えんむ さん プロフィール

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えんむさん: エンムブック2
ハンドル名えんむ さん
ブログタイトルエンムブック2
ブログURLhttps://ameblo.jp/ennmubook2/
サイト紹介文晃と旬を軸にしたいエンムブックとは別口のスピンオフドラマ
自由文愛なんかないおわりました〜。ソウルブレイドはじめました〜。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供312回 / 365日(平均6.0回/週) - 参加 2012/06/20 15:01

えんむ さんのブログ記事

  • あいつと俺のそーゆう関係ー209 梓の本心
  •  真っ白な ウエディングドレスに 身を包んだまだ 16歳の花嫁。 両親は正直複雑だった。 息子の悲劇の 原因である娘。 まだ手元に 置いておきたい娘。 これでよかったのかという 疑念の思いもあり、 喜びの表情よりも やつれて、 悲し気な顔に見える。 梓はそんな両親に 輝くような笑顔を向けた。 危険な兄は 昏睡状態に陥りもう 目覚めないかもしれない。 それで梓は随分 気楽になった。 梓はもう 兄を愛 [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー208 幼い花嫁
  •  意識不明の 愛する息子に すがって悲鳴を上げる 母と 泣き続ける父の姿を 一成は呆然と見た。 病院では 運ばれた患者の どこにも怪我がなく、 脳にも異常が 見られないのに 昏睡状態に陥った 不思議な症状に 困惑し、 原因不明の奇病として 記録した。 夏。 今日は一成の夢見た日だ。 妹梓との 結婚式の日なのだ。 教会での誓い、 その後の披露宴、 明日は欧州に 新婚旅行に行く。 美少女梓は16歳だ。 [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー207 閉じ込められた豪
  •  黒いペンダントから 放散される 豪の怒りの電流が 堂島の手のひらに 痛みを与えた。 畜生!畜生!! ここから出せええええええええええええええええええ!! 今豪は不思議な空間に 閉じ込められている。 どこにも何もない世界だ。 豪の怒りと憎しみの 強烈な波動が 堂島に伝わったが、 堂島は黒い魂を 封印したペンダントを 強く握って抑えると 豪の魂は眠って 静かになった。 救急車のサイレンが 聞こえてき [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー206 堂島の能力
  •  サードアイ…第3の目、 信じられないが、 そうなのかと 今の一成は思った。 まさに堂島は 「田村豪」の肉体に 浮いている一成の 姿を見ていた。 キレイな顔の美少年は、 肉体は倒れている 美青年と同一人物だ。 堂島にとっても 信じがたい 異常な現象を 目の当たりにしているのだ。 肉体と精神が 一致しているのが 普通なのに、 肉体に別人が重なる 人物を堂島は 彼曰くサードアイで 見ていた。 そしても [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー205 第三の目
  • 「それから そのペンダントも 俺に渡せ。 本来の肉体に近すぎる。 君が持っているのは 危険だ。」 堂島の言葉で 一成は背中まで ぐっしょり汗を流した。 何も知らないはず なのに何もかも 見通しているような 言葉に唇まで 震えだした。「……何故…ですか…。」 何故それを 知っているのかと、 何故堂島に 渡すべきなのか、 同時の意味で尋ね、 怯えて、やっと 喉から声を押し出した 感じの一成に堂島は 真 [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー204 咎める眼差し
  •  これで、もう安心だ…。 今日からゆっくり 眠れると思った一成は、 ハッとした。 この様子を 見ている者がいた。 ずっと一成の 様子を見て、 隠れていたその男は 堂島カオル。 堂島は、 咎めるような目で 一成を睨んだ。「……。」 一成は驚きすぎて 声も出なかった。 誰にも知られていない 自分の悪の部分が 露見してしまったのだ。 堂島は、 地面に突っ伏して 倒れている 少年のような男の 開いたままの [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー203 悪霊封印魔法 
  •  一成が使った魔法は 悪霊を物品に封印する 黒魔術だったが、 生きた人間にそれを 施した。 封印する品を 普段身に着けておける ペンダントにし、 いつ田村豪が 肉体を奪い返しに来ても 迎え撃てるように 備えた。  これでもう満月を 恐れなくて済む。 一成は豪がいつか やってくることを恐れ、 怯えるのではなく、 豪を封じる魔法を 探した。 田村豪が魔法を 操れたのだからきっと 自分にも 出来るはずだ [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー202 決着
