亭主の好きな赤烏帽子 さん プロフィール

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亭主の好きな赤烏帽子さん: 智笑ポエム
ハンドル名亭主の好きな赤烏帽子 さん
ブログタイトル智笑ポエム
ブログURLhttps://ameblo.jp/akaeboshi/
サイト紹介文「3.11」以降、思い立って詩を書き始めました。祈ることは忘れないためだ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供330回 / 365日(平均6.3回/週) - 参加 2012/03/14 15:06

亭主の好きな赤烏帽子 さんのブログ記事

  • ★智笑ポエム「キャンティで乾杯」(そしてエイジング)
  • うなされるいっそ空へと飛べとagingきっと若くてきれいなおねーちゃんがぞろぞろしてゐるよ新宿だものミステリー星降る夜にあいにくの雨だね十二月の雨でも傘を差すほどでなくみんなキラキラしたイルミネーションに消える いや、齢を取ることが少しうれしくてほんと、少しも負け惜しみではなくてだって、子供たちが祝ってくれる連れ出して枯葉舞い散る街に踏んでゆく唐楓の葉の黄なる星の形のあゝ、ここだここだ伊勢丹のネオンラ [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「異端にて」(X'mas の歌が聞こえる)
  • ある晴れた日にお会いしませうか都会でも鳶がくるりと輪を描く日があるのです寒い日にはあなたの太腿の間に手を入れるあなたはひゃっこいひゃっこいと云ふがわたしはあったかいあったかいとひゃっこいひゃっこいとあったかいあったかいとそんなことを云ひ合って眠りにつく前まで巫山戯ていたものです 赤い薔薇のことでもお話ししませうかまるで天鵞絨の肌の艶めかしく陽が触れる度に様々に耀くのですびっしりと生えた棘を小さな蟻 [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「待つ、待て待て」(冬隣り)
  • 電信柱に鴉が笑うお戻りなさい古い建屋は鼠の宿りお回りなさい漬物桶には水が上がって寒くなったねお上がりなさい 塵降るやうに齢をとる旗指物はほら橋の上色物めいてはためいてお帰りなさい村の入り口に山は三角、田圃は平世はことも無き小春日和に軒下に湧く雪虫さへも上下左右に踊りなさい音符のやうに小鳥が留まる電線にお歌いなさい野や畑の詩を つんつんと枝を立てて剪定も済んででもよく見ればもう来年の新しい芽吹きが芽 [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「僕の空虚なおなら」(北の国から)
  • ■17,12/6朝日新聞"制裁"───結局、国民不在。 それは僕の空虚なおならですって知らない知らない朝鮮半島だなんてもうどうなっても知らない知らない蜜柑がお日様をいっぱいいっぱい吸い取ってそれはあなたの手の平だ それさへも知らず気が付かずあなたの靴はぼろだ汚いとずい分酷いことを云ったごめんなさいね靴が汚いのはあなたの心が汚いからだとでもそんなことは証明できない心が汚いから靴が汚いのか靴が汚いから心も汚くな [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「むかしむかし」(隠居部屋のおばあちゃん)
  • おばあちゃんには隠居部屋て云ふものがあってあったかいそこから時々手を出してやって来る孫子まごこになにかをくれるおばあちゃんの隠居部屋には何年も前からおばあちゃんは貼り紙をぺたぺたして色とりどりの千代紙やら忘れないためのメモやら新聞や雑誌の切り抜きやらあれやこれやと壁ぢゅうにそして裸電球がぽつんとしてゐる 小さな窓が一カ所だけあって池が窓の下にあって時々鯉が水面に寄って来るさざ波が立つ時もあればまる [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「思ひ出」(セピアに往還する)
  • 「駅舎へと師走の街や影法師」「乾杯を喉に流して齢忘れ」 この道が好きだペイブメント、石畳の枯葉舞い散るポインセチアの葉も赤く色づきヨドバシカメラへの道世界堂にはなまるうどん立ち食い寿司屋もあってこの道が好きだS字に緩やかに曲がってまるでどこか知らない国にでもつながってでもゐるかのやうにあそこでは銀杏の葉が燦々と散ってゐる ぼくたちは悲しいをいっぱい持って来てぼくたちはうれしいをいっぱい持って来てその [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「陽気な難破船」
  • ほうらねさうだねほらほら浮かぶはぷかぷか沈むはぶくぶく浮かぶは気持ちがいい沈むはグルジイきっとだねたぶんねほらほら、通り過ぎるよ浮かんでゐる浮かんでゐるほわほわとそしてふわふわと忘れるんだねすぐに陽だまりで ばーさんは着るものの先わからないこれパジャマなのそれ穴空いてゐる どーしても散歩に行きたいとどーしてもじーさんのお墓に行きたいと下はパジャマのまんまで ?いいよいいよほらね、いいよねぷわぷわふわ [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「松手入れ」
