玲桜 さん プロフィール

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玲桜さん: 玲桜のSTORYS
ハンドル名玲桜 さん
ブログタイトル玲桜のSTORYS
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/leomsk815
サイト紹介文3兄弟の家族を中心に小説を書いています。青春だったり家族の愛だったり恋愛だったりします。
自由文Brothers から始まりその登場人物から派生してTOMORROW 大輪の華 などかなりの長編もあります。
登場人物や内容が被る部分もありますが、すべてが一つの家族とその廻りの人たちにかかわるお話が続いて行きます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供119回 / 365日(平均2.3回/週) - 参加 2012/08/31 13:12

玲桜 さんのブログ記事

  • Cases 大越夫妻の事件簿 
  • Cases 大越夫妻の事件簿  その事故 【登場人物】金山忠巡査長 中堅の自動車警ら隊員。34歳。社会人になってから警察官になった隊員でノンキャリアながら実績があり優秀な警察官。初美の部下。新人の隊員の指導係を務める事が多い。前の年に結婚したばかり。 大久保卓也巡査 9月に念願の自動車警ら隊に入隊したばかりの新人隊員。専門学校新卒で入庁し警察官としてのキャリアもまだ浅い27歳。車両のドライビングテクニック [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第18話 いじりって何?
  • 磯村が委員長を務める第三者委員会が藤本悠輝の転倒は本人の不注意ではなくクラスメイトに故意による転倒だった。そして彼は日常的にいじりというイジメに会っていたという結論に達したと市の教育委員会に通告する。その後、電話の少女以外に沢山の証言を得る事が出来た。他の学年の生徒や近隣の住民やコンビニの店員など複数の人々がグループにより悠輝が虐待を受けていた事を証言してくれたのだ。もちろんマスコミが大きく取り上 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第17話 証言者
  • 「悠輝くんは?」磯村は青ざめた顔で戻って来た亜沙子に尋ねた。「少し落ち着きました。」「以前から?彼は水を怖がりましたか?」「はい・・・実は・・・。お風呂とかは平気なのですがシャワーが苦手で。」「シャワーが苦手?以前から?怪我をする前から?」「いいえ・・・以前はそんな事ありませんでした。」「やはり・・・我々が睨んだ通りです。実験の通り彼は強く水を当てられて・・・。」その途中で磯村の携帯が鳴り始めた。 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第16話 会見と実験
  • 大勢の記者たちが狭い部屋にひしめいていた。磯村と部下数人が入って行くと激しくフラッシュがたかれる。テーブルの上にはいくつもマイクがセットされていた。「それでは会見を始めます。」磯村がそう言うと記者たちは前のめりになって質問を始めた。「警察と学校の発表では転落事故という事でしたが。」「いいえ。転落事故にしては怪我の仕方がおかしいのです。充分に検証された結果ではないと我々は考えております。」「警察の現 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第15話 愛犬の奇跡
  • 1週間後、案の定学校側からはイジメは無かったという回答が来た。それも藤本家に書類1枚を送りつけて来るという態度である。亜沙子と弘幸が憤慨したのはそれに同封された退学届けの用紙だった。暗に退学してくれと言わないばかりである。これが義務教育の中学校ならそんな事も出来ないが公立であれ高等学校だ。気に入らなければ辞めろ、義務ではないというわけだ。「勝手に転んで勝手に大怪我をしたのにイジメがあっただの学校側 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第14話 確信犯
  • 「これを持ってイジメって言われてもねぇ。」教頭はそう言うと笑った。弘幸と亜沙子は弁護士の磯村を伴って学校に来ている。長男の悠輝はイジメにあっていたのではないか?プールで怪我したのは事故ではなく暴行があったのではないか?長男の転び方や怪我の具合から判断してそういう可能性もあるのではないか?その当時最後まで一緒にいたクラスメイトから話を聞かせて欲しいと訴えたのだ。もちろん、磯村が収集した資料を全て書類 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第13話 裏垢
  • 1週間後、磯村弁護士の事務所に亜沙子は呼ばれた。夫の弘幸も神戸から駆けつけてくる。長男の悠輝の部屋から見つかった彼のタブレット型端末の分析が終わったと言う。「これがそうです。キャプチャーして印刷できるものは印刷しておきました。たとえ後で削除されたとしても証拠になりますから。」そう言われて見せられたものは目を覆いたくなる内容のものばかりだった。「何よ・・・・これ。」「ええ・・・・誹謗中傷、強要、恐喝 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第12話 タブレット型端末
