優乃 悠 さん プロフィール

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優乃 悠さん: 悠の頭の中
ハンドル名優乃 悠 さん
ブログタイトル悠の頭の中
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/yunoyou/
サイト紹介文悠の頭の中を公開てしています。基本はBLのつもりですが、マニアックな物に仕上がってるみたいです。
自由文女の人とのエチや(|||´Д`)キモい感じのエチもたまにあったりします。私の頭の中の流出ですので、お気に召さないこともあるでしょうが、広い心で読んでくださると嬉しいです。コメント頂けると喜んで調子こいて更新します。てへへ(*≧∀≦*)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供117回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2013/02/02 23:14

優乃 悠 さんのブログ記事

  • ここにいるから…24
  • 利空が昼休みに教室を出ると、幹斗がひょこひょこあとを付いてくる。何をするでも無く、教科書や参考書を開く利空の横で、利空にもらもらうおにぎりにかじりつき、食べ終わると横になる。昨日は下半分がオレンジ色だった髪が今日は銀髪になっている。「…禿げる…。」利空がそう言うと幹斗が「小谷野も染めなよ。」と言う。「やだ…。」 「禿げたくないの?」「お前?禿げんのかよ?」その変なやり取りに幹斗がケラケラと笑う。… [続きを読む]
  • ここにいるから…23
  • 子供たちがキラキラした目で向かい合ってテコンドーの組手をする朴尹潤と利空を見ている。汗が飛ぶ。尹潤の繰り出す蹴りをあっさりと躱すしゅっ!しゅっ!少し涼しくなった光園の夜の庭で空気を切る音だけがする。「…ひょんっ。上半身に力入れすぎだ…。」「っつ!」ばしっ、ばっ!尹潤の利き足の蹴りを、あっさりと利空が受け止める。その足を回転させられ、尹潤の大きな体が地面に伏せた。その上から利空の突きが入り、尹潤にあ [続きを読む]
  • ここにいるから…22
  • 次のたくさんの休み(連休)に義兄(鷹之)の都内の家で「お兄ちゃん(青葉)」と会う約束をした。毎日、「あと何日だね。」と言ってくる。夜に鷹之に電話をしたら楽しみにし過ぎて本当に「お熱」が出て「冷えピタ」を張っているらしい。自分に会いたいと、会えるのをそんなに楽しみしてくれている人がいるだけで嬉しくなる。ずっと「ひとりで生きていたハヌル」に教えてあげたいくらいだ。昼休み、でかいおにぎりを食べながら体育館わき [続きを読む]
  • ここにいるから…21
  • 寒さで目が覚める。玄関のコンクリートの上に倒れていたらしい。…は、ちゃんと戻れたんだ。学校からどうやって帰ったか?記憶が無い。少し起き上がると頭がくらくらする。何度か頭を振って、壁に掴まり、なんとか立ち上がった。…何時だろう?制服のポケットからiPhoneを出して確認する。…10時…。夜の10時に誰も家族が帰ってこない家のリビングまで這って行く。身体中が痛い。…明日までに紫に染めてこいよ。…そうだ。髪…染め [続きを読む]
  • ここにいるから…20
  • 何だか?間があいてしまいました。http://blog.livedoor.jp/yunoyou/tag/%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%82%89ごめんなさい。…………………………………(〃・д・) -д-))ペコリン「ああ。じゃあ、切るよ。午後はゆっくりして。うん。大丈夫…また、かけるから…。」昼休み、利空は屋上でしゃがみこみ、兄と電話で話をしていた。少し離れて暮らす養子先の義兄弟は、半日に1度くらい、1日に四、五回LINE [続きを読む]
