saya さん プロフィール

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sayaさん: 私の性長記録
ハンドル名saya さん
ブログタイトル私の性長記録
ブログURLhttps://ameblo.jp/y287/
サイト紹介文私が出会ったのは1人の風俗嬢でした
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供328回 / 365日(平均6.3回/週) - 参加 2012/09/02 16:05

saya さんのブログ記事

  • 欲望7
  • 『ところで、ちょっと聞きたいのだけど』「なんでしょう?」体験入店の話はひとまず脇に置いておき自分の知りたいことを先に聞くことにした。情報を得られれば入店などしないで済む。鞄からスマホを取り出すと門川先生の写真をマネージャーに見せた。それは高校時代に友奈が隠し撮りしたものだった。昔に使っていた携帯に保存していたことを思い出し昨晩のうちに写真のデータを転送しておいた。マネージャーはその写真を見ると怪 [続きを読む]
  • 欲望6
  • ピラミッド状に並んだ女の子の写真を暇つぶしのように流し見る。キャバクラで働く女の子は散々見てきたが風俗店で働く子はあまり見たことがなかった。この世界にいると街ですれ違う女の子が夜の世界で働いている子かどうかわかるようになってくる。感覚的なものかもしれない。しかし、風俗店で働いている子はいまいちわからない部分もあった。キャバクラにいながら風俗をやる子もたくさんいる。キャバだけでは生計が立てられない [続きを読む]
  • 欲望5
  • タクシーのドアが閉まる寸前に木島は言葉を発したけど私は聞こえないフリをした。「何かあったら連絡してこい」タクシーはそのまま発車した。以前もそんなことを言っていた気がする。彼の決まり文句だろうか。門川先生のことが聞けた以上もう彼に連絡することはない。しかし、スマホの連絡先から彼の番号を消そうとは思わなかった。木島に会った2日後に渋谷へと向かった。昨日のうちに店には連絡を入れている。タクシーで向かった [続きを読む]
  • 欲望4
  • 『ちょ、ちょっと!』木島の体を両手で押さえて突っぱねる。しかし、なぜか自分の顔が赤くなっているのがわかった。「なんだよ、お前。今のいいところだったのに」『どさくさに紛れて何してんの!?』「昔を思い出してしんみりムードから今は大人になったお前といい感じになる流れだっただろ」『良い感じの方向が間違ってるよ。バッカじゃないの!』どんどん顔が熱くなる。真っ赤に染まっていることがわかっているから顔を向けら [続きを読む]
  • 欲望3
  • 木島は生徒も学校も好きだった。そんな風に見えた。『愛してたよ』私の言葉に木島は呆然と立ち尽くしていた。『私たちのことも学校のことも』「なんでそう思う?」『他の教師が素通りすることもアンタは放置せずに向き合ってた。授業以外のことだって相談するのも信用してるからでしょ』子供のころ自分たちの周りにいた大人は親や親戚をのぞけば先生と呼ばれる人ばかりだった。親には言えないけど、友人では物足りないそんな相談 [続きを読む]
  • 欲望2
  • ベッドの上に力なく座ると木島は私の頭に手を置いた。「すまない」『謝らなくていい…』「嫌なことを思い出させた」『何とも思ってない』記憶がないんだもの。『初体験なんて覚えてないの。相手の顔もボンヤリとしか思い出せない。自分が何をされたのかも今はほとんどわからない』「・・・そうか」『好きな人っていたことがないの』「彼氏のことか?」『彼氏もそう。誰とも付き合ったことがない。ずっと援助交際してたから男には困ら [続きを読む]
  • 欲望
  • 恋愛なんてしたことがない。友奈と一緒だ。誰に触られても何とも思わない。私の体は金になる。『アンタと寝たって別に構わないよ』挑発のつもりで言ったが目をそらした私を見てそれが挑発であると木島はわかったようだった。「本心じゃないだろ」『金を払ってくれるならいいってこと』「好きな男と寝たいと思わないのか?」『好きな男と寝るのと、好きでもない男と寝るのと何が違うの?同じ行為でしょ?』「初めての相手と寝たと [続きを読む]
  • 本性10
