詩と美術も

海外だと、「詩を書くことと朗読すること」が密接な関係にあるのと同じぐらい、「詩と美術」も密接だ。 詩集の表紙は詩人自身が描いた絵だったり、ページの片側が詩、…

詩の朗読は芸術 ～I carry your haert with me

「ポエトリーリーディング」、つまり詩の朗読というのも日本ではかなりダサいイメージだ。 私が10代の頃（1980年代）、ボーイフレンドが詩を書いていて、たびた…

昼番組「PON」を見て思ふ

先日、昼のワイドショー番組、PON!に、話題の人気モデル、池田エライザさんが出演していた。 彼女は同世代の子に大人気で影響力のあるモデルでありながら、詩に興…

アメリカ現代詩人、ロバート・クリーリーの・・・

ロバート・クリーリー（Robert Creeley）は、アメリカを代表する現代詩人だ。岩波文庫のアメリカ名詩線にも、「The Rain」（雨）という詩が掲載さ…

勧酒～酒飲んで「じゃあな」

「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず・・・」という言葉は、福沢諭吉が言った言葉のように知られているけれど、実際には福沢先生がこのあとに続けた言葉は…

年明けだけどまた、晩夏の詩

新年あけましておめでとうございます。以前、というかこの記事の3つ前に、「年の瀬だけど晩夏の詩～the Late Summer」という記事を書いて、1年以上がた…

戦場 ――A Battlefield、 映画「母と暮らせば」

12月に、嵐の二宮和也くん主演、山田洋二監督の「母と暮らせば」という映画が公開されるとのこと。主役のモデルは、詩人の竹内浩三とのこと。「骨のうたう」「ぼくもい…

8月の葬儀屋

Otolith「8月の葬儀屋」は、先日、オーストラリア発の詩のe-zine、Otolithに掲載された、詩のタイトル。原題は、「A mortician in …

アダージョでは天使の声が聞こえたよ

久々にビビッときて観た、「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」という映画。17世紀末から18世紀初頭の、謎めいた天才ヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニを…

the Late Summer ～年の瀬だけど晩夏の詩

英語の詩を書きはじめてもう2年半もたってしまった。ブログを始めたときは、好きな詩の話を書くためだったけれど、自分が書くようになるとは思いもよらなかった。けれど…