梨野礫 さん プロフィール

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梨野礫さん: 文芸茶話・《文学・映画・演芸・テレビ・「雑考」》
ハンドル名梨野礫 さん
ブログタイトル文芸茶話・《文学・映画・演芸・テレビ・「雑考」》
ブログURLhttp://bungei565.blog.fc2.com/
サイト紹介文「文学」「映画」「演芸」「テレビ」に関する駄文を綴ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供187回 / 365日(平均3.6回/週) - 参加 2012/03/09 11:55

梨野礫 さんのブログ記事

  • 「同じ穴の狢」
  •  昨年からの某国首相A、今年に入って某大学理事長T、最近の某連盟理事長Y・・・。いずれも「首」「長」と名のつく立場だが、「公私混同」「自省の念欠如」「強権主義」「恥知らず」という共通点があり、要するに「同じ穴の狢」である。 彼らは「弱肉強食社会」の勝者であると自認し、順風時には得意満々、多弁だが、、ひとたび逆風が吹き始めると、沈黙を貫き、入院患者に豹変する。口では「美しい日本」「良き伝統」「スポー [続きを読む]
  • 昭和の歌謡曲・1・《流行歌手の実力》
  •  「古賀メロディー」は、昭和の流行歌を彩る数多くの作物を支えているが、なかでも「影を慕いて」(1931年・昭和6年)は古典的名品と言われている。当初の歌手は佐藤千夜子であったが、後に藤山一郎に歌い継がれたことによって爆発的にヒットした。「実力派」といわれる昭和の流行歌手は挙ってこの名品にチャレンジ、その歌唱力を競っているように思われるが、誰が首位の座を占めるだろうか。俗に「歌は語るように、芝居は歌 [続きを読む]
  • 「死ぬ」ということ・2
  •  「死んで花実が咲くものか」と言うとおり、生きていることが《すべて》である。「輪廻転生」といって「死んであの世に還った霊魂(魂)が、この世に何度も生まれ変わってくる」、つまり、《生まれ変わり、死に変わり》という営みが《すべて》だという考えもあるが、私は信じない。死ねばすべてが終わり、無に帰する。生まれ変われるのは、生きている者に限られる。死者は永遠に死者である。魂も存在しない。たとえば「幽体離脱」 [続きを読む]
  • 「死ぬ」ということ・1
  •  「老い」て「病む」と「死」が待っている。50歳台の中半に「大腸ポリープ切除」、後半に「無症候性脳梗塞」、60歳台前半に「前立腺肥大」(前立腺炎)、中半に「乾皮症」になり、通院治療を続けてきた。そこまではまだ「死」の実感はわかなかったが、70歳台に入ってから、畳みかけるように「高血圧症」「脊柱管狭窄症」「急性心筋梗塞」を患い、いやでも「死」と向かい合わざるを得ない状態が続いている。 他人(三人称) [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《療養生活・3》
  •  「急性心筋梗塞」による入院・退院後、思うように体調・体力が回復しない原因が(素人考えだが)わかったような気がする。その第一は、病院の病棟(病室)から自宅への大きな「環境変化」である。看護師の話では、病室の室温は23度であった。それに比べて、自宅寝室、居間の室温は28度に設定している。この差が体調不良の原因ではないだろうか。今年の猛暑は尋常ではなく、連日34度を超える日が続いている。私の自宅は「鉄 [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《夏バテ》
  •  昨日は気分がよかったので、午後1時過ぎから自転車のペダル漕ぎを「休み休み」10分程度行ったが、夕方から息苦しくなり、安静にしても治まらない。体温、脈拍はいつも通りだが、最低血圧が90を超えている。「何かあったら、ためらわずに病院に電話をしてください。」とリハビリの看護師から言われていたので、午後6時ごろ病院に電話した。代表電話にはつながるが「循環器内科」にはつながらず「救急担当」へ回された。しか [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《療養生活・2》
  •  退院後2週間が経過したが、私はまだパジャマ姿である。つねに倦怠感、脱力感、息苦しさがあり、1時間起きれば、1時間寝る(休む)といった生活(のリズム)を余儀なくされている。寝室、食堂、居間を行き来しているが、いずれも室温を28度に設定している。食事は「減塩」に徹し、朝はトースト他、昼は「減塩そうめん」「減塩つゆ」、夜は製薬会社の宅配で取り寄せたカレーライス、中華丼、ハヤシライスとノンアルコールのビ [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《モーツアルト》
