、見〜つけた! [続きを読む]
  • 遠い星77(帰郷編Ⅱ⑦)
  • 裕美も楽しそうだった。普段の食事はいつも一人のようだし、そうなると会話なんか出てこない。寂しい食事なんだろうな。少しでも俺の家族の会話聞いて仲間に入って欲しかった。そうは思っていても、裕美は相変わらず聞く一方で終わったが・・・。「ごちそうさまでした」食事も終わり、餅つき機の準備をして、後は姉ちゃん一家が来るのを待っていた。13時半になろうとしていた。「こんにちは」そうこうするうちに姉ちゃんたちが来 [続きを読む]
  • 遠い星76(帰郷編Ⅱ⑥)
  • 「裕美さん、こんにちは。お久しぶりです!会いたかったです。でもお兄ちゃん!」「何?」「どうして連絡くれなかったの?裕美さん今日来るなら来るって!」「おかんには言った。お前が聞いてなかったんだろ?」「聞いてない!部活とか忙しくてあんまり話も出来なかったし」「お前のミス。そんだけじゃん」「志奈子ちゃん、こんにちは。またちょっとお世話になるね」また志奈子と喧嘩になりそうな気配だったので裕美がフォロー。 [続きを読む]
  • 遠い星75(帰郷編Ⅱ⑤)
  • 裕美は俺とおかんのやり取りをじーっと見てた。うん、まだ緊張してるんだろうと思って、「もう少ししたら姉ちゃんも来るから紹介するからね。こういうときだけウチも賑やかになるんよ。2歳の茜ちゃんが可愛くてね。見てると楽しくなる」「菜摘さんに茜ちゃんか・・・。ご主人さんも来るの?」「ねぇ、寛さんも来るの?」とおかんに訊いたら「どうだったかねぇ・・・。菜摘が何も言わなかったから」と言葉を濁す。「そう、せっかく [続きを読む]
  • 遠い星74(帰郷編Ⅱ④)
  • 「ただいま!」時刻はお昼前になろうとしていた。二人重そうなカバンを転がしながら玄関開けて叫んだ。奥からバタバタ音が聞こえて、「お帰り、お疲れ様」とおかんが出てきた。「こんにちは、またお邪魔させていただきます。これ良かったらどうぞ」裕美が挨拶してお土産渡した。俺もと思って、「はい、俺からも」と渡した。「もう餅つき始めてるの?姉ちゃんとかも来てるの?」「まだ始まってないよ。菜摘たちが来てから始めるけ [続きを読む]
  • 遠い星73(帰郷編Ⅱ③)
  • 「うん。でも優しい方なんでしょ?」「ちょっと冷たいかな?智さんと同じ24歳でもう2歳の子供がいるんだ。旦那さんは優しい人だけどね」「ふーん、でも鮫君のご家庭って今日とか忙しいんじゃないのかな?」「多分午後からウチ恒例の餅つきが始まると思う。それからはのんびり紅白見ながらおそば食べてゆっくりするだろうね。忙しいのは餅つきだけじゃない?」「私もお手伝いしていいかな?そういうことってやったことないから」「 [続きを読む]
  • 遠い星72(帰郷編Ⅱ②)
  • 実は今回の帰省は、俺自身もとても緊張することが控えてた。二つある。一つは、俺の両親にはっきりと裕美と結婚することを伝えて了解もらうこと。おとんもおかんも裕美のことは気に入ってもらってるようなので問題はないと思ってる。難点は俺がまだ未成年ということと、学生ってことくらいじゃないか?別に婚約(あくまでも気持ちの上でのことだが)したからといって一緒に住むわけでもないし、まだ裕美のお父さんのことも残って [続きを読む]
  • 遠い星71(帰郷編Ⅱ①)
  • 今日は大晦日31日。待ちに待った?実家への帰省の日だ。昨日は俺も今年最後の洗濯とかして何かと忙しかった。年末年始は何もしなくてもバタバタしてる。多分今日もどこ行っても大勢の人で慌しいんだろう。裕美とはいつものJR新宿駅の南口、小田急線とかち合うところで待ち合わせをしてた。9時羽田発なので7時にここで待ち合わせをしていた。案の定、朝早くでも人でいっぱい。うーん、見てると酔いそうになってくる。待ち合わせの [続きを読む]
  • 遠い星70(Intermission⑥)
