mm104 さん プロフィール

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mm104さん: トヨの「今日も眠いです」
ハンドル名mm104 さん
ブログタイトルトヨの「今日も眠いです」
ブログURLhttp://sleepycat.blog.jp/
サイト紹介文平均睡眠時間よりも確実に眠りまくる猫。 とりあえず、いつも眠い。そんなトヨとお世話係の人間の日常。
自由文下部尿路疾患になった際それ専用の療法食だけ食べていて再発したり、患猫のほとんどが高齢と言われる甲状腺機能亢進症に6歳の若さで確定診断されたりと、天才っぷりを遺憾なく発揮。

同居している人間に時々病院に連れて行かれることがあるが、嫌で嫌で仕方がない。でも、病院に行った日の夜は同居してやってる人間がなんだかやけに優しいので、まぁ、許しているらしい。
2017年3月14日永眠。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2013/02/10 09:35

mm104 さんのブログ記事

  • 猫の扉
  • ここは都会のはずれにあるマンションの一室。部屋の中で一番陽当たりのいい場所に、一匹のキジトラ柄の猫がかつて眠っていました。猫の先生でした。猫の先生は、猫を知らなかった住人に、猫について多くのことを教え、導きました。十二年の歳月をかけてその役目を全うした猫の先生は、潔く住人の前から去りました。猫の世界からやって来た先生は、猫の世界に戻っていきました。猫の世界には、たくさんの、それはもうたくさんの、数 [続きを読む]
  • 花猫風月
  • 二週間ぶりに散歩をした。トヨがこの世から居なくなってしばらくは、休日のたび、散歩をしていた。 二日続けて、歩くこともあった。何故、歩くのか。今になれば、よくわかる。立ち止まらず、歩き、そうやって自分を支えていたのだ。そのときには、よくわからなかった。花屋にも二週間ぶりに立ち寄ったトヨが去って一年と七ヶ月が過ぎた。気がつけば、それだけ経っていた。トヨが居なくなった日は、つい先日のことのようであり、遥 [続きを読む]
  • 賑やかな休日
  • 休日の散歩をさぼっていました。3週間も。読書をしたり、ネットを見たり、ただ眠っていたり、近所で買い物はしても他に特にお出かけするでもなく休日を過ごしていましたが、昨日は無性に歩きたくなり、午後から散歩してきました。散歩すること自体に意味はないのでしょう。トヨの実体とお別れをした場所へ歩いて行くことに、今は大層な意味などありません。置き去りにしてしまった私の心の欠片たちを、行く度に拾い集めていたのは [続きを読む]
  • 賑やかな休日
  • 休日の散歩をさぼっていました。3週間も。読書をしたり、ネットを見たり、ただ眠っていたり、近所で買い物はしても他に特にお出かけするでもなく休日を過ごしていましたが、昨日は無性に歩きたくなり、午後から散歩してきました。散歩すること自体に意味はないのでしょう。トヨの実体とお別れをした場所へ歩いて行くことに、今は大層な意味などありません。置き去りにしてしまった私の心の欠片たちを、行く度に拾い集めていたのは [続きを読む]
  • 積み重なる
  • トヨのことばかり考えて暮らしているのではないが、トヨのことを思わない日はない。トヨのことが好きで好きで、今でも心からいとおしく思っている。現在、トヨではない別の猫と暮らしている。その猫のことも大好きで、とてもいとおしい。しかし、うまくは表現出来ないのだが、それぞれの猫に対する気持ちは少し違う気がしている。思いに形があるとするならば、その形状は似ているようで違っている。トヨにしていたことを今の猫のケ [続きを読む]
  • 積み重なる
  • トヨのことばかり考えて暮らしているのではないが、トヨのことを思わない日はない。トヨのことが好きで好きで、今でも心からいとおしく思っている。現在、トヨではない別の猫と暮らしている。その猫のことも大好きで、とてもいとおしい。しかし、うまくは表現出来ないのだが、それぞれの猫に対する気持ちは少し違う気がしている。思いに形があるとするならば、その形状は似ているようで違っている。トヨにしていたことを今の猫のケ [続きを読む]
  • 猫と迎える夏