  •  肉体から無理やり 引きはがされた 蠢く黒い霧は一旦 上部に上がり、 次に 一成が魔除けのお守に 首に掛けたしずくの形の ガラスのペンダントに めがけて どんどんと 吸い込まれていった! ガラスのしずくは 魔法道具だったのだ。 「魂」が引き剥がされて ペンダントに 黒い霧となって 吸い込まれていく衝撃は、 一成にも恐るべき 振動となって感じ取られた。「う、う、くう。」 「千堂一成」の肉体から 浮き [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー201 呪文の完成
  •  やってくる 「自分」の肉体に 真の田村豪の姿が 浮いてきた。 同じく豪も「自分」の 肉体に千堂一成の 若々しく 自信あふれる顔が 浮き上がって見えていた。 豪は遂に一成の 喉元にナイフを 突く寸前で停止し、 燃えるような憎悪の 眼で睨みながら 最後の呪文を一言 唱えた。「霊肉交換…!!」 その時、 一成は反撃の呪文を唱えた。「霊魂封印!!!」 一成がその言葉を 言ったと同時に、  まるで一成の魂 [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー200 追い詰める
  •  捕まれば今度こそ 今後は一切 外出禁止になるだろう。 何度も騙して 逃げたから「恋人」も もう味方はしないだろう。 今後は複数人からの 性被害が増える かもしれない。 千堂が堕ちるのはいいが、 自分があの地獄に 戻るなら千堂を殺して 自分も死ぬと決めた。 一成が東大に合格 するのは予想していた。 東大から出てくるのを、 悪魔に祈りながら待った。 そうして、 見たのだ「自分」を。 たくましく成長し [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー199 豪の執念
  •  幸せなはずなのに、 ずっと不安な一成は、 先ほどの「自分」の姿を 思い出していた。 血の気が失せた 真っ白な顔は、 まるで、 幽霊のような顔だった。 空を見上げると 満月が輝いている。 大きく輝く満月… 一成の目が見開かれた。「千堂…。」 そう呼びかけられた一成は それこそ心臓が 飛び出しそうな 恐怖で振り返った。 薄暗くなった公園に、 それはいた。 少し背が伸びて、 髪も伸びて、白い肌。 よく [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー198 散っていく
  •  …幻覚か? 青白い顔の「自分」は 成長しているように 見えたが、 それ自体錯覚かもしれない。 最近不安で 仕方ないせいで 幻覚を見たのかもしれない と思いながら一成は 足早に駅構内に入り、 電車に乗り込んだ。 電車の中でも 一成は目だけで 周囲を見て警戒し、 本物の田村豪が 入れ替わった「自分」が 乗り合わせて いないかを探った。 幻だ…。 気をしっかり持て。 一成はまだドキドキと 心臓が収まら [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー197 警告
  • 「なあ、そのままなら 辛いだろう?」 堂島は唐突にそういった。「え?」 何を言いたいのか よくわからないが、 言いたいことを 知りたくなかった。 一成はもう少し ここにいる予定だったが 立ち上がり挨拶した。「先輩、すみませんが 僕はこの後に 用事があるので 失礼します。」 バックを持って 背を向けた一成に 堂島は警告した。「田村君。 君を狙っている人物が いるから気を付けて。」 振り返らなかったが [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー196 堂島カオル
  •  髪がぼさぼさで 痩せてひょろっと 背が高い その人物の顔は 青白く、 目がぎょろっとして、 その瞳は白目の 中央にある病的な 雰囲気の男だったからだ。 顔が似ているわけでは ないが、どことなく 本物の「田村豪」の 雰囲気に似ていて 一成は 嫌な気分がした。「俺は堂島カオル。 ここの院生だけど 君の事は前々から 気になってた。 君は本当に変わってるからね。」「……?」 一成は大学で 多くの友人から [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー195 君は変わってるね
  •  梓と… 本当に結婚できるだろうか? ふと本を読む 一成の視線が 文字からそれて 暗い感情がよぎる。 一日何度もこうなるのだ。 すべて順調。 順調すぎるからこそ 不安な一成は、 そんな不安を 魔よけのペンダントを 身に着けることで 打消し、 平静を保っている。 今も魔除けの ペンダントを触る一成。 大丈夫。大丈夫だ。 何も起こらない。 目を閉じ、 ペンダントを握って そう繰り返し念じると 安心する [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー194 全て失う不安…
  •  昔の一成なら お守りなど 頼らなかったが 夏に妹・梓との 結婚を控え、少し ナーバスになっている。 余りにも幸福な現実。 叶わないはずの 幸せが目の前にある。 最愛の梓を 手に入れる故に、 怖いのだ。 他人の人生を踏みにじって 幸福を手に入れる 罪悪感が さすがに心底では あるのだろう。 そんな幸福は 長くは続かないと 自分の良心が 責めるのだ。 だから突如願いが その手から 失われるのではない [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー193 千堂家の支援
