saiseidoh さん プロフィール

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saiseidohさん: 本の彩生堂
ハンドル名saiseidoh さん
ブログタイトル本の彩生堂
ブログURLhttps://saiseidoh.exblog.jp
サイト紹介文札幌で古書・本を収集、本の奥深さを伝えています。本には人類の歴史と智慧、人生の全てが詰まっています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供103回 / 365日(平均2.0回/週) - 参加 2013/01/02 22:04

saiseidoh さんのブログ記事

  • 辻村もと子「人と文学」
  • 第1回樋口一葉賞を昭和19年に受けて後、2年後の40歳で亡くなった辻村もと子のことは道新の日曜版で初めて知った。戦前から戦中にかけて創作を続けその将来を嘱望されていた。 その辻村もと子の文学活動と生涯をまとめた「辻村もと子 人と文学」(いわみざわ文学叢書第二集)を弘南堂書店の均一棚で見つけた。しかも、内容が素晴らしい。 もと子のふるさと、岩見沢で「いわみざわ文学叢書」として企画... [続きを読む]
  • 「いのちの泉」復刻〜2018.7.15〜
  • 「田村清遺稿集 いのちの泉」(昭和10年、喜の音社刊)の復刻見本版がようやく形になってきた。 すべては、この本との出会いと、今年に入って全面的にご協力いただいているキリスト教図書出版社・岡野ユキオ氏の力による。 学生時代から無教会主義に心惹かれ、内村鑑三や矢内原忠雄の思想や考え方・生き方に共感してきた。しかし、信仰心があるかと言えばそれとは少し違う。宗教に限らず、真摯に考え、... [続きを読む]
  • 矢内原忠雄全集 書簡・補遺・年譜
  • 全集は嵩張るばかりで人気がないようだが、誰の全集か、何を扱っているか、貴重・稀少なものか…等々、様々な視点から見ると、まだまだその資料的価値などはあるように思う。 矢内原忠雄と浅見仙作や北海道の関係を知りたくて、全集最終巻を「日本の古本屋」経由で頼んだ。書簡中心で、年譜も詳細でとても参考になる。矢内原は大正〜昭和にかけて全国各地を訪ね歩いた。全集に収められた書簡中、北海道関係者... [続きを読む]
  • 復刻製本
  •  「片手間出版社」を勧めているキリスト教図書出版社のサポートを受けながら、後世に伝えるべき貴重な図書の復刻版出版にチャレンジすることになった。 人間の生き方に影響を与えるものとしてはやはり、図書・書籍が大きいだろう、と思うからだ。国家や政治などというものとは違い、個人・人間にとっては社会のあり方や自立、自分の人生といったことが何よりも大切だろう。そういうことを考えていく道具として... [続きを読む]
  • ネット鬱・デジタル鬱
  •  このところすっかり、ブログほか、ネットやデジタルに対する気持ちが萎えている。まあ、この時代を生きているのだから、ネットやデジタル媒体は避けては通れない。しかし、最近どうもこの媒体の胡散臭さ、手触り感の希薄さについていけない。(とは、言いながら最低限のことはやっていくのだが…) やはり、現実空間(これもバーチャルに対してリアルとか、リア充と言ってしまう浅はかさが何とも悲しい)を充実させて... [続きを読む]
  • 内田洋子「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」
  • モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語内田 洋子/方丈社undefined こうした本はとても好ましい。 ベストセラ―ではなく、少部数であっても読む人の心に届く本(未読なのでわからないが、きっとそのように思う)。  あるいは流通ルートに乗らなくても、その人にとって良い本、良い作品、インパクトを与え得る作品。そうした作品こそが、どんなベストセラ―より素晴らしいのではないだろ... [続きを読む]
  • 山本義隆「近代日本一五〇年」
  •  昨年来の念願だった山本義隆「近代日本一五〇年ー科学技術総力戦体制の破綻」(岩波新書)をようやく手にすることができた。 書店(コーチャンフォー新川店)の岩波新書が並ぶ棚の前に立つと、読みたい本ばかりが並んでいる。目的だった「近代日本の一五〇年」のほか、写真の二冊も思わず買ってしまった。新書と言えど、三冊で3千円近くになってしまう。 津野海太郎「読書と日本人」は何気ない書名だが、「た... [続きを読む]
  • 文芸誌広告
  • 各誌6月号の書籍広告が載っている。 ▼高村薫「小説の現在地とこれから」(身体性が後退し、文体が消えた文学に未来はあるのか) ▼熊野純彦「いま、なぜマルクスか?」 ▼柄谷行人「私ではなく、風がー津島佑子の転回」 [続きを読む]
  • NHK「100分 de 名著」