  • 私〜Intermission6〜お兄ちゃんが昔に戻って話してくれたのはとっても良かった。以前の兄だったから話しやすくて今日は気持ち良かったね、鮫君?あなたも気持ち良さそうだったし前から兄と知り合いみたいに見えたよ。ホント、仲のいい友達みたいな感じだったね。私も安心できた。これからも兄に時間の都合とか訊いてみるから、時間が合えば兄にも会ってね。うん、私たち上手く行ってるよね。後は・・・お父さんかな。でも、父は難 [続きを読む]
  • 遠い星69(裕美の兄編⑧)
  • 「で、裕美はどうするの?卒業したら?」「・・・まだ考えてない」「お前は連通いつでも入れるだろ?」「OLもいいけど・・・」「あ、そうかお前英語喋れるんだったよな。なら通訳とか?」「それもちょっと。まだ考えてません」「甘いけど、女だからいいか」「・・・お兄ちゃんには悪いけど、私は素敵な奥さんに一番なりたいんです!」「え!?このさめゆき君とか?」「それはまだ決まってません。けど・・・」「智さん」「何?」 [続きを読む]
  • 遠い星68(裕美の兄編⑦)
  • 「昔は大人しいだけのお前が、あいつに変な奴と付き合わされてますます落ち込んで行ったよな。ホント悪かった。2年くらい前だっけ、俺もあいつにほとんど毎日あいつの会社行けって言われたから、お前にかまう余裕もなかったんだ。でも、今はこうして明るくなってるし、お前が笑うとこ見たの久しぶりだよ。小田島君と付き合ってやっと自分らしさが取り戻せたのかって思うよ。良かったな、裕美。それと有難う、小田島君。君はいい奴 [続きを読む]
  • 遠い星67(裕美の兄編⑥)
  • 「俺からは以上。小田島君も裕美のことしっかり守ってやって欲しい。で、君から訊きたいことある?」煙草に火をつけてお兄さんから言ってきた。「そうですね・・・」裕美を見た。コクリと頷いて、「せっかくだから訊いてみたら。こんな機会って滅多にないと思うし」俺も頷き、「・・・今付き合ってる方は本当にいないんですか?」「そんなことか?いないよ。だから時間がないって言ったろ。昔話ならいくつかあるけど聞きたい?」 [続きを読む]
  • 遠い星66(裕美の兄編⑤)
  • 「いや、夫婦喧嘩はもういいよ、二人でやっといて。・・・でも羨ましいよ。お互い何でも話せてるんだろうな。俺も彼女欲しい」「お兄ちゃんならすぐ出来るよ」「ええ、智さんはハンサムですし」と笑ってしまった。「時間がないんだよね、付き合ってる時間がさ。で、お前たち二人ともずっといちゃついてるけど、喧嘩とかもう何度もした?」「喧嘩ですか?」お兄さんから言われてみて、これまでを振り返ってみたが、喧嘩らしい喧嘩 [続きを読む]
  • 遠い星65(裕美の兄編④)
  • 「裕美から俺のこと何か聞いてる?いつもムスッとしてるとか、冷たいとか言ってるんだろうけど?」「ごめんなさい。実は冷たい方って裕美さんから聞いたことがあります」「やっぱりな、裕美、俺って冷たいって思ってんの?」「だって、お父さんと同じで滅多に顔合わせないじゃない。話さなくなったら自然そう思うでしょ?」「お前なぁ・・・。冷たいってのは間違い。高校のときと変わってない。俺ってホントは優しくていい男だぜ [続きを読む]
  • 遠い星64(裕美の兄編③)
  • 「それは言いっこなし。・・・とにかくお兄さんからも俺たちのこと認めてもらおう」「・・・鮫君、さっきの続きなんだけど」「何?」「私と土日過ごしてくれるの?」「え?」「さっき言ったよ」「そうだっけ?うん、言ったよ。でも、ここまで言わさないでよ。もう分かってるだろ、俺の気持ち」「ごめんなさい・・・」「いや、俺も言い過ぎた、ゴメン。さてそろそろかな?」時計を見ると11時。でもお兄さんは来ない。「もうそろそ [続きを読む]
  • 遠い星63(裕美の兄編②)
  • 「ここ座ろっか?」「うん」窓辺の明るい座席。陽も入ってくるので暖かく感じた。「・・・さてと、いつものコーヒーでいい?」「うーん、私も今日はアイス頼んでみようか?」「珍しいな、いつもホットのブラックしか飲まないのに、分かった、行ってくる」「アリガト」と言って席を離れいつものセルフのコーヒー取りに行った。「お待たせ」と言って静かにテーブルにコーヒー置いた。氷もたっぷり入れて見るからに寒くなるが、俺に [続きを読む]
