八十日目 さん プロフィール

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八十日目さん: 映画横丁758番地
ハンドル名八十日目 さん
ブログタイトル映画横丁758番地
ブログURLhttps://ameblo.jp/gag-nihonshi/
サイト紹介文生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。
自由文生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2012/09/07 16:41

八十日目 さんのブログ記事

  • 368「無防備都市」→ネオレアリズモ
  • なにせ1945年の製作・公開ですから、その古さも折り紙つきのメッチャ古い作品です。当時は、映画界では「ネオリアリズム(レアリズモ)」、日本語に直すなら「新・写実主義」とでも表現するのでしょうか、つまり絵空事ではない現実の社会を冷徹に見つめ描いた作品群が評判を博した時代でした。そうした「ネオレアリズモ」の牽引役を担ったのが、この作品と言えるのかもしれません。 物語は、第二次世界大戦末期に連合軍に降伏した [続きを読む]
  • 367「ホワット・ライズ・ビニース」→不審な隣人
  • 原題の「What lies Beneath」には、なんでも二通りの意味があるそうで、そのために適切な日本語題名が与えられなかったのかもしれません。その意味の一つは、「下に何が横たわっているのか」もう一つは「どんなウソが隠されているのか」ということだそうです。 さて、とある中年夫婦が新たな土地に引っ越してきます。科学者である夫ノーマンが職場に出かけている間に、妻クレアの方は隣人夫妻の言動に違和感というより不審なものを [続きを読む]
  • 366「舞台より素敵な生活」→子供嫌いな劇作家
  • かつて人気の舞台を提供し続けていた劇作家は、ここ十年来スランプ気味で、イライラが募る日々を過ごしていました。しかも、妻は子供が欲しくてたまらず、話題と言えばこのことばかりの上に、家庭には「認知症」の母親もいて、その言動に引っ掻き回される日々です。とてもじゃないが、落ち着いて仕事に没頭できる環境ではありません。さらには、根っからの「子供嫌い」ということもあって、今回の作品に登場する「子供」についても [続きを読む]
  • 365「ブレイブ ワン」→謎の仕置人
  • 物語は、犬の散歩で夜の公園に出かけた婚約カップルが、突如として3人の暴漢に襲われ、男性は死亡、女性も瀕死の重傷を負うところから始まります。生死の間を彷徨いながらも、どうにか命を取り留めた女性は、苦しいリハビリを経て仕事への復帰を目指します。事件前はラジオ番組のパーソナリティをしていました。 それと併行して、早急な犯人逮捕を繰り返し警察に訴え出ますが、警察の対応は鈍く、暴漢たちは相変わらず野放しのまま [続きを読む]
  • 364「ブロードキャスト・ニュース」→TVニュースの裏側
  • 題名にある「ブロードキャスト」って、なんのこと?ちょい調べてみると、こんな説明になっていました。〜放送局が番組を放送すること〜なんじゃらホイ・・・分かったようでイマイチ分かりにくい説明だ。放送局が番組を放送しなくって、いったいどこが放送するっってんだ!などと逆ギレしていても話は始まりませんから、ここはまあ、「報道番組」くらいのところで理解しておこうと思います。 要するに、本作はTVニュースに携わる「 [続きを読む]
  • 363「インビジブル」→透明人間
  • この邦題から、昔の昔に「透明人間」というTVドラマがあったことを思い出しました。身体全部が透明になって、傍の人間には見えない、それこそ「インビジブル」な状態に変身できる人物が主人公でした。そもそもの原案は、SF作家の巨頭H・G・ウェルズですから、大体が、その着想のみならず、お話の展開も奇想天外で面白いものになっています。ふと思うのですが、どんな分野でも、ちょい以前までは、単に「SF」レベルに過ぎなかったこ [続きを読む]
  • 362「ゴースト&ダークネス」→人食いライオン
  • タイトルの「ゴースト&ダークネス」を直訳すれば、「幽霊と暗黒」ということになります。これでは一瞬、「なんのこっちゃ?」という運びになるところですが、これがまたアフリカに出没する「人食いライオン」二頭のアダ名?ということですから、お話が凄まじい。現地人はこの二頭を「シャイタニ(夜の悪魔)」と呼んで恐れ、それぞれに名前を付けました。それが、この「ゴースト(幽霊)」と「ダークネス(暗黒)」です。 この二 [続きを読む]
  • 361「トゥルー・グリット」→勇気ある追跡
  • 昔の昔、40年ほどの昔に西部劇大スターのジョン・ウェインが主演した「勇気ある追跡」(1969年)のリメイク作品です。ちなみに、元の作品は大スターでありながらAW賞オスカーとは縁のなかったジョン・ウェインが、その念願が叶って、この作品でついに獲得したことでも話題になったようです。 もっとも「さほどの名演技でもなく、まあ長年の活躍に対するご褒美さ」とのやや冷めた批評もあったとか。 それはさておき、元作の「勇気 [続きを読む]
