saorina さん プロフィール

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saorinaさん: Les Objets Trouvés ‐ わすれもの
ハンドル名saorina さん
ブログタイトルLes Objets Trouvés ‐ わすれもの
ブログURLhttp://saorina.blogspot.fr/
サイト紹介文フランス在住エッセイスト・翻訳家、中島さおりのブログ。仏人の夫とバイリンガルの子ども二人と暮らす。
自由文自分の出した本の紹介やこぼれ話、フランスの生活や社会の話題、気に入った詩や文の翻訳、好きな音楽やお料理レシピなど、綴っていこうと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2012/10/27 20:41

saorina さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 『温かいスープ』の感想
  •  この文章について書こうと思ったのは、もう4年も前のことだ。当時、ムスメが日本でいう中3の年齢で、大使館でもらってきた国語の教科書に載っていたのをふと読んだ。面白かったのでそのことを書こうと思ったのだ。 なのに書かないままもう4年… 怠け者の私の頭のなかには、こういうものが、いっぱいある。買ったのに読んでいない積読状態の本と同じくらい。 しかし今日は書くことにしよう。ちょうど昨日、ムスコが日本語の家 [続きを読む]
  • 山尾しおりさんのスキャンダルと離党について
  •  昨日、ひとつ仕事が終わって時間ができたので、山尾しおりさんが不倫疑惑で民主党を離党した件について書きます。 まず、山尾しおりさんは、不倫をしていないと私は思っています。そのことを以下に論理的に検証します。 まず第一に、山尾しおりさんの資質です。彼女は不倫を悪だと思う倫理観の持ち主です。自民党のゲス議員の不倫を強く糾弾したという過去がそれを物語っています。 私などは、恋愛は自由だと思っています [続きを読む]
  • 委員会採決抜きに唖然
  • 私は本当にあきれています。参議院で与党が、共謀罪を新設する組織犯罪処罰法改正法案を成立させるために、委員会採決を省略して中間報告の後、本会議で採決という暴挙に出たと知ったからです。そんな最低限の手続きすら経ないで成立した法が有効になるんでしょうか?共謀罪の審議は、可決できるような状態ではありません。審議すればするほど、法案はぼろが出ているので、議論を踏まえてまともに採決したら否決されるのが当然。な [続きを読む]
  • 共謀罪に反対します
  •  私は共謀罪に反対です。 自分のブログに書くという基本的なことをやっていなかったので、急いでこれを書いています。13日本日、参議院で「共謀罪」(「テロ等準備罪」と言い換えていますが実質は、過去3回も廃案になった「共謀罪」と同じもの)を新設する組織犯罪処罰法の改正法案が委員会採決されるかもしれないという情報を見たからです。 ご存知と思いますが、もしかして知らない方のために簡単に紹介すると、この組織犯罪 [続きを読む]
  • 詩織さんを支持します
  •  私は、レイプされた事件について5月29日に顔を実名を出して会見を開いた勇気ある女性詩織さんを全面的に支持します。 彼女が訴えているのは、元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏を準強姦罪で告訴したけれど、不起訴処分となり、これを不服として検察審査会に審査を申し立てたという内容です。 ネットでは話題になっているので、これを見る方はすでにご存知かもしれませんが、TVや主要新聞はなぜか一斉に沈黙したそうな [続きを読む]
  • 投票デビューは大統領選 2
  • 今朝、娘の生涯初の投票について行きました。「パパのする通りするんだぞ」と、なんでもないことを教えたがる父親。「最初のテーブルに11枚、候補者の名前が印刷された投票用紙が置いてある。そこで投票カードと身分証明書を見せて、投票用紙を何枚か取る。全部取らなくてもいいんだよ。それからカーテンのついてる記入所に入って…」「試着室みたいなとこね」と娘。「そう、そこで一枚だけ、選んだ候補者の名前の紙を封筒に入れて [続きを読む]
  • 18歳、投票デビューは大統領選