  • 木島はしばらく考えた後記憶が飛び出したのか何かに気付いた顔をした。「渋谷ですれ違った」『渋谷!?いつ?』「半年ほど前だったかな…最初は誰だかわからなかったけどあの香水の匂いと、見覚えのある高級そうな鞄やスーツは門川先生だと思う」『声はかけなかったの?』「声はかけなかったが…まぁ、神林の件もあったからな。ちょっと後をつけてみたんだ。そしたら渋谷で有名なピンサロの中に入っていったよ」『ピンサロ?』「 [続きを読む]
  • 本性9
  • 「門川先生が退職すると言った時俺は正直、ホッとしていたんだ。生徒に手を出しているところを他の生徒に見られたとなれば問題になりかねない。だから、事が公になる前に去ってくれるならこちらとしては問題がないと思った」淡々と話を進める木島に少しだけ違和感を覚えたが声には出さなかった。門川先生が手を出していた他の生徒はおそらく理沙子のことだ。木島は相手が理沙子であることは知らないようだが口ぶりから察するに門 [続きを読む]
  • 本性8
  • 「もちろん、井上は喜んださ」自分から遠ざけるために先生は自分を守るために友奈の告白を受け入れた。そうすれば、きっと言い訳ができる。バレてはいけない秘密の恋だから自分とは距離を置くように学校内では目立った行動をしないようにそう言える。けれど、友奈はそれで納得するだろうか。学校外で会ってくれる保証があるなら文句は言わなかっただろう。しかし、先生はきっと学校外でも会わなかった。「門川先生は卒業するまで [続きを読む]
  • 本性7
  • 『…は?』口から出たのはそれだけだった。友奈が手を出した?何を言っているの?木島の顔を呆然と見つめてその場に立ち尽くした。「井上が門川先生を誘ったんだ」木島は力なく答えた。『どうして…』「井上が門川先生を追い回してたのは知ってるよな?」『追い回していたっていうか…うん…まぁ、そうだったかも…』授業の合間や昼休み、放課後ととにかく友奈は先生のことを待ち伏せしていた。少しでも彼に会いたくて先生が受け [続きを読む]
  • 本性6
  • 『だったら!』目の前にしゃがみこむ木島に向かってベッドの上にあった布団をかぶせた。「うわっ」『だったらどうして友奈のこと見ていてくれなかったの!』被せた布団の上から木島に向かって殴り掛かる。「よせ、悪かった…」『悪かったで済むと思ってるの!?』布団の中から木島のくぐもった声が聞こえる。「お前のことしか見てなかった」『…はぁ!?』木島は布団を抜けるとボサボサになった髪もそのままに私の方へと向き直り [続きを読む]
  • 本性5
  • 『アンタと寝るつもりないから』警戒しながら木島との間を空けてベッドの端に座った。「俺だって抱くつもりないって言っただろ」『そうだけど…だったらなんで』「お前のことを知りたい」『はぁ?』とっさに体を守るように身を縮めて露出した胸元を隠した。「だからそういう意味じゃない」木島は呆れたように笑うとベッド脇の壁にもたれかかり溜息をついた。「急に学校からいなくなって家も飛び出して、それから今まで何してた? [続きを読む]
  • 本性4
  • 木島は鶯谷近辺では割と新しくできたホテルの前で立ち止まった。後ろを振り返り私に視線で合図をするとホテルの中へと入っていった。『え!?ちょっと、どういうこと?』私の質問には答えず彼は自動扉の中へ吸い込まれていく。慌てて彼の後を追い既に空き室パネルのボタンを押し終わった木島の腕を掴んだ。『説明して』「部屋に入ってからだ」彼の腕を掴んでいた手を今度は彼に掴まれた。フロントで鍵を受け取ると待ち構えていた [続きを読む]
  • 本性3
  • 木島は腕を組みしばらく考え込むと口に挟んでいたエイヒレを手に持ち替えて身を乗り出した。「ところで神林は遺書のこと知ってるのか?」『え?あぁ、うん。今みたいに朗読したわけではないけど内容は伝えたよ』「で?あいつは何て?」『遺書には理沙子の名前が書いてあったのかって聞いてきたくらいかなぁ…他にも質問されたけど、木島と似たようなものだよ』私の言葉に彼はニヤリと笑って「そうかぁ」と、呟いた。「お前にだけ [続きを読む]
  • 本性2
  • 門川先生が友奈を殺した。事実は自殺であったけど門川先生に原因があることは明白だ。彼が殺した。私の中ではそれが事実になっている。木島は表情を固くして私を見つめた。「本気でそう言ってるのか?」『だって、弄んで捨てたじゃない。それが原因で友奈は死んだ』「弄んでなんかいない。井上だって先生が本気でないことを気付いていた」『だから死んだのよ。本気でないことに気付いて絶望して…』「違う。最初からわかっていて [続きを読む]
  • 本性