  •  長男一成が 治癒の見込みが なければ長女梓に 家督を継いで もらうしかないのだ。 梓はあの事件以来 兄を忌み嫌い、 あれほどまでに 兄想いだった妹が 兄を「あの人」と呼び、 一生出さないで とさえ言った。 両親にとって突然の 愛息子の発病と 事件が辛いだけでなく、 愛娘まで精神的に 不安定になってしまい、 いったいどうして こんな事になったのか 辛く苦しい日々だが、 梓への恋慕の情が 一成を狂わ [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー192 輝く未来
  •  東大の中でも 優秀で、バスケでも 活躍する田村豪に 恋をする女子も 多くいる。 美少年千堂一成の アイドルぶりと 比べれば地味 ではあるが、むしろ 一成はあまり 騒がれるのが 嫌なので気には なってもアピールして こないくらいが ちょうどよかった。 「田村豪」の肉体で 3年暮らし、 一成は当然のように 東大に合格して 東京に出てきた。 奨学金制度を 使うつもりだったが、 婚約した千堂梓の両親、  [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー191 「田村豪」の今
  •  男はその誘惑の 言葉を聞いて 立ち上がると、 やや怯えた表情で 見上げる美少年を 上から 覆いかぶさり、 押し倒しながら、 少年の股間のモノを 手で刺激し、 思わず顔をそむけ 快感で喘ぐ 「千堂一成」の口を 手で押さえると、 「千堂一成」の肉体に 男の重い体重が 乗った。 東京の春、 東京大学のキャンパスを 「田村豪」が歩くと 女子大生が チラチラと熱い視線を 送った。 あれから3年たって、 高 [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー190 猫なで声
  •  畜生、 なんで俺ばっかり こんな目に合わなくちゃ いけなんだ。 全てあいつのせいだ。 あいつが俺の 人生を奪ったんだ。 梓ちゃあん。 会いたいよお。 悔しくて、 豪の目に涙が 溢れたが、男は 豪の股間に吸い付き いつまでも刺激している。「あ、う、…あ。」 豪が快感で 尻をよじらしたり、 その太ももの動きや ひくつきを楽しみ、 上目遣いで可愛い顔を いやらしい表情で 見ている。 夜勤なので いつま [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー189「恋人」のメリット
  •  暴れれば暴れる程 窮地に追い込まれる。 「千堂一成」の 両親に被害を訴え、 病院に調査して 貰っても、 病院側は認めず、 妄想を事実のように 言っていると はねつけるのみだった。 だから随分時間が 掛ってしまったが、 我慢するしかないと 悟った。 身体を弄られているのは 千堂だ。 俺じゃない。 あいつが男に 遊ばれてるんだ。 元に戻ればあいつが この地獄に 入れ替わるんだ。 こう思うことで豪は  [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー188 諦めるしかなかった
  • 「一成ちゃんが 前に外出中に 逃げ出して 大騒ぎになったから 中々許可が 下りないんだよ。 一成ちゃんは 可愛い顔して すぐ暴れるから 悪いんだよ。」 「千堂一成」は 顔色は青白く、やせて、 髪が長くなったが、 顔の作り事態は 以前と 変わらず美少年の ままだった。 むしろ儚げな色気が 加わった感がある。 本来の田村豪だったら 男にも興味を 持たれることは なかっただろうが、 美少年の姿に 入れ替 [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー187 3年後
  •  この事件は 警察にも世間にも 隠されたが、 梓が兄を怖がる ようになったために、 息子一成は 精神病院からの 一時帰宅さえも 許されなくなった。 こうして豪は元に戻る チャンスを全て失った。 そうしてあれから3年。 「千堂一成」の 肉体に封じられた豪は 精神病院の 鍵がかかった 個室で薬漬けで 肉体も精神も自由を 失った暮らしをしていた。 夜中の豪の個室で、 豪はベッドに座った 状態で足を開き、 [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー186 何故こうなった
  •  救急車で梓と母親は 病院に向かったので、 「田村豪」の 姿をした一成も 父の車で向かった。 車内で一成は泣いた。「許してください…。 僕のせいです。 僕の…。」「田村君のせいじゃないから 気に病まないでくれ。 どこかで間違いに 気づかなかった 親の責任だ。」 病院に父親が着くと 母親が泣きながら 駆け寄った。 梓はショックで 気絶したが、 首の傷自体は 浅かったそうだ。 それで安堵した涙だった。 [続きを読む]
  • あいつと俺のそーゆう関係ー185 拘束
  •  父は息子一成を 抑えに走り、 「千堂一成」に 男性スタッフ数人も 地面で「田村豪」に 殴られている 「千堂一成」を抑えて、 拘束すると、 「千堂一成」の中の 豪は必死で抵抗し、 悲鳴を上げた。「いやだあああああああああああああああああああ、 もうあそこには戻りたくない! 俺は田村豪なんだああああああああああああああああああああ、 千堂おおお、 霊肉交換させろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお [続きを読む]