  • 松天辺で天下を見ればカラス阿呆と電信柱松の手入れは手間がかかるよあなた待つ待つ梯子の下でけふのお天気いつまで待つか松葉Vの字松は青々せいせい枝を剪るほど空の青さよ三時のおやつもうそろそろと下りてらっしゃいお茶の時間よ庭の山茶花咲き継ぐ先に妻の自慢んのシフォンのケーキ倉石智證 [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「葬送の年」(good bye)
  • 先に行くものは後ろのものの前に立ち後ろを行くものは先に行くものの肩に掴まり何千万、何億て云ふ人の影が陽炎のやうに列を為し 人、むまれむまれむまれ人、死に死に死に三界の狂人、狂せるを知らず四生の亡者、盲ひたるを知らず赤い花なら曼珠沙華田の畔を行くがごとし称名歌を唱へ無数の行きあぐねた魂たちの彷徨ひ出るあゝ、あそこでは悲しい命を散らす terrorists たちのけふも 「じーさんは鳧けりを付けたり享年に97歳それ [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「ゆるがるれ」(地衣に地表に)
  • それは大いに心を揺さぶった満天の星に冴え冴えと道行く人に死者は大いに心を揺さぶった家の中を、どしんどしんと歩く音がする 翌日は晴れた霜柱が大地を盛り立て陽にきらきらと輝いてゐる虹色に世界は地衣に広がりそれは大いに心を揺さぶった地に滅びてゆくものがどっと増えて庭の隅や垣根の下に枯れ色に蹲るくまんざれ、だなんてそれは大いに心を揺さぶった出て来い、出ておいでよとばかりにこんもりと庭先に枯葉を集め地表は平 [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「古希を過ぎぬる」(母の命日)
  • 過ぎ去れば古稀の坂さへ懐かしく今ある坂にささらほうさら去年こぞあるをいま踏み越へてけふあるを今新しき茶を啜るなり/白金の四壁の中に田代湖の碧きを置いて滑り込むかな/上り来て神楽を下りる初滑り/初滑り生ビール券粋なこと飯を待たるゝ神楽の山に/カツカレーぼくはビールにカレーかな/クワッドのフードの中の温かさついゴーグルも曇りぬるかな/深山に雪中茸阿保なこと/熊鈴を落としてけふの茸かな/茸山雪の白さに静まれり/ [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「茸採り」(雪の朝に)
  • 吾ははも休み子得たり不思議を見たり雪の中、疎林を行けば茸の子らのつらつらつらら吾ははも不思議を見たり木の幹に茸の子ら子らのつらつら光る雪の朝あしたの夜辺よんべ夢の名残り微笑めば頬笑みかへすさくさくと疎林を行けばそこかしこ落葉の散りて熊鈴の音もかそけく茸等の静まりかへる 陽の入りてつらつらつらら幹に木に雫がしずり耀かがやうてうふふ、うふふとさくさくと疎林を行けば笹竹の青きも跳ねる還るべき明日はなくて [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「初滑り」(神楽三俣)
  • ■神楽スキー場11/24(金)午後から晴れ ヤッホーヤッホーきみ滑れば小さき子の後追いかけて写真を撮るよ懐かしき山の肌合い日の翳り雪も青味てセンチメンタル甘きジャーニー 小さき子の背を追いかけるシュプールを吾あが描かきぬれば小さき子のそを追いかけるをもしろき交じりぬる處とこ雪煙たちまちに立ち歓声のあちこちに立つ 楽しきは雪に転まろびて小さき子の空を仰ぎて笑ひぬるかな神座かむくらは神楽でありし神游ぶ吾も遊び [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「転廻輪生」(競ひ合ふやうに)
  • おかあさんそれはよいことなのわたしは水を汲みにゆく棘のある砂の道を踏んでわたしはそのこと以外は知らない 丘の上では羊が屠ほふられて星々が無数に空にちりばめられて人の足音がすっと台地に消えましたずっとずっと昔にだれかが土をほじくり返しているとそれは指でだったこともあるが─── 道端に花が競ひ合ふやうに咲き乱れわたしは水を汲みにゆくおかあさんわたしはそのこと以外のことは少しも知らないけれどおかあさん、 [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「小春と破れ蝶と紅葉と」
  • あゝ、彼は「あれは何」て云ふ私はあれは蝶々だよと答える無心に、それだから心底恐れなくてもいいのだよと 紅葉がふとあんな高いところから舞い降りて来る木もないのにどうしてあんなところから風に身を任せてまるで秋の蝶々のいとけなきもののもうすでに季節の終わりを感じ破れ蝶のものさわぎに不在を告げに来る 垣根に山茶花が咲いて陽がキラキラと射している垣根を飛び越え飛び越えしてそれはやって来る 彼は「あれは何」て [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「叛軍」(三島由紀夫の季節1970,11/25)
  • 「などてすめろぎは人となりたまひしか」・・・■1970,11/25市ヶ谷防衛庁バルコニーで三島由紀夫。この後、割腹自殺。 吾らは叛軍でなければならないすでに軍属は天に属してゐなければならない言葉は誅されなければならない秋の末うれの草花のやうに枯れ色に真摯にそして声を上げなければならない世界が少しもいい方向に向かっているとは思へないからだ赤い実を集めなければならない喉にそして鳥のやうに歌はなければならない空に [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「ラブソングを君に」(しっちゃか滅っちゃか)
