Conrad さん プロフィール

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Conradさん: the Salon of Vertigo
ハンドル名Conrad さん
ブログタイトルthe Salon of Vertigo
ブログURLhttp://salonofvertigo.blogspot.jp/
サイト紹介文アートとか歌舞伎とか演劇とか徒然のもろもろを書いてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供48回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2012/05/13 10:54

Conrad さんのブログ記事

  • ピエール・ボナール展
  • 国立新美術館で開催中の『ピエール・ボナール展』を観てきました。ナビ派を代表するボナールの国内では37年ぶりとなる回顧展。オルセー美術館の所蔵作品を中心に、国内外のコレクションを含め、油彩画や素描、版画、写真など130点超の作品が集められています。これまでもドニやヴァロットンの展覧会があったり、ボナールも2015年に三菱一号館美術館で開催された『ワシントン・ナショナル・ギャラリー展』や昨年同館で開催された『 [続きを読む]
  • ムンク展
  • 東京都美術館で開催中の『ムンク展 −共鳴する魂の叫び』を観てきました。ムンクの展覧会は5年に1回ぐらいのペースでやってる気がしますが、東京で『ムンク展』が開催されるのは約10年ぶり。今回最大の目玉は、約25年ぶりの来日となる「叫び」。10年前の『ムンク展』には「叫び」が来てないので、そういう意味では待望の展覧会です。本展は、ムンクの世界最大のコレクションを有するオスロ市立ムンク美術館の所蔵作品を中心に、 [続きを読む]
  • 江戸絵画の文雅
  • 出光美術館で開催中の『江戸絵画の文雅』を観てきました。?文雅”とはあまり聞き慣れない言葉ですが、『日本国語大辞典』には「詩文を作り歌を詠むなどの、文学上の風流な道。また、文学に巧みで風流なこと」と書かれています。漢文学や和歌といった古来の伝統の?雅”と、俳諧や戯作といった新興の?俗”。その江戸の?雅俗”の文学を絵画に置き換え、?文雅”というキーワードで江戸絵画を観ていこうという試みです。会場の解説 [続きを読む]
  • フェルメール展
  • 上野の森美術館で開催中の『フェルメール展』を観てきました。17世紀オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールの35作品中9点(会期中、展示作品には変更あり)が来日すると話題の『フェルメール展』。今年一番のブロックバスター展覧会と言っていいでしょうね。当然、どれだけの人が押し寄せるのか、ということは軽く想像できるので、今回の展覧会は『若冲展』や『怖い絵展』のような数時間にも及ぶ大行列を避けるため、日時 [続きを読む]
  • 小倉遊亀展
  • 平塚市美術館で開催中の『小倉遊亀展』を観てきました。小倉遊亀は近代日本画を代表する女性画家であり、昭和から平成にかけての長きに渡り第一線で活躍した日本画家の第一人者。代表作であれば、東京国立近代美術館の常設展や東京藝術大学大学美術館の所蔵品展などでときどきお目にかかりますし、戦後の日本画や日本美術院をテーマにした展覧会でも割と観る機会のある画家だと思います。つい先日も山種美術館の『日本画の挑戦者た [続きを読む]
  • 野口小蘋 −女性南画家の近代−
  • 実践女子大学香雪記念資料館で開催中の『野口小蘋 −女性南画家の近代−』を観てきました。野口小蘋は明治期から大正期にかけて活躍した女性南画家。2015年に同館で開催された『華麗なる江戸の女性画家たち』や、実践女子大からも近い山種美術館で同時期に開催された『松園と華麗なる女性画家たち』で小蘋に興味を持ち、ちゃんと作品を観てみたいと思っていた画家の一人でした。昨年は小蘋の没後100年ということで山梨県立美術館 [続きを読む]
  • 京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ
  • 東京国立博物館・平成館で開催中の『大京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』を観てきました。大報恩寺は京都・洛北にある古刹。千本釈迦堂という通称で親しまれています。毎年12月に行われる大根焚きは有名ですね。それほど大きなお寺ではありませんが、応仁の乱などの戦火を奇跡的に免れた本堂は鎌倉初期の創建時のまま。本堂の柱には応仁の乱のときの刀傷なども残されていて、京洛最古の木造建築物として国宝に指定されていま [続きを読む]
  • 中国書画精華 −名品の魅力−
