ayame21 さん プロフィール

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ayame21さん: 私の中の見えない炎
ハンドル名ayame21 さん
ブログタイトル私の中の見えない炎
ブログURLhttp://ayamekareihikagami.hateblo.jp/
サイト紹介文おれたちの青春も捨てたものじゃないぞ まあまあだよ サティス ファクトリー
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供109回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2012/04/07 00:39

ayame21 さんのブログ記事

  • 是枝裕和監督 トークショー レポート・『万引き家族』(2)
  • (海外の観客のことは)あまり考えないようにしていて、意識はしてないですね。抜けた歯を屋根に投げるとか、西洋の人には判らない。ただ韓国に行ったら、上の歯は軒下に、下の歯は屋根にっていう風習はあります、と。アジアだと判ることはあるんですね。 『歩いても、歩いても』(2008)っていう映画で、蝶々が家に紛れ込んだら死んだ息子だとお母さんが思い込むっていうのも、東南アジアで蝶々が死んだ人の魂を運んでくる捉え方 [続きを読む]
  • 是枝裕和監督 トークショー レポート・『万引き家族』(1)
  •  日雇い労働者(リリー・フランキー)とその妻(安藤サクラ)、リフレ嬢(松岡茉優)、幼い男の子(城桧吏)、祖母(樹木希林)らは、日常的な万引きで生計を立てていた。実の親から虐待を受けていた女の子(佐々木みゆ)も加わって明るく暮らす6人だが、やがて祖母が死を迎え、関係に変化が訪れる。 『誰も知らない』(2004)や『海街diary』(2015)などの是枝裕和監督の新作『万引き家族』(2018)は、カンヌ映画祭でパルム [続きを読む]
  • ロスト パラダイスの夏・『失楽園』の映画とドラマ (2)
  •  小林信彦は「これはもう、パロディ的邪劇であり、考え方によっては、ずいぶん高級な遊びと見えなくもない」とドラマ版『失楽園』(1997)を総括(『コラムは誘う』〈新潮文庫〉)。 官能ロマンス的な原作小説は、奇人たちのいがみ合いに延々と濡れ場が差し挟まれるという際物じみたトンデモドラマに生まれ変わった。こうなると筆者ももはや性的に興奮するどころではなく、盛夏の夜に固唾を呑んでクレージーな展開を見守っていた [続きを読む]
  • ロスト パラダイスの夏・『失楽園』の映画とドラマ (1)
  •  閑職に追いやられて虚無感を覚える50代の久木は、年下の書道教師・凛子に魅せられた。家族がいる身でありながら不倫の愛にのめりこんだふたりは、情交を重ねる。 1997年に一大ブームになった、渡辺淳一『失楽園』(講談社文庫)。日本経済新聞に官能場面の多い小説を連載するというのは渡辺作品恒例の“怪挙”であるそうだが、やはり『失楽園』の濡れ場のしつこさは群を抜いていた(佐高信『タレント文化人100人斬り』〈現代 [続きを読む]
  • 大江健三郎 自作解説(1996)・『大江健三郎小説』
  •  1994年にノーベル文学賞を受賞した2年後、大江健三郎の自選集『大江健三郎小説』(新潮社)が編まれた。 その際に配布された冊子に、大江が収録作品について短文を寄せているので、以下に引用したい(この自選集から22年を経て『大江健三郎全作品』〈講談社〉の刊行が始まったので、引用者は久々に思い出したのだった)。大江健三郎 作家自身を語る作者: 大江健三郎,尾崎真理子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/05メディ [続きを読む]
  • 仲代達矢 × 春日太一 トークショー レポート・『殺人狂時代』(2)
  • 【岡本喜八監督の想い出】仲代「俳優学校の3年のとき9回映画のオーディションに落ちまして、仲代と佐藤慶とふたりで落ちる。抜擢されたのは宇津井健さんとか中谷一郎、佐藤允。もう映画はダメだと。落ちると悔しいけど、佐藤慶とふたりで粋がって、映画なんか何だと。月丘夢路さんのラジオドラマにガヤ、10人くらいで台本にない台詞を喋る。そのときに月丘さんに拾っていただいて、映画『火の鳥』(1956)でいい役をもらいました。 [続きを読む]
  • 仲代達矢 × 春日太一 トークショー レポート・『殺人狂時代』(1)
  •  “大日本人口調節審議会”のリーダー(天本英世)は殺し屋の腕のデモンストレーションとして、無作為に選ばれた冴えない大学講師(仲代達矢)を狙う。だが大学講師は、あの手この手で襲い来る刺客たちを次々に倒してしまうのだった。 岡本喜八監督『殺人狂時代』(1967)は、シュールな趣向とブラックな笑いで日本映画史に記録される傑作カルト映画。6月にリバイバル上映と主演・仲代達矢のトークショーが阿佐ヶ谷で行われた [続きを読む]
  • 金井美恵子 × 野崎歓 トークショー レポート・『カストロの尻』(5)
  • 野崎「虚構度の高い部分かと思って読んだんですけど」金井「事実です。小説家になってみると新聞のどこのページに文芸時評があるか判ってるから、そんなに慌てません。焦って開きません。当時はそれだけ小説が読まれてたということですね」野崎「映画もですね。映画専門のスターをつくり出そうということですから。いまはそんなことはない。 金井さんの作品の文章は唯一無二。それをぼくは分析的でなく読むのが好きなんです。飲み [続きを読む]
  • 金井美恵子 × 野崎歓 トークショー レポート・『カストロの尻』(1)
  •  かつて「愛の生活」(『愛の生活・森のメリュジーヌ』〈講談社文芸文庫〉)により鮮烈にデビューしてから作家生活50年を迎えた金井美恵子。 2018年には『カストロの尻』(新潮社)により芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。映画にも造詣が深く、筆者には辛口の映画批評や蓮實重彦や山根貞男との毒舌映画談義の印象も強い。 6月に下北沢にて、金井氏と野崎歓・東京大学教授とのトークショーが行われた(以下のレポはメモと怪し [続きを読む]