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弁護士加藤英典
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2012/06/03

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  • 袴田事件再審開始決定の確定

    報道の通り、検察庁が特別抗告を断念し、2023年3月21日0時00分特別抗告期間の経過をもって再審開始決定が確定しました。1981年10月に再審請求を申立ててから41年半、2008年4月に第二次再審請求を申立ててからでも17年の時を経て、再審開始決定が確定しました。 3月13日に東京高裁の決定がでてからは、支援団体はもとより、報道機関、各地の弁護士会等が検察庁に対して特別抗告の断念を求めてくれました。ウェブ上でも動きがあり、弁護団の戸舘弁護士が始めたオンライン書面は短期間で3万8000名を超す署名を集めました。こうした世論の動きが後押しになったと思います。 www.change.org 再審開…

  • 袴田事件即時抗告審決定

    3月13日、袴田事件について、差戻後の即時抗告審の決定がなされました。差戻後の東京高等裁判所は、静岡地方裁判所の再審開始決定を支持し、検察官の即時抗告を棄却する決定をしました。 差戻後の即時抗告審では、味噌漬けになった血痕の色の問題が唯一の争点になっていました。東京高等裁判所は、弁護団の主張をほぼ全面的に認め、弁護団が提出したみそ漬け報告書は「1年以上みそ漬けされた5点の衣類の血痕には赤みが残らないことを認定できる新証拠といえる」とし、再審開始決定を支持しました。さらに、「ねつ造」という表現こそ避けていますが、「5点の衣類については、事件から相当期間経過した後に、A(※袴田巌さん)以外の第三者…

  • 袴田事件差戻審第8回三者協議

    袴田事件について、差戻審の第8回三者協議が行われました。 報道されている通り、7月21日、8月1日、5日の3日間で、専門家5名の尋問が行われることが決まりました。また、静岡地方検察庁庁舎内で行われている検察官のみそ漬け実験を2022年11月で終了すること、その際には裁判官が立ち会って、みそ漬けにされた布の血液を直接確認することになりました。 その後のスケジュールは正式には未定ですが、おそらく2022年12月までに検察官・弁護団が最終意見書を提出し、2022年度中に差戻審の判断がでると思われます。 www3.nhk.or.jp

  • 圏央道カルバートボックス事件再審請求

    圏央道カルバートボックス事件弁護団は、本日(9月3日)、東京高等裁判所に再審請求を申立てました。私が確定後から弁護団に加わっている事件です。 なお、「圏央道カルバートボックス事件」は、この事件が『冤罪File(2016年7月号)』で取り上げられたときの事件名です。 事案の概要 2012年7月22日、埼玉県坂戸市内の圏央道高架下トンネルであるカルバートボックスに駐車中の自動車内から被害者Aさん(当時33歳)の遺体が発見されました。警察の捜査の結果、Aさんと20年来の友人である櫛田和紀さん(当時34歳)に疑いの目が向けられました。櫛田さんは、2012年9月3日、Aさんを被害者とする傷害事件の容疑で…

  • 袴田事件即時抗告審決定と映画『獄友』

    袴田事件について、2018年6月11日に東京高裁の不当決定(原決定取消・再審請求棄却)がでてから、早2か月が経ちました。決定直後はその現実をにわかに受入れることができず、そうは言っても特別抗告申立期限は実質1週間しかないので、特別抗告申立書作成の作業をしなければならず、あっという間に時が過ぎていきました。報道の通り、弁護団は、6月18日には特別抗告申立をし、7月23日にはDNA鑑定に関する補充書も提出しました。弁護団としては、これまでの書面で既に東京高裁決定の不当性は明らかになったと考えていますが、最高裁の実情に鑑み、今後の特別審をどのように戦っていくかを議論しているところです。 ところで、去…

  • 2018年ヒロシマ市民の描いた原爆絵画展

    原爆絵画展所沢実行委員会は、2018年8月6日(月)から8日(水)の間、所沢市役所庁舎市民ギャラリー(西武新宿線航空公園駅東口徒歩3分)において「ヒロシマ市民の描いた絵画展」を開催しています。 昨年までの会場(小手指市民ギャラリー)が閉鎖され、今年は開催場所が変わっています。展示される絵画は毎年異なりますので、昨年までご来場の方も新しい絵画をご覧になれます。 原爆絵画展所沢開催の経緯等は、昨年のエントリーで詳しく書きましたので、そちらをご覧ください。 hidenorikato.hatenablog.jp 8月4日の東京新聞でも報道していただきました。 www.tokyo-np.co.jp NH…

