フーコ さん プロフィール

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フーコさん: 日々をすくう言葉
ハンドル名フーコ さん
ブログタイトル日々をすくう言葉
ブログURLhttp://fuko3750.blog.fc2.com/
サイト紹介文近代詩の匂いをもった現代詩を書きたいと思っています。
自由文中原中也、立原道造など、近代詩と近代詩人が大好きな社会人です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供10回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2012/10/06 23:59

フーコ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 帰路にて
  • いつまでも爆ぜることのない爆弾がこの車内には確かにあって、いつまでも撒かれることない劇薬がうつむく人の抱えた鞄の内にあって、吊革につかまった僕らの耳を痺れさせてく何とはなしに懐かしい顔を思い出してる [続きを読む]
  • 交信
  • 春の午睡は他の季節と全然ちがう青空を飛んでゆく飛行機雲の 銀の音がして向こう岸では穏やかに家が燃えててなんにもなくてなんにもなくて頭の奥にほんのりと涙が溜まる目覚めた後もなんとなく呼び続けてるもしもしもしもしわたし まだ生きていますか? [続きを読む]
  • 最後の夜に
  • あの子が死んだ浜辺から拾ってきた夜光貝左の耳にぶら下げてあの日彼女が飲み干した薬の瓶の群青を右手の爪に滲ませてひそやかにいつかの罪を償おう冷めたふりしていつまでも祈っていよう最後の夜に私はきっと大都会にいて私はきっと暮れる世界の音を聴いてる [続きを読む]
  • ミチル
  • すっかり遅くなりました月と踊ってましたので彼女はさらりとそう言って午前2時の玄関先で靴を脱いでる間にも深々と光を放つ僕はたぶん僕はたぶん 煙草を吸ってたいっそこのまま満ちてみればいいのに音も聞こえなくなるくらい満ちてみれば よかったのに [続きを読む]
  • 5周年
  • 気づけばこのブログも開設5周年となりました。読んでくださっている皆様、改めてありがとうございます。拍手やコメントがいつも励みになっています。といいつつ、昨日は後ろ向きな詩をアップしてしまいすみません。社会に出てまともな人間になろうと努力した結果、色々とガタがきまして、近頃は思うように詩が書けなくなってしまいました。今後はしばらく更新ペースが落ちると思いますが、何としても書き続けられる道を探しますの [続きを読む]
  • 社会適合者
  • わたしあっけなくまともになって神様の声が聞こえなくなって右頬の辺りから涙ですらない透明な何かを流す空には天使なんかいないんだってわかっていたけどそれでも それでも愚かな詩人でいたかったきっと 今でもたぶん 死ぬまで [続きを読む]
  • moon walk
  • 8月になると世界の果てにピエロがひとり 現れて崖っぷちを危うげに歩くのだというそれに気づくとああ 今年も夏が死にはじめたそう感じるのだと言って月光の下いとけない笑みを浮かべたああ なんて悲しい人だ 君は美しい人だ君は [続きを読む]
  • 2021
  • 夢から覚めてがらんどうのがらんどうの 首都の朝ですゆるやかに自殺していく人たちが列をなして歩きます光を浴びてわたしは 丸の内の真ん中の冷えた路上に座り込みせめて 歌おうと思いますあおぞらの歌なみだの歌を列車に飛び込むあの子のために失いつづける この国のためにどん底のこの場所でせめて うつくしい 歌を [続きを読む]
  • 猫のように
  • 何もないああ 何もない土曜日は思考なんて捨てましょうぽっかりと空の色を見て洗濯物の はためくのを見てお腹が空いたらひっそりとした路地を歩いて馴染みのパン屋に行きましょう冷えた紅茶を買いましょうそうやって誰かと話すこともなく誰かを思うこともなくただ 健康になりましょういつの日か世界と愛し合うために [続きを読む]
  • 誓い
  • 優しかったあの人がもういないのだ、とわかった日ゆうべの空は花嫁のベールのように軽やかで宇宙まで歩いていけそうだったひとりぼっちの縁側でじわじわと冷えていく素足ずっと聞こえてたやわらかな耳鳴り私は思ったどん底まで、自分でいよう。こなごなになるまで馬鹿みたいに、自分でいよう。 [続きを読む]
  • 春の涙
  • 春心の中の ガラスの皿にさらりとした水が溜まるバスに乗るたび新しい場所へ向かうたびなみなみ揺れてなぜだか少し 泣きそうになる [続きを読む]
  • lunatic conversation
  • 春のはじめの日月はまだ冷え冷えと 空にあって僕は炭酸水をグラスに注いだ月は話した僕には分からない言葉僕は話した月には分からない言葉世界で一番透き通ったこの会話炭酸水に溶かし込みふかぶかと酔っていく春のはじめの金曜の ささやかな夜の魔法だ [続きを読む]
  • 詩人のたましい
  • その詩人のたましいは馬鹿みたいに美しかったあんまり美しすぎたから何の役にも立たなくてあんまり美しすぎたからかえって皆に疎まれてひとりでせらせら笑ってたそうして詩人のたましいは月のきれいな森のなか首をくくって死にました笑ったまんま死にました笑ったまんま死んだのになぜだか涙がぽとぽと落ちて今でも深い森のなか掬われるのを待っている掬われるのを待っている [続きを読む]
  • 正しい夜
  • ひとりの部屋で歩くふりでもしているとだんだんと正しい夜が遠くなってくハイヒールいつの間にか脱げていて為す術もなく冷える指先たぶんもう戻れないかもしれないな戻れないかも しれないな [続きを読む]
  • 求道者
  • もっと色のある言葉がほしいクラシカルな危うさがほしい透明な酒を飲みひとり 月夜の松林をゆく体の中で しんしんと音がする足元のずっと下にも宇宙があることふいに気づいてみたりする [続きを読む]
  • 日本式平和空間
  • 休日よく陽のあたる畳のへりから立ちのぼってくるしずけさよあたらしくした天井のあかり遠く聞こえる大工の仕事空の青さが染み込んですべてのものが平等に3cmずつ許されてゆくああ、これがpeace in Japanese style折り重なった記憶の最果て。 [続きを読む]
  • 長い夜
  • 闇の中に手のひらを差し出してしっとりと蒸気を集める何度も 何度も部屋の隅で鳴ってたレコードいつの間にか終わってて振り向くと ひとりぼっちそれでもさやめたりしないよこの夜が終わるまで何度も何度も蒸気を集めてほのかな匂いに涙を流すんだ葬送の三日前大気の中にはかなしい予感が満ちている [続きを読む]
  • Cruising,
  • 花散る夜は都のさいはて超特急が通りますあわいあわい水色の蒸気を吐いてひとびとはなけなしの缶詰でささやかな宴をひらく声にならない祈りとともに彼らがみんな眠ったらきっと世界でいちばん綺麗な音が空の高くで鳴るでしょう空の高くで、鳴るでしょう。 [続きを読む]
  • 夏の生命
  • 夏の生命は生まれたそばから終わりはじめてる寝転ぶ彼女の額に添えた手のあたりにそれは、ある(僕らみたいだ)(僕らみたいだ)ああ、炭酸水が飲みたい。舶来のオレンジの、びしっと苦いやつがいい。 [続きを読む]
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