Prem zia さん プロフィール

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Prem ziaさん: ziaflame
ハンドル名Prem zia さん
ブログタイトルziaflame
ブログURLhttp://zia44.blog.fc2.com/
サイト紹介文「今ここ」にあふれてきた感じを、言葉遊びのように詩にしています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2013/01/27 18:16

Prem zia さんのブログ記事

  • 短歌93
  • 六十兆の細胞和する体持ち自衛に励むわれというもの「障害者不要(いら)ぬ」に頷く首を振る互いの言葉を聴きあえたら「やまゆり」が刺されし痛みと血の痕の疼きは止まず二回めの冬独りきり負い切れぬ荷が形かえ被害者加害者どちらも私生産性低きは抹殺現でもこのみちを生くほかにないから断頭台同時に命つなぐ場と社会はこわい精神(こころ)病みには黒焦げのやまゆりは問う埋み火よ尊厳、人間、社会とはなに烙印(スティグマ)は [続きを読む]
  • love is peace
  • 愛に平和が平和に愛がおたがいの海にもぐりおたがいの空をとんで溶け合いながら踊り続けてる情や保身にはないひと世限りの成功やこだわりにもないじつはどうでもよかったものに隠れてすぐに見失うほど地味な『あたりまえ』のなかにこの呼吸に巡る血のすみずみにlove is peace永遠にこの瞬間にひらきつづける花すべての宇宙でくりかえされるかがやきはいのちに座る時空を超えてとらわれなど知らないまま踊り続けてるにほんブログ村 [続きを読む]
  • 非力
  • 誰のなかにもあるらしい自殺遺伝子スイッチがおしまいまでオフか途中でオンになるかはたぶんとても微妙な違い一度スイッチがオンになると電気みたいにパチッとは消せないという本人にさえ文字の羅列になってしまったどこかの誰かの前で言葉がなくなるときこころにぼわりと湧いてくるこの人は生きようとしていたのかもしれない誰よりも生きたいと願いながらもがきつづけて泣けなくなるまで独りになってしまったのかもしれない自分で [続きを読む]
  • 技術の進歩ついていけない置き去りになる役立たずになっていく感触冷たく激しい渦潮に吸い込まれ目の前がグルグルと消えていくような心細さそう感じることがどうしてこんなに恥ずかしいんだろう新しさを理解できない老いていると感じるから?ちがうぼくはずっと物の使い方を上手くなろうとしてきただけでこの体を物を使う道具にしてきたからだ道具に合わせられなくなってきたと落ち込んでるからだいい歳をして生まれた時から誰より [続きを読む]
  • 短歌92
  • くうたべるいただくすべて同じことなれど未来は違う気配す指の跡のこる柿の実掬う母果肉ととろけるその笑みが美味指先でふんわり剥がす約十年バウムクーヘン幸せの味蜜りんご顔全体が甘くなる香りも眩し農家の手間隙瞬かず飲み干すように読んだ本化かされたのかこんなに眠い落ちた目線隣立つ子の靴下に「nice」と言われた赤信号待ち良し悪しと食を選り分け健やかを求む混乱病なのかと庭園で耳に届きし琴の音が骨を震わす目を閉じて [続きを読む]
  • 短歌91
  • 近視の眼まち針の玉にじませて花畑となりこぎんの針山 頬つつきぽぽぽと煙でショーをするじゃりじゃり鬚の叔父さんの笑み後ろへと転がる葉の影はらはらと日傘から落ち陽に吸われゆく平和とは保身の叶う日々なるか地を見失い揺れおるは吾曇天にストール羽織る肌寒さ銀杏色の肩すこしハミング顔しかめ不味いと言いし人想う苦みも美味しスタバのソイラテふるさとは失くし初めて得るものか懐かしさとう太き儚さその瞳怒り恐れで震えれ [続きを読む]
  • 短歌90
  • 秒針が過去、カコ、かこ、と舌打ちす時なるものは過ぎて現る国渡り無数の視線を引き連れて「エカテリーナ二世」誇らしげ流暢に今にもしゃべりだしそうな「手袋を持つ男」と目が合うウナギふうナマズ食う日も近いのかあらゆるところが「ふう」になる日も小刻みな電車の震動こそばゆくふるえるふるえる二の腕おにく手に融ける画面に飲まれ地下鉄の窓に居並ぶま白きうなじ行き先はスマホの向こうかぞろぞろと電車降り行く日本の背中病 [続きを読む]
  • 太陽と影
