胡蝶 さん プロフィール

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胡蝶さん: rain* 〜BL only〜
ハンドル名胡蝶 さん
ブログタイトルrain* 〜BL only〜
ブログURLhttp://rain.or-hell.com/
サイト紹介文BLが生き甲斐の管理人が、萌えと夢を詰め込みました。
自由文ひたすらBLのみ。
どこを切り取ってもBL。
なにがなんでもBL。
そんな、趣味だけでできたページです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供37回 / 254日(平均1.0回/週) - 参加 2012/08/12 19:42

胡蝶 さんのブログ記事

  • No number 04
  • 学園祭は、夕暮れとともに終わりを告げた。「ここにいたの」笑いを含んだ優しい声を背で聞き、自然と、頬に笑いが染みる。嬉しい。あきらの声が、明るい。つづきはこちら [続きを読む]
  • No number 03
  • 「―――俺、あきにキスしたことがある」そう切り出した瞬間、初めて彼と視線が合った。そしてその表情を見て、聞きたかったことのすべてが分かった。こいつは、あきに、恋をしている。つづきはこちら [続きを読む]
  • No number 02
  • その人のすべてが知りたいとは思わない。でも、その人が秘めていることは、なぜか知りたい。それが重いものならなおさら、一人で持たせたくないのだ。つづきはこちら [続きを読む]
  • No number 01
  • 初夏の、日差しがきつい午後だった。保健室のベッドに横たわる、すこし白すぎる寝顔。髪はやわらかな茶。日に透け、紅茶の色にうつるそれに縁どられ、彼は目をつむっている。ここへ運んだのは自分だ。授業中だということもあり、保健医のすがたは見えない。そう、だからこの罪に、目撃者はいなかった。ただ罪びとだけが、己の犯したことをわすれない。あれから、3年が経っていた。No number 君にはなせない物語つづきはこちら [続きを読む]
  • 『花束をきみに』
  • 「花束をきみに」年下攻め × 朴念仁年上受け三角関係あり。R15/R18表現がありますので、苦手な方はご注意ください。■01 大好きです■02 会えてうれしいです■03 何から、話しましょうか■04 たとえば、他愛ない話も■05 あなたとならすべてに意味がある■06 あなただから、意味がある■07 この気持ちは、誰にも、さわらせない■08 嵐の前の静けさと■09 嵐の中のさわがしさ■10 もう音 [続きを読む]
  • 14 ふたりのよるに
  • 「あらあら」夕食のため階下に降りた光輝をみた、母の第一声はそれだった。泣きやんだ後も目が真っ赤で、少しだけ恥ずかしそうに改めて挨拶をした光輝は、年よりもはるかに幼く見える。それが木戸家の<お母さん>の何かをひどく刺激したらしい。光輝が、涙声でいただきます、と手を合わせたのと同時に、母はにっこりと息子に確認した。「明日、終業式よね」「うん」「じゃあ、泊まっていってもらいなさい」「え」なんで、と問 [続きを読む]
  • 11 そして記憶が、語り始める/R15
  • 小さな泣き声を聞いたような気がした。――――みつき、だよぅ記憶の奥の奥のうっすらとしたところ。そこで、泣きじゃくる子供の姿を見つける。あれは。かすかに記憶の紗がめくれていく。病院のベッド。クリーム色のカーテンが揺れる。―――みきじゃない。ぼくはみつき。泣きじゃくる子供の背中に、同じくこどもの手が添えられる。幼い自分の、手だ。――――これ、なんて読むの大きなタオルに身をくるませて、そのはしっこの [続きを読む]
  • 10 もう音も、聞こえない/R15
  • この気持ちが恋じゃなかったら。何度、そう思っただろう。これがただの友情で、なんの疚しさもなく隣にいられたら、どれだけ良かったか。木戸が笑うたび、同じ表情で返せたらよかった。けれど、木戸の声を聴くたび、心の奥で小さな鈴がふるえる。それは鎮めようとすればするほど、大きくなっていく。どうしても、止められなかった。止め方を、だれかに教えてほしかった。なかったことになど、できなかった。つづきはこちら [続きを読む]
  • 09 嵐の中のさわがしさ