  • あのね…26
  • 隣の部屋へ移るとニヤニヤした祐太郎が襖を閉めた。「…元気か?」何だか声が上ずってしまう。部屋の隅に畳まれている布団に寄りかかって座る。…うん。元気だよ。今日…これから真悠子さんと病院行くんだ。声が明るい。ホッとすると同時にムズムズと妙な感情が湧いてくる。「そうか…。大丈夫か?」…大丈夫だよ。入院とかの日にちか決まったら、連絡するね。「あ、ああ。そうだな。み、見舞い…行けるといいんだけど…。」…アハ [続きを読む]
  • そして…05
  • 「ほんとに命…連絡してこないっすか?」食事が少し進んだところで遠慮ガチに尹潤が颯に聞く。「あ、ああ。行ったばっかりで忙しいんだろう…。」颯がやっと落ち着いたかのように鍋をつつき出した。「…すいません。」兄弟のように育った尹潤には世話になっている颯になんの連絡もしてこない命の事を申し訳なく思って、頭を下げた。「いや、ほら…俺がほんとに悪いからさ。命が許してくれなくても仕方ない。」少し酔ってきたのか颯 [続きを読む]
  • そして…04
  • 洋輝が渋い顔をする。「なんだよ。食ってからにしようぜ。」「…お前、仕事だろ。早く出せ。」遠矢にせっつかれ、洋輝が渋々席を立ち、カバンの中から書類袋を出した。遠矢に渡すと遠矢が中から何やら書類を取り出し、前の食事を横に避けて広げる。「なんだよ、兄貴。仕事かよ?飯が不味くなんだろ?」と、ガツガツと食べていた祐太郎が口を尖らす。「お前にも関係あるんだ。よく聞いとけ。」そう言うと遠矢が何故か正座をする。そ [続きを読む]
  • そして…03
  • 尹潤が座るとすぐに女将が高そうなワインを運んできた。「おっ、シャトーマルゴー…。」洋輝がすぐに手を伸ばす。「尹潤…20の祝がまだだったな。」遠矢の言葉に尹潤が驚いた。「祐太郎が二十歳になった時も、 ここで祝った。お前とも、それから命ともここで俺は祝いたいんだ。」「真亜の時はテンション上がったゆーちゃんが泣き出して大変だった(((*´艸`))・゚プププ…」と祐太郎が思いだしながら笑った。「尹潤。」洋輝からワイン [続きを読む]
  • そして…02
  • 命がアメリカに行って3日が過ぎた。颯は遠矢に誘われて、自分では絶対に訪れない様な構えの料亭にやってきた。入口で女将に遠矢の名前を告げると一度中へ招かれ、裏口から中庭へ、そして離れへと通された。入口には遠矢の従兄弟である加納祐太郎が待っていた。「お、浮気男。遅かったな。」「…やめて下さい。ほんとに反省してるんですから…。」ニヤニヤと楽しそうに笑いながら迎えてくれた。女将が帰り、祐太郎が襖を開けると神 [続きを読む]
  • あのね…25
  • 「ほら来た??」おにぎりと味噌汁だけの簡単な食事のあと、颯は仕事を、命は片付けやアメリカに持って行くものの準備をしていると玄関チャイムがなった。苦笑いの颯が出る。「おはようございます。命…起きてますか?」可愛い怖い顔が立っていた。後ろを見ると高級車のトランクから荷物を出す藍原遠矢が見える。「おはようございます。起きてますよ。」「…変なことしなかっただろうな?」チラッと冷たい視線で睨む。「…してませ [続きを読む]
  • 約束と誓い…50