  •  久し振りに新刊書店に寄り、かねてから関心があったNHK「100分 de 名著」二冊を購入した。 それにしても最近では街中で新刊書店を見つけるのに難渋する。結局いつも、そこを利用するしかないコーチャンフォー新川店だ。 若松英輔「永遠の今を生きる者たち 内村鑑三 代表的日本人」、島田雅彦「大岡昇平 野火」の二冊。 [続きを読む]
  • 「片手間出版社」
  • 定期的に届く「今井館ニュース」第40号の封書の中に「お願いと提案」という文書が入っていた。 無教会関連の本をかれこれ50年ほど手がけているキリスト教図書出版社をやられている方からの「片手間出版」の勧め、である。確かにパソコンやプリンターは誰でもが使える状況になるなど、“出版”することはそれほど難しくない。しかし、世に知られるべき図書や本は埋もれてしまっている。デジタルという手法の活... [続きを読む]
  • 「わたしの健康手帳」
  •  「わたしの健康手帳」をようやく発刊することができた。COML札幌患者塾刊。お薬手帳などと同じサイズで、総ページ30ページ。 資金も何もない中で赤い羽根共同募金委員会から助成をいただき、限定100部。少部数ということで、オンデマンドプリント版として刊行した。編集・製作では(株)みんなのことば舎(札幌、川崎知賀子社長)の全面的な協力をいただいた。同社の協力なくしては生まれなかった手帳... [続きを読む]
  • 「民意民力」
  •  28日(土)COML札幌患者塾で「わたしの健康手帳」について話をする機会があり、故辻本好子さんのことについても触れようと思う。 辻本さんは多岐にわたり活躍されたが、残された書籍、刊行物はそれほど多くはないように感じる。「民意民力 公を担う主体としてのNPO/NGO」(東洋経済新報社、2003年)に『「協同作業」で医療を変える COMLの経験から』として辻本さんが執筆していたので、ア... [続きを読む]
  • 「人脈北海道 ー作家・評論家編ー」
  •  弘南堂書店に行けない状態がもう2ヶ月ほども経っただろうか。今日同書店に久し振りに寄った。 本日は「人脈北海道 ー作家・評論家編ー」(北海道新聞社)のみ購入。昭和49年道新連載を経て刊行された本のようだが、その当時現存し、活躍している作家・評論家ということで、寺久保友哉や木原直彦らの名前や業績、作品などについても触れられている。 [続きを読む]
  • 「モロオ百年史 果てしなき挑戦」完成!
  •  一昨年7月に始まった作業がようやく終わり、「モロオ百年史 果てしなき挑戦」がようやく手元に届いた。地場医薬品卸モロオが100周年を迎え、社内歴史プロジェクトチームと協力・連携しまとめたもので、印刷・製作は凸版印刷北海道事業部。(株)みんなのことば舎の社外ライターとして取材・資料収集・執筆を担当した。 企業の100年をまとめるのだから、それをまとめるには膨大な時間とエネルギーを費やした... [続きを読む]
  • 「吹屋ベンガラ」
  • 岡山県内で過ごした4日間、とても素晴らしい本と出会うことができた。 臼井洋輔著「吹屋ベンガラ ーそれは岡山文化のエッセンスー」(岡山文庫300巻)。その素晴らしさはこんな言葉を読むと、わかるだろう。 「吹屋ベンガラからのメッセージを聞いてほしいのは、世界で最も美しいといわれた吹屋ベンガラが何故滅んでしまったのかという疑問を一度は持って欲しいからである。現代社会ではそのよう... [続きを読む]
  • 鎌田慧「反骨 鈴木東民の生涯」
  •  本日24日(土)付朝日新聞連載「てんでんこ」“横丁最後の春”に釜石市の「呑ん兵衛横丁」と作家、井上ひさしの母のエピソードが紹介されている。 井上ひさしの母、マスが屋台から始めた「ます子」。屋台の組合を作ったのはマスらで、女性らが引く屋台は製鉄全盛時代に賑わっていた製鉄所脇に集められる形で「呑ん兵衛横丁」となる。この横丁発足を後押しをしたのが、当時の市長、鈴木東民で、東民は客としても「... [続きを読む]
  • 「わたしの健康手帳」発刊へ
  •  ここ何年か懸案にしていたCOML札幌患者塾の「わたしの健康手帳」が4月には発刊できる見通しになった。 簡単に経緯を記しておきたい。 COMLは基本的に人間としての「自立」を目指している、と理解している。具体的な場面が医療を受ける、という行為である。かつて医療は患者が口出しをするものではなく、医師や医療提供者に任せておけばいい、という伝統的な考え方があった。 こうした事に異を唱え... [続きを読む]
  • 「北海道の歴史と福祉」
  • 1ヶ月ほど前に富田政義さん(NPO法人北のまちかど理事長)が勤務する北広島市内の事業所を訪ね、「本を用意しておきますので、取りにお出で下さい」と言われていたのに、なかなか行くことができなかった。 昨日ようやく千歳方面に出かける用事があり、その本を受け取った。「北海道の歴史と福祉」(北海道社会福祉史研究会)。社会福祉を学ぶ学生の教材として企画されたもののようだが、これだけ系統立てて... [続きを読む]