  • 太陽を背にして立つと影は前へと伸び太陽に向かって立つと影はうしろにへ伸びる私は走って走って太陽のそばへ行こうとしてきた何年も何十年も走り続けて倒れて起き上がれなくなって初めて気づいた太陽に近づきたかったんじゃなく影から逃れたかっただけなんだと太陽に向かって必死に走っていれば本当は影から逃げ回っているとは気づかずにすむからだったんだと気づいたそれでも倒れている私と地面のあいだにある影はまだ生きている [続きを読む]
  • わらう風
  • おいらがあるときふいにぱちんと消えて太陽がキラッと光っても世界は顔色ひとつかえない目ン玉を書いた目かくしをしたままけむりみたいな足音でぐるぐるまわるでもあるときふいにおいらのちっぽけさを大まじめに生きたらあの日吹いた「そのまんまでしかいられねえさ」とわらう風にまた会えるんだとぽーんとおもえたじゃりじゃりと吐き出せないものを噛むだけのおいらだけどまた会えるんだなあとうれしくなったにほんブログ村にほん [続きを読む]
  • しあわせプラグ
  • 知ってるかい?かつてのしっぽの先っぽにはさしあわせプラグってのがあるんだよそいつは生きることとなかよしになる方法をいちばん知ってるらしいんだなんでもかつてのしっぽは見えなくなってから何本にもふえたらしいでもなぜんぶがいつでもちゃんと生きるよろこびにカチッてなつながってるんだとだけど競争とかくらべたりとかよそ見しながらうろうろしてるとしっぽが長〜くなってからまってこんがらがってさ迷子になって心も体も [続きを読む]
  • 短歌89
  • 口で大空(そら)受け止め飲まんと開きおる胴うしないしマグロの頭並べらるマグロの頭と尾のつやに海裂き進む余韻残して見開かれ映さぬ眼(まなこ)に見入る吾マグロの沈黙が喉元を圧(お)す大マグロ回し捌く手清々し濡れた軍手が薄赤く染む生きものの卵(らん)ひしめくごと結露あり命の数は替え利かぬ数バラバラにされるマグロを見詰むヒト目に底光る営みの鼓動九条の暗唱はおろか胸の奥消えることなき戦を抱え右利きの仕様で埋 [続きを読む]
  • 短歌88
  • トタン屋根破る雨音粒重くヒトの都合を殴りつづける雲据わり人の無力と強さ知るあふれた川よ流された樹よ雷鳴がすごかったねと言ってみて怖かったのだと思い知らされ 生え始めた白髪は未来を消したとう吾が頭皮から死が生えて来る伸びゆくは頭に生える白と黒いずれも死なり 死を生かし在り焼きたての塩パン誘われつかまえるトングの先で一番でかいの雨上がり噴水じょうろ水ホース虹は心をくすぐってくるにほんブログ村にほんブロ [続きを読む]
  • 短歌87
  • ネイティブの名古屋ことばは乱暴と感じる吾も名古屋人なりカフェオレの泡が残した目盛り線はかなき地層のあいだの白さ紙コップ水は黙して留まりて映る吾ごと一気に飲み干す彼の国の祝賀ムードを緊迫し伝えて伝わるカウントダウン割れるもの割れる前には戻れぬとわかっていたら割らずにすむか秋風が日傘にこぼす晴れの影後ろへ後ろへ葉陰ころがるチタン製頸椎六個取り替えた人類(ひと)させた人類(ひと)は上海にいる3Dプリンター [続きを読む]
  • 短歌86
  • 長袖の夏に焦がさる警備員あたたかい笑み会釈深くなる連率い燃える半被の踊り手がホームにひしめくど祭り本番乗り合わすエスカレーター地下足袋の女の子の髪きりりと結ばれ髪上げて鉢巻き顔に色差して舞い踊りたり命を跳ばし「おはようさん」老の笑顔につられ笑む手押し車と曲がった背中早朝に並びて歩く老夫婦合わす歩調に風まで柔く取組後マイクに応える力士の言ラジオで聴けばあやしい電話こっそりと髪伸ばそうかと挑戦し二ヶ月 [続きを読む]
  • 短歌85
  • 爆音か胸から足先貫いてしびれを残す踵に雷鳴横に降る雨風映す画面越し火災の音させ狂い飛ぶ粒雷鳴とどしゃ降りの音で目が覚める部屋の暗さに重力が増す地に落ちた雨つくる輪は落ちてくる仲間への目印ここだよと「だれか」呼ぶ命短し蝉の声焦りのせいか「だだだだ」になるさくらんぼ日が経ち赤く甘くなり追熟するとは手が止まらない引き出物豆寒天を初試食黒蜜浴びた豆が艶めく肌に針入る場面(シーン)が恐ろしく採血中はいつでも [続きを読む]
  • 短歌84
  • 「お礼です」無邪気な笑みと渡された本体持たぬペンの替芯プレゼント見るたび回る戸惑いは「合わなかったから」という言葉封開けた替芯渡すも受け取るも似たもの同士とカラスが鳴いた替芯で探し当てたる本体は眺めるだけの千五百円手芸店しあわせ作る夢を見て愛こめるひとの宝探し場見切り市九割女性の布地屋さん大盛況なりどしゃ降りの午前リズムよく裁断、会計次わたし長縄跳びに入る気分で夏きもの日傘に草履すれ違う浴衣の紺と [続きを読む]
  • 個性について