  • 埼玉県で自転車保険加入が義務化

    「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」 埼玉県では2018年4月1日に「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が施行され、自転車保険に加入することが義務付けられます。 「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が改正されました~自転車損害保険加入義務化等~(平成30年4月1日施行) - 埼玉県 誰に加入義務があるのか? 加入義務が課されるのは、自転車利用者、すなわち埼玉県内で自転車を利用する者です(同条例11条、1条)。埼玉県民ではありません。例えば、東京都内在住の人が休日にロードバイクで遠出をして埼玉県内を走行するときにも加入義務があります。 自転車利用者が未成年者の場合、…

  • 袴田事件最終意見書提出

    報道の通り、袴田事件弁護団は、1月19日に東京高裁に最終意見書を提出しました。 最終意見書は本文が150頁で、 DNA鑑定と味噌漬け実験に関する証拠を新証拠とした原決定に誤りはないこと 即時抗告審で開示された取調録音テープから違法な取調べ状況が明らかになったこと 即時抗告審で開示された証拠から新たなねつ造が明らかになったこと 取調録音テープに関する供述心理学鑑定も袴田巌さんの無実を推認する新証拠であること 等を論じています。 2014年3月から約4年に及んでいる即時抗告審も、これでほぼ結審しました。年度内には(2018年3月までには)東京高裁の決定がでる見通しです。

  • 「ヒロシマ市民の描く原爆絵画展」のお知らせ

    私が事務局長を務めている原爆絵画展所沢実行委員会は、2017年8月4日(金)から6日(日)の間、所沢市小手指市民ギャラリーエバー(西武池袋線小手指駅北口徒歩2分)において「ヒロシマ市民の描く絵画展」を開催します。 この絵画展は、1974年5月に一人の被爆者が被爆体験を描いた絵画をNHK広島に持込んだことを発端にしています。この絵画がきっかけになり、NHK広島に膨大な数の被爆者の絵画が集められることなりました。1974年8月には最初の原爆絵画展が広島平和記念資料館で開催され、約2万人の来場者を集めたそうです。一連の運動については、1975年にNHK広島がドキュメンタリー番組『市民の手で原爆の絵を…

  • 誤解されている痴漢事件

    誤解されている痴漢事件 先日の話の続きです。今度は、痴漢を疑われた男性が線路内に立入り、電車にはねられて死亡したと報道されています。 このような危険もありますので、「痴漢を疑われたら逃げろ」は適切な対応ではありません。 ところで、ここ数日、SNSでは痴漢事件が話題になっており、「痴漢を疑われたら逃げろ」の是非も議論になっています。弁護士以外の方も含めて議論が盛んになるのはよいことではありますが、その中には明らかな誤解に基づく意見もあるようです。 「否認すると20日間勾留される」 「否認すると20日間勾留される」と理解している方がいるようです。 たしかに、一昔前までは、痴漢に限らず、被害者が存在…

  • 「痴漢を疑われたら逃げろ」は正しいのか?

    「痴漢を疑われたら逃げろ」? 報道によれば、5月12日未明、JR京浜東北線の車内で痴漢を疑われた男性が、上野駅構内から逃走し、駅付近のビルから転落して死亡した、とのことです。逃走中に誤って転落したのか自殺を図ったのかは判明していません。 最近、電車内で痴漢を疑われた男性が逃走してトラブルになっている事案がいくつも報道されていましたが、今回は被疑者の死亡という最悪の結果を迎えてしまいました。 痴漢事件については、ウェブ上で「痴漢を疑われた逃げろ」という対策が広まっています。痴漢を疑われた男性が逃走してトラブルになる事案が続いているのには、ウェブ上の情報が原因とも言われています。 しかし、私には「…

