ナインノーツ さん プロフィール

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ナインノーツさん: 古いギターはいい音がするのさ。
ハンドル名ナインノーツ さん
ブログタイトル古いギターはいい音がするのさ。
ブログURLhttp://blog.9notes.org/
サイト紹介文ギター工房ナインノーツではリペア、改造、チューンナップを行っています。人文、音楽、美術好き
自由文忌野清志郎の楽曲「温故知新」の一節に「古いギターはいい音がするのさ」と云うのがあります。大人になるのって案外いいものなんだぜ、と語ったバンドマン・清志郎。歳を重ねてよくなるものもあるのです。ギターもそのひとつ。新しいギターでは出せない音があります。ホンキートンクなギターをギターケースから取り出して、ご機嫌なブルースを奏でるギターにしてやろう。私にお手伝いさせて下さい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供89回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2012/09/04 09:39

ナインノーツ さんのブログ記事

  • リペア ファイル その506
  • Gibson LP Classic / フレットすり合わせ・ピックアップ交換 Guns N' Roseのスラッシュファンの方のギブソンレスポール。みごとな杢が入っています。今年(2018年)はギブソン社が経営困難に陥ってどうなることやらと思っていたら、ジーンズの老舗”リーバイス”から新社長を送りこまれて再建を目指すことになったようです。スラッシュもギブソンのブランド・アンバサダーをやっていましたね。 ピックアップをダン [続きを読む]
  • リペア ファイル その505
  • 二胡(にこ) / ピックアップ取り付け・「iRig Acoustic Stage」レビュー 二胡にピックアップを付けられないかと相談を受けました。二胡の演奏はテレビやラジオで聴いたことはありますが、実物の楽器を観たことも触ったこともありません。どのような機材を着けるといい音でピックアップ出力できるかしばし考えました。持ち込まれたのは2台で細部が微妙に違います。ピッアップの選択ですが、ピエゾタイプを装着する適当なところ [続きを読む]
  • リペア ファイル その504
  • ヤマハ L−10 /  バインディング剥がれ・ロッド調整・サドル調整 未だ中古市場でも人気の高いYAMAHA L-10。ジャパンビンテージに呼ぶにふさわしいギターです。トップ/エゾ松単板 ・バック&サイド/パリサンドル単板仕様ですね。きれいな個体です。 指板のバインディングが剥がれています。これを安直に瞬間接着剤(アロン)でくっ付けると、アロンが飛び出してネックがくちゃくちゃになってしまいます。難しい作業でないで [続きを読む]
  • リペア ファイル その503
  • マーチン D−15M / ピックアップ取り付け加工・弦高調整・サドル調整 一本ギターにピックアップを取り付けをしたら「このギターも」と持ち込まれたオールマホガニーのマーチンD−15M。飾り気のないギターなれど”ブルースマン御用達”のギターですね。 LRバッグス社の”リリック”を取り付けます。マイク集音方式のPUなのでピエゾタイプのPUよりエアー感があります。その分、演奏会場によっ [続きを読む]
  • リペア ファイル その502
  • フェンダー 70'S テレキャスター / フレット交換・ナット交換 ギタリストの土門秀明氏は英国でライセンスを取って路上パフォーマーをやった最初の日本人で、その日々を本に著している作家でもあります。遅まきながら私も入手し(CD付き)読んでみましたが、地下鉄構内での聴衆とのやり取りが臨場感溢れ再現されていて、思わずその世界に引きこまれてしまいました。私もロンドンに憧れていたときがあったからなおさら(The Clas [続きを読む]
  • リペア ファイル その501
  • Sadowsky Ultra Vintage / ネック・ボディ打痕修理 ハイエンドギターの雄”Sadowsky サドウスキー”。レアなカラーリングのギターの打痕修理です。オーナーは電装系の知識と経験が豊富な方で、折に触れて当工房でもアドバイスを戴いています。このギターもオリジナルに手が加えられています。 今回は当方は木工・塗装の専門としてそっちに勤しみました。ネックは極薄塗装なのでへたにサンディングすると木地を痛める [続きを読む]
  • リペア ファイル その500