  • 360「コントロール」→脳の人体実験
  • 死刑を宣告された凶悪犯を、ある薬の実験台として使おうとする医学博士・・・ですから、お話はちょっと恐怖的にならざるをえません。 とても人間の所業とは思えないほどに凶悪な犯罪をこれまで数多繰り返し、人々からは「怪物」と恐れられてきた死刑囚がその実験を受けます。そして、死刑の代わりに「命を奪わない」ことを交換条件にして、脳の性質を変えることでその凶暴性をコントロールできる薬剤の投与を承諾します。早い話が [続きを読む]
  • 359「ラリー・フリント」→ポルノ雑誌出版者
  • 雑誌「ハスラー」を創刊し、成功を収めた人物ラリー・フリント(1942-)の法廷闘争を描いています。その雑誌とは、何しろ女性器を露にした写真を初めて掲載したことで大いに人気を集めたポルノ雑誌「ハスラー」(1974年創刊)ですから、話題には事欠きません。。アメリカで大人気を博したということは、要するに大金持ちになったということでもあるものの、しかし、この当時におけるこの種の「初写真」が社会の顰蹙を買うのは当然 [続きを読む]
  • 358「ソーシャル・ネットワーク」→Facebookの誕生
  • ハーバート大学生であるマーク・ザッカーバーグとその友人たちが、2004年に立ち上げ、後にいわゆる「Facebook」と命名されることになる「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」が誕生する様子を描いた作品です。 ただ、この方面に、それなりの興味と知識を持った人には、大いに楽しめるものでしょうか、それを備えていないと彼らの「偉業」?がよく理解できないかもしれません。かくいう筆者も、十分に楽しめたとは言え [続きを読む]
  • 357「扉をたたく人」→不法移民
  • 妻を亡くして心を閉ざしている大学教授の目を通じ、外国人の「不法滞在」を、落ち付きかつ丁寧な取り上げ方をした佳作です。 最愛の妻に先立たれたショックから立ち直れないでいる、無口で愛想もなく、いささか偏屈な男である大学教授を主人公に置いて、ひょんなことから関わりを持った不法滞在者である外国人とのふれあいを描いています。 不動産屋に騙されて住む家の無い不法滞在の男女と、妻を失い心の空洞を抱えたままの大学教 [続きを読む]
  • 356「エネミー・オブ・アメリカ」→偶然の証拠
  • 〜偶然のこと、とんでもなく重要な物を入手してしまったがために  「敵」に追われる〜お話は、暗殺事件の証拠となるビデオを、偶然のこと手にしてしまった弁護士が、事もあろうに「NSA」(国家安全保障局)の高官に追われるハメに陥り、命の危険にさらされる。いわゆる「巻き込まれ型」の展開になっています。 そして本作では、危機が迫りくるその弁護士が、襲い掛かる敵の手から逃避しつつ、その陰に隠された大きな陰謀に挑んで [続きを読む]
  • 354「ユナイテッド93」→緊迫の自爆テロ
  • 21世紀はこの「大事件」から始まったと言えるかも知れません。〜21世紀は国家間の戦争ではなく、それはテロとして出現する〜社会学者などがかねがね警鐘を鳴らしていた通りに、それは勃発しました。 2001年9月11日。それはジェット旅客機が超高層ビルへ、その上に一機ならず二機までもが突っ込むという、当たり前の感覚を遥かに超越したまさに前代未聞の出来事でした。しかも、二機目の突入は一機目の突入を知らせるニュースを放 [続きを読む]
  • 353「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」→著名歌手の半生
  • 実在したアントリー歌手ジョニー・キャッシュ(1932-2003年)の伝記映画ともいうべき作品です。後にはそれこそ偉大な歌手として絶大な評価を受けることになるこのキャッシュも、若い頃にはそれなりの「寄り道」を味わっています。1950年代後期に頭角を現したものの、飲酒癖や薬物中毒など、あまり感心できない方向にも走り、友人などからも「変人扱い」をされたこともあったようです。もっとも本人は、その点に頓着する気持ちは希 [続きを読む]
  • 352「鉄道員」→映画音楽でも名作
  • これまたメッチャ古い映画で恐縮ですが、今回は、1956年に製作されたイタリア映画「鉄道員」を取り上げました。題名は似ていますが、勿論のこと1999年の邦画「鉄道員(ぽっぽや)」とは全く別の作品です。タイトルはあくまでも「鉄道員」であり、公開当時から由緒正しく(てつどういん)と呼ばれていました。当時としては、決して珍しいことでもありませんでしたが、カラーではなく、「モノクロ」作品として提供されました。 昨今 [続きを読む]
  • 351「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」→天才詐欺師