  • 爽やかな新緑の候ですが、関東では既に夏日のこともあります。とは言え、朝晩のひんやりとした気温は肌に心地好くもあります。敷きパッドを夏用のさらさらとした感触の物に換えました。購入して数年になるこの敷きパッドは、四隅のゴムが伸びて、キルティング加工された裏面の縫い目には解れもあり、だいぶくたびれている印象です。新しい物に買い換えるつもりもありましたが、表面は綺麗でまだまだ使えるし、今年はこのままでいい [続きを読む]
  • 猫と迎える夏
  • 爽やかな新緑の候ですが、関東では既に夏日のこともあります。とは言え、朝晩のひんやりとした気温は肌に心地好くもあります。敷きパッドを夏用のさらさらとした感触の物に換えました。購入して数年になるこの敷きパッドは、四隅のゴムが伸びて、キルティング加工された裏面の縫い目には解れもあり、だいぶくたびれている印象です。新しい物に買い換えるつもりもありましたが、表面は綺麗でまだまだ使えるし、今年はこのままでいい [続きを読む]
  • 外を見ていた
  • 四月初めの週末、桜は粉雪のようにさらさらと舞っていた。四月二回目の週末、若葉が陽射しを浴びてきらきらと輝き始めていた。僅か1週間でも季節は変わる。時は流れ続けている。散歩をすることのなかった君は、外の世界をいつも窓越しに見つめていた。変わらない日常の中に、変わるものを見つけていただろうか。君は外を見る。私は、君の横に立ち、君を見つめる。とても穏やかで優しい横顔。君は、何を見ていたのだろう。窓の外に [続きを読む]
  • 外を見ていた
  • 四月初めの週末、桜は粉雪のようにさらさらと舞っていた。四月二回目の週末、若葉が陽射しを浴びてきらきらと輝き始めていた。僅か1週間でも季節は変わる。時は流れ続けている。散歩をすることのなかった君は、外の世界をいつも窓越しに見つめていた。変わらない日常の中に、変わるものを見つけていただろうか。君は外を見る。私は、君の横に立ち、君を見つめる。とても穏やかで優しい横顔。君は、何を見ていたのだろう。窓の外に [続きを読む]
  • 一巡
  • 昨年の今日、今頃、まだ考えていた。朝になったらまず何をすればいいのか。今、何をすればいいのか。何かトヨのためにできることがあり、そのためにどうすればいいのか、まだ考えていた。と同時に、トヨの死も考えていた。しかし、トヨが数時間後に死んでしまうとは、そこまでは考えが及んでいなかった。眠りに就き、そして、目覚めた昨年の今日、早朝、傍らのトヨの姿を目にして、すぐに覚悟は決まった。決めざるを得ない状態だっ [続きを読む]
  • 一巡
  • 昨年の今日、今頃、まだ考えていた。朝になったらまず何をすればいいのか。今、何をすればいいのか。何かトヨのためにできることがあり、そのためにどうすればいいのか、まだ考えていた。と同時に、トヨの死も考えていた。しかし、トヨが数時間後に死んでしまうとは、そこまでは考えが及んでいなかった。眠りに就き、そして、目覚めた昨年の今日、早朝、傍らのトヨの姿を目にして、すぐに覚悟は決まった。決めざるを得ない状態だっ [続きを読む]
  • 紡ぐ
  • 4年前、トヨと一緒に冬季オリンピックをTV観戦していました。モーグル選手の冬空に舞う力強くて美しい姿に魅入っていたのか、画面の中を素早く動くそのスピードに獲物を追う猫の本能が刺激されたのか、どちらなのでしょうね。いずれにしても膝に抱いたトヨもろとも毛布で包み、寒い冬の日でもきっと私は暖かかったはずです。そして楽しくTV観戦を続けたことを記憶しています。憶えている、というよりも、思い出しました。4年が経ち [続きを読む]
  • 子猫
  • トヨが去り、初めての年末を迎えます。果たしてどう過ごすことになるのか、少し前まではまったく想像もつきませんでした。昨年の今頃は、少し不調のトヨと一緒に過ごし、そんな中で少し回復している様子も見せてくれていました。そのように見えていました。トヨの中では実は着々と、その日、が近づいていたのでしょう。本当はどうだったのかなど、今さら考えても仕方ないし、考えてはいません。トヨが去った3月から、ほぼ毎週末、 [続きを読む]
  • 猫の先生が教えてくれる。
  • ここは都会のはずれにあるマンションの一室。部屋の中で一番陽当たりのいい場所に、一匹のキジトラ柄の猫がかつて眠っていました。猫の先生でした。猫の先生は住人にたくさんのことを教え、そして、住人の前から去りました。今、部屋の中で一番陽当たりのいい場所には、白い靴下を履いた小さな猫が眠っています。猫の先生は、陽当たりのいい場所を小さな猫に快く譲りました。あなたの腕の中から旅立って、8か月が過ぎようとしてい [続きを読む]