  • 刑事拘禁制度改革に関する勉強会

    ※このエントリーは、『刑事拘禁制度改革実現本部ニュース』40号(日本弁護士連合会刑事拘禁制度改革実現本部編)に寄稿した文章をブログ用に編集したものです。 1 日弁連刑事拘禁制度改革実現本部は、2017年3月6日、村井敏邦氏(一橋大学名誉教授)と赤池一将氏(龍谷大学法学部法律学科教授)をお招きして刑罰制度改革に関する勉強会を行いました。 昨年10月に福井市で開かれた人権擁護大会において、日弁連は「死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言」を採択しました。同宣言では、刑罰制度全体を罪を犯した人の真の改善更生と社会復帰を志向するものへと改革することを求め、具体的には懲役刑と禁錮刑を拘禁刑と…

  • 袴田事件第二次再審請求即時抗告審~DNA鑑定実施を強行した裁判所~

    ※このエントリーは、『再審通信』111号(日本弁護士連合会人権擁護委員会編)に寄稿した文章をブログ用に編集したものです。 事件発生から半世紀 袴田事件は、1966年6月30日未明、静岡県清水市(当時)内の味噌製造会社役員宅で一家4名が殺害された強盗殺人・放火事件です。静岡地裁は、1968年9月、味噌製造会社従業員の袴田巌さんを事件の犯人と断定し、死刑判決を言い渡しました。死刑判決は、1980年11月、最高裁で確定しました。しかし、袴田さんは第一審の公判から一貫して自らは犯人ではないと主張してきました。 27年間に及んだ第一次再審請求審(1981年4月~2008年3月)により再審請求棄却決定が確…

  • 有罪率99.9%?

    「99.9 刑事専門弁護士」 17日からTBSでドラマ「99.9 刑事専門弁護士」が始まりました。同業者の間でも話題になっています。 www.tbs.co.jp 私も第1話を視聴しましたが、日本のテレビドラマにしてはめずらしく尋問のシーン等がしっかりと作られているのに感心しました。著名な高野隆弁護士らが取材協力をなさっていると視聴後に知り、納得しました。 有罪率99.9%? ちょっと気になっているのが、この番組のタイトルです。タイトルの「99.9」は、日本の刑事裁判の有罪率の高さを示しています。この数字からは、日本の刑事裁判では、弁護人の主張がほとんど認められないようにも見えます。作中でも、自…

  • 「望むのは死刑ですか 考え悩む”世論”」

    2月3日にドキュメンタリー映画「望のは死刑ですか 考え悩む”世論”」の上映会(埼玉弁護士会主催)に参加してきました。 nozomu-shikei.wix.com 映画のもとになっているのは、2015年に日本で実施された審議型意識調査です。 日本国は死刑制度を存置しており、その根拠として、世論調査において国民の8割が死刑制度存置に賛成していること等を挙げています。ところが、この世論調査については、アンケートの質問文が不適切であり、死刑制度存置が多数になるように誘導している等の批判があります。 劇中の審議型意識調査では、無作為で選出された参加者を会場に集め、死刑制度に関する情報を与え、存置派・廃止…

  • 法廷傍聴ガイド

    先日、知人が「裁判の傍聴をしてみたいが、何をどうしたらよいのかわからない」と言うので、東京の裁判所で待ち合わせをして、法廷傍聴の案内をしました。 知人のような方が他にもいるかもしれないと思い、簡単な法廷傍聴の案内を書いてみます。 なお、以下の案内は東京の裁判所(東京地方裁判所本庁)で傍聴することを前提に書いています。裁判所の実情は各裁判所で微妙に異なります。 どこに行けばよいの? 東京の裁判所は、地下鉄霞が関駅が最寄り駅です。霞が関駅を降りたら、A1出口から地上に出てください。A1出口を出て、1分程あるけば、東京の裁判所の正門があります。正門付近には人が集まって、ビラを配ったり、スピーカーを手…

  • 開廷表のこと

    裁判所の廊下には、開廷表が張り出されています。その日に裁判所で行われる期日の事件名や当事者名が記載されているのです。本来は、裁判所に出頭した代理人や当事者に対して、この手続はこの法廷でやる、ということを案内するためのものです。私は、特に理由はないのですが、出頭した際には開廷表をざっと眺めています。 私が弁護士になりたてのころは、過払金の事件が多かったです。その日の期日の半分以上が過払金の事件ということもめずらしくありませんでした。最近は、過払金の事件はぐっと少なくなり、1日に1~2件あるかないかぐらいになりました。 最近になって増えたように思えるのは、交通事故事件です。当事者の権利意識の高まり…

