s-nega さん プロフィール

  •  
s-negaさん: Guidepost
ハンドル名s-nega さん
ブログタイトルGuidepost
ブログURLhttp://s-nega.mi-mu.pupu.jp/
サイト紹介文オリジナルBL小説です。主に高校生の恋愛(R-18)です。管理人は2人で文と絵、基本ハピエン。
自由文CP傾向はドS×ネガティブ天然・後輩×先輩・弟×兄中心に展開です。
どんな形であれ受け溺愛。
S/鬼畜/わんこ/ツンデレ/ネガティブ/天然/不憫/小悪魔/クール/男前/など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供382回 / 365日(平均7.3回/週) - 参加 2012/05/08 04:47

s-nega さんのブログ記事

  • 絆の序曲8
  • 次にアルバイト先で梓と顔を合わせた時に、灯はどうしようかとある意味本気で困ってしまった。嫌な思いをしたとかではない。むしろ嬉しいことなのかもしれないが、正直恥ずかしいのだ。「詩も書いてるなら弾いた時に言ってくれたら良かったのに」無理です。ニコニコと爽やかな笑みを梓から向けられ、灯は内心即答していた。「柊から詩も書いてたって聞いてさ」柊の馬鹿!お門違いだと分かっているが、ノートを見てしまった柊を灯は [続きを読む]
  • 絆の序曲7
  • 梓が家へ帰ると、ますますもって柊が不機嫌そうにこちらをジッと見てくる。大抵は視線すら合わせずに違うところへ行ってしまうことを思えばマシなのだろうか。それでもやはり機嫌が悪そうに見える。「なんか今日はいつになくご機嫌斜め? どうしたんだよ?」苦笑して声を掛けると「何でもない!」と何でもなくはなさそうだ。「あー、もしかして例の彼女と喧嘩した?」「は?」「アカリだっけ? アカリちゃん」茶化すつもりはない [続きを読む]
  • 緋の花6
  • 学校に通うことで今までに味わったことのない経験や知り合いが増え、邦一としては楽しくて仕方がなかった。とはいえ、放課後は部活もせず寄り道もせずに帰宅している。一応文化祭や運動会などの打ち上げ、遠足の延長でそのまま遊びに行くといった時は参加している。これに関しては遊びというより学校の行事だと捉えていた。未だにクラスメイトから「たまには付き合え」と言われることがあるが、丁重に断っている。「ごめん、休めな [続きを読む]
  • 緋の花5
  • 今では邦一も普通に学校へ通っているが、それはその当時に邦一が高校生となる年齢になったからではなく、秋星が学校へ行くことになったからだ。関西からこちらへ戻ってきた秋星はとりあえず「学校にも行っておきたいわぁ」などと言い出した。そこで丁度高校一年生となる歳だった為、急遽入学することになったのだ。邦一としては「さすが橘家のボン」と苦笑したいところだがこの歳になれば何も言わないという処世術を身につけてもい [続きを読む]
  • 緋の花4
  • 「クニ。俺はお前を殺さへんで。何があっても、むしろお前を守ったるよ……そやから怖がらんでええ……」理屈ではその時も当然分かっていた。秋星が自分を殺すなどと考えた訳ではなかった。でも怖かった。「俺が血を好む生き物やから怖いんか……?」「分からへん……なんか……怖い」「……邦一」いつもクニと呼んでくる秋星が、軽い、だが優しい感じに [続きを読む]
  • 絆の序曲6
  • 梓が機嫌良さそうに帰って来るのが目に入り、柊は舌打ちをした。最近やたらと機嫌が良さそうに見える。舌打ちした柊をもし親に見られたら「行儀の悪い!」といった風に怒ってくるだろう。決して「お兄ちゃんに対してなんです」とは言わない。両親は梓も柊も特別視してこない。自分の親ながら、柊はそれなりに尊敬している。「……つか、俺の気も知らないで」ボソリと呟いたのは思わずであって梓に聞かれたい訳ではない [続きを読む]
  • 絆の序曲5
  • 朝、灯はいつものように恋を保育園へ送る。柊は毎回灯の家に来る訳ではない。多分柊が大好きな恋の為にわざわざ会いに来てくれているのだろうと灯は思っている。今朝も恋と二人で向かった。「ひーくん、つぎはいつくるかなあ」ギュッと灯の手を握りながらニコニコ見上げてくる恋が可愛くて、灯も微笑みながら「いつだろな。来てくれるといいね」と恋を見下ろした。毎朝毎晩、恋を送り迎えするのは用事がある時以外は基本的に灯がず [続きを読む]
  • 絆の序曲4
