mozart_nobu さん プロフィール

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mozart_nobuさん: love mozart love
ハンドル名mozart_nobu さん
ブログタイトルlove mozart love
ブログURLhttp://lovemozartlove.blogspot.com/
サイト紹介文モーツァルトの音楽をこよなく愛する人のために
自由文モーツァルトの音楽は天からの贈り物です。
その完成度は人間の次元を超えてます。人生を豊かにしてくれるかけがえのない友です。
その音楽の魅力を、楽曲の背景、音楽データ、イメージ写真を交えて素人の立場で自由に語ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供57回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2012/03/11 10:20

mozart_nobu さんのブログ記事

  • K.358(186c) 4手のためのピアノ・ソナタ 変ロ長調
  • モーツァルトは若い時期に4手のための、つまり1台を2人で弾く連弾用のピアノ・ソナタを3曲書いています。その3曲目が今日聴くK.358(186c)です。当初1780年頃の作品と思われていて、K番号358が振られましたが、その後の研究で1774年頃ザルツブルクで書かれたとわかり、K6版では「186c」の番号になっています。姉のナルネンと一緒に弾くために書かれたものと思われます。モーツァルトはこの作品を気に入っていたようで、そ [続きを読む]
  • K.191(186e) ファゴット協奏曲 変ロ長調
  • ファゴットという楽器は、どこかユーモラスで暖かい響きをもっていて、オーケストラの中でも独自の存在感を放っています。モーツァルトはこのファゴットのために5曲もの協奏曲を書いた可能性があるそうですが、残念ながら現存しているのはこの1曲のみです。1774年6月にザルツブルク大司教に雇われたファゴット奏者のために書かれたと思われます。モーツァルトが宮廷音楽家として生活し始めた時期でもあり、ギャラントな作風にな [続きを読む]
  • K.192(186f) ミサ・プレヴィス ヘ長調【御命日に寄せて】
  • 今日はモーツァルトの226回目の御命日です。この世に残してくださった多くの音楽に感謝しつつ、天上界での御冥福をお祈り申し上げます。(勝手なお願いですが、もし天上界で我が家にいた猫たちをみつけたら遊んでやってください。)そこで今日は、ザルツブルク時代の多くの教会音楽の中でも高く評価されているミサ曲を聴いてみます。作曲されたのは1774年、モーツァルト18歳の時、ザルツブルク大聖堂のために書かれました。独唱4 [続きを読む]
  • K.172 弦楽四重奏曲(第12番)変ロ長調 
  • 1773年に書かれたウィーン四重奏曲の5番目にあたる曲を聴いてみます。この曲は格別新しい試みをしたものではなく、むしろ伝統に即した作品といえるもので、新味はないかわりに安定した美しさを具えています。この第2楽章は第1ヴァイオリンが歌いあげる抒情的な旋律に、第2ヴァイオリンとヴィオラが拍をずらしながら分散和音を刻み豊かな背景を彩っています。この第1テーマの旋律は「フィガロの結婚」の伯爵夫人のアリア「愛の [続きを読む]
  • K.175 ピアノ協奏曲(第5番)ニ長調
  • モーツァルトのピアノ協奏曲は彼の作品群の中でも輝かしいジャンルのひとつですが、17歳のこの時期にそのスタートとなる作品を書いています。番号の付いている1番〜4番はクリスティアン・バッハなど他の作曲家の作品に手を加えた習作的なもので、モーツァルトの実質的なオリジナルはこの作品が最初にあたります。すでに後期の名作をも彷彿させるような完成度を備えています。この第1楽章は4分の4拍子、アレグロ。協奏曲風のソ [続きを読む]
  • K.174 弦楽五重奏曲(第1番)変ロ長調
  • 引き続き1773年、モーツァルト17歳の時の作品を聴いてみます。この年は非常に多作で、弦楽四重奏曲、交響曲をはじめ他の作曲家の作品に触発されながら、モーツァルトは新しい音楽の可能性を探っていた時期だともいえると思います。この弦楽五重奏曲はミヒャエル・ハイドン(有名なヨーゼフ・ハイドンの弟)の最初の弦楽五重奏曲に触れて、同様の編成の作曲を試みたものと思われます。この年の春に書き始めて、ウィーン旅行から帰っ [続きを読む]