  •  案の定、昨日、帰宅後の体調は「良好」とは言えなかった。動悸、息苦しさ、吐き気、食欲不振といった症状が繰り返される。「心臓リハビリ」の影響か、猛暑の影響か、原因は不明である。「心臓リハビリ」の看護師いわく「体調が変化したときは、遠慮なく病院に連絡してください」「どこに電話すればいいのですか」「まず、代表電話。次は内科です。診察券の番号を言えばカルテがわかりますので、すぐに今後の指示があると思います [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《「心臓リハビリ」》
  •  退院13日目、猛暑の中、「心臓リハビリ」のため通院する。前回(7月11日)は、帰宅後「冷や汗」が出て、体温が33度まで下がって、しばらく上昇しなかった。そのことを、まず看護師、担当医に告げると、「そうでしたか」と首をかしげる。「塩分を制限していたので、脱水症状になったのでは?」と尋ねたが、明確な回答は得られなかった。「では、今日は軽めにやりましょう」ということで、ストレッチと自転車のペダル漕ぎ運 [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《療養生活・1》
  •  「急性心筋梗塞」のカテーテル手術で入院10日、退院後12日目を迎えた。入院中は、「退院さえすれば元の生活に戻れる」と思っていたが、そうは問屋が卸さない。私はまだパジャマ姿でいる。いざというとき、すぐ救急車に乗れるように、また、いつでもベッドで横になれるように、という理由からである。朝起きると、すぐに体重と血圧、体温を測る。朝食(トースト、スクランブルエッグ、レタス、トマト、コーヒー)に食欲はわか [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《「病は気から」》
  •  「急性心筋梗塞」で入院10日、退院後10日目を迎えた。自分の体調が良いのか悪いのか、よくわからない。ただ言えることは、「悪い」と思い始めると、確実に「悪くなる」ことはたしかなようである。息苦しい、胸に違和感がある、食欲がない、などなど数え上げればきりがないし、そのことに気持ちを集中させれば、ますます苦しくなる。逆に、「良くなった」と思えば、少しずつ楽になる。自分でできることは、「深呼吸をすること [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《服薬の副作用》
  •  「急性心筋梗塞」で10日間入院、退院後9日目に入った。「体調はきわめて良好」と言いたいところだが、そうは問屋が卸さない。先刻(7月8日)、「それら(10種類の服薬)の副作用に私の身体が耐えられるかどうか。いずれにしても、服薬は、私の生命を延ばそうとして、逆の効果をもたらすという矛盾をはらんでいる」と書いたが、まさにその時がやってきた。今日の未明には「下痢」、朝方には「吐き気」に襲われたが、いずれ [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《減塩の影響?》
  •  「急性心筋梗塞」による入院から帰宅して1週間が過ぎた。一昨日は主治医の診断(心電図・血液検査・レントゲン)、昨日は「心臓リハビリ」(運動、ストレッチ)のために通院、いずれも「経過はおおむね良好」ということであったが、家に戻り、大相撲のテレビを観ている時に「異変」が生じた。急に「冷や汗」が吹き出し、体温を測ると33度以上にあがらない。呼吸困難はないが、めまいを感じ意識が薄れそうになる。しばらく安静 [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《生老病死》
  •  「急性心筋梗塞」は、仏語《生老病死》を具現化していると、私は思う。生命体の根源である心臓や血液は「生」であり、血液を全身に行き渡らせる血管の老化・動脈硬化は文字通り「老」であり、冠状動脈に梗塞(「病」)が起きれば、「死」に至る。 「死」へのプロセスは自然のなりゆきであり、誰も食い止めることはできない。ただ「死」を先送りする姑息な手段はある。私は今、その一つである「服薬」、さらには「リハビリテーシ [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」・《退院はしたけれど》
  •  「急性心筋梗塞」による入院・手術・治療を終え退院、3日目になるが、私の生活は入院前の状態には戻らない。それはよいことで、もし戻れば、ただちに「再発」の危機に見舞われるということであろう。つまり、私は以前の生活を全面的に改めなければならない。「急性心筋梗塞」の原因としては、①高血圧、②動脈硬化、③血液の凝固、④塩分摂取、⑤運動不足などが挙げられているが、素人の私にはそれらの「因果関係」がどのように [続きを読む]
  • 《追悼》 ありがとう 三代目・鹿島順一!