  • いいアルバイト先を見つけたとばかりに梓はニコニコしていた。客として出入りしていた時に気に入った店の雰囲気は、店員としてもやはりいいなと思えた。アルバイトが決まった日、ご機嫌で家に帰ると柊がリビングでテレビを観ていた。梓がニコニコと声をかけるも素っ気ない上に、テレビを消して部屋にこもってしまった。最近は「兄ちゃん」とも言ってくれない。「全く……やっぱり反抗期?」あえて軽い口調で呟き、梓は [続きを読む]
  • 緋の花3
  • 中学までずっと向こうにいた、という風に外部の誰もが認識しているが、実際は正しくない。中学生という年頃になっても、邦一は秋星と同じように学校へ行かずに家庭教師から勉強を教えてもらっていた。邦一に関西訛りが基本的にないのもそのせいだ。多少発音は違いがあるようだが家庭教師は身内の者だった上に話し方は標準語だった。関西訛りを話すのはせいぜい邦一があまり話すことのない年寄り連中くらいだった。それもあって何故 [続きを読む]
  • 緋の花2
  • 橘家の歴史はおよそ二百年前に遡ることが出来る。江戸時代幕末辺りだろうか。とはいえそれはあくまでも橘流という流派で名を馳せている橘家の歴史というだけであって、秋星たち本来の家系を遡ることは途方もなさ過ぎて邦一には出来ない。そして邦一の家系に関しては正直あまり知らない。これに関しては遡れないというのではなく、一般人過ぎて家系の記録が残っていないと言うのだろうか。ただ邦一が知っているのは自分の祖父が秋星 [続きを読む]
  • 緋の花1
  • 生物、無機物を問わず、全てのものに霊魂は宿る。橘流はその考えを礎とした流派の一つであり、山井 邦一(やまい くにかず)が目の前にしているどこか儚げともいえる相手、橘 秋星(たちばな しゅうせい)はいずれ七代目を継ぐかもしれないと言われている相手である。「いやー、七代目はもうこんなに大きくなっておりましたか。これは将来が楽しみですなあ」「いや、私はまだ跡を継ぐかどうか。姉がおりますんで」親の知人であ [続きを読む]
  • 緋の花
  • ◆緋の花◆ 生物、無機物を問わず、全てのものに霊魂は宿る……。橘流、華道家の息子『橘 秋星』、そして付き人である『山井 邦一』。山井家は昔から橘家に仕えていた。その橘家には秘密があって………… *赤→R指定☆.1☆.2☆.3☆.4☆.5☆.6**********S1. その他ファンタジー >> Fantasy >> TOP >>-------------------------------------------------------------------------- [続きを読む]
  • 絆の序曲3
  • クラスが同じなので、灯は柊と一緒にいることが多い。ノートを見られた時は相当焦ったが、柊は馬鹿にすることもなくむしろ詩について「俺は好き」とさえ言ってくれた。どうしても恥ずかしさはあるが嬉しいと思った。とはいえ、出来ればあの話題は避けて欲しくもある。「詩を書いたり曲作るような仕事とか考えてたりする?」前の席に座り、灯の机に突っ伏しながらも灯を見ながら聞いてくる柊を、灯は困ったように睨んだ。「あれのこ [続きを読む]
  • 絆の序曲2
  • 真っ赤になっている灯がじっとこちらを見てくる。その状況に柊は内心落ち着かなくて仕方がなかった。その視線はヤバすぎるだろ、何でそんな無防備なんだと体を揺さぶりたくなる。普段、灯は周りから男前で頼れる兄のようだと思われている。実際大切にしている妹がいるからというのもあるし、ずっと家族のために頑張っているところが滲み出ているのだろう。そんな風に思われている灯のこうした様子をクラスメイトが見たら驚くに違い [続きを読む]
  • 絆の序曲
  • ◆絆の序曲◆ 1人の少年を取り巻く二人の兄弟の物語――*赤→R指定☆.1☆.2☆.3☆.4☆.5☆.6☆.7☆.8**********S1. SIDE STORY >> TOP >>-------------------------------------------------------------------------- B L ♂ U N I O N 受け溺愛攻めRank ■BL♂GARDEN■ 【BL全寮制学園】 人気ブログ BL小説 にほんブログ村 BL小説 [続きを読む]
  • 絆の序曲1
  • 聞こえるか聞こえないかといった静かな音楽に、ほんの少し薄暗いというのに観葉植物のせいか全体的な雰囲気のせいかどこか明るさも感じられる、落ち着いたカフェ。永尾 梓(ながお あずさ)はそっと微笑んだ。とてもいい雰囲気だなと思う。静かに流れる音楽もとても好みだ。時給だけで考えると家庭教師などのほうがよさそうだが、自分にはこういった仕事のほうが合っている。働いている店員も、皆若いがどこか落ち着いている。今 [続きを読む]
