しろくま さん プロフィール

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しろくまさん: しろくま日記
ハンドル名しろくま さん
ブログタイトルしろくま日記
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/shirokuma_2007
サイト紹介文読んだ本の感想など書いていきたいと思います、読む本は...気の向くままです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供44回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2012/09/11 05:38

しろくま さんのブログ記事

  • 文学賞メッタ斬り! 大森望・豊崎由美著 PARCO出版
  • 大森望氏のことは「日本SF作家クラブ入会否決事件」のことなどで興味を持っていて(コニー・ウィリス作品の翻訳やSF関係の各種文章などももちろん)豊崎由美氏との対談形式での共著の本書の存在も認識していてちょっと気になっていました。(豊崎氏の方は全然存じ上げませんでした。)そんな中、今年春先に立ち寄ったブックオフで本書が200円で販売していて購入しました。このブログ見ていただくとわかると思いますが、わたくし国内外 [続きを読む]
  • メモリー上・下 L.M.ビジョルド著 小木曽絢子訳 創元推理文庫
  • 「天空の遺産」に続いてのヴォルコシガン・サガとなります。本書の発刊は「天空の遺産」の直後、1996年となりますが時代設定は「ミラー・ダンス」の直後マイルズ29歳となります。(作中で30歳の誕生日を迎えます。)‘12年ローカス誌オールタイムベストSF長編65位、1997年のヒューゴー、ネピュラ、ローカス三賞に輝く作品です。(とりあえずここにたどり着くためにヴォルコシガン・サガを読んできました)これまた現在絶版なので、ブ [続きを読む]
  • 天空の遺産 L.Mビジョルド著 小木曽絢子訳 創元推理文庫
  • 「SF」ヴォルコシガン・サガに戻りました、本作の時代設定は「ミラー・ダンス」から6年ほど遡りマイルズ22歳。「遺伝子の使命」とほぼ同時期となります。ただ発刊順は「ミラー・ダンス」(1994年)の直後、1995年となります。時代設定では「ミラー・ダンス」の直後にあたる「メモリー」が1996年発刊ですので間にはさまれた形です。「ミラー・ダンス」「メモリー」ともに割と重めな展開ですので、本作のように後に直面する大変な [続きを読む]
  • 同時代ゲーム 大江健三郎著 新潮文庫
  • 本作まぁ普通に考えると「SF」ではないのでしょうが....。1979年の発刊で、発刊当時世間的に不評であったため、本作を高く評価していた当時日本SF作家クラブの事務局長の筒井康隆が本作に受賞させようと「日本SF大賞」を創設したという話があります。(wikipediaー日本SF大賞)結局第一回は小松左京が強く推す「太陽風交点」が受賞しましたが、第二回は井上ひさしの「吉里吉里人」が受賞と、ジャンルとしての「SFにこだわら [続きを読む]
  • 占星術殺人事件 島田荘司著 講談社文庫
  • SFが続いたので、趣向を変えてミステリーを読みました。本作、週刊文春の'12東西ミステリーベスト100で国内3位となっています。1位が「獄門島」2位が「虚無への供物」ともはや古典と言っていい作品ですから、近年の作品としては最高の評価を得ている作品といえるでしょう。本書は1981年発刊、江戸川乱歩賞の最終候補作に残った作品とのことで島田荘司氏のデビュー作となります。”2014年1月イギリスの有力紙「ガーディアン」で本作 [続きを読む]
  • 慶應本科と折口信夫− いとま申して2 北村薫著 文春文庫
  • SFが続くと違うものが読みたくなるので本書を手に取りました。北村薫の「いとま申して三部作」の第二部となります。第一部の「いとま申して 「童話」の人びと」を読み終わった段階で本書が単行本で発刊されていたのは認識していました。でも単行本を買うまでの情熱がなくで...文庫が出たら買おうと思いながら忘れていたのですが最近ブック・オフで見かけて購入しました。購入したのが「無限の境界」を読んでいる最中だったので [続きを読む]
  • 遺伝子の使命 L.M.ビジョルド著 小木曽絢子訳 創元推理文庫
  • '12年ローカス誌オールタイムベスト63位の「ゲーム・プレイヤー」を読んだので次の65位(「都市と星」が同位63位なため64位はなし)の「メモリー」を読もうとも思ったのですが....。「メモリー」はヴォルコシガン・サガのシリーズ作品のため、順番飛ばすのもなんだなぁということで、本書を手に取りました。本自体は昨年ブックオフで入手済み(現在絶版です)ヴォルコシガン・サガはこれまでマイルズ初登場作(()内は'12年ローカス誌オールタイムベスト [続きを読む]
  • エスパイ 小松左京著 ハヤカワ文庫
  • 「こちらニッポン...」に続き、「日本アパッチ族」「復活の日」に続く小松左京の第三長編である本作を手に取りました。本自体は小学生頃入手したものを実家からもってきていたのでその当時のハヤカワ文庫版のもので読みました。本作は「漫画サンデー1964年4月8日号 - 10月7日号連載、1965年6月に出版されています。「日本沈没」の映画化の翌年、1974年に東宝で映画化もされています。映画の方ももテレビで見た記憶があります。主人 [続きを読む]