  • 探し求めては何度も倒れ何度も迷い気づいていく自分は自分でしかないこの人生に正解はない自分からは逃れられない飾れない心身がとらえたものをとにかく生きてきた過程内的外的ぶつかり合いや揺らぎの幅が持ち得る質と交じりあい具体的なエピソードではなくたたずまいからあふれだす無二の存在感圧倒される生きてるだけですごいということばを思い出す感動に思わずうつむくいまぼくの目の前にいるのは背後に唯一の歴史を持って立っ [続きを読む]
  • あったかやわらか
  • こわれるのはかたいからですかたいとつめたくておもたくてちぢこまるのでこまりますかたいとおとがしますおとはみみにぶつかっていたいですかたいときずがつきますきずつけたものもきずつくのでどっちにもあとがのこりますかたいのよりやわらかいほうがきもちいいですつめたいのよりあったかいほうがすきですあったかくてやわらかいとほよほよゆるゆるにこにこしますあったかいとやわらかいはなかよしだとおもいますあんまりなかよ [続きを読む]
  • 影踏み
  • すれ違う人の影を踏んだ足裏に湧く肉体を踏んだ感触にごめんなさいと心の中で謝る自分の影にまで触覚を伸ばしたことに後悔の余地を与えられないのはあの瞬間自動的に切望が常識を振り切ったから自分の影と浮遊する本体を「まだ」の残響で縫い止めたと気づくまで5年縫い止めた糸が切れるまでここにいると決めた日から20年どの瞬間も宇宙で初めての瞬間でどの瞬間のどんな自分も丸ごと許されてここにいると理解できるのはいつだろう [続きを読む]
  • 短歌83
  • ほうじ茶に指先温む安らぎか減るごとに増す心さみしさ並ぶ列初添削を待つこころ答案受け取る少女の気持ち人声がぅわんと響く空間で練らむウタかなほおづえついて八十路越ゆ生涯歌人が語りおり作ってなんぼ気楽に遊べと隣り合う名も知らぬ縁わが視野にこの場限りを歌にするのだ詩を見つけ歌にしたいと捕われる花に惑いし一匹の虫にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 短歌82
  • 初夏の陽にきらめく水面をなでて来る涼しい風に目を閉じる福熱い肌冷やす風受け満ちてくる気力のしずく体の中に一服のソイラテ優し息を吐く飲み物でなくヒトヤスミが美味別腹が目をスイーツにロックオン私じゃないの脳味噌のばか欲しいから買うんじゃなくてポイントをためたくて買う矛盾の知恵の輪オカアサン呼び止められて初夏の空訊かれて示す道がまぶしい訃報聞き瞬時に湧き来るいつかの画テレビに吸いつく吾の後頭部にほんブロ [続きを読む]
  • 短歌81
  • 茶道具が生き残り来た年月と作者に馳せる胸が切なくワンコイン茶室を通る初夏の風両手に包む葉の色の滋味雲白く葛ゆるやかに透かす餡赤ちゃん葉っぱの産声の色黒文字が押し切る菓子の手応えと皿の重さに震える手先雨の中あわく色づくあじさい菓木皿の上で陽射しに濡れてもうせんの赤と白足袋きぬ擦れがシュルシュルと呼ぶ非日常かな着物見て胸躍る子の目が止まる鳥獣戯画の帯のユーモアにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 風ノハナウタ
  • Friend,善悪なくともに在れるものよ一切の裁きなくそばに在れるものよ雨の日、嵐の日、地の底に落ちる日、ゆっくりと復するのを信じ待ちながら自らの生を生きるものよ始まりを忘れても終わりを考えられない存在どこにいようと想うと笑顔になれる存在あなたはわたしの友だにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 短歌80
  • 青紅葉やわくよわくて幼子の初々しさが陽に欠伸する初めての今日の陽射しはどうですかうす緑の葉は身を寄せあって時が来て芽吹き花咲き散っていく新芽は知るか未来なるもの人の手で保たれる庭歩きおり生きものたちはただ生きているなにもかも受け入れて在る生き様に過去で満つ吾の不自然が浮く門番か小さな橋に一羽ずつ両手すりから吾を見つむ目雲白く光って見える鮮やかに恋しさ湧いてさみしさ冷たいにほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 短歌79
  • むっちりと身重な鯉がうねるたび無音のリズムが形をつくる魚ゆく規則正しい跡ふわりゆっくり溶けてあとかたもなく波紋とは今なる瞬間(とき)のコマ送り消え行くものが現る世界風つくる水面は昭和の硝子窓かがみの空は昔の空なり水草とつつみの石が陸と池さかいめで添うそれぞれの静下り坂飼い主が引く犬のくび飼い主を引く後ろ足のみすばしこい二足歩行は最高潮前だけを見る目も飛び出そうつんのめる息荒い犬の飼い主の足取りが言 [続きを読む]