ホタテ さん プロフィール

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ホタテさん: 世界で一番くまが好きなのかもしれません。
ハンドル名ホタテ さん
ブログタイトル世界で一番くまが好きなのかもしれません。
ブログURLhttp://hamdacompany.blog133.fc2.com/
サイト紹介文基本ファンタジーオリジナル小説を書いてます。(作家志望) よければどうぞ!
自由文ファンタジーが多いですが、たまに(?)学園ものとかあったりします。
でも結局ファンタジーに発展したりします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供27回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2012/01/30 15:13

ホタテ さんのブログ記事

  • 人魚と孤高の歌姫 11
  • 11 結局話はまとまらず、オペラは大人しく一人で暮らす家へと戻っていった。 明日には森の伐採が始まる。 村人たちはどう思うだろうか。 明日気づいたって、もう遅い。「お父さん……私、自分の故郷を守れなかったよ……」 机の上に置いた写真立てに向かって、彼女はつぶやいた。 幼いオペラを抱え、笑う父。 同じようにオペラも笑っている。 楽しいときも、辛いときも傍にいてくれた父。 心労が祟ったのか、早くに逝って [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 10
  • 10「ほ、本物のプラリネ・カルメンだー!」 シェルマーたちが消えた後、クイニーが歓喜の声を上げた。「ん? 今の声は何?」 女、プラリネ・カルメンがクイニーの声を聞いて、辺りを見回す。 クイニーは見つからないように、慌ててオペラの髪に隠れた。「オバサン……あの歌姫とか何とか言われてるやつか」 歌姫にオバサンは失礼だろ! と、クイニーは叫びたかったが、我慢した。「光栄ね……。あなたに認知してもらえてるな [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 9
  • 9「すでに完成イメージはできあがっていて、設計図も用意されているんだ! しかも、明日にはもう森を伐採し始めるっていうんだよォ!!」「何ですって……!?」 彼らが思っている以上に、事は進んでいた。「何だよ、それ! 急いで止めないと、村が潰されてしまうじゃねぇか!」 ラムネがそう叫んだのと同時に、オペラが力なくベンチに座った。「全てが遅かったってわけか……」 セムラがつぶやいたのを聞いて、ラムネは彼を [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 8
  • 8 翌朝、早速クイニーは張り切った様子で、情報を探るために出て行った。 ラムネとセムラは迎えに来たオペラと三人で、まず村長の所へ向かう。 朝早くから訪ねてきた三人を見て、何事かと村長は驚いた。「オッサン。こいつから話は聞いたぞ。この村、無くなるんだってな」 単刀直入にラムネは言った。「ああ……確かに無くなる。隣のアレグロ町と合併するからな。それがどうした?」「オッサンはそれでいいのか!? オッサン [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 7
  • 7「……私を脅してきたあいつは、アレグロ町の町長よ。ディータ・シェルマーって名前。最近新しくやって来た町長なの」「町長のくせにずいぶんな態度だねぇ。一体何者だい」 とても偉そうで、町長には見えなかった。「もちろん、街の人間には見せてないわよ、あんな姿……。私に、私にだけよ。私が、あの男の本性を知ってしまったから……」 オペラは、少しうつむく。 その表情は暗いが、怒りも感じ取れた。「あいつは……悪い [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 6
  •  6 ラムネたちは男に村まで送り届けられた。 彼はオペラに「あまり無茶なことはするな」と注意し、どこかへと消えていった。「あんたたち……見かけない顔だと思ったら、旅人だったのね」 ラムネたちが村の空き家で寝泊まりをしていることを知って、オペラはそのまま押しかけてきた。「何なんだよ、お前……さっきまでケンカ腰だったくせに……」 セムラが呆れた声で、全く遠慮する気配のないオペラを見て言った。「そこの坊 [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 5
  • 5 翌日も街へ行くと、噴水の所で男が一人演奏をしていた。 ラムネとセムラもそこに混じり、一緒に音楽を奏で、街行く人々からおひねりをもらう。 昨日の評判を受けてか、今日も多くの人が集まった。 しかし、それを待っていたかのように例の少女、オペラが再び邪魔をしに来たのであった。「オイ、コラ! 女! 何てことをしてくれてんだ!」 ギャラリーが散っていった後、我慢できなくなったセムラが、彼女に抗議をした。  [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 4