  • こちらニッポン… 小松左京著 ハルキ文庫
  • 2018年初めて読む本が本書となりました。これでいいのか...ともちらっ思ったのですが、まぁなんとなく...。最近微妙に小松左京批判していた感じなので、とりあえず作品読んでみようというところでのチョイスです。本作が小松左京の代表作とも思いませんが....2-3年前たまたまブックオフで見かけ購入していたものが本棚にあったので手に取りました。小松左京作品、けっこうハルキ文庫で復刊されているのですが、本作は現在のところ [続きを読む]
  • 2017年読書振り返り
  • 「辺境5320年」で2017年読んだ分の本は感想上げ終えたので年次恒例の振り返りをいたします。昨年(2017年)はマンガを除き感想を書いた本ベースで35冊の本を読みました。(大作「ブラックアウト/オールクリア」でも1冊、、「小説 君の名は。」でも1冊のカウントです。)2013年61冊、2014年65冊にはおよびませんが、2015年35冊、2016年23冊の減少傾向には歯止めがかかった気がします。15年、16年と異動があり仕事がいまいち落ち着かなか [続きを読む]
  • 辺境5320年−宇宙年代記2 光瀬龍著 ハヤカワ文庫
  • 本書が昨年(2017年)最後に読了した本となります。「消滅の光輪」で締めようと思っていたのですが、思わぬ速さで読み終わってしまったため本書が締めの1冊となりました。本書は「宇宙救助隊2180年」に続いて、SFマガジンに掲載されていた宇宙年代記もの短編をまとめた「宇宙年代記2」という位置づけです。Kindle版で買った「宇宙年代記合本版」に収載されているのですが....。つい紙の本が欲しくなりamazonで古本を購入しました。こ [続きを読む]
  • 消滅の光輪1−3 眉村卓著 ハヤカワ文庫
  • ほんとうは小松左京全集の「SFってなんだっけ?/SFへの遺言/未来からのウィンク」を図書館で借りて読んだのでそちらを書かなきゃなぁとも思っていたのですがなんとも書く気がおきなかったので「小松左京自伝」とそれほど感想変わらないので、記事には書かないで割愛します。さて本書、「覆面座談会事件」流れで興味を持った日本SF作家第一世代の作品として手に取りました。もっとも本書の発刊は1979年と覆面座談会事件の10年後の [続きを読む]
  • 百億の昼と千億の夜 光瀬龍著 角川文庫Kindle版
  • これまた「覆面座談会事件」の流れで手に取りました。本作は'06年SFマガジン国内長編オールタイムベスト1位、'14年同3位の日本SF界きっての定番作品です。小中学生の頃に読んでおり社会人になってから萩尾望都にはまりマンガでも読み、その頃読み返した記憶もあります。マンガの方は小学校低学年頃('77〜78年)少年チャンピオンで連載されていたのはうっすら記憶にありますが、当時の私にはレベルが高くで読んではいませんでした。当時 [続きを読む]
  • 2014年SFマガジン国内長編オールタイム・ベストSF 考
  • ちょいと前に「記事あげます」と予告した国内長編オールタイムベスト2014年版のお話しです。元ネタはSFマガジン700号掲載の国内長編オールタイムベストです。(現物はこちら参照ください−2014年SFマガジンオールタイムベスト−海外長編考)アンケートに基づくものですが、SFマガジンの読者ですから…多少偏っていそうな(笑)それを基に2006年との比較、出版年、現在の出版状況など調べてみました。出版年と出版状況はでき得る限り調べたつも [続きを読む]
  • ブログのアクセスなど
  • 唐突ですが、SF界の話題として1/23ル=グィンが亡くなられたようです。謹んでご冥福をお祈りしたいと思いますが...。それに関連してブログのことなど。gooブログはたまに無料版では使えない「アクセス解析」が使える時期があります。ちょうどこの時期にあたっていた、1/24にル=グィンの訃報がニュースとなっていました。結果?なのか1/24にこのブログの訪問者数の最高を更新していました。(もともと大してアクセスあるわけではな [続きを読む]
  • 48億の妄想 筒井康隆著 文春文庫Kindle版
  • これまた「覆面座談会事件」がらみでとなります。「旅のラゴス」とちがい本作は「覆面座談会」でも触れられている1965年発刊の筒井康隆の処女長編作品となります。古い記事を見てみたら(「実家での本漁り」)本書持っていたようなのですが....。読んだ記憶はないです、読んでもまったく記憶になかったので読んでなかったんだろうなぁ....。当時(小学生〜中学生)の私には手に余る内容だったんだと思います。とりあえず手元になか [続きを読む]
  • 旅のラゴス 筒井康隆著 新潮文庫
  • これまた「覆面座談会事件」がらみで日本SF作家第一世代の作品を読み返そうという流れで読みました。もっとも本書は1986年刊行とずいぶん後になりますが...。とりあえず手持ちだったのと最近人気がじわじわと上がってきているらしい(新潮社記事)ということもあり手に取りました。もともとSFアドベンチャーに不定期連載されていたようです。じわじわ人気が上がっている影響か'06年SFマガジンベストでは51位だった本書は'14年に31 [続きを読む]