  • 校門の前では他の生徒達の視線があるため磯村は彼を連れだって歩き出した。踏切を通り海沿いの道を歩くとバスの停留所がある。少年はその停留所を使って通学しているようで磯村はそこまで彼を送って行くとバスが来るまでもう少し話を聞いた。「藤本くんのお母さんによると彼はクラスの人気者だったって聞いたんだけどね。そうじゃなかったの?」「人気者?人気者って言うのかなぁ?」村尾少年は首をかしげる。「どういう存在だった [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第11話 キャラ
  • 1週間後、磯村弁護士は再び悠輝の部屋に来ていた。「あの子がイジメを受けていたなんて・・・・。」「おまえは今まで本当に気が付かなかったのか?」「だってそんな素振り全然無かったし・・・・・。」「妙な洗濯が始まった時にその理由をどうして聴かなかったんだよ。」「だって・・・アレは・・・アレだと思ったから聞かれたくないのかと。」「アレって何だよ!!」「だから!男の子のその・・・生理の事かと。」「はぁっ!?」 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第10話 弁護士
  • 「弁護士の磯村武雄と申します。」その男性はそう言うと名刺を差し出す。胸元には金色のバッジが光っていた。「藤本です。おや・・・センター法律事務所ではないんですね。」弘幸が弁護士から渡された名刺を見ながら聞いた。「ええ、僕も以前はセンターに所属していました。センターはアラックス損保さんの顧問ですよね。でもあちらはちょっと料金が高いんです。僕は独立していますからもう少し抑えられます。と言っても法的に決め [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第9話 決意
  • 意識を取り戻した長男の悠輝は体の方は少しずつ回復に向かって行った。しかし神戸から弘幸も大急ぎで帰って来たものの長男の記憶は戻らなかった。「パパだよ。思い出してくれよ。」弘幸がそう懇願しても長男は虚ろな目でクビを振るばかりだ。「パパ・・・ダメよ。私の事も思い出してくれないもの。どこのオバサンって顔。だって自分の事も覚えていないんだから。」亜沙子がそう言うと弘幸は空しそうに座り込んだ。「一体どうしたら [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第8話 記憶喪失
  • 「悠輝!悠輝!」亜沙子が駆け寄った。長男の悠輝はぼんやりと目を開けていたのだ。この1ヶ月ずっと意識不明だった。このままもしかしたら意識が戻らないかもしれないとまで医師に言われており眠れない夜を過ごしていたのだ。「ああ・・・・良かった!!意識が戻ったのね!!」亜沙子はそう叫びなら最愛の息子の手を握りしめる。一緒に駆け付けた朋恵もまるで我が事のように涙ぐんでいた。しかし、そばにいた医師は眉間に皺を寄せ [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第7話 数々の不審な物事
  • 話を聞き終わった朋恵は確信ありげに言った。「その奇妙な行動に何かありそうね。急激に成績が落ちたのももしかしたら関係しているかもしれない。」「成績は関係しているのかしらね。」亜沙子はちょっと恥ずかしくなる。「環境が変わったから勉強に集中できなくなるという事も考えられるけれど・・・。それだけじゃないかもしれない。まぁ高校に入ったら急に勉強も難しくなるから突然ついて行けなくなる子も少なくないけど。」「う [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第6話 事故か事件か
  • 「亜沙子。やっぱり納得していないわよね。」同僚の朋恵がそう言うと亜沙子と弘幸夫妻の前に座った。「ええ。もちろん。だからあんたにお願いしたのよ。転倒事故だったら掛けている損害補償の保険金の請求をしたいところだけど。」亜沙子はうなずく。「ええ。でも警察からは転倒事故という事で書類が来ているのよね。うちで調べるにしても一応書類を出して頂戴。そこからが私の仕事だわ。」「どうか・・・よろしくお願いします。」 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第5話 妙な疑い
  • 混乱と動揺の中で亜沙子はその後の事をよく覚えていない。気付いたら病院にいて長男はチューブに繋がれ酸素マスクに口を塞がれていた。長男には見えないほど顔がはれ上がっており、亜沙子は集中治療室にいる少年がまるで見知らぬ少年のように見えた。悠輝は一命を取り止めた。それには幸運が重なっていた。彼を発見して人工呼吸をしてくれた宿直の教師は体育の教師であり運動部の顧問もしている。彼は緊急蘇生法の講習を受け実際に [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第4話 夜のプール
