mozart_nobu さん プロフィール

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mozart_nobuさん: love mozart love
ハンドル名mozart_nobu さん
ブログタイトルlove mozart love
ブログURLhttp://lovemozartlove.blogspot.com/
サイト紹介文モーツァルトの音楽をこよなく愛する人のために
自由文モーツァルトの音楽は天からの贈り物です。
その完成度は人間の次元を超えてます。人生を豊かにしてくれるかけがえのない友です。
その音楽の魅力を、楽曲の背景、音楽データ、イメージ写真を交えて素人の立場で自由に語ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供48回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2012/03/11 10:20

mozart_nobu さんのブログ記事

  • K.331(300i) ピアノ・ソナタ(第11番)イ長調/第3楽章
  • 第3楽章は有名な『トルコ行進曲』です。アラ・トゥルカ(トルコ風)とは、トルコの軍隊風にということで、第1拍に強烈なアクセントを置いたリズムを指していると思われます。当時オスマン・トルコは、バルカン半島を越えハンガリーのあたりまで支配下に置いていて、ウィーンの人々にとっては脅威であると同時に、異国文化として興味の的であったと考えられます。モーツァルトもトルコを舞台としたオペラ『後宮からの逃走』を作曲 [続きを読む]
  • K.331(300i) ピアノ・ソナタ(第11番)イ長調/第1楽章
  • 『トルコ行進曲付き』の名前で広く親しまれてソナタです。とはいえ、楽章構成からすると通常のソナタからは例外的な存在となっています。この第1楽章がアンダンテの変奏で始まり、中間楽章がメヌエットで、最後が「トルコ風」という個性的な楽章構成になっていますが、聴いてみると実に自然な流れで、全く違和感を感じない美しく快活な作品に仕上がっています。ここで聴く第1楽章は、主題と6つの変奏からなり、主題は8分の6拍子 [続きを読む]
  • K.330(300h) ピアノ・ソナタ(第10番)ハ長調/第3楽章
  • これから取り上げる3曲のピアノ・ソナタ(K.330、K.331、K332)はK.333と同様に、1783年に書かれた作品で、この3曲は翌年の1784年にウィーンのアルターリア社から出版されています。それぞれのソナタは短期間書かれているにもかかわらず、互いに異なった特異性を備えていて、とても充実した作品群となっています。K.330はアルフレート・アインシュタインが「かつてモーツァルトが書いた最も愛らしいもののひとつ」と評している作品 [続きを読む]
  • K.333(315c) ピアノ・ソナタ(第13番)変ロ長調/第3楽章
  • 第3楽章はアレグレット・グラツィオーソ、4分の4拍子で、ロンド形式で書かれています。主要な主題の他に2つの副主題を持っていて「A-B-A-C-A-B-A」の形式になっていて、最後のAの前にカデンツァが置かれています。明るく軽快な主題ですが、中間部では一時短調に転じて豊かな表情を見せています。全体的に華やかで伸びやかでいながら気品も兼ね備えていて、非常に魅力的なソナタの最後を見事に締めくくっています。ピア [続きを読む]
  • K.333(315c) ピアノ・ソナタ(第13番)変ロ長調/第2楽章
  • 第2楽章はアンダンテ・カンタービレ、4分の3拍子で、ゆったりと歌うような優しさに溢れた楽章になっています。ソナタ形式ですが、展開部も比較的長めに設定されていて、繊細なハーモニーがいいようのない美しさを醸し出しています。半音で動きながら大胆な不協和音も挟んで、見事な陰影を浮かび上がらせています。ピアノ・ソナタ(第13番)変ロ長調 K.333(315c)/第2楽章 Andante cantabile 変ホ長調◆余談◆今週の「きらク [続きを読む]
  • K.333(315c) ピアノ・ソナタ(第13番)変ロ長調/第1楽章
  • 軽やかな流れるような出だし、変幻する豊かな旋律、見事な構成で織なされる音のタペストリーに、モーツァルトのピアノ・ソナタの最高峰ともいわれるこのソナタは、交響曲「リンツ」と同時期に書かれたと最近(1980年代)の研究でわかりました。冒頭の旋律がJ.C.バッハの≪ソナタ≫作品17-4に似ていることから、以前は1778年にパリで作曲されたと思われていました。この第1楽章は、愛らしく流れるような軽快な旋律のアレグロで、ソ [続きを読む]
  • K.425 交響曲(第36番)ハ長調「リンツ」/第1楽章
  • あまり居心地のよくなかったザルツブルクへの帰省を終えて、1783年の10月末にモーツァルト夫妻はウィーンへの帰途につきます。そしてその途中にリンツに立ち寄り、モーツァルトの大ファンだったトゥーン侯爵の大歓迎を受けます。そしてその侯爵の肝入りで、11月4日に開かれた演奏会のために、この交響曲は作られました。モーツァルトは『何しろスコアをひとつも持ってこなかったから、大急ぎで曲を書き上げなきゃいけません』と10 [続きを読む]
