kootaroo11 さん プロフィール

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kootaroo11さん: 映画と車が紡ぐ世界
ハンドル名kootaroo11 さん
ブログタイトル映画と車が紡ぐ世界
ブログURLhttp://kootaroo11.blog.fc2.com/
サイト紹介文映画や車を通して聴こえてくるHeart Warmな想いをShort storyで
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供27回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2012/09/08 15:17

kootaroo11 さんのブログ記事

  • 夕陽のガンマン ~ B200 2007 ~
  • 社会人最後の日は 最高の日になるはずだった家内に先立たれ 片親で育ててきた娘から「10月10日は すき焼きにしよう」と言われたとき 私の定年を祝ってくれる優しい娘に育ったことを うれしく思ったしかし・・・最後のお勤めを終え 自宅に戻った私を迎えたのは娘だけではなかった「お父さん 実は今日・・・紹介したい人がいるの・・・」赤の他人が そこにいた満面笑顔の娘・・・その隣にいる男は 真っ黒い影のようだった・ [続きを読む]
  • クワイエットプレイス ~ リーフ 2016 ~
  • 僕のカノジョは 普段から寡黙で静かな性格それは 右耳が聴こえないからなのだろうアボット家のように エイリアンが聞き耳をたてている世界じゃ ないのだからもう少し 元気に会話したい そんな風に思う時もあるただ そんな時は・・・ カノジョの笑顔はイヴリン・アボット(エミリー・ブラント)に 負けないほど たくさんの想いが込められている僕にとって 本当に大切なものは食べ物でも 睡眠でもないましてや 火力や水 [続きを読む]
  • アントマン ~ ミュー 1992 ~
  • 砂浜にMuを停めて空を見上げる台風一過で 流れる うろこ雲は打ち寄せる波と 呼応するように 陸地に向かって流れてくる「あいつのためだったのに!!・・・」波と雲の動きに同期する 鼓動が 心のもやもやを増幅させる隣町にできた遊園地初めての体験は カノジョと一緒に行くと約束していたしかし・・・取引先のスタッフとの視察が 急遽入った・・・半年前から楽しみににしているカノジョを見ると事前に 体験してしまったこ [続きを読む]
  • ランペイジ ~ ジムニーシエラ 2016 ~
  • 適齢期の友人が行う結婚式の二次会は合コンの様相を呈する独身者たちの 高ぶった想いが危険な出会いになることを 過去8回の出席経験の中で私は学習した一日限定の出会いを蔑まれず 且つ 楽しめるように3度目から自分を高級住宅街に出店するペットショップのトリマーという 偽りの肩書で武装することにしていたそんな私の 第9回目となる二次会で隣席に座った男性は これまでになく 消極的で無口だった普通であれば こちら [続きを読む]
  • ハウルの動く城 ~ C3100トラック 1954~
  • 突然のリストラどんなことをしても幸せにすると誓ったが 願いはかなわなかった両親からの猛反対にカノジョは 最後まで俯いていたもともと家族のいない僕は 都会に居る理由も 暖かい情熱をもつ理由もなくなったDamaged|Primal Scream扉を開けると ソフィーの前に突然現れた 名も知らない村・・・360度 大自然につつまれた 酸素の濃度が高い 過疎の村に 僕は住み着いた都会人のカノジョとは 二度と交差することのない  [続きを読む]
  • 猿の惑星:聖戦記 ~ SZ 1989 ~
  • ゆっくり寝転んで空を見上げられるような芝生を 維持するためには 根気が必要だ春のうちに行う根切りや 砂まき・・・ 適度な肥料も欠かせない夏になれば 週一回の芝刈りに 早朝の水まき日々どこからともなく侵入してくる”雑草”と言うエイリアンたちを駆逐するため厳しい監視は 24時間欠かせない”芝生の管理”それだけが私の生きる糧だ・・・あのときの 芝生の庭のように・・・?? あの芝生・・・??それは いつのこ [続きを読む]
  • 巴里祭 ~ ジャパンタクシー 2017~
  • 車を路肩に停めるといつもの弁当屋の列に並ぶオフィス街の一角にあるこの店は12時になると 巨大なビルから 心太のように押し出されたサラリーマンが 店の前で 長い行列を作る注文まで15分 お弁当を受け取るのにさらに15分合計30分の 弁当行列・・・でも・・・ 僕にとっては その時間は トイストーリーマニアの待っているようにアトラクションの一つであった弁当屋の隣にある花屋・・・僕は毎日 自分の相棒 ジャパンタク [続きを読む]