  • 東京国立博物館の東洋館で特集展示されている『中国書画精華 −名品の魅力−』を観てきました。東洋館の秋の展示といえば、『中国書画精華』。3年前にもブログに取り上げましたが、今年の展示がまた素晴らしい。参考:『中国書画精華 −日本における受容と発展−』 (2015年)トーハクにはかつて東山御物だった宋・元時代の唐物を含め、中国の書画の名品をたくさん多く所蔵しています。いつ行っても国宝や重要文化財クラスの書や [続きを読む]
  • 小原古邨 −花と鳥のエデン−
  • 茅ヶ崎市美術館で開催中の『原安三郎コレクション 小原古邨 −花と鳥のエデン−』展を観てきました。小原古邨は明治後期から昭和初期まで活躍した新版画を代表する版画家。千葉市美術館で2013年に開催された『琳派・若冲と花鳥風月』で観た古邨の花鳥版画が印象に残っていて、今回まとめて古邨の木版画を観る機会があるということで茅ヶ崎まで足を延ばしました。茅ヶ崎市美術館は初めて行きましたが、駅からも徒歩10分圏内と近く [続きを読む]
  • 横山華山展
  • 東京ステーションギャラリーで開催中の『横山華山展』を観てきました。江戸時代後期に活躍した絵師でありながら、なかなか作品を観る機会の少ない横山華山の初の本格的な回顧展です。横山華山を紹介するのに「知られざる絵師」とするのは少々疑問があって、東博や千葉市美術館、國學院大学博物館でも立派な屏風を観たことがありますし、府中市美術館の毎年恒例の江戸絵画展でも何度か目にしてますし、江戸絵画をよく観る人なら、横 [続きを読む]
  • 幕末狩野派展
  • 静岡県立美術館で開催中の『幕末狩野派展』を観てきました。静岡県立美術館は江戸絵画の良質のコレクションで知られ、いつも面白そうな展覧会を企画しているのですが、なかなか観に行く機会がなく、今回初めて訪問しました。静岡駅までは新幹線で行けば東京からもすぐですが、静岡駅からの便があまり良くなくて、直通バスにしても、最寄の駅からのバスにしても30分に1本ぐらいしかなく、ちょっとその点が不便。少し足を延ばせば、 [続きを読む]
  • SEITEIリターンズ!!〜渡邊省亭展〜
  • 東京・京橋の加島美術で開催中の『SEITEIリターンズ!!〜渡邊省亭展〜』を観てきました。昨年春に開催され好評を博した『蘇る!孤高の神絵師 渡辺省亭』 につづく渡邊省亭展の第2弾。明治から大正にかけての近代日本画に、こんな素晴らしい日本画家がいたのかと誰もが驚き、省亭ブームを巻き起こしたのは記憶に新しいところです。もちろんそこには加島美術のような一流画廊から全国の美術館・博物館、はては迎賓館に至るまで、 [続きを読む]
  • 狩野芳崖と四天王
  • 東京・六本木の泉屋博古館分館で開催中の特別展『狩野芳崖と四天王 −近代日本画、もうひとつの水脈−』を内覧会で拝見しました。本展は、昨年から福井県立美術館、山梨県立美術館を巡回し、好評を博した展覧会。山梨まで観に行こうと思っていたのですが、なかなか時間が作れず、東京でも開催すると聞いて、とても心待ちにしていました。狩野芳崖といえば、幕末から明治前期にかけて活躍した狩野派最後の日本画家。“近代日本画の [続きを読む]
  • 禅僧の交流
  • 根津美術館で開催中の『禅僧の交流 墨蹟と水墨画を楽しむ』を観てきました。2ヶ月ほどお休みをしていた根津美術館の秋の展覧会。日本と中国の禅僧の交流を今に伝える鎌倉・南北朝時代の墨蹟や、室町時代に流行する絵にちなんだ漢詩を連ねた詩画軸、そして室町時代中期から後期にかけての画僧による水墨画をとおして、禅僧の文化の流れを展観するという企画展です。出品作には館外の作品も含まれ、周文や拙宗等揚、芸阿弥など室町 [続きを読む]
  • 春日権現験記絵 −甦った鎌倉絵巻の名品−
  • 三の丸尚蔵館で開催中の『春日権現験記絵 −甦った鎌倉絵巻の名品−』を観てきました。鎌倉時代の傑作絵巻『春日権現験記絵』の13年に及ぶ修理事業の完成披露記念展。館内は狭いので限りはありますが、全20巻の一部(巻第1・6・10・11・20を除く15巻)を前後期に分けて展観しています。『春日権現験記絵』は三の丸尚蔵館の所蔵品、つまりは宮内庁=皇室の御物。宮内庁の所有物は慣例として国宝・重要文化財の指定対象外になってい [続きを読む]
  • 藤田嗣治展
  • 東京都美術館で開催中の『没後50年 藤田嗣治展』を観てきました。戦争画の公開や伝記の映画化、数々の関連書籍の刊行など、ここ数年フジタにいろんな意味で注目が集まり、いくつか展覧会で作品を観る機会がありました。東京国立近代美術館の『MOMATコレクション 藤田嗣治、全所蔵作品展示。』(2015年)や東京藝術大学大学美術館の『藤田嗣治 《舞踏会の前》 修復完成披露展』(2015年)、府中市美術館ほかで開催された生誕130年 [続きを読む]
  • モネ それからの100年