  • K.418 アリア 「あなたに明かしたい、おお神よ」
  • このアリアは、当時ローマで活躍していたアンフォッシのオペラ『無分別な詮索好き Il curioso indiscreto』がウィーンで初公演される際、主役のクロリンダ役となるアロイジアのために書いたアリアの一つです。れっきとした作曲家のオペラに、別の作曲家のアリアを挿入するということは、とても考えにくいことですが、当時はよくあった事のようで、モーツァルトもこの種の挿入アリアを数曲残しています。このオペラが1783年6月30日 [続きを読む]
  • K.417 ホルン協奏曲(第2番)変ホ長調
  • この作品は、一般的に第2番と呼ばれていますが、近年の研究でモーツァルトが完成させた最初のホルン協奏曲であると考えられています。自筆譜には「ヴォルフガング・アマデ・モーツァルト、ロバ、牡牛、間抜けなロイドゲープを憐れむ、ウィーンにて、1783年5月27日」と記されていて、このことは以前に取り上げた、ホルン協奏曲ニ長調 K.412、ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407などと同様で、ホルンの独奏曲で長年の親友であるロイド [続きを読む]
  • K.398(416e)6つのピアノ変奏曲 ヘ長調
  • 今日から1783年の作品を主に取り上げていきたいと思います。モーツァルトがウィーンに定住して2年目、自立した作曲家としてとても充実した時期を迎えます。演奏会も頻繁に開かれましたが、この変奏曲は3月23日の皇帝ヨーゼフ2世も臨席した会で即興で演奏されたものです。この会は大成功で、大変な盛り上がりを見せ、この変奏曲はアンコールでも再演されたようです。曲の主題は、当時コミック・オペラ作家として活躍していたパイ [続きを読む]
  • K.427(417a)ミサ曲 ハ短調
  • ウィーンに移り住んでから、モーツァルトは純粋な教会音楽をわずか3曲しか書いていません。ザルツブルクの大司教に仕えていた頃、その命に従いあれだけ頻繁に作曲していたことを考えると隔世の感があります。その僅か3曲は、遺作となったレクイエムK.626、アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618、そしてこのハ短調ミサ曲で、いずれも大きな存在感を放っています。このミサ曲は、モーツァルトが他人からの注文・依頼でなく、自発的な動 [続きを読む]
  • K.386 ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調
  • この曲の自筆譜は、モーツァルトの死後、1799年に妻のコンスタンチェによって、他の多くの自筆譜と一緒に出版社に売却されました。その際この曲の最後の1枚が欠けていたため、この曲はさらに転売を繰り返され、散逸してしまう運命を辿ります。その後、近年まで何人かの研究者の努力によって再収集され、そして再現され現在の形で演奏されています。このように、モーツァルトの自筆譜の中には、部分的に散在していたり、散逸してい [続きを読む]
  • K.383 アリア「わが感謝を受けたまえ、やさしい保護者よ」
  • 1782年に書かれたソプラノのためのコンサート・アリアを聴いてみます。この年、モーツァルトはオペラ『後宮からの逃走』K.384 の作曲に傾注していましたが、このアリアはその間にアロイジア・ウェーバーの音楽会のために書かれたと推測されています。アロイジアは申すまでもなく、モーツァルトが恋い焦がれたソプラノ歌手で、素晴らしい技量の持ち主でした。彼女のために書かれた何曲かのアリアはその高い技量を存分に発揮させる作 [続きを読む]
  • K.415(387b) ピアノ協奏曲(第13番) ハ長調/第1楽章
  • 同じ時期に予約演奏会のために続けて書かれた、ハ長調のピアノ協奏曲を聴いてみます。モーツァルトのハ長調の管弦楽曲によくみられるように、この曲もトランペットとティンパニーが用いられていて、祝祭的で堂々とした曲想を奏でています。同じハ長調の名作ピアノ協奏曲(第21番) K.467やジュピター交響曲を彷彿させる風格を感じさせます。また、当時モーツァルトが研究していた対位法的な手法が、ピアノ協奏曲では初めてこの曲に反 [続きを読む]
  • K.413(387a) ピアノ協奏曲(第11番)ヘ長調
  • ウィーン時代の第2作目のピアノ協奏曲を聴いてみます。このK.413(387a)は第12番(K.414(385p))の後に書かれていて、1782年の12月から翌年にかけて完成したと考えられています。モーツァルト自身の予約演奏会のために書かれたもので、この時期、ザルツブルクの父宛に以下のような手紙を書いています。「ところで、予約演奏会のための協奏曲が、まだ二つ足りません。 出来た協奏曲は、むずかしいのとやさしいのの丁度中間のもので、 [続きを読む]
  • K.404a 6つの前奏曲とフーガ