  •  大統領選が二日後に迫った金曜日、ようやく娘のミツのところに投票カードが届きました。 ミツはこの三月に18歳になったばかり。この大統領選が投票デビューです。必ず投票しようと去年から投票カードの申請に市役所に行っては「来年おいで」と追い返され、それでは来年と正月二日に出かけて行って登録を済ませ、なのにいつまでたっても投票カードが送られて来ない!「こんなことでは、ミツがマリーヌ・ルペン(移民排斥、EU離脱 [続きを読む]
  • 長坂道子著『難民と生きる』を読んで
  • 長坂道子さんの新刊『難民と生きる』を読みました。長坂さんは同い年で、日本を出てフランスに来たのも同じ頃。実は、ファッション誌の編集者からライターに転身してパリで華やかに活躍していらしたころから知っています。私はずっとフランスにそのまま住み続けていますが、彼女はペンシルヴァニア、ロンドン、ジュネーヴと移り住み、現在はチューリッヒ在住の国際派。 おしゃれでゴージャスであると同時に、社会や人間の問題も構 [続きを読む]
  • 『騎士団長殺し』の感想
  • 『騎士団長殺し』を読み終わった。(ネタバレあり。ただし読んでも小説の筋は分からないと思う。)怠惰な読者である私が、つっかえもせず、短期間に読み通したのだから、さすが村上春樹だと思う。読者を飽きさせず、読ませるのは、さすがプロの小説家の面目躍如だ。それは本当にそうなのだけど、それは認めた上で言うことなのだけど、正直言って、がっかりした。村上春樹らしいモチーフが盛りだくさんの、村上春樹らしい小説だと皆 [続きを読む]
  • 無い場所に届いた小包
  • 今朝のこと ――――――――電話が鳴った。どうせまたセールスだろうと思った私は、すぐに切るつもりで不機嫌に電話を取った。― Mme NAKAJIMA ?― ウィ〜。私は警戒心でいっぱいになって、尻上がりに不機嫌な声を出す。― アルジャンソン通り28番地にお住まいですか?― いいえ、28番には住んでいませんよ。38bisに住んでいるんです。早々に電話を切ろうとした私は続く相手の言葉に引き止められた。― あなたに小包が [続きを読む]
  • 兵役適齢者調査
  •  先週の金曜日は、ヴェルサイユに行きました。17歳のムスメがrecensement(兵役適齢者調査)で防衛省に呼ばれたので送って行ったのです。「兵役適齢者調査」って、ちょっとビックリしますが、現代版の徴兵検査です。 兵役適齢者調査は、この日の最後に交付される証明書を、バカロレア(高校卒業=大学入学資格試験)を受ける際や運転免許証交付の際に提示しなければならないので、実質、持っていないと困ります。また「二重国籍 [続きを読む]
  • 『哲学する子どもたち』を読んでくれた友人の感想
  • 『哲学する子どもたち』、いち早く読んでくれた東京の友人から感想が届きました。私も面白かったので、本の紹介がてら、本人の許可を得て転載させていただきます。**************ご著書、とても楽しみにしていたので、すぐに読ませていただいたのですが、バタバタとしていてメールを差し上げるのがすっかり遅くなってしまいました。その間にうちの娘も読ませていただいて、とても面白かったと言っていました。彼女か [続きを読む]
  • テクストの臓器移植
  •  びっくりしたなあ。 必要があって西行の歌についてネットで検索していたら、どこかで覚えのある文章に出会ってしまった。覚えもあるはず、自分で書いた文章じゃないか! 『赤旗日曜版』の「風の色」というコラムに月1回書いていて、10月16日号に載ったはずのエッセイ。それが序論と結論部分だけ変えてそのまま、あるブログにコピーされていたのだ。引用の徴のかぎ括弧もなく、地の文として。 こういうの、剽窃というんだろう [続きを読む]
  • 映画 Frantz
  • 今日、封切りになったFrançois Ozon監督作品、Frantz。この前の日曜日に、シネクラブの試写会で観ました。久しぶりに面白いと思ったフランス映画でした。予告編を観ても、雰囲気しか分りませんが、なにかは感じられるはず。本筋とは外れるところなので、バラしてもよいと思う、印象に残ったセリフは、訪ねて来たフランス人を家に迎え入れたことを非難された、戦争で死んだフランツのお父さんが、仲間のドイツ人親父たちに言う「我 [続きを読む]
  • パリ短歌イベント落選作品
  • 見つけたりオスマン通りの屋根裏に隠れ居たりしスーパームーンおととい、パリ短歌イベントというのがありました。今年の春ごろから縁あって、パリ短歌クラブというのに参加しているのです。題詠は、パリあるいはフランスを詠み込んだ歌ということで、上にあげたのは私の詠んだもの。74首応募があって、私のには2票しか入らず、みごとに落選。ちなみに、こちらが受賞作品です。http://paristankaclub.blogspot.frさて、こんなこと [続きを読む]
