マトリックスA さん プロフィール

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マトリックスAさん: ノベルの森
ハンドル名マトリックスA さん
ブログタイトルノベルの森
ブログURLhttps://ameblo.jp/sawak-3/
サイト紹介文恋愛小説、SF小説が主体です。 どちらも全てオリジナルです。気軽にお読みください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2013/02/14 07:28

マトリックスA さんのブログ記事

  • 奇跡の4B  流石に大バッハ!?
  • 奇跡の4B  流石に大バッハ!?バッハはつい今しがた思い返した国王の言葉をさらに復唱してみたその瞬間、違和感を覚えた。国王の言葉が、腑に落ちないのだった。「歴史に介入すれば、世界が枝分かれしてしまうのではなかったのか?」(国王の言葉に対して疑問を持つなど、かつてないこと。私は思いあがっているのか?・・・そうではない、ただ腑に落ちない。それだけなのだ・・・。どうする?)バッハには、すでに周囲の景色な [続きを読む]
  • 奇跡の4B  計り知れない
  • 奇跡の4B  計り知れない帰り道の続き・・・バッハがもう一つ思い返す事は・・・?侍従長の言うには、国王からバッハ氏には伝えて良いとの言質を賜ったとの前置きの後で聞かされたこと。「お忍びの旅とは言え,ウェ―ルズ国王ご自身の身に備わった威厳は人の目を惹き付けずにはおかない」モーツァルト侍従長がその点が気にかかる旨申し上げると。「ふむ・・・」と一考する国王の目が一瞬の後に輝きを見せた。(何事か閃めかれた [続きを読む]
  • 奇跡の4B  バッハメモ
  • 奇跡の4B  バッハメモあれから、何とか自分を取り戻したバッハは、モーツァルト侍従長に見送られて王城を後にした。帰り道の途中バッハは立ち止まると、宙に何かしらの文字を書くように右手の人差し指を動かしている。バッハは頭の中でメモ用紙を思い浮かべると、それを宙に貼り付けたように自らの視覚をコントロールすると、人差し指を羽ペンに見立て、彼の帰りを待つ3Bに伝えるべきことをメモしているのだ。1、この度のツ [続きを読む]
  • 奇跡の4B  思いの外に
  • 奇跡の4B  思いの外に翌朝、空は見事に晴れ渡っていた。(これは、幸先がいいぞ!)王城へ向かう大バッハの足は軽やかである。遠くに見える山々は緑に燃える様・・・道の左手には清らかな小川が流れている。やがて王城へ続く道に差し掛かるとバッハは足を止めた。左手には小川に架かる「森へ行きましょう橋」がある。その先には橋の名前が示すように森が見える。(何だか気になる・・・あの森の奥には何か特別のものがあるような [続きを読む]
  • 奇跡の4B  アポイントメント
  • 奇跡の4B  アポイントメント「モーツァルト侍従長は、とてもお忙しい方だ。いつも急にお訪ねしては申し訳ない」大バッハはそう言うと、コーヒーショップ・SIGHのオーナーに便箋と封筒を借りた。宛名はモーツァルト侍従長、本文内容は、いつもお世話になっている事へのお礼の言葉。そして今まで突然王城をお訪ねして勝手なお願いばかりしていることへのお詫びの言葉。今度ばかりは、事前にアポイントメントを取らせていただきた [続きを読む]
  • 奇跡の4B  そろそろ私にも・・・
  • 奇跡の4B  そろそろ私にも (貴方は既にご自分の生まれ変わる相手の方と、その似通った作風などモーツァルト侍従長からお聞きになってご存知ですから珈琲を美味しそうに味わっておられますが・・・私には珈琲を味わっている余裕など・・・)ヨーゼフ・アントン・ブルックナー、彼には隣で屈託なく笑みを浮かべてあれこれ話し合うベートーヴェンとブラームスの2人が羨ましく映り、目の前でその光景を眺めていたバッハが機嫌よく [続きを読む]
  • 奇跡の4B  1人1人の理由
  • 奇跡の4B 1人1人の理由1940年から1943年にかけて、イングランド/マージーサイド州リヴァプールに生まれる4人の天才たちの誰に、4Bの誰が生まれ変わるのか・・・大バッハの口から、今それが語られようとしている。「先に言っておこう、これから話すそれぞれの相性はモーツァルト侍従長が『時を越えて』確かめられたこと。・・・あの方の能力は常人の理解を超えている。疑わないことだと私は決めた」「まず40年にベ [続きを読む]
  • 奇跡の4B  不明は不安の種
  • 奇跡の4B 不明は不安の種ブラームスは不安げに上げた手をそっと下した。「知りたいことがあります・・・」「どんなことだろう?言ってみてくれないか」ブラームスの目には疑問と不満とが浮かんで見えた。そう感じたバッハは(その理由は何だろう?とても大事なことかも知れない)と受け取り、ブラームスの問いを促す言葉に慎重な響きが重なった。「はい、私には知りたいことがあります。それは、大バッハは、ポール・マッカート [続きを読む]