  • そしてそこから一回転半。「きどさぁぁん」情けない声で抗議する光輝を、まるっと無視しながら、木戸も北島も作業をすすめる。「木戸、そこ数が違う」「ああ、悪い」職員室から借りてきた電卓をカタカタ叩きながら北島が指摘をし、集計をしながら木戸が書き留める。「あとどのくらいだ」「半分はいったね」「そうか」二人の呼吸がぴったりで、それはやはりある程度の年月が織りなす空気で、それを目の前で見せつけられた光輝は [続きを読む]
  • 08 嵐の前の静けさと
  • 「え、付き合ってんの先輩と」正志の言葉に、光輝は大きな目をさらにまんまるにして見せる。「え、そんな幸せ、この世にあるの!?」「・・・。」友達歴はけっこう長いが、正志にとっても光輝はよくわからないイキモノだった。ましてや木戸にとっては、さぞ未知の生命体に映っているだろう。つづきはこちら [続きを読む]
  • 07 この気持ちは、誰にも、さわらせない
  • 本日ただいまより、自らを「ミスターうかつ」とでも名乗った方がよいだろうか。炭酸飲料のキャップをひねりながら、そんなことを考える。ぷし、と、気圧が変化する感触と心地いい音がするが、実はそれほど飲みたいわけではなかった。開けた以上、炭酸がぬけていくのが道理で、それがもったいないから煽る。のどが渇いたわけではない。開けてしまったから、飲むしかない。―――この状況と似ている。となりで無言のまま地をにら [続きを読む]
  • 06 あなただから、意味がある
  • たとえるならそれは、立っている地面を、ぐるりとひっくり返されたような感覚だった。何が起きたのか、分からない。ひたすら混乱していた。唇の感触は嘘ではなく、北島が去った後、うわっとセミの声が戻ってきたことで、自分が正気に返ったことを知る。つづきはこちら [続きを読む]
  • 05 あなたとならすべてに意味がある
  • その後、触れあった唇が言葉を紡ぐこともなく、沈黙のあいだ伏せられていた目と、最後に一度だけ目線があった。なぜか泣きそうな目だった。ぺこりと頭を下げられる。そのまま背を向けて駆け出していく背中。それを見送ることしか、できなかった。つづきはこちら [続きを読む]
  • 04 たとえば、他愛ない話も
  • 「帰るか」ひとしきり笑った後で、目じりの涙の粒を指で払いながら、木戸は提案した。「え」そんな・・・と顔に書いてある。せっかく親密に話せるチャンスだったのに、それをまさか自分が寝入ってしまってダメにしてしまうとは、光輝にとって痛恨の極みであった。けれど、次の言葉に、一発逆転。心臓がきゅっと音を立てて跳ねた。「一緒に」つづきはこちら [続きを読む]
  • 13 ジンクスその3「パラソルツリー」-3-
  • 「いつまで二人で馬鹿笑い?」そんな不機嫌な声にひるまず、二人はまだ笑っている。「吉良くん、コレ、ひきとるけど?」ルームメイトを指すみなとに、目じりにわいた涙の粒を指でぬぐいながら、吉良は首をふった。「いえ、僕も図書室に用事があるので」ご一緒します、という意思表示だろう、持っていたビニール傘を少し上に持ち上げるしぐさをする。それはいいとして、では。「戻るときも、吉良君に頼む気?」行きはよいよい、 [続きを読む]
  • 03 何から、話しましょうか
  • 「きどたからさん、あの」「福原」相手の先手を打ち、いつもの告白にながれそうな気配をぶった切って、提案した。それは6月の真ん中、水曜日の朝。名前を呼ばれた茶色い塊は、大きく4回瞬きをした。瞬きの回数が増すたび、ほほに朱がのぼる。つづきはこちら [続きを読む]
  • 02 会えてうれしいです
  • 木戸とて、答え合わせを望んでいた。 ――まず、いつ、自分たちは出会ったのか。福原光輝という名に憶えがなく、100歩ゆずって、親の都合で苗字が変わったとしても、下の光輝という名に覚えはない。さらに1000歩ゆずって、名前すら家庭裁判所経由で変わったとしたら、あんなに自信満々に名乗る意味も分からないし、覚えてないんですか、という相手の反応も不可解だ。秀才が集うこの学校のおかしいところは、どちらかと [続きを読む]
  • 01 大好きです
  • 「大好きです!!」力いっぱい、光輝(ミツキ)は宣言した。大好きな人に大好きだと言える幸せを、全身で表現したくて、でも表現するには体は小さくて、仕方ないからその分を笑顔に上乗せする。つづきはこちら [続きを読む]