  • K.180(173c)「わがいとしのアドーネ」による6つのピアノ変奏曲
  • 1773年のウィーン滞在中に、モーツァルトはサリエリのオペラの主題によるピアノ変奏曲を書いています。サリエリは例のモーツァルト毒殺の伝説がありますが、当時のウィーンでは確固とした地位があり、優れて音楽教育家でもありました。この変奏曲のテーマとなったオペラ「ヴェネツィアの市 」は1772年1月に初演され、1773年の2月まで上演されていたといいますから、かなり人気があったようです。このオペラの中のアリア「わがい [続きを読む]
  • K.173 弦楽四重奏曲(第13番)ニ短調
  • ウィーン四重奏曲の第6曲目は初期弦楽四重奏曲の中で唯一の短調で、有名なハイドン・セットのK.421と同じニ短調になっています。モーツァルトの23曲の弦楽四重奏曲の中で短調はこの2曲のみです。作曲されたのはウィーン滞在中の1773年9月頃と思われます。アレグロ・マ・モルト・モデラート(アレグロだけど、非常に中庸なテンポで)の表記は父レオポルトによって書き込まれています。ここで聴く第1楽章は2/2拍子、ソナタ形 [続きを読む]
  • K.170 弦楽四重奏曲(第10番)ハ長調
  • 1773年3月、最後のイタリア旅行から帰郷したモーツァルトは、その年の7月から9月にかけてウィーンに旅行しました。 その時に書かれた弦楽四重奏曲を聴いてみます。この曲集もミラノ四重奏曲集と同様に6曲からなっていて「ウィーン四重奏曲」と呼ばれています。6曲全て4楽章形式になっていて、主にハイドンの作品から刺激を受けて、ウィーン滞在中に書かれています。このK.170はそのウィーン四重奏曲の第3曲目にあたります。 [続きを読む]
  • K.159 弦楽四重奏曲(第6番)変ロ長調/第2楽章
  • 第2楽章は一転してト短調のアレグロ。内面的な激しい感情が溢れ出ているようなエネルギーに貫かれています。3拍子のメヌエットのように始まり、展開部は20小節の推移的なものですが、全体は195小節に及び、ソナタ形式となっています。父親もこれらの作品にはしっかり目を通しているはずですが、彼の目には旧来の様式からは外れた革新的(反抗的?)な作品に映ったのではないでしょうか。「ト短調」という調性はモーツァルトの宿 [続きを読む]
  • K.159 弦楽四重奏曲(第6番)変ロ長調/第1楽章
  • 1772年10月にモーツァルト父子は第3回のイタリア旅行に出かけ、ミラノに滞在します。この時期に6曲(K.155〜K.160)からなる弦楽四重奏曲を連作します。そしてこの曲集は1冊の自筆譜にまとめられてあることから「ミラノ四重奏曲集」と呼ばれています。父親のザルツブルク宛ての手紙では「退屈しのぎに書いた」ものになっていますが、16歳のモーツァルトが様々な音楽的な可能性を試みているように思われます。この曲集は全て3楽章 [続きを読む]
  • K.134 交響曲(第21番)イ長調
  • 1771年から72年にかけての8つの交響曲の連作の最後の曲を聴いてみます。この第21番 K.134 は弦楽と管楽器はフルート2、ホルン2の編成になっています。18番以降は管楽器の組み合わせをそれぞれ変えていて、作品の響きに特徴を持たせています。この第1楽章は3/4拍子をとることによって、一般的な行進曲風や4/4拍子の開始とは違う新鮮な印象を与えています。またモーツァルトとしては珍しい単一主題的なソナタ形式をとって [続きを読む]
  • K.130 交響曲(第18番)ヘ長調
  • モーツァルトが第2回目のイタリア旅行から帰って来た1771年12月に、寛大だったザルツブルク大司教のシュラッテンバッハが他界してしまいます。後任のコロレド伯が翌年の3月に着任しますが、この時期にモーツァルトは8曲(第14番K.114〜第21番K.134)もの交響曲を集中的に作曲しました。この創作熱は新たに就任した大司教に自身の作曲能力を示すためと推測されますが、3回目のイタリア旅行に向けての新作の準備とも考えられます [続きを読む]
  • K.137(125b) ディヴェルティメント 変ロ長調
  • 今日はモーツァルトが17才の時にザルツブルクで書いたディベルティメントを聴いてみます。このK.137はK.136、K.138とともにザルツブルク・シンフォニーとも呼ばれ、とても人気のある作品です。ヴァイオリン2部、ビオラ、バスで演奏されますが、各パートの台数が明示されていないため、弦楽四重奏としても弦楽オーケストラとしても演奏されています。3楽章形式で、この曲は第1楽章がアンダンテで始まる珍しい構成になっています [続きを読む]