  •  三代目・鹿島順一の(たぶん?)初月忌にあたる6月25日、私もまた「急性心筋梗塞」の症状に襲われた。夜半から夜明けにかけて胸に違和感を感じていたが、午前6時を過ぎると「疼痛」に変わり、冷や汗、息苦しさも伴ってきた。いつもなら「肋間神経痛?」ぐらいな気持ちでやり過ごしてしまうところだが(痛みも軽減するところだが)、今回は違っていた。このままでは一日もたない、「とにかく診察を仰がなければ」という思いで [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」体験記・7
  •  私は「急性心筋梗塞」の危機から辛くも脱し、昨日、無事退院することができた。退院に際して、循環器内科部長から「今回、どうしてこのようなことになったのか」、これまでの生活を振り返って、その原因について考えてみるよう、助言を受けた。まことに、もっともな御指摘で、さっそく、そのことについて考えてみたい。そのためには、事の経過を逆に辿ってみることが大切だろう。「何の前触れもなしに」というのが実感だが、実は [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」体験記・6
  •  500メートルの持続歩行に付き添った「リハビリテーション部」の担当医は、途中で「足腰は痛くなりませんか?」と私に尋ねた。「痛いです。でもこの検査は心臓の方なので、休んでもいいのでしょう?」と答えると、彼は笑いながら「まあ、そういうことですが、歩き続けることも条件の一つです」と言う。あと一周というところで再び「大丈夫ですか?」と尋ねたので「早く卒業したいので頑張ります」と答えると、「がんばるのは退 [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」体験記・5
  •  入院四日目(6月28日)の夕方、私は(決意どおり)「一般病棟」(六人部屋)に移ることができた。喜ぶべきことだが、以下の点に注意しなければならないことがわかった。様相は集中治療室とは一変する。これまでの手厚い個別対応とは異なり、何でも自分一人でやらなければならない。それが原則である。また、看護師は複数の患者に分業体制で対応するため、時間が遅れたり、齟齬が生じたり、患者の前で「連絡調整」したり、とい [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」体験記・4
  •  入院二日目(6月26日)の午前の日課が始まった。集中治療室を出るためには、3つのリハビリをクリアしなければならない。その一は、ベッドの上に自力で起き上がること(30秒)、その二は、ベッドを降りて脇に立ち続けること(1分間)、その三、室内を自力で2分間歩き続けること、である。そんなことなら簡単にできる、と私は思ったが、それを「いっぺんにやる」ことではなく「時間をかけて(今日と明日の二日間)やる」こ [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」体験記・3
  •  私は手術後の10時間(おそらく7時〜17時ごろまで)、身動きできぬまま、その退屈さに必死で耐えた。身体的苦痛は、右前腕の傷、発熱、頭痛程度で大したことはないのだが、「動いてはいけない」ということが最も辛かった。一人の看護師は「病気にならなければダメです」と言ったような気がする。何もしないで天井だけを見つめていると、この部屋の中、部屋の外、屋外で様々な音がしていることに気づく。人の話し声、立ち動く [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」体験記・2
  •  ストレッチャーに乗せられて集中治療室に到着すると、ただちに左前腕部に点滴注射2本が装着される。鼻腔には酸素のチューブ、右前腕部にはカテーテル挿入時の傷口が2箇所、止血装置が施されている。胸には心電図のモニターのコードが貼り付けられた。とはいえ、それらは後からわかったことで、私自身はただ「なされるまま」で何もできない。 担当の看護師が言う。「これから10時間ほど、絶対安静にしていただきます。身動き [続きを読む]
  • 「急性心筋梗塞」体験記・1
  •  先週の月曜日(6月25日)、「急性心筋梗塞」のため緊急入院、カテーテルによる手術他の関連医療を受けた結果、本日、その記録を以下の通り綴れるまでに回復した。消防署救急隊及び病院の医療関係者各位の御尽力に、心より感謝申し上げたい。 × × 先週の月曜日(6月25日)、夜半から早朝にかけて胸痛が生じ、治まらない。以前にも、同様な症状で「肋間神経痛」 [続きを読む]
  • 「サプール」と呼ばれる男たち
  •  午後10時から「地球イチバン・世界一服にお金をかける男たち」(NHK)という再放送番組を観た。コンゴ民主共和国の「サプール」に関するレポートである。詳細は以下のように紹介されている。〈あのポール・スミスも刺激を受け、コレクションに反映させたというコンゴの紳士たち。土煙舞う道端を、色鮮やかなスーツに身を包みかっ歩する。彼らはサプールと呼ばれ、ひとたび現れると、人々が家々から飛び出し、喝采を送る街の [続きを読む]
  • 「書く」という私の煩悩
  • ここに1冊の本があるとする。1冊の本があるということは、一人の人間(著者)が居る(文は人なり)ということだ。なぜなら、その本を読むことによって、私はその人間と「対話」(コミュニケーション)ができるからだ。こちらからの問いかけに、「直接」答えることは無理だが、文字を通して著者の考えや気持ちを「聞く」ことができる。これまで私は、かなりの著者と「対話」を重ねてきたが、どうしてもその「対話」が続けられなく [続きを読む]