北 帰航 さん プロフィール

  •  
北 帰航さん: 万葉集の日記
ハンドル名北 帰航 さん
ブログタイトル万葉集の日記
ブログURLhttp://souenn32.hatenablog.jp/
サイト紹介文万葉集について楽しく学んだことを忘れないように書き留めています。
自由文奈良大和路と万葉集大好きの爺のブログです。
産湯は札幌、今の宿は小樽です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供282回 / 365日(平均5.4回/週) - 参加 2012/06/25 16:55

北 帰航 さんのブログ記事

  • 531.巻六・990:紀朝臣鹿人の、跡見の茂岡の松の樹の歌一首
  • 跡見:奈良県桜井市990番歌訳文「茂岡に神々しく立って繁っている、千代を待つ松の木の、歳は知りがたいことだ」読み下し文「茂岡に神さび立ちて栄えたる千代松の樹の歳の知らなく」引用した本です。今朝の積雪は数?でした。朝食後、雪かきをして、いまパソコンに向かっています。室温零℃、電気ストーブを付け、1℃に。今日一日、予報は雪のマークですので、夕方までに雪かきをしないといけないかな。では、今日はこの辺で。 [続きを読む]
  • 530.巻六・989:湯原王の打酒の歌一首
  • 打酒:酒を飲むこと。酒宴歌。989番歌訳文「焼太刀の稜(かど)を鋭く打って、おおしい男子が祈りをこめるりっぱな酒に、私は酔ったことだ」読み下し文「焼太刀の稜打ち放ち大夫の禱(ほ)く豊御酒にわれ酔ひけり」引用した本です。今朝は冷え込みました。数?の積雪で、朝食前に雪かき。予報では、10?ほどの積雪でしたので、ほっとしました。昨日は本格的の冬到来で、3度の雪かきでした。例年より一月ほど遅い冬の訪れですね。 [続きを読む]
  • 529.巻六・988:市原王の、宴に父の安貴王を禱(ほ)ける歌一首
  • 禱(ほ)ける:言ほぐ歌。主客への儀礼歌。988番歌訳文「春の草はやがて変わっていくものです。岩のように永遠にいらしてください。貴いわが君よ」読み下し文「春草は後は落易(かは)らふ常盤に座せ貴き(たふと)わが君」引用した本です。今朝は、10?ほどの積雪でしたが、雪は軽く、朝食前に雪かきを終えました。今日一日雪の予報ですので、もう一二度雪かきが必要かな。では、今日はこの辺で。 [続きを読む]
  • 528.巻六・987:藤原八束朝臣の月の歌一首
  • 987番歌訳文「待ち遠しく私が思う月は、妻のかぶる御笠━三笠の山に、まだ隠っていることだ」読み下し文「待ちかてにわがする月は妹が着る三笠の山に隠(こも)りてありけり」引用した本です。寒さ厳しい朝でした。今の室温が5℃。パソコンの動きも遅く、でもブログの記載を終えるところです。今晩から明日は、吹雪の予報で、雪かきに追われるのではないかと覚悟しています。では、今日はこの辺で。 [続きを読む]
  • 527.巻六・985・986:湯原王の月の歌二首
  • 985番歌訳文「天上においでの月読み壮士よ。贈り物をしよう。だから今夜の長さは五百夜もつづいてほしい」読み下し文「天に座す月読壮士幣(つくよみをとこまひ)は為む今夜の長さ五百夜継ぎこそ」986番歌訳文「いとしいことよ。近くの里に住む人も訪れて来ようと、隈なく月の照りわたることよ」読み下し文「愛(は)しきやまし近き里の君来むと大(おほ)のびにかも月の照りたる」引用した本です。家の周りの雪が消えました。雪景 [続きを読む]
