詩唄いが、伝説の「猿の種」を探す旅の途中に綴る詩 〜ノーフューチャーな森へ好んで、歩み出す〜
爆発しかけた オオカミと有名になりかけた ニワトリと目立たないままの 野ウサギを連れて 悲しみが 降りやまないままの ツンドラ地帯へ 旅に出る ゆっくり ゆっ…
オーブンの上の 雄鶏 焦げ目の付いた 人格 クリームまみれの 人生 ゴルゴンゾーラの中身は 骨のない魚 テーブルの上では 古びた 幸せが 踊っている 蠅と木馬…
朽ち果てた果実 青い光を 取り戻して 悲しみに 触れた瞬間に 鳥たちは 汚らしい声で 唄いだす 紙きれの 現実の中でゆっくりと 生かされる 暗闇の中で 錆びき…
きらめく世界で ボクは アナタの 寝グセの 髪質を感じている きらめく世界で ボクは アナタが チョコボールを かじっているのを感じている きらめく世界で ボ…
にほんブログ村 チップを 埋め込まれた パンみたいに 鳥は とんでいった チップを 埋め込まれた パンみたいに 雨は あがった 俺は はめ込まれた 自由の中で…
ゆめ ゆめ ゆめ ゆめ ゆめの カプセルが 浮いている ふわ ふわ ふわ ふわ ゆめの カプセルが 浮いている ゆめ ゆめ ゆめ ゆめ 昨日に タソガレテ ゆ…
消え去った 情熱の中で 何度も 嘔吐を 繰り返す 裸の 動物園は わざとらしく 横を 通り過ぎては 王冠を ばらまいていく 一個目の 細胞は 木製の 心…
太陽が 眠り始めるころ べニア板の 絨毯に乗って 君を 迎えに行く 地平線の 裏側の バオバブの 木の傍に住む ラクダは 小さすぎて なんだか 可哀そう 夕闇…
狂気の中で 泳いで 狂気の中で 笑って 狂気の中で 閃いて 狂気の中で 睡眠を忘れて 狂気の中で 夢を見る 狂気の中で 名もない 詩人と戯れて 狂気の中で …
その猫は ある小さな 別の世界で のたうち回る様に 死んでみせた オノトマペを 描写するために 生きてみせた 正確に言えば 微生物みたいに 厚めの 情熱と計画…
雨上がりの 夕暮れ時から ざわついた 太陽の気持ちを 考えて 忘れていた 甘ったるい チョコレートの 言葉を 思い出して 目覚めた 描きかけていた トラの夢…
とりあえず とりあえず 過ぎてしまった 昨日を 忘れてみる とりあえず とりあえず 話し疲れた 時間を 塗りつぶしてみる なんの 意味のないことだとしても …
あああああああああああああ ああああああああああああああああああああ いいいいいいいいいいいいい いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい ううううううううう…
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