井月ユウ さん プロフィール

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井月ユウさん: 東亰月花
ハンドル名井月ユウ さん
ブログタイトル東亰月花
ブログURLhttp://kgiy.blog118.fc2.com/
サイト紹介文詩(自由詩・象徴詩・物語詩)や短篇小説、雑記等を奔放に書き綴っています。
自由文管理人:井月ユウ 同人作家・詩人
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供3回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2012/05/01 17:27

井月ユウ さんのブログ記事

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  • 現実の叙景
  • いくつもの星が流れたらそのひとつでも無駄であっていい祈る言葉が多かろうと少なかろうと秘めたる心があってもなかろうと夜空の大河がほんの束の間凪いでいようと行く先に意志などないのだからある深夜に少年が窓辺で思いにふけっていてもそれはそれは決して美しくもなく明るくもなくただ南に見える稲光を見つめるばかり先の灯台は目にも入らない雲は晴れ月影は冴え海は凪いで生暖かい音がカーテンを揺らしていく南の流れ星は惰性 [続きを読む]
  • 屋根
  • 屋根には姉の骨が埋まっている。星が好きだった姉の願いは叶えられたが、雨の嫌いな姉にとってこれは幸せだったんだろうか。ぼくは屋根に登って宇宙について考えていると、それはすなわち片隅にいる姉のことを考えていることに他ならず、ぼくは同時に天候のことも気になって姉の心配をする。雨降る前の埃っぽい風が屋根の表面をそっと撫ぜていった。春を偽装し姉を喜ばせたい。それほど暖かな冬の一日だったにも関わらずぼくは早々 [続きを読む]
  • あさの神話
  • あ と さがある。この二つが出会ったのならばあさとなる。あさが瞬いた。真っ暗な荒野に。あたたかさにひえた風が吹き込んで荒野は揺れに揺れたが何千何億余りのまあるい光を振り払っただけで辺りはまったくの沈黙に包まれた。あ が さとの抗争を決めたのはこの時である。生み出た光を喜んだかと思えばやがて忘れ飽き遺棄する。黄道の淡い戯れを楽しんだかと思えば飽き激怒し忘れる。非似て似たるお互いが自身を嫌うように相手を嫌 [続きを読む]
  • 時の砂
  • さらさらと こぼれおちる無数の砂が太陽の光にさらされればしとしと雨が焦がれる姿が見られるようになって皆が思わず 顔を赤らめたさらさらと こぼれおちる無数の砂を月の光ですかして見ればそこは海辺といわずになんといえばよいかうすい色素の風景が 足元波うちよせた足のひらに感じるなぎさの砂にあの道すがら 迷った路地のにおいはミモザ駆け出す子どもたちの何度も繰り返すすれちがいと低い雲の 夏を忘れがたいと焦りを [続きを読む]
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