  • 526.巻六・984:豊前国(とよのみちのくちのくに)の娘子の月の歌一首
  • 984番歌訳文「遠く雲隠れてどこかへいってしまったと、私が恋しく思っている月をあなたは見たいとお望みでしょうか」読み下し文「雲隠り行方を無みとわが恋ふる月をや君が見まく欲(ほ)りする」引用した本です。昨日の小樽の積雪はゼロと新聞で伝えていました。今日の夜半から朝には雨が降っていました。暖かい朝を迎え、家の周りの雪はかなり消えました。わが家も積雪ゼロですね。2018年12月2日の裏山の風景です。例年に比べ、積 [続きを読む]
  • 525.巻六・981〜983:大伴坂上郎女の月の歌三首
  • 981番歌訳文「獦(かり)高の高円山が高いから、出で来る月もなかなか照らないのだろうかなあ」読み下し文「獦(かり)高の高円山を高みかも出で来る月の遅く照るらむ」982番歌訳文「暗い夜の霧がたって、ぼんやりと照っている月は、目をとめると、悲しいことよ」読み下し文「ぬばたまの夜霧の立ちておほほしく照れる月夜(つくよ)の見れば悲しさ」983番歌訳文「山の端にいさようささらえ壮士よ、天空を渡っていくお前の光こそ見 [続きを読む]
  • 524.巻六・980:安倍朝臣虫麿の月の歌一首
  • 980番歌訳文「雨に包まれる三笠の山が高いから、月が出てこないのかな。夜はどんどん更けていきながら」読み下し文「雨隠(あまごも)る三笠の山を高みかも月の出で来ぬ夜は降(くた)ちつつ」引用した本です。小樽のきょう2018年12月2日の日の出は、6時35分頃です。ただ、冬の今ごろは、向かいの山が日の出のとなり、わが家の日の出:向かいの山から太陽が顔を出すのが7時半頃になります。新聞では小樽市の日の出時刻の記載がなく [続きを読む]
  • 522.巻六・978:山上臣憶良、沈痾の時の歌一首
  • 沈痾:病いに沈む、意。今回引用した本です。「それじゃ、もうひとつ山上憶良の歌をうたってみましょう。「士(をのこ)やも 空しかるべき 萬代(よろずよ)に 語り継ぐべき 名は立てずして」山上憶良という人は大変苦労した人なんですよ、家柄はないけど学問が出きたものですから、大宝元年西暦七〇一年に遣唐使の書記に任命されて、大陸に渡る。帰って来てから後にはいまの鳥取県、伯耆の国の守となり、そして養老五年、聖武 [続きを読む]
  • 520.巻六・975:中納言安倍広庭卿が歌一首
  • 975番歌訳文「こうして過す楽しさの故にこそ、短いはずの命だが、少しでも長かれと願うのです」書き出し文「かくしつつ あらくをよみぞ たまきはる 短き命を 長く欲(ほ)りする」宴歌であろう。第一句の「かく」は宴歌をさすか。たまきはる:命の枕詞。2016年11月12日の裏山などの画像を貼り付けます。カラマツの黄葉が2018年11月20日よりきれいです。2016年11月12日は、今年11月21日より積雪量が多いですね。唐松の落ち葉上 [続きを読む]
  • 519.巻六・973・974:天皇、酒を節度使の卿等に賜ふ御歌一首あわせて短歌
  • 天皇:すめらみこと、四十五代聖武天皇。973番歌訳文「わが治め給う国の遠く離れた政庁に、そなたたちがこうして出かけて行ったなら、私は心安らかに遊んでいられよう。ゆったり腕組みしておいでになれよう。天皇である私の尊い御手で、髪を撫でてねぎらい給うぞ。頭を撫でてねぎらい給うぞ。そなたたちが帰って来る日にまた一緒に飲む酒であるぞ。この奇(くす)しき酒は」書き出し文「食(を)す国の 遠(とほ)の朝廷(みかど [続きを読む]