  • モーツァルトがバッハを研究する過程で書いたと思われる曲をもうひとつ聴いてみます。この作品はバッハの「平均律クラヴィーア曲集」等のフーガに前奏曲をつけた構成で6曲からなり、ヴァイオリン、ビオラ、チェロの弦楽三重奏に編曲されています。1782年にウィーンで書かれたと思われますが、モーツァルトが書いたという確かな証拠はありません。フーガのもつ幾何学的な音のハーモニーに、モーツァルトの音楽の柔軟な美しさがブレ [続きを読む]
  • K.399(385i) ピアノのための組曲 ハ長調
  • この時期(1782年)、モーツァルトはスヴィーテン男爵(当時48歳)との出会いにより、バッハ、ヘンデルなどのバロック音楽を知り、大きな影響を受けたといわれています。スヴィーテン男爵は外交官として外国に赴任中に、バロック音楽の楽譜収集に熱中し、とりわけ最後の赴任地であったベルリンではバッハの貴重な楽譜を入手したそうです。そしてウィーン帰郷後に、毎日曜日の私的演奏会でそれらの作品を演奏していたそうです。その会 [続きを読む]
  • K.409(383f) メヌエット ハ長調
  • 1782年5月に書かれた「あるシンフォニーのメヌエット」を聴いてみます。この曲は以前、交響曲(第34番)ハ長調 K.338 の第3楽章であると考えられていました。しかし楽器編成などから、現在は演奏会の挿入曲であったと思われています。モーツァルトの残した作品には、書かれた時期やその目的などがよくわからないものが多数ありますが、この曲の場合、その輝かしい祝祭的な雰囲気や、管楽器の協奏的な手法など、独立した1曲の作品 [続きを読む]
  • K.388(384a) セレナード(第12番) ハ短調「ナハトムジーク」
  • ウィーンに移住したモーツァルトは多忙な日々を送っていました。1782年はオペラ「後宮からの逃走」の初演、そして8月にはコンスタンツェとの結婚を控えていました。そんな忙しない7月に、モーツァルトはこの短調のセレナード(通称「ナハトムジーク」)を書いています。作曲の動機は結婚資金の捻出のためとか、バッハやヘンデルの曲に触発されたとかの説がありますが、真相は不明です。全部で13曲残されているセレナードの中で唯 [続きを読む]
  • 【祝 生誕262年】K.10 ソナタ 変ロ長調
  • Happy birthday !! W.A.Mozart!!!今日はモーツァルトの誕生日ですので、初期の作品を聴いてみます。1764年西方への大旅行中、ロンドンを訪れた8歳のモーツァルトはまとまった6曲のソナタ(別名:ロンドン・ソナタ)を作曲しています。「ヴァイオリンまたはフルート(およびチェロ)の伴奏で演奏できるクラヴサンのためのソナタ」と楽譜に書かれていて、その目的は英王妃シャーロットに献呈するためで、1765年1月に「作品3」と [続きを読む]
  • K.407(386c) ホルン五重奏曲 変ホ長調
  • 1782年ウィーンでモーツァルトは唯一のホルン五重奏曲を、幼少の頃からの知り合いだったヨーゼフ・ロイトゲープのために書いています。ロイトゲープは当初ザルツブルク宮廷楽団のホルン奏者を務めていましたが、モーツァルトより一足早くウィーンに移り住み、チーズ商を営みながら演奏活動を行っていたようです。ウィーン時代に4曲のホルン協奏曲をモーツァルトは彼のために書いていますが、そこには彼をからかういたずら書きが記 [続きを読む]
  • K.414 (385p) ピアノ協奏曲(第12番)イ長調/第2楽章
  • モーツァルトは1781年3月からザルツブルクを離れウィーンに定住し、作曲家として最も充実した時期を迎えます。今月からはそのウィーン時代の主要な曲を順番に聴いていこうと思います。今までもかなりの数のその時代の作品を掲載してきましたので、重複しない範囲で取り上げていきます。ウィーン時代に書かれた多くのピアノ協奏曲の第1作が、このピアノ協奏曲(第12番)イ長調で、1782年の秋に作曲されました。モーツァルトの職業 [続きを読む]
  • J.Strauss『美しく青きドナウ』
  • 新年は所用が重なり更新が遅れました。お正月気分を一蹴するような大雪に当地は見舞われております。一晩で約1mの雪が積もりました。除雪が間に合わず、車が出せません。近所には出勤を諦めた方々も多く、学校は休校になりました。都市機能がマヒしています。そんな中ですが、敢えてヨハン・シュトラウス2世の『美しく青きドナウ』を聴いてみます。この曲は誰でもが耳にする超有名曲ですが、心が浮き立つ洗練された美しいワルツ [続きを読む]
  • 【謹賀新年】K.285b フルート四重奏曲(第3番)ハ長調 
  • 新年あけましておめでとうございます。今年もみなさまが美しい音楽とともに心豊かにお過ごしになられますようお祈りいたします。当ブログは本年も拙い内容で気ままな更新となるかと思いますが、時々遊びにお越しいただければ幸いです。新年のスタートは明るいフルートの音色をお届けします。この作品は、1777年マンハイム滞在中に、オランダの音楽愛好家ド・ジャンからの依頼で作曲した3曲のフルート四重奏曲の3番目の曲だと思わ [続きを読む]