  • Fender USA・プレシジョンBASS / フレットレスベース指板にラインを入れる・PU交換・ナット交換・アウトプットジャック交換 この70年代製米国フェンダーPBは、はじめからフレットレス仕様でダブルベースの指板のような真っ黒な指板面でしたが、フレット位置にラインを入れて欲しいとのこと。そこでフレット位置から割り出すところから始めました。 フェンダーの正規の弦長から各フレット寸法を割り出します。ネット上に計算 [続きを読む]
  • リペア ファイル その499
  • ギブソン J−200 /  ウルフ対策・スモークド乾燥処理・ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・ナット交換 『共鳴』の症状があるとのことで、お預かりして点検しました。アコースティックギターで『共鳴』や『共振』が起る場合、考えられるのは『ウルフトーン』という現象です。ボディの固有振動数と弦の振動数が近いポジションに来ると「音が唸ったり」「小さきなったり」「大きくなったり」雑音っぽく聞こえるのです。 [続きを読む]
  • リペア ファイル その498
  • フェンダーUSA JAZZ BASS / ネッアイロン矯正・フレットすり合わせ・ナット交換・PUアジャスト用ウレタン交換・弦高調整・アウトプットジャック交換 米国産1970年代製のJB。「音量が落ちて来た」とのことでチェックしました。ネックが反って弦高が高く、そのうえピックアップから弦までに距離がありました。 PUを外してみると、古いアジャスト用のウレタンフォームが完全につぶれて、PUを持ち上げることができない状 [続きを読む]
  • リペア ファイル その497
  • コポーメント・カスタムストラト / フレット交換・ナット交換 MJTのエイジドSTボディを完成させた固体の「フレット」を交換しました。ボディやネックそれに好みのPUを選んで一本のギターを作るのを80年代は”コンポーネント・ギター”と呼んでいました(Moonやシェクター・ESPなどがありました)が、現在はなんと言うのだろう?   MJTとワーモスとは違いは、MJTの方はエイジド/レリック塗装が本業だ [続きを読む]
  • リペア ファイル その496
  • F.Mueller(フリッツ・ミュラー)8弦 / 調整・ネック塗装 バッハ協会理事のギタリスト中峰秀雄先生の8弦ギターを調整させてもらいました。その先生のブログ内で『メンテナンス/調整』の意味をうまく解説されていたので、承諾を得てブログを転載させてもらいました。(なかなか一般にギター・メンテナンスの必要性が理解されないのでリペアマンとしてはありがたい内容です) ---------------------------------------------------- [続きを読む]
  • リペア ファイル その495
  • Fairbanks M-20 / ネックヒーター・フレットすり合わせ・ナット交換・サドル調整・PU取り付け 米国製作家のフランクバンクス氏のOMタイプ。氏はオールドギブソンタイプを得意としているそうで、ヘッドや力木はそう感じさせました。大変よくできた楽器で製作レベルの高さは勉強になりました。プロの目で見ないとどこがどうレベルが高いのか、素人さんでは違いが解らないかも知れません。目を養うのもプロへの道のひとつです。 [続きを読む]
  • リペア ファイル その494
  • マーチン D−35 / LRバックス・リリック 取り付け加工  《ピックアップの雑音の原因について》 生音がいいのは解っていますが「音が届かない 」となれば、ピックアップを取り付けることになりますね。なるべく外観を変えない選択となればサウンドホールに取り付ける「マグネットPU」はNGになります。ピエゾかマイクか選ぶことになります。 「アンダーサドルピエゾ」もいいのですが、もっと生音に近いエアー感が欲し [続きを読む]
  • リペア ファイル その493
  • マーチン D−18 / ネックヒーター・フレット交換(ナット交換を含む)・ブリッジプレート増設 いい感じに枯れている1969年代製マーチンD−18。指板とブリッジにはハカランダが使われていました。ポジションマークが15フレットまでしか入っていないのですね。 ネックが反って弦高が高くなっていました。フレットもずい分減っていましたので「フレット交換」することに。ネックアイロンで反りを修正しながらどのくら [続きを読む]
  • リペア ファイル その492
