mtsukasa さん プロフィール

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mtsukasaさん: Kato's Lab日誌
ハンドル名mtsukasa さん
ブログタイトルKato's Lab日誌
ブログURLhttp://katolab.blog.fc2.com/
サイト紹介文 加藤司(東洋大学)のブログ。心理学者の日々の研究を、好き勝手に記載した。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供231回 / 365日(平均4.4回/週) - 参加 2012/06/17 13:26

mtsukasa さんのブログ記事

  • 時間遺伝子
  • ノーベル医学・生理学は、体内時計を調節する仕組みを分子レベルで解明した3人の研究者に贈られるようだ。 いいなぁ。うらやましいなぁ。そういえば、まだ学生たちが講義を聞く能力があった頃、時間遺伝子について、ストレスとの関係で話をしたことがあった。 僕がやっている研究と全く違う研究領域ではないことを痛感すると、もう死期が近づいているのに、僕は、毎日、毎日、バカみたいな無駄な作業を、なぜ、やっているのだろ [続きを読む]
  • 偽名の学生がやったことだ……
  •  偽造あるいは買い残の恐れのあるデータが含まれているとして、Cognition誌に掲載されたWilliam Hart氏の論文が撤回された。 Psychological Science誌でも、同じ著者による似たような撤回が…… けっこう面白いので、これは、下記のRetraction Watchの2つのブログ記事を読んでほしい。撤回された論文Hart W, Tullett AM, Shreves WB, & Fetterman Z.2015Fueling doubt and openness: experiencing the unconscious, constructed [続きを読む]
  • 論文撤回で助教授から講師に降格
  •  Communication Research誌に掲載されたJodi Whitaker氏の論文が撤回された。結果、オハイオ州立大学から授与されたJodi Whitaker氏のPhDははく奪され、加えてAssistant Professor からLectureへ降格された。 日本の一部の大学や一部の分野を除くと、日本の大学における撤回に対する対応はかなり緩い。国内しか見ていないと、研究倫理感はゆがむし、研究倫理に関する教育も低レベルになる。撤回された論文Whitaker, J. L., & Bus [続きを読む]
  • 最初の学位論文審査依頼
  •  今年最初の学位論文の審査依頼が来る(もちろん国外からだが)。 学位論文の審査は、これまで断ったことがないので、引き受けることにする。片手で数える程度だけれど、引き受けた審査はすべてコーピングに関する論文。この論文もコーピングに関する論文。 でも、なぜ、この時期の依頼? スケジュールは、後日、事務方から連絡があるらしい。毎度のことだけれど、いつ、論文を受け取ることができて(実際にはダウンロードする [続きを読む]
  • 研究者、コメを食う
  •  引越しをすることを見通して、主食がコメになった。今までの主食は、おかずだったけれど、これからはコメ。簡単に言えば、コメを食べず、おかずだけだったのだけれど。これからは、コメと何か。どうなるかなぁ。 [続きを読む]
  • 底辺の研究者たちの「あるある」
  •  現在、展望論文を書いているのだけど、もう、60頁以上になって、あとには引き返せない状況になった(やめるに、やめられない状況)。論文をせっかく完成させても、掲載されるかどうかわからない。それゆえ、長きに渡って、論文を書き続けたり、研究を継続したりしていると、必ずと言っていいほど、悩んでしまう。「これでいいのか。この論文は掲載されるのかどうか?」。そのたびに、やる気を、持ち直すのが本当に大変。底辺の研 [続きを読む]
  • もうやけくそだ
  •  「ああ、もうやってられない。もうやけくそだ、どうにでもなれ」と思って、寝て起きたら、18時間近くも寝ていた。なんだこりゃ。 人間、恐ろしいもので、やけになれば、体もそれに合わせて、やけになってしまうのだなぁ・・・・・・ だた、寝た気が、そんなにしないのはなぜだろう? それと、起きてから、数時間は、ズート眠かった。 人体の不思議・・・・・・ではなくて、わかりやすい反応。 [続きを読む]
  • 受験生をバカにしてみたものの・・・
  •  ある先生から、「受験生はキャンパスの景観で大学を選択する傾向がある」という旨の話を聞いた。 僕は、「キャンパスの景観より、教育の中身が重要だろうに。提供される教育内容を吟味してくれよ、受験生たち」と思った。 しかし、しかし。 翌日、あることを思い出して、ある大学についてネット検索をしていたら、「そいうや、設備がぼろい、ましてや、(物理的な意味での)研究室がぼろい大学より、設備の整ったきれいな大学 [続きを読む]
  • 久留米大学大会、万歳
  •  今年の日本心理学会は、久留米大学で開催される。なんといっても素晴らしいのは、学部学生の参加費が0円。しかも、それを地方大会でやるとは(もう、東京や大阪など容易に参加者を集めることができる大会では、参加費を徴収することはできないね)。久留米大学の学会準備委員長の英断としか言いようがない。素晴らしい、委員長。委員長は、多分、津田彰先生だった気がするが・・・・・・。さすが、津田彰先生、素晴らしい。そも [続きを読む]
  • 許可なく尺度を使用していると……