  • 10月26日、最後の夜。
  • トヨの居ないこの部屋で、トヨへの思いと共に過ごしてきた。トヨは居ないが、トヨへの溢れる思いと過ごしてきた。トヨへの思いと、私。実体は無くなってしまったが、濃密な空間であることに変わりはない。しかし、それももうすぐ終わる。トヨと私だけの空間ではなくなる。猫がやって来る。10月27日夜、トヨではない猫との暮らしが始まる。トヨへの思いと、私と、新しい猫。どんな暮らしになるのだろうか。とよちゃん。久しぶりに、 [続きを読む]
  • トヨの形
  • 私の心に、穴が開いているとするならば、それはトヨの形をしている。そこに風は吹いていない。そこから私の気持ちが漏れることはない。心にトヨの形をした穴を持つことは、とても心地よい。とても誇らしい。それは、幸せという形かもしれない。寂しさという形かもしれない。埋まることは決してない。猫の形をした穴を埋める方法は猫しかない。と、言う。トヨの形をした穴はトヨにしか埋められない。他の猫で埋まるはずもない。トヨ [続きを読む]
  • 第一歩
  • とよちゃん。今も、いつもいつも思ってる。とよちゃん。壁に貼った写真を撫でてしまう。とよちゃん。小さかったね。とよちゃん。艶々の毛並み。とよちゃん。呼んでも返事をくれない。とよちゃん。最後の3日間が甦る。とよちゃん。枝豆を茹でると君を思い出す。とよちゃん。美しい姿をしていた。とよちゃん。たくさん病院に行った。とよちゃん。お薬を飲むの上手だった。とよちゃん。ちゅーる、とやらを食べたかったよね。とよちゃ [続きを読む]
  • 空知らぬ雨、恋の水、思いの川。
  • 誰もが通る道。そうであって欲しい。外では変わらずに日々を過ごしてはいるが、部屋でひとり過ごす時、涙がこぼれる。ずっと泣き通しではないが、急に悲しくなり、涙がこみ上げてくる。なかなか寝付けない夜がある。不必要な早起きはいつの間にか止めてしまい、夜更かしになってしまった。寝ようとすると、涙がこみ上げてくる。生活を変えようと考えることがある。今、ここで暮らしている意味を見出だせない。トヨのために、と決め [続きを読む]
  • 1年前
  • 昨年の夏、トヨと共に今の部屋へやって来た。事情があり、トヨとのふたり暮らしをすることになった。楽しみだった。部屋を探す時、自分の為にはあまり生活環境を変えたくないと思っていた。トヨの為には、病院を変えたくない、と考えていた。猫可の部屋でなければいけない、と考えていた。脱走しづらい間取りがいいな、と考えていた。玄関ドアの内側にもう一枚扉があると良いがもしも無ければ何か対策を練ろう、と考えていた。知ら [続きを読む]
  • 猫にかまける
  • 猫を触りたい。ずっとそう考えていた。と同時に、トヨ以外の猫を抱くことが少しだけ怖くもあった。今や思い出すことも難しいトヨの毛並み、抱き心地、身体に踏み込んできた四肢の感触。他の猫を抱くことでそれらがすっかり消えてなくなるのではないか。そんな風にも考えていた。阿呆丸出し。まったく馬鹿げた考え。すぐに間違える。考え過ぎて、間違える。答えは分かっているのに、解き方でしくじる。自分から迷路に入って、勝手に [続きを読む]
  • 初恋
  • それは鮮烈で、それは曖昧で、切なくて、暖かくて、物悲しい。トヨを思い出す。写真を見て。ドアを開けて。前に住んでいた部屋と今の部屋の間取りの違いに。ストッパーのない網戸。開け放ったベランダのガラス窓。洗濯物の少なさ。電気代の安さ。本を読むと。夕方眠くなると。出かける間際に。迷いこんだ隙間を見て。クローゼットを開けて。布団を敷く。ソファーに座る。TVに映る猫。不意に現れる毛。トイレに入って。冷蔵庫を見上 [続きを読む]
  • 猫の先生へ
  • ここは都会のはずれにあるマンションの一 室。部屋の中で一番陽当たりのいい場所に、一 匹のキジトラ柄の猫がかつて眠っていました。実はこの猫、猫のことを何も知らない住人に猫について教え導く為、12年前にここへやって来ました。猫の先生でした。猫の先生は住人にたくさんのことを教え、そして、住人の前から去りました。先生とお別れして、もうすぐ3か月になります。先生が私の前から去り、私はどうやって過ごせばいいのか右 [続きを読む]