  • 『袴田巌 夢の間の世の中』

    私が弁護団員をしている袴田事件を題材にした映画「袴田事件 夢の間の世の中」が2016年2月から各地の映画館で公開されます。 www.youtube.com 釈放後の袴田巌さんとお姉さん(袴田秀子さん)の日常を撮影したドキュメンタリー映画です。 私も関係者向けの試写会で見せていただきましたが、浜松での巌さんの生活の様子やその中で巌さんの表情が徐々に明るくなっている様子には感慨深いものがありました。 映画は、巌さんや秀子さんのキャラクターの面白さにあふれていました。再審事件を題材にした映画だというのに、なぜか試写会では観客席から笑い声があがっていました。 劇中の後半、巌さんが後楽園ホールでボクシン…

  • 「野々村元県議を強制出廷へ、神戸地裁が勾引状」

    詐欺罪等で在宅で起訴された元県議会議員の被告人に対して、神戸地方裁判所が勾引状を発布したと報道されています。 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2685827.html 捜査中に逮捕・勾留されている被疑者が公判請求された場合、通常は、起訴後も勾留されます。この場合は、公判が終わって判決を言い渡されるまでは、被告人は拘置所等に収容されています。これに対して被疑者が逮捕・勾留されていない場合、通常は公判請求後も身体を拘束されません。この場合を実務上「在宅」と呼んでいます。被告人は公判が継続している間も普通に生活をし、公判期日が行われるときには自宅から…

  • 「川越 裁判所 駐車場」

    このブログや事務所のホームページのアクセスログを見ていると、「川越 裁判所 駐車場」で検索してくる方をちらほら見かけます。裁判所に自動車で行こうとしている方が、裁判所に駐車場があるのかを調べているのでしょう。 川越の裁判所(さいたま地方裁判所川越支部・さいたま家庭裁判所川越支部・川越簡易裁判所が同じ建物です。)には、一般来場者用の駐車場が用意されています。ですが、来場者に比べると駐車場の台数が少ないのか、時間帯によっては満車になり、駐車できないこともあります。依頼者と裁判所で待ち合わせをしたとき、「裁判所の近くまで来ているのですが、駐車場が満車で車を停められません!」等と連絡があり、依頼者が車…

  • 事務所のホームページを更新しました。

    事務所のホームページを大幅に更新しました。 ribbon-law.jp レシポンシブデザインのテンプレートを使用しています。パソコンで見ている方は大きな変化がないでしょうが、スマートフォン等で見るとレイアウトが大きく変わっています。 今まではスマートフォン用のホームページも用意しておらず、最近のネットの実情に合っていませんでしたが、ようやく体裁が整いました。

  • <民法改正>「飲み屋のツケ」時効は原則5年に――飲み代を払わない客にどう対応?

    www.bengo4.com 民法改正に関連して、飲み代を払わない客にどう対応するか、というお題で弁護士ドットコムから取材を受けました。

  • 「強姦された」ウソ証言で「無実の男性」が服役か――告訴した女性は罪に問われる?

    「被害者」の虚偽供述で無実の男性が服役することになったとき「被害者」は罪に問われるのか、というお題で弁護士ドットコムから取材を受けました。 この事件は、再審開始決定前に検察官が刑の執行を停止し、有罪の言渡しを受けた者を釈放した、というめずらしいケースです。男性のプライバシー保護の名目で背景事情がほとんど報道されていないのが残念です。

  • 女子高生と「援助交際」したオジサンが捕まった・・・誘った少女に「罪」はないの?

    www.bengo4.com女子高生が「援助交際」をしても罪に問われないのか、というお題で弁護士ドットコムから取材を受けました。

  • おもちゃの「100万円札」わざとドロボーに盗ませたら・・・犯罪になるの?