  • 新学期が始まったというのに長男悠輝の寝坊癖は直らない。以前は亜沙子がベッドから引きずり出してようやく起きて来たものの最近はそれでも起きて来なくなった。「いい加減にしなさい!遅刻するわよ!」「・・・・・・。」長男は返事もしなかった。「もうっ!知らないわよ。ママだって会社に行かなくちゃならないんだから!高校生なんだから自分の事は自分でしなさい!」一度放置してそのまま会社に行ったのだが気になって電話をす [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第3話 夏休み
  • 夫の弘幸が久しぶりに単身赴任先の神戸から帰宅したのは長男の夏休みが始まった頃だった。もちろん亜沙子は電話で長男の学期末試験の惨状を報告している。しかし夫はあまり口うるさく言わない方がいいと言ったのだった。「俺も経験あるけどさ、そういう時って本人が一番こたえているものなんだよ。あんまり親が口うるさく言うと余計反発すると思うな。」そんな呑気な答えが返って来て亜沙子はいらいらカリカリしたものだった。「悠 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第2話 成績通知表
  • その後も長男の自主的洗濯は続いていた。休みの日に「今日はママがやるからいいわよ。」と言うと出してくるが平日はいつも必ず自分で洗濯をしている。「どういう風の吹き回しかしらねぇ。」職場で昼休み弁当を突きながら亜沙子はつい口にしてしまった。いつも一緒にいるのは彼女の同期で別の係の係長をしている大浦朋恵だった。この会社に大卒で入社し25年。お互いに切磋琢磨して働いて来た戦友でもある。他の女性の同期はすでに [続きを読む]
  • ハラスメント いじり 第1話 洗濯
  • 「悠輝!起きなさい!!いつまで寝ているのっ!!」亜沙子はキッチンで大きな声をあげたが高校1年の息子悠輝(はるき)はなかなか起きて来ない。「もうっ!高校生になったんだからいい加減1人で起きられなくてどうするの?」亜沙子は損保会社で働いている。一応、自動車事故調査部係長で部下も数人従えている身だった。そのため夫の弘幸の転勤にはついて行けず彼には単身赴任して貰っている。それでも彼女は朝起きて自分と息子二 [続きを読む]
  • ハラスメント いじり
  • ハラスメント いじり【登場人物】藤本亜沙子 47歳。悠輝の母親。損害保険会社で働くワーキングマザー。公務員である弘幸は単身赴任中。 藤本弘幸 48歳。亜沙子の夫で悠輝の父親。公務員の為転勤が多いが妻の亜沙子は仕事を持っている為と息子の悠輝が学生の為単身赴任をしている。 藤本悠輝(はるき) 16歳。高校1年生。亜沙子と弘幸のひとり息子。一人っ子の為なのかおっとりしている。明るい性格で中学生までは友人が [続きを読む]
  • ハラスメント レッテル 第8話 彼の決断
  • 「おはようございます。」富美惠が出勤すると職場が何やらいつもと違った雰囲気だった。「何かあったんですか?」川瀬逸美が答えた。「定例の人事異動なんだけどね。どういうわけか庄司さんまで呼ばれているわ。」「えっ人事異動?」影山壮太と屋上で話をしてから3ヶ月が経っていた。年が明けて3月。経理部は決算期を迎えて大忙しで富美惠や逸美も駆り出されようやく一段落ついた頃だった。この時期には人事異動がいつもあるのだ [続きを読む]
  • ハラスメント レッテル 第7話 逃げるか戦うか
  • 「不眠なら僕もありますよ。」影山もぼんやり顔を上げると言った。「辛いわよね・・・会社に行かなくちゃって思うと余計眠れなくなる。眠らなくちゃいけないのに全く眠れない。焦れば焦るほど眠れなくて一睡もできずに朝が来てそのまま出勤しなくちゃいけない。そんな状態でミスをしないはずがなく・・・また同じミスを繰り返し叱責される。悪循環なの。」「判ります。まさに僕はそれです。」影山は自虐的に笑った。「どうしてそん [続きを読む]
  • ハラスメント レッテル 第6話1対全員
  • 「何度同じことを言わせるんだ!」その男はただでさえも大きな声を更に大きくする。富美惠はギロリと睨み付けられただけでも体が竦んだ。大学を卒業して新卒として入った商社だった。第一志望だった大手商社には手が届かなかったがこの中堅の商社から内定通知を貰えた時に彼女は飛び上がって喜んだものだった。大学で学んだ英語を活かせる仕事がしたいとそれだけだった。外務省など全然無理、通訳って程得意ではない。帰国子女では [続きを読む]
  • ハラスメント レッテル 第5話優しすぎる人
  • 影山は驚いた顔で富美惠を見た。「浅尾さん・・・でしたっけ?」「ええ。影山さん。バカな事は辞めて!!そんな事をしても何にもならない。誰も後悔すらしないわ。それぞれ責任転嫁して開き直るだけ。そしてあなたを本当に大事に思っている人達を苦しめるだけ。」富美惠はそう言いながら影山をまだ掴んでいた。影山はふっと微笑むと富美惠の手を払った。「大丈夫ですよ。バカな事なんかしませんから。」「本当にしないわよね?約束 [続きを読む]
  • ハラスメント レッテル 第4話 集中攻撃
  • そんな事があってから富美惠はつい影山が気になってしまう。幸い仕事が単純作業だったので慣れてしまえば楽な仕事で周囲の話声も耳に入って来てしまうのだ。彼女が応援で来ているからなのか営業の女子社員達は当初はよそよそしかったものの2日目からはコーヒーなどを入れてくれるようになった。そして影山を攻撃しているのは内山だけではない事に富美惠も気付いた。「ほら、まただよ。あのバカ。」1人がそう言いだす。「またやらか [続きを読む]