  • パリ短歌イベント落選作品
  • 見つけたりオスマン通りの屋根裏に隠れ居たりしスーパームーンおととい、パリ短歌イベントというのがありました。今年の春ごろから縁あって、パリ短歌クラブというのに参加しているのです。題詠は、パリあるいはフランスを詠み込んだ歌ということで、私は上にあげた作品を詠みました。74首応募があって、私のには2票しか入らず、みごとに落選。ちなみに、受賞作品はこちら。さて、こんなことを書いてブログを再開。あまりにも間が [続きを読む]
  • パリ短歌イベント落選作品
  • 見つけたりオスマン通りの屋根裏に隠れ居たりしスーパームーンおととい、パリ短歌イベントというのがありました。今年の春ごろから縁あって、パリ短歌クラブというのに参加しているのです。題詠は、パリあるいはフランスを詠み込んだ歌ということで、上にあげたのは私の詠んだもの。74首応募があって、私のには2票しか入らず、みごとに落選。ちなみに、受賞作品はこちら。さて、こんなことを書いてブログを再開。あまりにも間があ [続きを読む]
  • もしあなたがまだ三宅洋平を知らなかったら
  • もしあなたがまだ三宅洋平を知らなかったら、選挙区が東京でもそうでなくても、50万回以上再生された、こちらの動画(選挙フェスday2)を見ていただけますか?もし、選挙なんて行く気のないあなただったら、とりわけ、だまされたと思って、こちらの動画(選挙フェスday2)を見て下さい。40分も時間ないと思ったら、最初の数分でもいいから見て下さい。(そう思って私も見始めて、とうとう最後まで見てしまいました)そして思うとこ [続きを読む]
  • 明日の選挙で改憲が決まるって知ってた?
  • 明日7月10日の参議院選挙は、とてもとても重大な選挙。それは選挙の結果、自民党、公明党とその補完勢力が議席の3分の2をとってしまうと、改憲が発議されてしまうから。え〜、そんなこと、誰も言ってないじゃん、と思うかもしれないけれど、それはテレビや新聞が大きく書かないから。テレビや新聞が大きく書かないのは、書くと政府から「政治的に偏向している。そういうことやるんならこっちにも考えが」とクレームがついてしま [続きを読む]
  • LOVE PEACE CLUBのコラム「ニュイ・ドゥブー(共和国広場占拠運動)」
  • 日本であまり報道されていないようなので、フランスで今、起こっているNuit Deboutという共和国広場占拠運動についてLOVE PEACE CLUBのコラムに書きました。以下、冒頭の引用です。「ここで何が起こっているか、君は知っているか? パリのレピュブリック(共和国)広場に何千人もの人が集まり、いまやそれはフランス中に広がっている。3月31日以来ずっとそうなのだ。人が議論し意見を交わすところに会議が生まれ、一人一人が言葉 [続きを読む]
  • クレープのレシピ
  • 今日は2月2日、フランスではLa Chandleur といって、クレープを食べる日です。いえ、直訳すると「ろうそく祝別の日」、辞書を引けば「聖母清めの祝日」となっている、キリスト教の祭日。イエズスが生れて40日目に、マリア様が最初にイエズスを神殿に連れて行った日なのだそうです。教会でろうそくを点して祝います。現代フランスでは祭日扱いはしていません。でも「クレープを食べる日」だということは誰でも知っています。とい [続きを読む]
  • 月光第一楽章と『去年マリエンバートで』
  • すごく久しぶりにピアノのことを書きます。 ベートーベンの月光ソナタの第一楽章を、映画『去年マリエンバートで』のイメージで弾いてみました。 『去年マリエンバートで』は、ご存知のとおり、ブルジョワの男女の集うバカンス地のシャトー・ホテルで、女性に見知らぬ男が「去年、お会いしましたね」と言い寄る話。最初は知りません、覚えていません、と答える女性が、「あのときこうした、ああした、愛し合った」と男の [続きを読む]
  • テロの翌日
  • なんにも手につかない一日が終わろうとしている。朝、起きたら、パリで同時多発テロがあって、120人以上が死んだと言っていた。茫然とした。パリに住んでいるとテロは残念ながらときどきある。テロの危険があると言われていても、わりとみんな平気で外出したりしている。テロのある生活にも慣れているような気がしていた。でも、そんなことはなかった。1月のシャルリー・エブドとユダヤ食品店の事件にも動転したけれど、今度はそれ [続きを読む]
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