  • メイズ・ランナー ~ 206CC ~
  • 206CCは ルーフトップを開けたまま駐車場に 停まった「Cafe 空と海」 雲一つない空の色が 海に映りこむに圧倒的な ブルーの世界にうねるような岬の緑 現代アートのようなパステルカラーの世界が広がるその中で 唯一 焦げ茶と白で統一されたカフェの存在は 裂けた空間から現れた 別次元の店のように思えたそして 私も モノトーンの世界に飲み込まれる・・・海が見えるカウンターに座る店の中から見える海は モノトー [続きを読む]
  • 荒野のストレンジャー ~ 911 フラットノーズ ~
  • 世界中がモノトーンになる梅雨の季節でも夕日が西の空を オレンジに焼く日があるこの時期の日没は18時59分・・・いつも厚い雲に覆われているので太陽の働いている時間が こんなにも長くなっていることに 大人たちは気付かないだから・・・日没時間の今も 公園の中では 子供たちがたくさん遊んでいた公園の側道を ブルーのロードスターで通過していた僕は窓を全開して 愛車とともに 新緑の香りを楽しんでいたバックミュージ [続きを読む]
  • 雨の訪問者 ~ XV 2016 ~
  • 天気予報とはうらはらに青空に暗雲が立ち込めるなにも6月に入った瞬間から雨を降らせなくてもいいのに・・・遠くで鳴りはじめる 雷に 干し終わった洗濯物を再び取り込みながら 空に向かって ゼウスに異論を唱えた少しづつ 大きくなる 雷鳴・・・子供のころの私は 父親の背中に顔をうずめ 両手で耳を覆った雷様が 怒っていられる時間は45分と決まってるんだほんの少しの辛抱だよそう言って 父は私を慰めた都会で 暮らし [続きを読む]
  • 理由なき反抗 ~ 1949 マーキュリー ~
  • 『しし座のあなた 今日は北の方角がラッキー』それを聞いて僕は 南に向かった『O型のあなたは フォーマルで決めるといいことがあるよ』リーバイス501にヘインズのホワイトTシャツの僕はカーラジオから流れてきたDJの聲を聞き流しHDDに入った ニューオリンズジャズに切り替えた 海岸線が見え始めると全開された窓から 一足早い夏の風が車内に流れ込む・・・額には じんわりと汗が浮んだジグソーパズルが趣味だったカ [続きを読む]
  • 女と男の観覧車 ~ XC60 2017 ~
  • 上京してOLになったカノジョは 今年もGWに帰省した9日間の大型連休のうち8日間を家族や 幼馴染の女友達と過ごしたカノジョは最終日 帰り支度を整えて 彼のところへ向かった地元の遊園地に勤める彼にGWはない ただ・・・GW最終日は 閑散日になるため園長の計らいで 彼は毎年休みを取ることができた世間のお父さんの体力の限界に感謝!!おかげで この日が 一年で唯一 彼と休みが重なる日になっていた「さて どこ [続きを読む]
  • メアリと魔女の花 ~ XT5クロスオーバー ~
  • 一か月ぶりになってしまった 家内のお見舞い・・・別れ際になると 涙が止まらなかった子供たちは後部座席に座ると すぐに眠ってしまった自然吸気の3.6リッター V型6気筒エンジンに8速ATを搭載するXT5クロスオーバーは小型ながら アメ車の性質を周到しており アクセルワークに対して どっしりとした やさしいエンジンふんわりとした加速に適度なロールはまだ小学生と幼稚園の兄妹にとって母親に添い寝してもらっている気分な [続きを読む]
  • コーヒーをめぐる冒険 ~ メガーヌ265 2014 ~
  • Am 9:05 机の上に 置かれたホットコーヒー中堅ゼネコンの設計担当として この街に転勤して3ヶ月毎日かかさず用意してくれるのは 入社5年目のグラデーションボブのカノジョ配属初日に僕は言った「お茶くみなんて 時代錯誤な配慮は不要だよ  それに 僕はコーヒーが苦手なんだ」カノジョは言った「私・・・命令でやっているのではありません 主任に コーヒーの良さを知ってもらいたいという 自発的な行動です これを お [続きを読む]
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟 ~ NSX 1992 ~
  • 老朽化したガレージのシャッターもともとガタが来ていたのだが どうして今日なのだろうどんなに体当たりをしても びくともしない・・・上司に言われるがままに 仕事漬けの生活を続けてきた僕はカノジョと ともに 健康すらも手放してしまった結果 職も失った僕に残されたのはNSXだけだった 1992年 バブル絶頂期に誕生した国産初のスーパーカー ホンダNSX一目ぼれして ローンで手に入れてから27年僕の生きがいでもあ [続きを読む]
  • マッドマックス ~XBファルコンGT ~