    www.bengo4.com おもちゃのお札をわざと盗ませたらというお題で、弁護士ドットコムから取材を受けました。 ネタにマジレスするのも苦労します。

  • 袴田さんの再審開始と釈放

    報道されている通り、私が弁護団に加わっている袴田事件について、3月27日、静岡地方裁判所が再審手続の開始と死刑及び拘置の執行停止を決定し、袴田さんが釈放されました。1966年8月に逮捕されて以来、47年7か月ぶりの釈放です。 27日午前10時に静岡地方裁判所で弁護団が決定書を受け取ってから、28日夕方に袴田さんが都内の病院に落ち着くまでの間は、状況がめまぐるしく移り変わり、弁護団もその対応に追われていました。 現時点では開始決定が確定した訳ではありませんし、31日以降も動きがあるとは思いますが、何はともあれ、袴田さんの釈放が実現し、お姉さんと再開できたとことは、本当によかったです。

  • 「せっかく作った『雪だるま』が壊された! 犯人を『器物損壊罪』で告訴できる?」

    www.bengo4.com 他人が作った雪だるまを壊したときに器物損壊罪が成立するかというお題で、弁護士ドットコムから取材を受けました。

  • 袴田ひで子さんの陳述書が公開中

    袴田事件第2次再審請求が結審 来春にも再審開始の可否判断へ http://plaza.rakuten.co.jp/hakamadajikenhp/diary/201312160000/?scid=we_blg_tw01 12月16日の袴田事件の期日で袴田ひで子さんが読み上げた陳述書の全文が支援団体のウェブサイトで公開されています。

  • 袴田事件第二次再審請求が審理終了

    私が弁護団に加わっている袴田事件について、弁護人、検察官、請求人である袴田ひで子さんの意見を聴く手続が静岡地方裁判所で行われました。袴田ひで子さんの意見陳述は、逮捕から47年間という時間の重さを感じずにはいられない感動的なものでした。手続終了後、裁判所が審理の終結を宣言し、2008年4月に申立をした第二次再審請求が4年8か月に及ぶ審理を終えました。 これまで報道されている通り、第二次再審請求審で実施したDNA鑑定によって、犯行着衣とされてきた「5点の衣類」に付着している「犯人」の血液が袴田さんの血液ではないことが判明しました。袴田さんが真犯人ではないことは明らかです。 決定は、来春、おそらくは…

  • 裁判は1分で終わります

    先日のブログの通り、事務所から裁判所までは結構遠いのです。時間をかけて裁判所まで移動し、実際に裁判所でどれくらいの時間を過ごすかというと、事件の内容や手続によって異なります。 調停は長くなりがちです。離婚調停や遺産分割調停で複雑な案件ですと、裁判所で議論している内に何時間もたっていたということも珍しくはありません。 短時間に終わるのは、民事訴訟の弁論(いわゆる裁判)です。特に、第1回弁論はあっという間に終わります。 典型的な第1回弁論というは、次のようになります。 裁判官「開廷します。原告は訴状を陳述しますね?」 原告代理人「はい」 裁判官「被告は欠席していますが、答弁書が提出されていますので…

  • 所沢から川越の裁判所は遠い

    所沢で法律事務所をしていると、川越の裁判所に出頭することが多くなります。 所沢にも裁判所はあるのですが、所沢の裁判所は簡易裁判所しかありません。ここでは、争いの対象となっているお金やモノの価格が小さい事件しか扱えないことになっています。金額が大きい事件や家事事件(離婚事件や相続事件)となると、川越の裁判所(さいたま地方裁判所川越支部とさいたま家庭裁判所川越支部)でないと扱えません。そのため、所沢市内の事件でも、川越の裁判所でやることが多くなります。 所沢から川越の裁判所まで公共交通機関で移動しようとすると、結構遠いのです。まず、所沢駅から西武新宿線本川越駅までは電車で20分かかります。その後、…

  • 2012年の業務を終了しました。

    12月28日で年内の通常業務を終了しました。 2012年は新規開業1年目ということで、事件がくるのか不安なところもありました。実際に事務所が動き出してみると、様 々なご相談やご依頼があり、予想以上に慌ただしくなっています。それに伴い色々な課題もでてきているところはありますが、今後改善し、依頼者の方々の力になれる事務所を目指していきたいと思います。 2013年は1月7日から業務を開始します。

  • 小手指駅に駅看板を出しました

    少々ご無沙汰していました。 先月のことになりますが、狭山ヶ丘駅改札口付近に続き、小手指駅ホームにも駅看板を出しました。場所は4番ホームの池袋寄りです。 都内から帰宅する方は、小手指止まりの電車から飯能行の電車への乗り換え待ちの際にでもご覧いただければと思います。

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