  • 4「いやぁー! すごかった! アタシは感動したよ!」 夜になってようやく復活したクイニーは、嘘をつくのも忘れてひたすらラムネを褒めた。「ああ、そうだな。まさかお前にあんな才能があるなんて」「本当だよ! アンタ、歌なんて知っていたんだねぇ」「うーん……」 ラムネはなぜか考え込むように険しい顔になった。「俺も知らなかった。歌えるってこと」「……ん?」 何だかよくわからないことを言い出したので、クイニー [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 3
  • 3 その出来事、いや、事件と言うべきか。 それが起きたとき、あまりの不快音に、人々は自身の耳を塞いだ。 予想だにしないことだったので、皆、苦しみもがいた。「な、何だ……今の……!?」 ようやく立っていられる状態に戻れたとき、ラムネは驚きで何が起きたのかいまいちよくわかっていなかった。 セムラを見ると、まだ余韻が残っているのか、キャスケットを引っ張るようにして耳を塞いでうずくまっていた。「すげぇ音だ [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 2
  • 2 三人が降り立ったアレグロ街というのは、これといって変わったところもない、普通の街だった。 だが、お金がなくても泊まれるような所はどこにもなかったので、途方に暮れていると、隣のアンダンテ村には空き家が多いというのを通りすがりの人に教えてもらい、一行はおそちらへ向かうことにした。 村は街のすぐ隣にあり、街とは打って変わって緑に囲まれていた。 足を踏み入れるなり、村長なる人物と挨拶を交わし、好きな空 [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫 1
  • 1 この世界には、人間の他に変わった種族の生き物、そして魔法が入り乱れている。 加えて、一生に一度は見ておきたい四つの海というものがあった。 北の白い海。 西の赤い海。 東の緑の海。 南の黒い海。 この全ての海を拝むために、世界を旅する人も少なくはなかった。 ラムネもまた、その旅人のうちの一人だ。 見た目は普通の少年であるラムネだが、実は彼は“人魚”というこれまた珍しい種族の子どもであった。 その [続きを読む]
  • 人魚と孤高の歌姫
  • 人魚と孤高の歌姫オープニング/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/Nicolaさん、お誕生日おめでとうございます。去年、このページ作るだけ作って何もできませんでした。しばいてください。今年はちゃんとやりとげたいです。という戒めで昨年書いた下記の文章も残しておきます。ちなみにこのページは昨年作ったものになります。昨年の醜態をさらす前にちょっとだけ紹介させてください。この物語は、マイベストフレンド、Nicola氏の生誕祭のと [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事 mission5
  • mission5 友達ができた。 あたしにとって、とても嬉しい出来事だった。 先輩はあたしとは友達じゃあないし、イオンも違う。 ミリアルだって違う。 ――あたしには、友達と呼べる人がいない。 友達だと思いたくても、向こうはそう思ってくれないことばかり。 でも、ルイは違う! ルイは、あたしの友達なんだ!「お帰り」 帰宅すると、あたしは普通に出迎えられた。「あ、うん。ただいま」「もうすぐ飯ができる。洗濯物を取 [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事 mission4
  •  mission4 どうやってあの先輩をなだめるつもりなんだろう? 疑問に思いながらも、あたしは山へ向かった。 トレーニングなんて言ったが、ほぼ一人で遊んでいると言ってもいい。 そんなことをしていると先輩にバレたら、怒りが爆発するに違いない…… 怒ったときの先輩を想像してしまい、あたしは身震いをした。 大丈夫、大丈夫……一応、修行はしてる。 言い訳はできるぞ。 山への入り口(あたしが勝手に決めた)が見えて [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事 mission3
  • mission3 翌日、あたしと先輩は今回の任務完了の報告をする為、とある場所を訪れた。 唯一、近所と呼べる家だ。 しかも、豪邸。 この豪邸に住む、とある男に用がある。「やぁ、二人とも。お疲れ様。上手くいったようだね」 女秘書さんい連れられ、客間で待っていると、スーツを着た若い男が現れた。「聞いたよ、ソフィアちゃん。大活躍だったってね。頑張ったね。ご褒美にケーキをあげよう」「ケーキ!?」 メイドさんが色ん [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事 mission2
  • mission2 さて、先程あたしがヒップドロップをかましたオッサンは他のそうじ屋仲間に引き渡し、後処理を任せた。 生かすか殺すかは、あたしたちの知るところではない。 暗殺組織とは言ったけれど、暗殺が全てではない。 ああいう仕事も少なくはない。 組織壊滅へと追い込んだというわけだ。 無事任務を終えたあたしたちは、帰路につく。 本当は、依頼人に報告しなくちゃいけないけど、夜も遅いので翌日にすることにした。  [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事 mission1