  • 横浜美術館で開催中の『モネ それからの100年』展を観てきました。モネの展覧会かと思いきや、モネの絵画と現代アートを並べ、モネの革新性や今なお影響を与えるモネの魅力を探るというモネ・トリビュートな展覧会でした。モネの作品25点を中心に、いくつかのテーマに分けて、モネの影響を受けた or モネ作品を引用した現代アーティストたちによる絵画・版画・写真・映像66点を一緒に並べるという構成。ポスト印象派やモネのフォ [続きを読む]
  • 「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ
  • 出光美術館で開催中の『「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ』を観てきました。出光美術館が所蔵している「江戸名所図屏風」は明暦の大火(1657年)前の江戸の様子を描いた作品として貴重だといいます。その目玉の「江戸名所図屏風」を中心に、江戸名所図や京都の洛中洛外図の屏風絵から江戸時代の都市景観を観るという企画展なのですが、後半は菱川師宣や宮川長春、鳥文斎栄之など肉筆浮世絵の優品が多く並び、江戸風俗画の展覧会と [続きを読む]
  • 落合芳幾展
  • 太田記念美術館で開催中の『落合芳幾展』を観てきました。落合芳幾、たぶんとてもマイナーな浮世絵師。浮世絵ファンでも幕末から明治にかけての浮世絵が好きな人でないと、ちょっと分からないかもしれませんね。そんな落合芳幾の初めての展覧会。出品数はなんと100点強。明治の浮世絵師というと、月岡芳年や河鍋暁斎、小林清親が有名で、彼らの作品を観る機会はままありますが、これまであまり注目されることのなかった落合芳幾だ [続きを読む]
  • 水を描く
  • 山種美術館で開催中の企画展『水を描く −広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお−』の内覧会にお邪魔しました。(※展示会場内の写真は特別に主催者の許可を得て撮影したものです)今年の夏は一段と暑くて、毎日体温を超えるような猛暑が続いています。山種美術館は恵比寿から歩くと15分ぐらい。なが〜い坂道を上っていくので、さすがにこの暑さは堪えます。今回ばかりはと駅からタクシーで行きました(ちなみにワンメーターでし [続きを読む]
  • 長谷川利行展
  • 府中市美術館で開催中の『長谷川利行展』を観てきました。気づいたら会期末。やっとのことで府中まで出かけることができました。なんでこんな素晴らしい展覧会を後回しにしていたんだろうと思うぐらい素晴らしい内容でした。長谷川利行の作品は東京国立近代美術館の常設や、昭和初期の洋画を取り上げた展覧会などでときどき観たりして、もともと好きな画家ではあったのですが、去年でしたでしょうか、Eテレの『日曜美術館』で長谷 [続きを読む]
  • 歌仙と古筆
  • 出光美術館で開催中の『歌仙と古筆』に行って来ました。「人麿影供(ひとまろえいぐ)」という言葉をよく知らなかったのですが、歌会の儀礼として“歌聖”柿本人麻呂(人麿)の肖像を掲げることを「人麿影供」というそうで、今年は歌人・藤原顕季が歌会の繁栄を念じて人麿像を床に懸けてから900年になるんだそうです。本展はその人麿の図像を中心に、歌仙の図像がどう受け継がれたのかをとても丁寧に追っています。まずは「佐竹本 [続きを読む]
  • 江戸の悪 PARTⅡ
  • 太田記念美術館で開催中の『江戸の悪 PARTⅡ』を観てきました。2015年に同じ太田記念美術館で開催され、好評を博した『江戸の悪』の第2弾。単純に前回の続きなのかなと思ってたのですが、前回の内容をさらにパワーアップして、出品作品数も約220点に倍増し、あらためて焼き直しした展覧会なのですね。だから、前回の展覧会と被っている作品も結構あります。前回は“悪”をテーマにするならこれを出さなきゃという作品も多かったの [続きを読む]
  • 京都画壇の明治
  • ゴールデンウィークのときの話なので、書くのがすっかり遅くなってしまいましたが、京都市学校歴史博物館で開催中の『京都画壇の明治』を観てきました。京都市学校歴史博物館と聞いて、どこよそれ?と調べてしまいましたが、四条河原町から徒歩10分圏内。河原町や祇園で買い物や食事をした足で歩いていけるし、バスで五条まで出れば京博にも行けるし、割と都合の付けやすい場所にありました。そもそもは明治2年に開校した小学校を [続きを読む]
  • 琳派 −俵屋宗達から田中一光へ−
  • 山種美術館で開催中の特別展『琳派 −俵屋宗達から田中一光へ−』を観てまいりました。(※展示会場内の写真は特別に主催者の許可を得て撮影したものです)あちらこちらで琳派400年の展覧会が開催された2015年から早いもので3年。琳派の展覧会も落ち着いた感がありますが、そろそろ琳派の良さげな展覧会がまたあるといいなと思っていたところでした。さすが分かってらっしゃる、山種さん。山種美術館の琳派の展覧会としては、こ [続きを読む]