  • K.220(196b) ミサ・ブレヴィス ハ長調 「雀ミサ」
  • 同じ時期、1775年頃に書かれた教会音楽を聴いてみます。「ブレヴィス(brevis)」はラテン語で「短い、簡潔な」といった意味で、一般に「小ミサ」といわれます。モーツァルトはザルツブルクの大司教の命令で15曲ほどのミサ曲を残していますが、その中でもこの曲は最も簡素化されているといわれています。このことは、大司教が自身の取り仕切るミサの時間短縮を図っていたためで、曲自体は20分程の短い演奏時間で終わります。「雀ミサ [続きを読む]
  • K.213 ディヴェルティメント ヘ長調
  • オーボエ2本、ホルン2本、ファゴット2本の管楽六重奏のディヴェルティメントを聴いてみます。この楽器の組み合わせのディヴェルティメントを、モーツァルトは1775年から5曲連作します。今までいくつ取り上げてきましたが、この曲はその連作の最初にあたります。おそらくザルツブルクの宮廷のターフェルムジーク(食卓音楽)として書かれたと思われています。ここで聴く第1楽章は精妙に変化を加えた再現部を伴う、小さなソナタ [続きを読む]
  • K.283(189h) ピアノ・ソナタ(第5番)ト長調
  • 1775年の3月迄、モーツァルトはオペラ『偽の女庭師』の上演のためミュンヘンを訪れていました。その時期にミュンヘンのデュルニッツ男爵のために6曲のピアノ・ソナタ(K.279〜284)を書いていますが、その中の5番目にあたるト長調のソナタを聴いてみます。鍵盤楽器がチェンバロからフォルテ・ピアノに発達段階だった時期であったため、モーツァルトもヨーゼフ・ハイドンやヨーハン・クリスティアーン・バッハの作品を参考にしな [続きを読む]
  • K.211 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 第3楽章
  • フィナーレの第3楽章は、モーツァルトがイタリア語の「rondo」ではなくフランス語の「rondeau」という題名を付けたことでフランス音楽の影響を受けたとも推測されています。2部のヴァイオリンに支えられて独奏ヴァイオリンが愛らしい主要主題を提示します。快活なエピソード、短調のエピソードをはさみながらこの主題は3度再帰し、フランス風の優美でギャラントなエンディングを迎えます。ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K.21 [続きを読む]
  • K.211 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 第2楽章
  • 第2楽章はアンダンテ ト長調。終始ゆったりとした抒情性に満ちていて平穏な波に揺られるような思いになります。ところどころ不意に訪れる沈黙に哀愁を感じます。モーツァルト以後の作曲家によるヴァイオリン協奏曲にみられる緊張感・緊迫感・技巧性から比べると遥かにシンプルな内容ですが、そのシンプルさにこそ琴線に触れるものがあります。ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K.211/第2楽章 Andante ト長調<写真>ザルツブル [続きを読む]
  • K.211 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 第1楽章
  • ザルツブルク時代のモーツァルトの作品を聴いてみます。1775年・モーツァルト19歳のこの年に第2番から5番迄の4曲のヴァイオリン協奏曲が集中的に書かれたことはよく知られています。この第2番はその年の最初に書かれた協奏曲で、第1番からは2年ぶりの作品となります。書かれた動機ははっきりわかっていませんが、父のレオポルドが有名な「ヴァイオリン教程」を出版したこととの関連も推測されていますが、おそらく宮廷楽団の [続きを読む]
  • K.375 セレナード(第11番) 変ホ長調 第1楽章
  • 1781年に書かれた管楽器のためのセレナードを聴いてみます。この曲は10月にウィーンの宮廷画家ヨーゼフ・フォン・ヒッケルの義妹のために書かれました。この時にはクラリネット、ホルン、ファゴット各2本の計6管の編成でしたが、翌年7月に何らかの事情でオーボエ2本を追加した版も存在します。この辺はお客様のリクエストに応えながら柔軟に対応していたものと思われます。セレナードやディヴェルティメントはザルツブルクの大 [続きを読む]