三里千秋 さん プロフィール

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三里千秋さん: まほろば漫遊記
ハンドル名三里千秋 さん
ブログタイトルまほろば漫遊記
ブログURLhttp://uryuuhazime.seesaa.net
サイト紹介文大和は国のまほろば……奈良県の歴史が大好きな中学生のブログです。自転車で奈良の歴史を巡っていきます。
自由文奈良県三郷町と大阪府柏原市を中心に各地の歴史を紹介しています。また、推理小説を中心とする読書感想や、日々のできごとなども書きます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供55回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2012/11/08 20:30

三里千秋 さんのブログ記事

  • みぢかな樹木のえほん
  •  後輩に貸してもらった一冊です。公益社団法人国土緑化推進機構編、平田美紗子絵。 山に、庭に、街に身近に植わっている樹木をイラスト・漫画を用いて、子供向けに紹介した本です。春夏秋冬の生態や生き物や人間の生活との関わりが簡潔に書かれています。カエデ、マツ、ケヤキ、ツバキ、スギ……紹介されている木はいずれも名前は誰もが知っているもの。しかし、これらを全て識別できる人も、それらがどのように使われているか知 [続きを読む]
  • PTSDとトラウマのすべてがわかる本
  •  飛鳥井望さん監修の本です。下の妹が数年PTSDを患っていることから母に貸してもらったものを読みました。一般向けの本で、イラストと簡単な文章を使ってわかりやすく述べられています。 PTSDやうつと言ったものの症状は、単なる悲嘆、気分の落ち込みと混同されやすく、多少のリテラシーを持っていないと、患者のこころを傷つけ、病気を長引かせる誘引にもなります。私も当時はPTSDの存在こそ知っていましたが、正しい理解を持た [続きを読む]
  • 山女日記
  •  湊かなえさんの短編集です。収録作品は『妙高山』『火打山』『槍ヶ岳」『利尻山』『白馬岳』『金時山』『トンガリロ』『カラフェスに行こう』です。 「イヤミス」で有名な湊かなえさんではありますが、この短編集はどの作品も後味の良いものが揃っており、気持ちよく読むことができます。 これらの物語に通じることでありますが、山を登っている時、普段生きている時考えていることがふつふつと湧き上がってくるというのは私も [続きを読む]
  • 陰翳礼讃・文章読本
  •  谷崎潤一郎の随筆集です。収録作品は『陰翳礼讃』『厠のいろいろ』『文房具漫談』『岡本にて』『文章読本』です。 最近新潮文庫で購入しましたが、どの作品も高校時代に読んだことがあります。 中でも『陰翳礼讃』は、高校時代に最も影響を受けた文学作品でありますが、色々知識の増えた今、改めて読むとやはり良い。照明や厠、料理、建築などなど話の題材は多岐に渡りますが、高校時代にもっとも感銘を受けたのは食の話です。 [続きを読む]
  • 大阪の民家
  •  児島祥浩さんが大阪府内にある旧家の数々の写真を撮り、長山弘子がエッセイを付した写真集です。本が出たのは昭和62年、大阪府の職員機関紙『職員時報』に連載されたのは昭和39年から54年であるため、とても古い内容であります。 撮影されたのは今から39〜54年遡り、現存しない民家も多いと思います。私の実家も掲載されているのですが、19年前に母屋が火事で全焼し、長屋門と蔵を除いて現存しておりません。このような特殊な事 [続きを読む]
  • FP技能士3級完全攻略テキスト
  •  前田信弘著・ナツメ社出版のテキストです。 9月にFP3級の試験を受けまして、その勉強に読みました。お堅い教科書的すぎない割に内容が充実しており、かなり満足のテキストでした。ポイントもわかりやすく赤字や印になっており、分かり易かったです。 同社の問題集と合わせて購入し、夏休みの試験前一週間で対策をしましたが、なんとかなりました。最後はわりと余裕があったくらいです。 内容としては、社会保障やリスクマネジ [続きを読む]
  • 西洋美術史
  •  高階秀爾さん監修の美術史の概説書です。絵画を中心に、建築・彫刻についても触れています。 教科書的で少し読みにくいところもありましたが、通史的に原始時代から20世紀末に至るまでの流れを概観することができました。特に現代美術について触れている本を読んだのは初めてで、そこがかなり新鮮でした。 やはり通史を200頁に詰め込んだ概論だとイメージの湧きにくい部分も多く、必要に応じて各論を勉強しないといけないな、 [続きを読む]