  • 許可を得ることなく尺度を使用したとして、Donald Morisky氏は、ライセンス料を支払うか、論文を撤回するかをせまったらしい。尺度名はMorisky Medication Adherence Scale (MMAS-8)。結果、高額のライセンス料を支払うことができなかったいくつかの論文が撤回されている。 ショック。僕の論文も撤回されるかも……Pay up or retract? Survey creator's demands for money rile some health researchers.Adam Marcus, & Retractio [続きを読む]
  • 研究者の扇風機
  •  研究者の扇風機が、ついに、羽だけになった。まあ、羽だけになっても十分に動くからそれでいい。新し扇風機を買う必要はない。なんたって、来年の夏までには、引っ越しする予定なのだから。引っ越ししてから、ネットで買えばいい。そうすれば、引っ越しの荷物が減るしね。 これが、研究者の扇風機。 研究以外で必要なものは、必要な時に買うのではなくて、買う機会ができた時に買うのだ。 [続きを読む]
  • 学会に行く:カエルの合唱
  •  学会に行くのは、決して楽な仕事ではない。正直、学会にはいきたくない。 そもそも、学会に行くからといって、普段行っている仕事や研究のノルマが減るわけでもなく、もしろ、無理をした分、どこかで時間を補填しなければならない。例えば、もちろん、移動時間も、作業をしているわけだけれど、パフォーマンスが悪いので、パフォーマンスが落ちた分、余計に仕事をしなければならない。まあ、ホテルでは、十分に寝ることができな [続きを読む]
  • 学会に行く:ワサビ漬けを食す
  •  学会に行くと、毎度のことながら、スーパー通い。今回は、ホテルの目の前に、イオンがあったので、イオンに食事を買いに行く。毎回のことだけれど、一番困るのが、調味料。半額シールが張られた総菜の中には、しょうゆなどをつけなければならない物もあるからだ。なんやかんやで、今回は調味料を付けずに食べてみる。う……、あんまりおいしくない。さすがに、刺身は魚臭い。サービスで持って帰っていいワサビだけで、食べること [続きを読む]
  • 無人講義
  •  今日は、遠隔地への無人講義。誰もいない広い講義室で、講義をしなければならない(正確に言えば、大学のスタッフが何人かいる)。 目の前に聴講者がいないのに、話をするのは、とてもやりにくい。 そこで、思った。目の前に私語をしたり、スマホをしてりしたり、講義なんて聞きやしない学生たちがいるのと、無人の講義、どちらがいいのだろうか、と。 ・・・・・・? 迷った自分がばかだった。迷うまでもなかった・・・・・ [続きを読む]
  • 手の込んだ最近のハゲタカ出版手法
  •  最近、ハゲタカ出版の論文執筆依頼(学会参加依頼を含む)が、少しだけ、グレード・アップした。 具体的に言うと、僕は日本人なので、同じ日本人から、そのような依頼を送ってくるようになった。そもそも、以前のハゲタカは、雑誌名だったり、出版社名が多かったけれど、そこから個人名で送ってくるようになり、その流れかもしれない。 名前で送られてくると、あれれ? となるので、ついつい開いてしまう・・・ 無駄な時間を [続きを読む]
  • 17000突破
  •  論文のデータベースが17000を突破。 すべての論文が詳細に分類され、PDFでぼくのPCに保管されている。もちろん読んだ論文だけれど。 言うまでもないけれど、研究は論文を読めばいいというわけではない。もちろん、読んだからえらいわけでもない。でも、常に新しい論文を読んでいないと、これまた、研究者といはいいがたいし、偉そうに、学生たちに講義はできない。スポーツ選手の筋トレのようなものか・・・・・・    [続きを読む]
  • 研究者、散髪に行く
  •  普段は、髭剃りで髪を切っているのだが、もう、伸びに伸びきってしまい、髪を切りに行くことになった。ただ、髪を切る時間などは、研究者にはありもしない。それでも、髪を切りに行った。ということは、それ以上に重要な髪を切る理由があったからだ。 そう言えば、昨年も同じ時期に、同じ理由で、髪を切りに行ったなぁ……  髪を切る理由は、学生たちと同じで、ある活動をしているためだ。 昨年はダメだったけれど、今年こそ [続きを読む]
  • 査読をしていると
  •  先日引き受けた査読とは違う査読をしていると、いつのまにか、朝の6時になってしまった。今日は、大学ではなくて、マンションと呼んでいる実験室に行くことになっている。数時間寝るかなぁ。それとも、自分の論文を書いていようかなぁ・・・・・・ いずれにせよ、掲載される可能性のない論文の査読をすることほど、無駄な時間はない。僕の記憶では、僕が不採択を出した国際誌の論文が採択されたことはない。ちなみに、掲載を勧 [続きを読む]
  • Retraction Watch
  •  Retraction Watchに、ハゲタカ出版に関して、至極最もことが書かれていたので、なかなか面白い。ハゲタカ雑誌の問題について、短いことが引用されていて(以下に、ひとつだけ紹介)、それがこの問題の大きさを端的に表している。日本では、あまり問題視されないことが、摩訶不思議。まあ、日本は、ハゲタカ雑誌の資金源だもんなぁ。 いずれ、日本でも、ハゲタカ出版に貢いでいる研究機関や似非研究者たちには、痛いしっぺ返しが [続きを読む]
  • また査読を引き受けてしまう。なぜ?
  •  本当に、人間とは、おかしな行動を取るものだ。 提出しなければならない書類と、自分の論文でいっぱい、いっぱいの上に、多くの査読を抱えているにもかかわらず、なぜだか、査読を引き受けてしまう。もう、自分で自分の行動が分からない。 精神医学系の雑誌。 まあいいか。でも、一番面倒なのは、やはり、コメントを英語で書くこと。あと、僕の知らない学術用語があること。どちらも、毎度のことなので、仕方がない(避けられ [続きを読む]