  • 奇跡の4B  実現に向けて用意は如何? 1、
  • 奇跡の4B  実現に向けて用意は如何? 1、「みんなも分かっているように、再誕の順番を決めるのは簡単だが、問題はそのタイミングだ。1940年にベートーヴェン君とブラームス君が2人揃って再誕組に選ばれること。そしてその2年後、1942年に私が、翌年1943年にブルックナー君が選ばれるように最善を尽くすことだ」偉大なるバッハはそう言い終わると、3人の顔を一人ずつ頷きながら言った。「これは生易しいことでは [続きを読む]
  • 奇跡の4B  夢の詳細
  • 奇跡の4B   夢の詳細「この地上でどれだけ時間が経過しようとも、物語の世界では、そこに新たな文字が書き込まれないうちは、何一つとして始まらない」                    by MatrixA「我々には、王より下界再誕のご褒美を頂いた時に、知っておきたいことがあったね」ヨハン・セバスティアン・バッハは、目の前に並び彼を凝視する仲間たち一人一人に頷いて見せた。そうすることによって3人の肩から余 [続きを読む]
  • 奇跡の4B 「夢 告」
  • 奇跡の4B 「夢 告」前回のあらすじ昨夜は、と言ってもバッハには、何故かもう2週間くらい前のことのように思えるのだが・・・・・夜分にもかかわらず、笑顔を浮かべて迎えてくれたモーツァルト侍従長によって、2人が観た同じ夢の謎が解かれた。それはバッハが抱えていた不安を打ち消し、なお且つ希望を与えてくれた。バッハは感動で少年のように胸を膨らませて帰宅の途に就いたのだった。「本 編」翌朝、いつもより早く目を [続きを読む]
  • 奇跡の4B α中天界の不思議 ストーリー展開のフラグとして
  • 奇跡の4B     α中天界の不思議  ストーリー展開のフラグとして。α中天界、この国の特殊性の一つが、ここに留まろう。何時までもやがて恐らくはやって来るはずの子や孫たちと再会を果たして何時までも永久に何の不自由もなく楽しく語り合って過ごせる。そうなんです、ここで暮らす人々には無限の寿命が約束されているのです。そして更には、心や身体にその人が望まない不公平な部分があって、それが解消するまで(α中天 [続きを読む]
  • 奇跡の4B  奇しき出会い
  • 奇跡の4B  奇しき出会い(さてと・・・)モーツァルト侍従長が心の中でそう呟いた時、ドアをノックする音が、分厚いドアを存分に振動させてモーツァルト侍従長の部屋のみならず、廊下にも響き渡った。「困ります!バッハさん、そんなに強くノックされては!この階の全員が目を覚ましてしまいますから」「あ、これは申し訳ない!気を付けましょう!」「ですから、もっと小さな・・・」(ホフマン君、君の声も大きすぎるのだが・・ [続きを読む]
  • 奇跡の4B  モーツァルト侍従長の独り言
  • 今日は、モーツァルト侍従長がその異能なる能力で下界を見て呟いた独り言です。「今、日本という国を騒がす森友問題とは、確かにとんでもないことだな。私も指導者の一人として、他人事とは思えない。しかしながら、私が思うに、かの国には他にも似たような事案があるのにこの問題だけに集中している現況は如何なものであろうか。引き伸ばしになっている予算審議も国民にとって欠かせないこと。ましてや、森友問題が「大山鳴動して [続きを読む]
  • 奇跡の4B  偉才が故の多忙
  • その夜、バッハが王城を目指して歩いていた丁度同じ頃、モーツァルト侍従長の姿は、ウェールズ国王の寝室がある同じ階層の一画に与えられた寝室にあった。隣には彼の居室がある。国王の侍従長という職務、特にモーツァルト侍従長は宰相も兼務している為、はた目には容易に想像出来ないほど激務だった。ただ、外部からの侵略に脅威を感じることが無いという点では心を安らかに保てる。このα中天界は、モーツァルト侍従長の能力をは [続きを読む]
  • 奇跡の4B  宿題の重さ
  • バッハにこれから進むべき道を開いてもらったベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、彼らは一旦光明を見せてもらった。みんな其々バッハに感謝の言葉を述べ、明日もまた仕事が終わったら、この店で会うことを約束し、それぞれの家路についた。ベートーヴェンは音楽活動に没頭する人なので、夕食もメイドさんに作ってもらう。好物は、パンをどろどろになるまで煮込んだスープ、淡水魚のムニエル、仔牛肉、チーズを和えたマカロ [続きを読む]
  • 奇跡の4B 特別編
