おもうつぼ さん プロフィール

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おもうつぼさん: ふるほんや
ハンドル名おもうつぼ さん
ブログタイトルふるほんや
ブログURLhttp://muisinjinn.blog.fc2.com
サイト紹介文仏教関係の本の紹介と日々雑感を書いております。禅、哲学、小説などの本も紹介しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2012/03/24 14:07

おもうつぼ さんのブログ記事

  • 読書感想 『超越と実存』南直哉 鈴木大拙『日本的霊性』を手掛かりに
  • 読書感想 『超越と実存』南直哉 鈴木大拙『日本的霊性』を手掛かりに   本書を読んで拙ブログは、鈴木大拙『日本的霊性』を思い起こさずに読み終えることはできなかった。もちろん直哉老師は『日本的霊性』を念頭に置いて本書を書いたのではないだろうし、どれほど意識されているかも分らない。したがって、ここはほとんど拙ブログの妄想なのだが、だけれども、大拙博士と老師の思考の「近似」がことのほか興味深いものに映る [続きを読む]
  • 読書感想『蓮如(三) 本願寺衰退の巻』丹羽文雄 無慚無愧ということ
  • 読書感想 『蓮如(三) 本願寺衰退の巻』丹羽文雄 無慚無愧ということ ようやく第三巻読了。本巻のストーリーの中心は覚如と存覚の確執と覚如の死であるが、この親子の二度にわたっての義絶が軸になる。二度の親子の義絶はなるほど興味をそそられるテーマで、覚如の胸の内には曾祖父である親鸞の「意思」(その宗教的思想ではなく)をいかに引き継ぐかが焦眉であった。これが至上の目的、至上の価値となって、すべてがこの価値 [続きを読む]
  • 読書感想 『一休』 水上勉 時代を突き抜けるニヒリスト、一休
  •  読書感想 『一休』 水上勉 時代を突き抜けるニヒリスト、一休  なかなかブログをアップできなかった。『死と生 恐山至高対談』鎌田東二×南直哉を読み、それなりに面白かったのだが、まとまらなかったので書かなかった。丹羽文雄の『蓮如第三巻』を読もうと思っていたが、ちょっとタイミングがずれたので、読み物がなかったところ、水上勉の『一休』がふと目に留まった。たまたまだが、それを手に取ってみた。ところがとっ [続きを読む]
  • 読書感想 『恐山 死者のいる場所』南直哉   生死を物語るということ
  • 読書感想  生死を物語るということ『恐山  死者のいる場所』南直哉 本書は、恐山菩提寺の院代である南直哉老師が語る恐山についてのガイドブックではまったくない。副題に表れているようにむしろ哲学的な死の問題を扱っている。恐山という歴史のある「霊的な」場所に永平寺からひょんなきっかけで移ってきた老師は、この場所のいわば形而上学的な思索に触発されることになる。 論理や理性では捉えられない場所に放り込まれた [続きを読む]
  • 思う壺。無明についてあれこれ。
  • 思う壺。無明について 最近本が読めていないので、徒然思いなるまま書いてみたい。 「無明」はブッダが説いた十二支縁起の最初と最後に持ち出したものだが、どうしてブッダはこの無明を最初に置いたのだろうか? 「無明」を筆頭に「行」「識」「名色」「六処」「触」「受」「愛」「取」「有」「生」「老死」と続きそして無明は円環的に再び無明に戻っていく。無明は辞書的には、迷いや無知、悟りのない状態とされる。その点苦と [続きを読む]
  • 読書感想+思う壺。『<仏教3.0>を哲学する』藤田一照・永井均・山下良道
  • 読書感想+思う壺。『を哲学する』藤田一照・永井均・山下良道  新たな世界観への構築。坐禅、ヴィパッサナー以前に。 以前に藤田一照・山下良道共著の『アップデートする仏教』を読んで、その感想もアップしたが、本書は昨年上梓された、哲学者の永井氏を交えての鼎談をまとめたものである。既存の仏教やヴィパッサナーの短所長所を哲学的に、つまりつかず離れずの距離から今一度見つめなおして、新たな仏教の可能性を追おうと [続きを読む]
  • 盤珪前回の続き。心身二元論か心身縁起論か
  •  盤珪前回の続き。 心身二元論から心身縁起論へ  前回の続きになるけれど、『盤珪禅師語録』の下巻 二十四(P. 60〜61 )に身体の死と不生について面白い説法が記されている。やや長くなるが、引用しよう。 (拙ブログの現代語訳で申し訳ないですが)「さて、江戸のある儒者が私にお訊ねになったことがありました。皆さんお聞きください。よい例ですのでお話し致します。問われましたことは、こんなことです。その儒者は、不 [続きを読む]
  • 読書感想+思う壺。『アップデートする仏教』藤田一照  山下良道
  • 読書感想+思う壺。『アップデートする仏教』藤田一照  山下良道 今年最後のアップになります。ありがとうございました。よければまた来年もお立ち寄りください。  拙ブログは在家の、いわゆる、しがない一仏教オタクで、お寺で坐禅を一度も体験したこともなく、ただ家で坐禅まがいのことをしばらく続けたが、もう、いまでは坐禅や瞑想の類はいっさいしていない。当初は救いを求めて坐禅に縋りついて、いろいろ読み漁ったもの [続きを読む]
  • 読書感想 『自己創出する生命  個と普遍の物語』 中村桂子
  • 読書感想 『自己創出する生命  個と普遍の物語』 中村桂子  生命といのち再考あるいは一と多様性について                                                                                                                                                 前回中 [続きを読む]