  • 颯が命を抱きしめる。「ごめん…。」命がそっと抱き締め返した。「…僕ね。」 「え?」命の声が静かだ。颯が少し離れて顔を見る。「ホントは颯に色々言いたかったんだよ。」「…そうだな。何でも言ってくれ。」「でも、ゆーちゃんがね。言わない方がいいって。」「…森さんが?」「うん。ゆーちゃんも先生が女の人と結婚するって言ったら泡になるって。」「泡になる?」「人魚姫は王子様が結婚する時、泡になるんだ。」「…。」「 [続きを読む]
  • 約束と誓い…49
  • 颯は布団の上で耳を澄ます。下で洗濯機の止まる音がした。その前は鍋を出す音ががちゃがちゃと聞こえていた。命のパタパタと歩くスリッパの音がする。縁側の引き戸が開く。聞いているだけで心が温かくなってくる。iPhoneで時間を確認する。午後にはアメリカに行く命を空港に送らなければならない。ラインを見ると一方通行だったラインに「既読」が付いていた。古い家に命のいる気配がする。 叫びたくなるほど嬉しい。「はっくしょ [続きを読む]
  • 約束と誓い…48
  • 「颯っ!」「ん?」颯の唇が止まらない。「だ、だめっ、だってばっ!」命の顔を押さえていた手が股間を押さえた。「や、ヤバいって…。」「俺だってやばくなってる。」颯の長い腕が遠慮なくカバっと命の体を抱きしめた。「わっ!」「触らせて…。」「…だっ、だめっ。」隠そうと必死で前かがみになった。「じゃあ、背中だけ…。」抱きしめたまま命の肩にキスをする。「…。」固まった命の綺麗な金髪にも唇をつける。「せ、背中だけ [続きを読む]
  • 約束と誓い…47
  • 「…まこと…。」「間違った選択をしてるのは僕達の方だって、僕は…思ってる。」「…。」命が仏壇の前に正座した。 「颯は凄く優しいから僕がきっと可哀想で仕方が無いんだよ。」ちゃんと手を合わせる。「違うっ。俺はお前をそんな目で見た事は一度も無い。」「…そうかな?」命が立ち上がり、二階へ上がっていく。「ま、まことっ。」颯も慌てて後を追った。命は寝室へ入っていく。…あ、やっぱり…シーツ替えてない…。こんな時 [続きを読む]
  • 約束と誓い…46
  • 颯が古い家の鍵を開ける。颯が場所を開けると先に命が入った。…いつもそうだった。ふたりで出かけた時は必ずそうしていた。「先に風呂入るか?」「颯の方が先にしなよ。」確かに犬の血液がシャツにいっぱい付いている。「あーあ。このシャツ…もうダメだね。」命がシャツを引っ張ってそう言った。制服の上着を脱ぎながら、仏壇の方に目線を配ったのが分かる。命が少しだけ苦笑いのような顔になった。…ばあちゃん…ごめんね。心の [続きを読む]
  • 約束と誓い…45
  • 後部座席で命が犬の頭を膝に乗せ、声をかけ続ける。「バウ…ごめんね。お願い…先生にすぐ診てもらうから…がんばれ…。ごめんね。」「大丈夫だ。傷はそんなに深くない。」「…でも…血が…。」「急ぐから…藍原先生に診てもらえば大丈夫だろ?」「…うん。」命が犬を撫で続ける。「死なないで…。」「大丈夫だ。治ったら美味いものでもたらふく食わしてやる。牛肉がいいかな?」バックミラーの命が顔をあげて、ミラー越しに颯と目 [続きを読む]
  • 約束と誓い…44
  • 星野がナイフをかまえ直すと犬がまた、前へ出た。……低く唸る。颯がやっと手にした命を後ろへ庇った。命の手が大きな颯の背中を掴んだ。…この犬、俺に命を託したのか?犬は今にも飛びかかりそうだ。黄金の毛が赤く燃え上がった。「みんなぶっ殺してやるっ。」星野の形相が変わる。…死ぬ気だ。犬も星野も死ぬつもりだと、犬は命を守り、星野は自分のこれからに絶望し、お互い死ぬつもりだと颯は感じた。「…だ、だめっ!やめてっ!」 [続きを読む]
  • 約束と誓い…43