  • 「私、本当はしたくなかった…」そう言って飯田さんが涙を見せたのは木島先生に電話すると言ってカフェを出ていった日からしばらく経ってからだった。この日は事前に連絡をくれたので出勤日ではない日に待ち合わせをしてお互いの自宅近くで待ち合わせをした。飯田さんが指定したカラオケ屋に入ると彼女は木島先生が店に来たときよりも絶望した顔をして部屋の中で待っていた。『…お待たせ』彼女のただならぬ様子にめんどくささを [続きを読む]
  • 目的10
  • 「家政婦かぁ」飯田さんは天井を見つめながらそう呟いた。『なに?』「ううん。羨ましいと思って」『どうして?』「あなたが風俗をやっている理由は門川先生を探すためでしょう?」『うん』「大学も行かずに?」『うん』「将来のこととか考えてないの?」『今は……飯田さんは考えているの?』「漠然とだけど…25歳まではこのまま働こうって思ってる。その先はお店を持とうかなぁって…」自分の未来を漠然とではあるが考えている [続きを読む]
  • 目的9
  • 「心の準備ができた」彼女がそう言ったのは木島先生と会ってから1週間後のことだった。Cherryに出勤すると前回と同じように店の前に彼女がいた。連絡先を知っているのだから直接連絡すればいいものをわざわざホームページで出勤時間を確認して待ち伏せしているようだった。『連絡してよ』「あ、ごめん。すぐに伝えたくて」『電話でもいいじゃない』「直接がいいと思って…」バツが悪そうにしょぼくれる彼女の手を引いていつものカ [続きを読む]
  • 目的8
  • 覚悟を決めたような顔でカップの底を睨みつける。本当はやりたくないが友奈の死の真相を知りたいという探求心から木島先生に接触することを決めたようだった。自分にしかできない。そんな使命感を持たされたら嫌悪感も飛んでしまうのだろうか。「私にしか・・・できないんだもんね」念を押すように私の瞳を真っ直ぐに見つめて彼女は聞いた。『そうよ。木島先生に会うなんてすごいこと。私なんて卒業してからずっと風俗にいるのに未だ [続きを読む]
  • 目的7
  • カフェに入り適当に飲み物を頼むと彼女は少し落ち着いたのか青ざめていた顔に色が戻りつつあった。頼んだ飲み物が運ばれると彼女はカップに口を付けて呼吸を整える。「絶対に気付かないだろうって思ったの・・・」『木島先生が?』「うん。高校時代の私と今の私は見た目も変わっているし本名じゃないし、だから気付かないって…」『それで…?』話の続きを促すと彼女は唇を震わせて静かに木島先生との出来事を話し始めた。「席に行っ [続きを読む]
  • 目的6
  • 飯田さんを餌として機能させてから1か月ほどが経った頃突然、彼女がCherryの前に現れた。私の出勤日をホームページで確認したのか出勤時間に合わせたタイミングで店の外に立っていた。この1か月、お互いに連絡を取り合うこともなく先生に関する情報も進展はなかった。Cherryの前に佇む飯田さんはドレスを着ていないのに風貌がキャバ嬢そのものだった。こんな場所で待つなど立ちんぼと間違えられても仕方がない。私が彼女を見つけ [続きを読む]
  • 目的5
  • 「そうと決まったら私、行くね」人のことを引き留めておきながら予定ができるとさっさと離れていくようだ。私がポカンとした表情で立ち上がった彼女を見上げていると飯田さんは言った。「店に辞めるって伝えてくる。それで、新しいお店の撮影に行かなきゃ」『新しい店はどこにあるの?』「同じ歌舞伎町。今よりももっと高級なキャバ」『そう』どこへ行っても彼女は売れるのだろう。Cherryの社長が見たら何ていうのだろう。「先生 [続きを読む]
  • 目的4
  • 飯田さんは目的が定まると突進するタイプのようで遠足前の子供のように先生を見つける計画を練り始めた。「風俗店ばかり行ってるってことは普通のキャバクラよりセクキャバのほうが来るってことだよね」『セクキャバ?』「セクシーキャバクラってこと。体に触ってもOKなところ」『何を探しているのかはわからないけどキャバクラよりも風俗店にいく方が多いってことだと思う。ただ、セクキャバに行っていたかはわからないけど…』 [続きを読む]
  • 目的3
  • 私の存在理由は先生に会うためにある。ここで名を売り先生に見つけてもらうために私は存在している。もし、先生が私を見つけたら私はこの世界に存在する理由がなくなる。そのときは引退しようと思っている。それまでは私の名が埋もれてしまわないようにトップで居続ける必要があった。「私が生きられるのはキャバしかないのかな…目的とか目標とか特にないし。生きていくためにこの世界にいるだけ。今はここにしか居場所がない… [続きを読む]