  • 516.巻六・967・968:大納言大伴卿が和ふる歌二首
  • 前の965番と966番歌に和ふる歌です。967番歌訳文「大和へ行く道すじの、吉備の児島を通る時には、筑紫娘子の児島のことが思い出されるであろうな」書き出し文「大和道の 吉備の児島を 過ぎて行かば 筑紫の児島 思ほえむかも」「大和道」の語を承けて966番歌に和した歌。地名児島に人名児島を連想するすると述べて、遊女児島への惜別の思いを歌ったもの。968番歌訳文「ますらおだと思っているこの私が、別れに堪えかねて水城の [続きを読む]
  • 514.巻六・963・964:冬の十一月に、大伴坂上郎女、帥の家を発ちて道に上り、
  • 筑前(つくしのみちのくち)の国の宗像(むなかた)の郡(こほり)の名児の山を越ゆる時に作る歌一首963番歌訳文「この名児山の名は、神代の昔、国造りをした大国主命と少彦名命がはじめて名付けられたのであろうが、心がなごむという、その名児山の名を持っているばかりで、幾重にも重なるわが恋心の、その千のうちの一つさえも慰めてくれはしない」書き出し文「大汝(おほなむち) 少彦名の 神こそば 名付けそめけめ 名のみ [続きを読む]
  • 511.巻六・956:帥大伴卿が和(こた)ふる歌一首
  • 帥:大宰府の長官、従三位相当。大伴卿:大伴旅人956番歌訳文「あまねく天下を支配されるわが天皇のお治めになる国は、都のある大和もここ筑紫も変りはないと思っています」書き出し文「やすみしし 我が大君の 食(を)す国は 大和もここも 同じとぞ思ふ」前歌(955番歌)に対し、官人としての心境を述べて答えた歌。やすみしし:我が大君の枕詞引用した本です。昨日読み終わった本です。万葉集の時代の朝鮮半島の情勢が思い浮 [続きを読む]
  • 510.巻六・955:大宰少弐石川朝臣足人が歌一首
  • 510番歌訳文「奈良の都の大宮人たちが自分の家として住んでいる佐保山のあたりを懐かしんでいられますか、あなたは」書き出し文「さす竹の 大宮人の 家と住む 佐保の山をば 思ふやも君」大宰帥大伴旅人に問いかけた宴歌。さす竹の:大宮人の枕詞引用した本です。2016年9月27日の詩仙堂の画像を貼り付けます。前回記載の続きです。なお、もう一つのブログ「風景夢譚」には、今年の9月の京都の旅の画像を貼り付けています。お時 [続きを読む]
  • 509.巻六・954:膳部王(かしはでのおほきみ)が歌一首
  • 膳部王:長屋王の子。母は草壁皇子の娘、吉備内親王。神亀元年(724)、従四位下、六年二月、父に殉じて母、兄弟とともに自尽。954番歌訳文「朝は海辺で餌を漁り、夕方になると大和の方へ山を越えて行く雁が、何とも羨ましくてならない」書き出し文「朝(あした)は 海辺にあさりし 夕されば 大和へ越ゆる 雁(かり)し羨(とも)しも」右(↑)は、作歌の年審(つばひ)らかにあらず。ただし、歌の類をもちて、すなはちこの次 [続きを読む]
  • 508.巻六・950〜953:五年戊辰に、難波の宮に幸す時に作る歌四首
  • 五年:神亀五(728)年、聖武天皇の行幸。950番歌訳文「天皇が境界を定めておいでになるとて、山守を置いて見張らせているという山に、私はどうしても入らずにはおかないつもりだ」書き出し文「大君の 境ひたまふと 山守据ゑ 守(も)るといふ山に 入らずはやまじ」以下四首、行幸先での宴歌。950と951番歌は、男の立場で、女官に迫る意気込みを歌った譬喩歌。951番歌訳文「見わたすと、 ごく近くにありながら、岩に隠れ輝き [続きを読む]