  • 歴史のなかの家族と結婚ーージェンダーの視点から
  •  服藤早苗監修、伊集院葉子/栗山圭子/長島敦子/石崎昇子/浅野富美枝執筆。女性研究者五人によって、家族・結婚・女性史をざっと概観しています。 『家と村の社会学』を読んで以来、「家」や「家族」についての興味が強くなって来ました。結婚も遥か彼方ではなくなっているという年齢に加え、旧庄屋家で自営業という自らの出自も「家」について意識が高まることに資している気がします。 平易で読みやすく、このジャンルの入門書 [続きを読む]
  • 知識ゼロからの現代農業入門
  •  八木宏典さん監修の本です。遺伝子や制度、貿易などの概論や各作物の各論をざっくりと行なっています。 私は中学時代より「農村」に興味があり、「生活空間」を中心に、地理学・社会学・民俗学などの知識を用いて分析したり、巡検したり、文献を読んだりしてきました。実家に少しばかりの畑もありますし、サークルで林業をしていたり「農」「農村」というものに馴染み深いはずなのですが、意外と「農業」自体については知識がな [続きを読む]
  • 風景学入門
  •  中村良夫さんの本です。風景論の名著として名高い本であります。 中村さん自身は土木の人なのですが、建築学、心理学、文学、地理学、美学、東洋思想などかなり幅広い範囲の学問を踏まえた内容となっています。 ゲシュタルトをはじめとする視覚心理学はほとんど触れたことのない分野です。縁や連続物などが風景で注視されやすい点であり、風景中の図・対象物として認識されやすいのは水平角20°、鉛直角10°のうちであるという [続きを読む]
  • 街角図鑑
  •  三土たつおさん監修の本です。車止め、パイロン、境界標などなど路上にある様々なもののデザインを集めています。 都市論や風景論系の本を読んでいると時折接する「路上観察」学の手引きのような本です。執筆陣の千葉大造園学の石川初さん、「工場萌え」で有名な大山顕さんは、個人的に少し縁があって、一度ずつお話ししたことがあります。そんなことで少し親しい気持ちで読み始めました。 普段の生活では、さらにはある程度地 [続きを読む]
  • 思考の整理学
  •  外山滋比古さんの一冊です。「東大生・京大生に一番読まれている本」と謳われており、周囲にも読んでいる人が多くて気になったので手に取りました。 「ただ知識をつけるだけではなく、思考することが大切だ」「思考を熟成させるにはそれ自体から目を離し時間を置くことが大切だ」など、論じていることは多岐に渡ります。 現代では世間での通説となっているほど普遍的な真実と思えるようなことから、俄かには同意できないことま [続きを読む]
  • 家と村の社会学 増補版
  •  鳥越皓之さんによる村落社会学の入門書です。鳥越さんは環境社会学が専門の方で、民俗学にも造詣が深い先生です。 村落社会学の基礎的事項について、極めて平易に概観できて、村落研究に興味がある人がはじめに読む本としてとても有効だと思います。 私は地理学の基礎勉強はしましたが社会学の基礎を積んでおらず、かなり勉強になるところがありました。村落のあり方を類型化するには、「家」の存在のあり方を類型化することが [続きを読む]
  • 紙婚式
  •  山本文緒さんの短編集です。収録作品は『土下座』『子宝』『おしどり』『貞淑』『ますお』『バツイチ』『秋茄子』『紙婚式』。 結婚、夫婦の綻びをテーマにした短編集で、妹に勧められて読みました。 夫婦生活というものは安定したものというイメージがありますが、外観の安定の中、実際の心中はどのようにあるのでしょうか。この短編集はそうした心情を描いた作品群です。印象に残ったのは『子宝』『秋茄子』『紙婚式』。 『 [続きを読む]
  • 団地の時代
  •  原武史さんと重松清さんの対談です。東京の団地で生まれ育った原さんと、地方に生まれ、ニュータウンを転々として回った重松さんが、団地のあれこれについて考察しています。 私の生まれた街・柏原も、大都市の郊外にあるベッドタウンではありますが、農村と在郷町がスプロール的に拡大してできた都市で、私団地という存在には接さずに育ってきました。 こう言う経緯もありまして、私は農村や戸建てに対して団地・マンション・ [続きを読む]
  • 小公女
  •  フランシス=ホジソン=バーネット作の有名な児童文学です。曾野綾子訳の講談社・青い鳥文庫のものを読みました。 名高い作品ですが、恥ずかしながら読んだのは、おそらく初めてです。 児童文学とみなされる作品には、主人公が積極的に行動を起こし、自ら活路を切り開いていくというお話が多い気がしますが、このお話の主人公・セーラは少し違います。お金持ちのクルー家に生まれ、父の死により小間使いに転落し、父の友人との [続きを読む]