  • 奇跡の4B  特別編今日は独り言を言います。モーツァルトのこと、彼の楽曲に僕は、深い愛を感じます。彼はあまりにも才能に恵まれていた為、いろんな妨害を受けました。それでも彼は優れた楽曲を作り続けました。だからでしょうか、モーツァルトを聴いているとじわっと感動に包まれたり、聴き終わると清々しい気分になることがあります。そしてそれはジョンレノンの曲からも得られるように思います。人には人を愛する不思議な強 [続きを読む]
  • 奇跡の4B  記憶と発案
  • 奇跡の4B  記憶と発案「バッハ、貴方はすでに下界再誕の権利を、我々4人全員が得られる方法を思いつかれているのでは?」いつの間にか、ベートーヴェンのバッハに対する言葉遣いが変わっている。前の世の下界において、ベートーヴェンは「バッハは、小川ではなく大海だ」と評したことがある。それはドイツ語の“Bach”が文字通りには小川を指すことからくる洒落とも言えるが、ベートーヴェンもまたバッハを偉大なる作曲家とし [続きを読む]
  • 奇跡の4B  「ならば・・・」
  • ☆インフルエンザで、ダウンしてました。毎日ペタして頂いた方にお詫びとお礼申し上げます。有難うございます。     奇跡の4B  「ならば・・・」 α中天界の最西端に、壮大な公園が存在する。その中央に位置する二つの巨大な門。向かって右側の門を「受来門」といい、下界において生を終えた人を迎えるため常に開かれている。 但し、他人の心を傷付けておきながら、反省をしない。故に謝罪もしないまま。また犯罪を [続きを読む]
  • 奇跡の4B  モーツァルト侍従長の答え
  • 「生まれる所は叶えられる。時は・・・」(時は・・どうなのでしょう。モーツァルト様、お教えを!) ベートーヴェンはモーツァルトの前に跪いて、次の言葉を待った。「下界再誕の願いは、年に5人までというのは知っているだろうが、毎年必ず5人許されるという訳ではない。これがどういう意味か、わかるかな?」 ベートーヴェンは、必死に頭を働かせた。「その年によって、王様のお許しが何人に与えられるか? 1人なのか5人なのか [続きを読む]
  • 奇跡の4B  ユニゾン
  •  奇跡の4B  ユニゾン 4人は、仕事帰りに立ち寄るのが習慣となった、行きつけのコーヒーショップで、運ばれてきたばかりの、この店オリジナル・ブレンドコーヒーの香りを楽しんでいる。コーヒーショップ・SIGH (ため息)4人は仕事の疲れを、ため息が出るほどに美味しいコーヒーを飲ませてくれる、この店で癒してから帰宅することにしている。「ところで、みんな考えてくれたかい?」ベートーヴェンが、先週3人に提案してい [続きを読む]
  • 奇跡の4B  プロローグ
  • 「奇跡の4B」 プロローグ  ここは、α中天界。下界の人間たちには知られていない。もしも好奇心の強すぎる輩がいて、現代科学の粋を集めて探したとしても、神通力を持っていなければ見つけることは、不可能だ。  この国の主はα中天王と言って、住民たちに親しまれ、尊敬される王様だ。真面目に働いて、その成果が認められた者には、王様より特権が与えられた。それは、再び下界へ戻り、人間として人生をやり直すことができ [続きを読む]
  • 次回作、近日公開予定のお知らせです。
  • プロローグが一応の完成をみました。新作は SFというか、ファンタジー?こういうの僕は今まで書いたことがない。でも面白そうだから、やってみようかな。 α中天界で出会った4人組、じつはクラシック音楽の大作曲家!生まれ変わったら、パトロンや評論家を無視して、自由奔放に作曲 してみたい! 「やってみないか!」 と一人の大作曲家が後の3人を誘う。 さあ、彼の望みは叶うのだろうか。・・・・・・・・・・もう一度構成を [続きを読む]
  • ある夏の日に 〈最終話〉元の世界に帰ろう
  •   ある夏の日に  〈最終話〉元の世界に帰ろう  期待通りの結末が、目の前の巨大なスクリーンに映し出された。地球に迫る彗星に第2の彗星が追いつき、衝突!瞬間に生じたとてつもないエネルギーは、光そのものとなりスクリーンを眩しく照らした!2つの彗星は粉々になり、地球の大気との摩擦熱によって燃え尽き花火のように跡形もなく散った。災害対策本部では、全員が事の成り行きを息をすることも忘れたように緊張して見守 [続きを読む]
  • ある夏の日に  晩夏に揺れる想い 
  • ある夏の日に  晩夏に揺れる想い そうだ、追いつけ!そしてぶつかるんだ!ふたつの彗星が、粉々になって、それから成層圏で燃え尽きてしまう。その場面を想像して、勇一は愕然とした。 多摩川の流域には、石ころひとつ落ちてこず、・・・だからヨーコの父親は助かる・・・良かった・・・それは本心か?お前は、ホントに本心からそう言ってるのか? 勇一は自分自身に問う。全てが上手くいった時、それでも、その時でも、俺は・ [続きを読む]