  • 颯がゆっくりとドアを開ける。「おい。飛び掛るなよ。」颯が途中まで開けて犬にそう言った。耳元で星野が「動くなよ?俺はもう人殺しなんか怖くないんだ。」と言う。「……っ。」…バウ……颯、来ないで。声が出ない。何度もバクバクと音を立てる心臓を落ち着かせようと深く息をする。冷たいナイフの刃が喉に水平に当てられている。ゆっくりとドアが開いた。「ぐぅぅぅぅぅっ。」犬が唸る。「…命……。」「…あ、あ…て。」名前を呼びたくても [続きを読む]
  • 約束と誓い…42
  • 「まことっ!そこにいるかッ?」…颯……。ぐいっと大ぶりのナイフが命の喉に当てられた。「声を出すな。」男が耳元で言った。「それ、引っ込めろ。」「うっ、うるせぇ。ぶっ殺してやるっ。」ナイフを振り回すが一つも怯まず、犬が間合いを詰めていく。「その犬な?あの子の犬なんだ。自分は死んでもあの子のためたらお前を殺すぞ。死にたくなかったらナイフをおろせ。」犬がまた、低く唸った。「お前が大橋正樹の方か?阿形の方か?」名前を言 [続きを読む]
  • 約束と誓い…41
  • がっしゃーーーんっ。投げるように振り上げた消火器が颯の頭より高い位置の30センチくらいの小窓を割った。すごい音を立てて落ちてきた消火器をもう一度拾うと、また、投げる。残っていたガラスが割れて、今度は消火器は中に落ち戻っては来なかった。「わんっ!わんっ!わんんっ!」犬が吠え、颯の背中に飛びかかる。「ちくしょう!踏み台かよ?」そう言いながらも颯が壁に手をつくと、犬は背中に爪を立てて、颯の頭を踏んで窓に届いた [続きを読む]
  • 約束と誓い…40
  • 命は後ろ手に縛られ、フローリングの上に転がされた。「ふーん。背も伸びたし、金髪も綺麗だな。」命が小学5年で、こいつらは中学生だった。二つ、三つ…上と言うことか?身なりから見て働いているようには見えないし、大学生…という訳でもなさそうだった。1人がしゃがんで顔を近づけて来る。「立場逆転だな。」…え?「あの頃は俺達が学校に行くはずだったのにな?」命の制服の襟を引っ張る。「幽霊だったお前がエリート高校に行き、俺 [続きを読む]
  • 約束と誓い…39
  • …颯?いまどこだ?繋ぎっぱなしのiPhoneから声がする。「×××の信号を北に1k、×××団地の方へ向かってますが、信号に引っ掛かって巻かれましたが、犬が…あのバウが追って行きました。今、バウを探してます。」…警察も向かっている。なんとか場所だけでも特定出来れば…「大丈夫です。とても頭のいい犬です。しばらく追ってみます。」…わかった。また連絡しろ。この先はマンモス都営団地だ。そこに逃げ込まれたら…さすがに [続きを読む]
  • 約束と誓い…38
  • 命は狭いバンの後部座席に押し込められていた。両隣には昔、あの施設で命に暴行を加え続けていたうちの2人だ。息がし難い。運転をしているのはあの時の施設の代表者だ。「久しぶりだな。」男は振り向かず、ミラー越しに言った。「……。」「いい暮らししてるんだってな?」「……。」「有名市立の制服じゃねぇか?」「俺たちなんか高校すら行けなかったのにな?」と右隣のやつがブレザーを引っ張った。「…!や、やめて……。」…颯が買ってくれ [続きを読む]
  • 約束と誓い…37
  • 命と別れて仕事に戻ろうと車を走らせる。落ち込んだ気分のまま戻ることは出来ないので、近くのコンビニの駐車場へ入る。・・・このままアメリカへやっていいのか?・・・俺が悪いのに今更、都合の良いこと言えないよな。ハンドルに両手を乗せるとその上に頭を乗せる。・・・ラインも既読にならない。・・・着信も拒否られている。・・・メールも返って来てしまう・・・・・・このままでは・・・本当に切れてしまう。暫くじっとしていたが、颯が顔を上げた。 [続きを読む]