  • SUZUKI クラシックギター / フレットすり合わせ・ナット交換・サドル交換・全体クリーニング 蔵の中にあったという古い古いスズキのクラシックギター。なんとオール単板モデルでした。昔のスズキのクラシックギターのほとんどは合板製でしたので、「こんなモデルもあったのか」と驚きました。 ヴァイオリンの量産スタイルを確立したスズキですが、昭和前半にマンドリンやクラシックギターの生産にも取り掛かったようです。この [続きを読む]
  • リペア ファイル その491
  •  Gibson J−45 / フレットすり合わせ・ロッド調整 ほかのメーカーよりもギブソンに軍配が上がるポイントがひとつふたつありますが、ひとつは”カラーリング”塗装だと思います。サンバースト塗装やこのブラック塗装などはその典型で「good looking」ですね。 丁度メンテナンスする時期だったので点検しますと、フレットがやや減っています。この程度ならまだ「打ち換え」時期には早いと判断して「ロッ [続きを読む]
  • リペア ファイル その490
  • オベーション・コレクターシリーズ’02 / ブリッジ剥がれ・ビス止め補強・接着 ボディの肩のところに小さなサウンドホールがあしらわれ、そこを色とりどりの木片で飾ってあります。これは「落ち葉」をモチーフにしているそうで「リーフホール」と呼ばれています。ブリッジ(駒)が浮いていました。それに吊られて塗装面も浮きが見られます。リーフホールが小さく遠く、サウンドホールからクランプ圧着という訳には行きま [続きを読む]
  • リペア ファイル その489
  • Chaki コントラバス / 弦高が高い・指板調整・ナット調整・駒調整 持ち込まれたのは国産ブランド「チャキ」の合板トップのコントラバス。(現在は生産していません)国産で現在もコントラバスを生産しているメーカーは「オリエンテ/ヒガシ」と「スズキ」ですが、「スズキ」はほとんど作っていないというので「オリエンテ/ヒガシ」だけになるでしょうか。弦高が高くて弾きひくいので下げて欲しいとの依頼です。コントラバスは擦弦 [続きを読む]
  • リペア ファイル その488
  • ギブソン ハミングバード /ネックねじれ・アイロン矯正・フレット擦り合わせ・ナット交換・ロットナット交換 大きなピックガードに掘り込まれた蜜を吸うハミングバードがこの楽器の名称になっています。このモデルは70年代のものかブロックインレイです。鮮やかなチェリーサンバーストが迫力あります。 ネックがひどく捩れていました。ビフォーアフターをお見せしますと左がリペア前、右がリペア後です。   ネックのねじれを [続きを読む]
  • スモークド乾燥処理済み「ギブソンJ−45・Remodeling」の販売
  • 2018年製の新品のギブソンJ−45を購入して手を加えました。改造(Remodeling)です。 当工房の目玉「スモークド乾燥」処理を施してあります。30時間薫煙しています。これによりネックとボディの剛性がアップし、また煙と熱によって細胞レベルの変化が起り「音量がアップ」「サスティーン増」「音の伝達スピードが速い」等の効果が現れます。 J-45のネックブロックとサウンドホールの間には一本のバーブレイシングと薄 [続きを読む]
  • リペア ファイル その487
  • Yokoyama Guitar SSAR-AAM / 表板クリーニング ・ピックガード作成 一部で絶大な人気があるヨコヤマギター。希少材を使っていることでも有名です。 ピックガードを外した痕(両面テープがこびりついていて、傷も付いていた)が表板に残っていて、それを丁寧に剥がしてから♯1500番のペーパーで全体をサンディングしてからバフで磨いてあります。そこに新たに透明なピックガードを作製しました。はじめは塩ビ板で作ったので [続きを読む]
  • リペア ファイル その486
  • タカミネ DMP 551 CWR  / 音が出なくなる・トップ打痕修理 本番で音がでない!なんてことはあってはならないことですが、ときどきそんな話を聞きます。今回もそのようです。そのときの気持ちを察するだけで頭の中から汗が出ます。 電装系をチェックします。まずはアウトプットジャックを疑ってみましたが、点検するとまだ劣化はないと思われたので内部をクリーニングしました。     全ての接点をチェックします。パラステ [続きを読む]
  • リペア ファイル その485
  • Mesopotamia Guitar Ab / フレットすり合わせ・ナット交換・駒上面修正加工・弦高調整 中国のメーカーだという”メソポタミア・ギター”。まだ日本にはほとんど入っていないらしい。オールコア単板仕様の贅沢な作りでした。ただ「フレットワーク」が甘く、ビビリ音を発しています。めきめきと力をつけて来た中国メーカーですが、唯一の弱点が「ネックのつくり」で、そこを克服すれば日本製品を凌ぐ日も遠くないと思わ [続きを読む]