  • 邦題が原題そのままの「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」・・・もう少しセンスのある邦題に出来なかったものでしょうか。説明にはこうあります。 〜「Catch me if you can」(できるもんなら捕まえてみろ)」とは、  鬼ごっこの時の掛け声で、日本語の「鬼さんこちら」に当たる〜 なんでも、いろいろな職業(パイロット、医師、弁護士など)の人間になりすまし、1960年代に世界各地で小切手偽造事件を引き起こした実在の人 [続きを読む]
  • 350「ジャスティス」→法廷ドラマ
  • 腐敗した法曹界の有様を、若き熱血弁護士を通して描く法廷ドラマの佳作です。邦題になっている「ジャスティス」には、正義・公正などの他に司法・裁判などの意味も含まれているそうですから、その意味では作品の内容を的確に示しているのかもしれません。 こうした裁判ドラマの迫力ときたら、これはもうアメリカ映画の独壇場と言ってもよく、古今多くの傑作を輩出しているところで、特に法廷で使う言葉の「表現」に対する気配りや [続きを読む]
  • 349「セルラー」→携帯電話
  • 本作の題名「セルラー」を見て、昔のこと日本に「ツーカーセルラー」という携帯電話会社があったことを思い出しました。その「セルラー」とは、無線通信を行う方式の一つだそうですから、まあ、そのまま「携帯電話」ほどの意味に解釈してもよさそうです。事実、本作はその「セルラー(携帯電話)」がストーリー展開の中心になっています。 突然「拉致誘拐」の身になった女性。しかも、その女性に残された通信手段は壊れた「セルラ [続きを読む]
  • 348「バックドラフト」→消防活動
  • シカゴを舞台にした「消防士」のお話になっています。ただ、お話は枝葉まで丁寧に描いたことで、いささか長すぎる印象です。エピソードが拡がり過ぎた印象で、展開をもっと「消防士」そのものに集めれば、それなりの緊張感を持続されたようにも思われますが、その点にイマイチの不満が残りました。 ちなみに題名となった「バックドラフト」(Backdraf)とは、〜火災現場で起きる爆発現象〜とのことで、もう少し詳しい説明では、〜 [続きを読む]
  • 347「デッドマン・ウォーキング」→死刑制度
  • 主演女優スーザン・サランドンの夫であるティム・ロビンスが脚本を担当し、そしてまたメガホンも取りました。題名になっている「デッドマン・ウォーキング」とは、死刑囚が死刑台に向かう際に看守が呼ぶ言葉だそうですが、なんとも生々しい響きがあって、日本人にはちょっと腰が引ける印象です。 さて、本作は、現在なお賛否両論がある「死刑制度」について問題提起した作品と言えそうです。テーマがテーマだけに、決して心弾む内 [続きを読む]
  • 346「ケーブルガイ」→ちょっとアブない
  • 主演:ジム・キャリー/監督:ベン・スティラーときていますから、ちょっとアブないコメディということは観る前に想像が付きます。物語は、とある男がケーブルテレビに加入するところから始まりますが、そのテレビ工事の作業人、いわゆる「ケーブルガイ」、これが本作のタイトルになっています。 訪問してきたのは、やたらにテンションが高く、妙に人馴れした感じのケーブル工事人、いわゆる「ケーブルガイ」でした。その態度を気 [続きを読む]
  • 345「ワールド・トレード・センター」→悪夢の9・11
  • 2001年9月11日は、アメリカ国民にとって、いや世界の人々にとっても衝撃の日となりました。アメリカ国内の4か所を航空機などで突撃するという「同時多発テロ」が勃発したのです。アメリカ国内だけでもその犠牲者数は、3,000人以上と言われ、その内のほとんど(9割位?)がニューヨークで被害にあった方々です。超高層ツインタワーとして有名だった「世界貿易センター」が、2機のジェット機による突入を受けたための惨劇でした。 実 [続きを読む]
  • 344「老人と海」→ヘミングウェイ原作
  • これまたメッチャ古い映画で、主人公の「老人」を演じたのが、スペンサー・トレーシーというのですから、その古さも筋金入りです。 1954年のノーベル文学賞に輝いた短編小説「老人と海」が原作で、これを、後に「荒野の七人」「大脱走」などでヒット作を連発することになるジョン・スタージェスが監督しました。 不漁続きだった老いた漁師(これが「老人」)が海に出て、4日にも渡る格闘の末、ようやく仕留めたカジキを村まで持っ [続きを読む]
  • 343「エリン・ブロコビッチ」→史上最高の和解金
  • この作品では2つのことが特筆されます。ひとつは題名にもなっている「エリン・ブロコビッチ」が、大手企業から「史上最高額の和解金」(3億3300万ドル)を勝ち取った実在の女性であること。こんな内容を争点にした裁判でした。工場の敷地内に高濃度の有毒物質を10年以上の長きに渡って垂れ流していた企業によって、地域の地下水は汚染されていました。周辺住民に健康被害が多発したことから、このことが発覚したのです。もちろん [続きを読む]