  • mission1 そうじ屋とは! 裏社会で悪事を働くやつらを抹殺する、暗殺組織の名である。 決して、家の清掃を行ったりするサービスのことではない。 裏社会にだってルールはある。 そのルールを守らないやつらや、表社会に悪影響を及ぼす、警察でも手を出せないような連中を、秘密裏に消すのだ。 あたしの名は、ソフィア。 そうじ屋見習いの十四歳! 立派なそうじ屋になるべく、日々奮闘中! と、言いたいところなんだけど… [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事
  • そうじ屋の愉快なお仕事あたしは自分を守れる強さがほしい。でも、今は違うんだ――そうじ屋見習いの少女、ソフィア。彼女は何を思い、何を求めて強くなりたいのか。そして、そうじ屋とは何なのか――。一人の少女と彼女を取り巻く人々の物語。ちょっとらしかぬことを冒頭に書いてみましたけど、もうちょっと明るくいきたいです。(笑)6話まできてるくせに、突如として1から書き直したい症候群に襲われまして、意を決して上げ直し [続きを読む]
  • あなたの生まれた日
  •  その日、美保静は、自分の勤め先であるスーパーの前で呆然としていた。 歩いてこられる距離に自宅があることもあり、また、彼自身がこのスーパーの副店長でもあるので、出勤の日は大抵彼が店の全ての鍵を解錠することが多い。 まずは、店の前にあるわずかな駐輪スペースを開放することから始まる。 しかし、店が異様な光景に包まれており、こうして立ち尽くしているというわけだ。 スーパーはなえと書かれた看板には花という [続きを読む]
  • unbalance Trio 休みたい人と休みじゃない人 -1-
  • 1 −スノーが捕まる2日前−「お初目お目にかかる! 俺の名はキャロル・オールディス! オールディス財閥の後継者だ!」「……えっ?」突然現れた少年にそう言われ、握手を求められても、そんな反応しかできないだろう。 スーツに身を包んだ若い男は、目の前に出された手を見てポカンとしていた。「一度あなたとは言葉を交わしてみたいと思っていたんだ。お会いできて光栄だ。ミリアル・スマイルさん」「……それはご丁寧にどう [続きを読む]
  • unbalance Trio 休みたい人と休みじゃない人-そうじ屋の愉快なお仕事番外編-
  • おかげさまで、そうじ屋は今年で6年目を迎えました。昨年は、完全にそんなことを忘れておりました。とっくに日は過ぎてしまったのですが、思い出すことができたので、今年は何かやろうと無理くり書いております。(現在進行形)本編書けよって感じですが、本編から離れて。あの三人をメインにしてみました。一応、そうじ屋を知らない人向けに書いてみましたので、もし興味ある方もこの機会に(?)読んでいただければと思います。 [続きを読む]
  • unbalance Trio 休みたい人と休みじゃない人 -プロローグ-
  • プロローグぴちょん、ぴちょん……床にぶつかる水の音で目を覚ます。視界はぼやけているが、全身には痛みが走る。朦朧とする意識の中、スノーは自分の置かれた状況を思い出した。 しくじった。 まずはその言葉が頭をよぎった。「……助けて……」何もない暗闇に向かって、彼はかすれた声で言った。→1へ→TOPページ参加してます。押していただけると嬉しいです。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 絆 episode3 嫉妬 (9)
  • 9私は、「用事がある」と言って、先に部室を出た。確かめたいことがあったからだ。私は『彼女』のことをよく知らない。『彼女』がどんな性格で、どんな思考の持ち主で何が好きで何が嫌いなのか……知っておく必要がある。完璧じゃなくていい。何も知らないよりはましだ。知った上で話さなければいけない。「……突然呼び出してごめんね。原田さん」情報を得て、私は『彼女』を屋上へと呼んだ。原田詩織。クラスメイトだけれど、ほ [続きを読む]
  • 絆 episode3 嫉妬 (10)
  • 10「なぜ一言も相談しなかった」私は部室で先輩に叱られていた。「……すみません」「俺は謝れとは言っていない。理由を聞いているんだ」仰る通りでございます。部室には私たち以外にも人がいた。友人二人に、城山君、そしてバド部のお三方。原田さんはあの後、来緋先生に連れて行かれてしまった。「まぁまぁ、霧谷。その辺にしてやれよ。野沢ちゃんが可哀想だぜ」新島さんが、蛇ににらまれた蛙みたいになっている私のために、フ [続きを読む]
  • とうとう作ることにしたよ。ご案内
  • ※このページは常に最初にくるように固定しています※本年も宜しくお願い致します。ご訪問ありがとうございます。当サイトは小説ブログとなります。管理人ホタテが自由気ままに物語を綴っております。よろしければどうぞお立ち寄り下さい。書いている小説のジャンルは、ファンタジー、学園もの、BLくさいもの・・・など。基本的に高校生くらいの年齢を好んで書いております。BLばかり言ってますが、基本的にはNLですよ!!!!!! [続きを読む]