  • 浦島物語3
  • *R指定注意今回のお話は性的表現が含まれる部分がございます。18歳以上でR指定大丈夫な方のみおすすみ下さい。 続きを読む >> [続きを読む]
  • 浦島物語2
  • 太郎を案内をしたのはどこか透明感すら感じられる男だった。「サンキューな……」フラフラとした足取りのまま部屋へ入ろうとすると「馬鹿な猿だよな、生殖器から根こそぎ搾り取られることも知らないで」と、透明感が一気に行方不明になりそうなことを言ってきたように聞こえた。「……は? 今、なんて……?」どうにも酔い過ぎてしまったのかもしれないと太郎は思った。生殖器から根こそぎ搾 [続きを読む]
  • 浦島物語1
  • 昔々、こじんまりとしたとある村は、美しい海と柔らかい砂浜に面した場所にあった。漁師が多い村だったが観光地としても有名で、あらゆるところから海水浴を楽しもうとやってくる客で賑わってもいた。その村で観光客相手にホストのようなサービスをして生計を立てていた浦島 太郎(うらしま たろう)はある日、その美しい海岸で幾人かの若者が集まって亀を苛められている現場に遭遇した。苛められていたのがその辺の男だったのな [続きを読む]
  • 満月の夜SS「出来るようになったら……」
  • 「なあ、トキ」周りの雰囲気が受験という色にかなり染まってきている秋の夕暮れが映える学校帰り、二人は一緒に歩いていた。やたら頭がいい月時は受験だろうが特に焦ることもないようで日々、いつもと変わらない。海翔は危機感を覚えていて普段は放課後も学校の図書室へ寄ったりしていた。だが今日は久しぶりに授業が終わるとそのまま月時と一緒に学校を出ていた。喜びつつも「いいの?」と聞いてくる月時には「たまには息抜き」と [続きを読む]
  • 恋に溢れる5
  • 本当に友だちとしてずっといられるのかと自分に投げた疑問は思っていたよりも自分に影響していた。キスをする夢を見たのも相まってかもしれないと知也は思った。取っている授業の関係で数日会わなかった間、涼平のことを考えない日は無かった筈なのに、いざ顔を合わせると知也はとても意識していることに気づく。ずっと友だちとしていられると思っていた筈なのにと動揺した。知也の家か涼平の家へと言われた時は「無理だ」とさえ思 [続きを読む]
  • 恋に溢れる4
  • 知也の家まで歩いていると汗が顔や体に伝うのが分かった。夏なので仕方がないとはいえ、汗臭くならなければいいなと涼平は願う。男同士だろうがなんだろうが、好きな人の前では自分のいいところばかりを見せたい。コンビニエンスストアで汗拭きシートでも買えば良かったと軽く後悔しながら手の甲で額の汗を拭った。普段はお互いのアパートへ行くなら十五分くらいの距離だが、飲み会をしていた場所からはさすがに電車も使ったので少 [続きを読む]
  • 恋に溢れる3
  • やらなくてはいけない課題を終え、講義の後に思いついていた曲の編集を知也はパソコンで始めた。そのままで聴くのもいいが、自分で好きなように繋げたり一部カットして編集したりしたアレンジ曲を楽しむのも好きだったりする。その途中で涼平から「そっちに向かう」と連絡があった。来なくていいといった態度を取ってはいたが、もちろん涼平が来るのをとても嬉しく思う。涼平は特に音楽に興味がある訳ではないようで、普段もたまに [続きを読む]
  • 恋に溢れる2
  • 知也が席を立って教室から出ていくのを涼平は女子に話しかけられながら目で追っていた。「ね、聞いてる? 涼平くん」だがそう言われ、涼平はニッコリと視線を目の前の相手へ戻した。「聞いてるよ。今度の休みは俺も特に予定は無いけど、ほら、俺と二人きりで出かけるなんて女の子なのに下手したら変な噂立ってしまうだろ? 男女何人かでってなら、参加させてもらうから、その時はまた誘って。ありがとうな」優しく答えると、涼平 [続きを読む]
  • 恋に溢れる
  • ◆恋に溢れる◆――こんなにも誰かを求め好きになったことがない……とある一組の大学生の話。☆.1☆.2☆.3☆.4☆.5**********SIDE STORY >> TOP >>-------------------------------------------------------------------------- B L ♂ U N I O N 受け溺愛攻めRank ■BL♂GARDEN■ 【BL全寮制学園】 人気ブログ BL小説 にほんブログ村 BL小説 [続きを読む]