  • 2017年秋・・・黄金色に輝く銀杏の樹の下で カノジョと出会った秋に始まる恋は長続きする誰が言ったか知らないがそんなジンクスとは裏腹にバレンタインを前にして僕は シングルライダーに返り咲いていた原因は わかっている仕事を理由に カノジョとの大事な約束を3度もキャンセルしたからだそんな泡沫な恋だったがカノジョのルーティーンだった22:00にスタートするスィーツムービータイムだけは僕の生活リズムに定着してしま [続きを読む]
  • スターウォーズ最後のジェダイ ~ キューブライダー ~
  • 四角はいい・・・隅々まで効率よく 活用できる形状カチリとした無駄のないフォルム愛車のキューブライダー2003を見ながら 弁当箱に いつも持ち歩いているリュックそして 部屋におかれた家具類も自分の周りにはすべて 四角で覆われていることを再確認したしかし 僕と一緒に暮らしていたカノジョは 効率より 雰囲気を大切にしたカノジョの周りはフワフワした有機的で 丸いモノが集まっていたそれらのモノたちには決まった配 [続きを読む]
  • ボブという名の猫 ~ 2008 ~
  • 今年届いた年賀状は個展の招待状を兼ねていたこのアパートに引っ越してきて8年毎年届く 送り主不明の年賀状は 前の住民宛だったコメントはいつも ”お元気ですか?”の一言だったが必ずオリジナルの猫の絵が描かれていた自分宛てに来るのは 大量印刷のそっけない年賀状ばかり・・・いつしか 僕にとって この年賀状が一番の楽しみになっていた今年の年賀状は 僕の愛車と同じブルーのプジョーのボンネットで眠る マフラーを [続きを読む]
  • アンドリューNDR114 ~ ウラカン ~
  • 40年ぶりの大雪警報は僕にとって 厄介な悪魔の警報だったが目の前で雪遊びを始めた小学生たちにとっては全世界が遊園地に変わるオープニングコールだったようだスリップの危険を感じて ウラカンを公園に隣接する路肩に避難させた僕は 微笑ましい彼らの姿を見ながら 自分も童心に帰っていくのを感じた楽しい思い出が蘇ってくる そんなはずだったが・・・少しづつ夜になりかけた 薄暗い公園で雪遊びをしている十数名の子供たち [続きを読む]
  • ブレードランナー ~ コスモスポーツ ~
  • 「かさ雲がかかっているから 明日は雪になるよ スリップには十分注意したほうがいい」それだけ言うと彼は 自室に戻ってしまった ご朱印集めに ほうじ茶好きの彼は私より一回り年上だったが 体感はそれ以上私がひとつ行動しようとするたびに好々爺のような笑顔で科学的とは思えない民間伝承やことわざで助言が入ったそんなジェネレーションギャップが 私には 新鮮で心地よかったしかし それも2年も経てば 煩わしく感じる [続きを読む]
  • タワーリングインフェルノ ~ X5 2004 ~
  • マスターのX5には今日もバーのネオンサインが 映りこんでいる港町唯一のバーは 常連たちの心の叫びを 癒すため一年中 サインが消灯することはなかった無口なマスターが出すカクテルは客の心を見透かすかのように心のもやもやを打ち消す効果があったそんなバーには月末の火曜日にやってくる女性がいたカノジョは マスターの友人であり カノジョの夫も マスターの親友だったマスターの目の前のカウンター席に座りジンベースの [続きを読む]
  • マジック ~ Pao ~
  • 父の事業が失敗して 住み慣れた 街を去ることになった焦げ茶色に錆びきった おんぼろの橋に立った僕は秋には 紅葉で真っ赤に染まった街を一望できる この場所が 好きだった幼馴染で 初恋の相手だったカノジョと10年間 学校に通った 思い出の場所でもあったから・・・もう二度と この橋を渡ることもないだろう高校2年の冬を生きていた僕は木枯らしに向かって そっとつぶやいたしかし・・・二十年後 再び僕は そこにい [続きを読む]
  • デイライト ~ チェロキー2014 ~
  • カノジョと初めて出会ったのも 碓氷峠だったColdplay - Viva La Vidaが流れる中 紅葉渋滞も終わった 静かな旧道を のんびりと漂うように チェロキーは坂道を下っていたちょうど めがね橋がみえたカーブの途中で Fiatが停まっている非常識なドライバーに注意をしようと 運転席を除きこむと頭を抱えた女性が 顔をゆがめていた路肩にチェロキーを停めた僕は既に意識が朦朧とし始めているカノジョに話しかけた「軽井沢病院・ [続きを読む]
  • イーグル・アイ ~ レガシーB4 BM9 2014 ~
  • 僕のカノジョは なんでもお見通しイーグルアイの持ち主だった僕にとって 世界で一番大切な人それは間違いない事実だったが あの頃の僕は若かった仕事終わりに居酒屋で一杯そんな時に 隣の席にいるOLに声をかけて 意気投合 午前様で帰還するような生活を送っていた家で待っている カノジョには絶対ばれないようにいつも 完璧なアリバイを作ったがカノジョを欺くことはできなかったいつもより濃すぎるコーヒーが出た日・・・ [続きを読む]