  • いわさきちひろの絵と心
  •  下鴨の古本市で購入した一冊。いわさきさんの絵と彼女のご子息・松本猛さんのエッセイから構成されています。 いわさきさんが絵を描かれた絵本は、幼い頃そうと気づかず何度も読んだことがありましたが、最近ふとしたきっかけでいわさきさんのことを再認識しました。淡い色の水彩画で描かれた画風は今の感覚からしてもとても心惹かれます。彼女の描く子供達には、優しさの中にも、繊細で微妙な心の動きが現れている気がします。 [続きを読む]
  • 刺青・秘密
  •  新潮文庫、谷崎潤一郎さんの短編集です。収録作品は『刺青』『少年』『幇間』『秘密』『異端者の悲しみ』『二人の稚児』『母を恋うる記』です。 『細雪』に魅せられて、谷崎に手を出しています。 『細雪』は関西の上流社会を秀麗に描いた地理的小説、風土的小説と言えますが、この短編集は、江戸が物語の舞台であるものがほとんどです。 とりわけ、『異端者の悲しみ』は江戸の庶民社会のに生きる人物を描いたものという意味で [続きを読む]
  • 古都
  •  川端康成さんの小説です。京の街に捨てられ、呉服問屋の一人娘として育った千恵子と、北山杉の里・中川で働く村娘の苗子。生き別れた双子の姉妹は祇園祭の日にめぐり合います。 美しい四季の移り変わりに、京都、平易で流麗な文章。全体として、谷崎の『細雪』を連想させます。作中では、様々な行事、名所を用いて京都の四季を描いています。京都を舞台に、二人の娘をめぐる人間模様を描いているのか、二人の娘を通じて「京都」 [続きを読む]
  • モダニティと空間の物語 社会学のフロンティア
  •  収録は吉原直樹さん「モダニティの両義性と『時間‐空間』の機制」、齋藤道子さん「生活時空間としての場」、和泉浩さん「遠近法と調整の空間」、足立崇さん「住まうことの場所論」、大城直樹さん「空間から場所へ」、小野田泰明さん「住まうことのメタファー」、植木豊さん「制度の失敗とローカル・ガヴァナンス」、酒井隆史さん「(ジェントリフィケーション下の)都市への権利」、斉藤日出治さん「空間論の新しい方法基準」で [続きを読む]
  • 造園の手引き
  •  京都府造園組合の本で、庭園史から設計、施工、管理に至るまでを概観しています。かなり平易に造園学の基礎をまとめており、とても読みやすく勉強になりました。とりわけ日本庭園のデザイン特性や空間構成技法が興味深かったです。借景や縮景、見え隠れくらいは知っていましたが、遮り、障り、生け捕りなど知らない技法もたくさん学ぶことができて、日本庭園を見る目が少し向上した気がします。 かなりテクニカルな話も平易に書 [続きを読む]
  • 球形の季節
  •  恩田陸さんの小説です。谷津という地方都市で広がった奇妙な噂をめぐり、「地歴研」の高校生たちがその出どころを確かめようと奔走するところから物語が始まります。 なんとなく手に取った本なのですが、自分の専門である地理学と深く結びついており、色々と考えさせられるところがありました。この小説は、谷津という架空都市を舞台に、それの持つ「場所性」というものを強く意識しています。「場所」というものは、ただそこに [続きを読む]
  • 美学入門
  •  中井正一さんの本です。私は風景論を専門としたいと考えているのですが、風景には眺めを審美的評価するという意味合いが少なからず含まれています。これまで建築・地理学系からのアプローチが多かったのですが、風景の「美」を考えるためには哲学系の学問である美学の本も読んでおきたいな、と思い、手に取りました。 とはいえ、思想系の知識が浅いため、やはり表面的理解にとどまっていたり、理解しきれていない部分も多くあり [続きを読む]
  • おせっかいな神々
  •  星新一さんのショートショート集です。星新一さんの短編集を丸々一冊読んだのは、恥ずかしながらこれが初めて。友人のおすすめで読みました。短いページに切り詰められた一つ一つの作品が、秀逸な諷刺画のようで、面白かったです。人の行動や社会の潮流の愚かさが諧謔に描かれています。ブラックユーモアは中学時代に好んでいたので、その時分に読んでいたら、ハマっていたのだろうな、と思いました。 星さんの作品は、人の心情 [続きを読む]
  • 日本の美術5 民家と町並み 近畿
  •  宮本長二郎さんによる本です。近畿地方の民家について、建築史の側面から詳述されています。これまでなんとなく畿内でもどこどこの地域で形が違うな、とか、大和棟の立派なお家があるな、とかを街や村を歩いていて感じることはありましたが、実際に地域差はどのようになっているのか、とか間取りや構造がどうなっているのかをこの本を通じて知ることができて面白かったです。 特に、広間型や整形四間型、前座敷三間型といった農 [続きを読む]