  • 遠い星62(裕美の兄編①)
  • クリスマスイブが終わっての翌日クリスマスの25日のことだった。裕美がお兄さんとの面談にこぎつけてくれた。裕美の積極さにはつくづく頭が下がる。アリガトな。お兄さんが勤めているマスコミの記者って仕事も大変らしい。就業規則では週休2日制と明記はされてるようだが、なかなか休みも取れないらしい。ほとんど関東の地方に出張に行っててホテル住まいが当たり前のようだ。そりゃそうだろう、事件や事故は待ってくれないのだか [続きを読む]
  • 遠い星61(Intermission⑤)
  • あー、駄目駄目・・・最っ低!あんな酷いとこ彼に見せてしまった。見っともないし恥ずかしい・・・。おまけにあのときは全然気持ち悪くなかったし、まだ平気で飲めそうな気がしてた。どうしてだろう?以前の私ならお酒の匂いだけで気分悪くなってたのに。・・・こんな私って彼にはどう映っただろうか?酔っ払いの最低の人間に見られたりしてないだろうか?バカなことしてしまった。反省・・・もうお酒は飲みません。付き合い始め [続きを読む]
  • 遠い星60(裕美の悩み編⑥)
  • キスした後に、「鮫君・・・」裕美が俺の顔を覗き込んでた。「ん?」「私って鮫君の彼女よね?」「もちろん」「だったら・・・」「だったら?」「私のこと・・・」「裕美のこと?」「・・・・・・、ううん、何でもない、おやすみなさい」「うん、おやすみ。・・・でも、こうやって別れるのが一番寂しいけど」「私も・・・、じゃあ、ね」と言って裕美は外門開けて入ろうとした。「裕美!」「え?」「もし・・・もし、裕美が嫌じゃ [続きを読む]
  • 遠い星59(裕美の悩み編⑤)
  • 「こんなこと言っちゃ悪いけど・・・、俺は裕美にとって疫病神みたいなもんだった?」「全然違うよ!鮫君と付き合い始めて、初めて私自身がこれまでの私から脱却してるって感じ?昔の私じゃなく何でも前向きに考えられる私?でも、そうは思っても何も出来ない自分に腹立たしいっていうか、何も進められない自分に情けなくなってストレス?溜まってそれがさっき爆発したみたい、って感じ?」「・・・よくは分からないけど、俺たち [続きを読む]
  • 遠い星58(裕美の悩み編④)
  • ハンカチは裕美の使ってるから俺が出すこともないと思ったが、ハンカチ取り出し、俯いたまま黙って泣きはらす裕美に「どうしたの?何でも話して。じゃないと俺も辛い」と渡した。裕美は受け取りはしたものの、急に顔向けて「・・・私のこと嫌いになったんだ!」と叫んだものだからびっくり。「いきなり何言うの?訳分からん。それよりも今苦しいやろ?ホテルから薬もらってきたからこれ飲んで」と言って薬渡そうとしたが、裕美は [続きを読む]
  • 遠い星57(裕美の悩み編③)
  • ・・・裕美は何故か黙ってしまい、沈黙の中の食事が始まった。裕美の顔つき・顔色共何か赤っぽくなっている。ひょっとしてお酒が回ってきてるのかとも思ったので、「大丈夫?喋らなくなったけど」裕美の表情は少し暗くなっていた。が、俺に顔を向けると、突然ニターっと笑ってきた。はじめて見る表情だった。「お・か・わ・り」口調がおかしくなってる。顔を赤らめたろれつの回らない酔った状態だ。これはヤバイ、また悪酔いする [続きを読む]
  • 遠い星56(裕美の悩み編②)
  • ホテルの人から「小田島様ですね。お待ちいたしておりました」と案内されて窓際の席に座った。ホテルの人から飲み物訊かれたので相談してシャンパンに決めた。そのままホテルマンは姿を消した。でも、確かシャンパンもお酒じゃなかったっけ?裕美お酒駄目だよな?って思うこと忘れてしまった。注意力散漫・・・。それ以上に、へぇ、東京の夜景もここからだと綺麗なんだと、景色を眺めつつ、「いいホテルやね。東京でこんなに綺麗 [続きを読む]