  • 「天高し米国の空横田基地」■1905(マックス・ウェーバー)「精神の無い専門家と心情の無い享楽人が・・・」軍用ヘリで横田基地からゴルフ場に。11/3「イバンカ氏基金に57億円」安倍首相が表明。 2017,6/7米国軍が支援するクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」は6日、対IS「ラッカ奪還作戦」を開始。米トランプ政権は5月に、SDFへの武器供与を承認。トルコは反発。イラン、ロシア・プーチン政権はシリアのアサド政権を支援 [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「いつもスタンバイミー」(中央フリーウェイは紅葉に)
  • 聞いたやうな気もするし聞かなかったやうな気もするし北風ぴぃーぷう聞けなかったやうな気もするし聞かなかったやうな気もする 南風ばかりでもなく東からも西からも吹いたまるで巫山戯てゐたんぢやないよおどけてゐたあだけて線路の上を片足で渡ってゆくぼくらのふらっじやゐる先生はいつも云っていたちゃんとしなさいよとにかく朝起きたら顔を洗うことと歯を磨くこと 高速道路のパーキングエリアには落葉がこんもりと吹き溜まり [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「引き裂かれて」(茶色の戦争)
  • 「ごめんね」とすれば後ろを振り返り振り返り長い長い航跡の間違いではなかったものの短い夏の庭先にコスモスが色とりどりに揺れるとすれば庭先のデッキ椅子に躰をもたせとすれば大きい犬が尻尾をゆすって駆け寄って来るのだ 身に余るほどの大きな影が覆いかぶさって来る幾たびか茶色の戦争ありまして─── わたしはサハリンにゐてわたしは次第に祖国の言葉を忘れさうになる買い物に行っても通りを歩いても日本語なんてないんだ [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「パダム、パダム」(メルカドに行けば)
  • ■品川駅南口 メルカドに行けばドアがぱたんぱたん景色が流れるざわめきにものうれしくパダンパダン、時が流れてゆく 物売りの声の街角にたてばこれはものがなしく呼びかけるパペットの右に左に天頂から吊るされしものの手足が不器用にゆれて街行く人はガラス戸の向かうにさまざまな色にあたたかく舗石に枯葉が舞ってゆく 時が刻むものは皺ばかりではなく苦渋に満ちた心とはうらはらに笑顔を見せてさあ、いらっしゃいさあ、いらっ [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「」
  • 葉が落ちる時たうたう自分と云ふ選択肢しかなかったことを知る常に創り変えてゆくと云ふ瞬間にさへもうあなたやあなたやあなたも入り来む余地がなかった 風が当たる度に日差しの中で甘く透明に熟してゆく言葉で説明し得ないものがあちらにもこっちにも散らばってゐて、でも必要なら一気に駆け寄って来ると云ふやうな、でも躰を動かさなければだめだよとついにこちらから行くやうにもなる そんなときにはちゃうど愛が目覚めてあな [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「住所を云へんやうになった」(小春日和に)
  • あれさほうもう虹が上がってあれさほう陽の箭柄やがらが葡萄紅葉を透かしてゆく たうたう住所を云へんやうになった南アルプス市、だなんてね口を突いて出て来るのは古い住所ばっかりだいいのいいの村はずれでね、人さらいに遭ったらゐないゐないばー、ってね 稲雀が畑に肥へてわらわらと垣根から飛び降りる南アルプス市だなんてのおアルプスなんてさっぱり見えんぢゃん人さらいに遭ったら電話番号云ってみて歯抜けの入れ歯に番号 [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「小春に暮れて」
  • あのお座布ざぶのところまで行けるかしらどうも「時」に捉つらまえられてしまってどうも秋の日のうららかにどうも運動場とかどうもささやかな庭の隅にもあるらしい 冬や、霜の寒さが来るまへにどうしやうとてか暖め合ひなさい手の温もりをとてもたへられないあなたの手が先に行くのさへわたしを手放さないで 世界のあちこちで至る所でこの季節の赤い茱萸ぐみの内側から火照るやうにやがてピラカンサスのだから───どうも時に捉 [続きを読む]
  • ★智笑ポエム「ソーリ、ソーリ、ソーリ」(バンカーショット)
  • コケタンダッテどうもこけたらしいよスッ転んだんだってまあ仕方がないね揚げ足をとるのはよくないよ上げ足だねまったく宙に浮いちまったそんなもんだから映像は全部削除されてどっかの国みたいに画面が真っ黒になる答弁しなくていいの何もなかったことにしてもいいんだなんだ国会と同じぢゃあないかあゝ、知りたい知りたい知りたいってあゝ、見たい見たい見たいってどうも国民はみんな下種げすになる おじいちゃんの真似をしたっ [続きを読む]