マトリックスA さん プロフィール

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マトリックスAさん: ノベルの森
ハンドル名マトリックスA さん
ブログタイトルノベルの森
ブログURLhttps://ameblo.jp/sawak-3/
サイト紹介文恋愛小説、SF小説が主体です。 どちらも全てオリジナルです。気軽にお読みください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供32回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2013/02/14 07:28

マトリックスA さんのブログ記事

  • 奇跡の4B アメリアのミニスカート
  • 奇跡の4B  アメリアのミニスカートウェ―ルズ国王を除く7人から驚きの声が上がった!「なんと!」「これはいったい!」「きゃあ!」水面に映る変わってしまった自分たちの姿に、男たちは、かつらを被っていない事と、着衣が地味でありながら、タイトでモダンなスーツと見事に磨きあげられた革靴を履いていることに驚きを隠せなかった。何しろ、α中天界の服飾は18世紀末のイギリスのそれに近い。だが、「きゃあ!」は誰かと、 [続きを読む]
  • 奇跡の4B  文字が消えて
  • 奇跡の4B  文字が消えて8人の目が大きく見開かれた!「文字が・・・」口火を切ったのはバッハだった。その先を続けたのはブルックナーだった。「光って・・・どんどん消えていく・・・」ウェ―ルズ国王が、ブルックナーの言葉を肯定して言う。「そう、方程式の数字や記号が光って消えていく。それでいいんだ・・・池の水に「願いの紙」を浸した時、書いてある文字が光って、そして消える。それこそ願いが叶う証なのだからね」 [続きを読む]
  • 奇跡の4B アメリア・シェーファー
  • 奇跡の4B アメリア・シェーファーウェ―ルズ国王が、「聖なる森」の中の池にあの方程式をプリントした数枚の紙を入れようとしたその時!「待って!国王陛下!私を置いて行くのー!」よく通る女性の声が森の入り口の方向から聞こえてきた。ウェ―ルズ国王は、振り返りながら声の主が誰であるか思い出した。同時に(しまった!という顔をした後に苦笑いを浮かべて)「アメリア・・・ああ、すまない・・・私としたことが・・・」アメ [続きを読む]
  • 奇跡の4B  橋の名前
  • 決められた日の当日決められた時間、午前6時。決められた集合の地。それは・・・すでに名前が変わっている! そう言えば・・・バッハは思い出した。ウェ―ルズ国王と打ち合わせの時。「陛下、あの『森へ行きましょう橋』のことですが」「うむ、あの橋がどうかしたのかな?」「はい、あの橋のたもとに立つとき私はいつも思うのですがあの橋を渡り、今、第2の人生をやり直している人たちは、それぞれの世界でどうしている?・・・ [続きを読む]
  • 奇跡の4B お知らせPC復旧しました!
  • 皆様、パソコンがダウンしていて、それでなくても普段からのんびり更新しておりましたが、やっとパソコンの復旧が成りました!モニターもキーボードも大丈夫でしたので、ハードディスクとOSを新しいものに換装しました。とは言え小説の更新はまだ明日か明後日か、なるべく早めに更新出来るように頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します♪                マトリックスA今日はとても懐かしい曲が聴きたく [続きを読む]
  • 奇跡の4B  国王の好きな方程式
  • 奇跡の4B  国王の好きな方程式国王の言葉をしっかり胸に刻み、時刻などはメモをして大バッハは走るようにブラームスたち3Bが待つベートーヴェンの家へと急いだ。その頃、お城の秘密の部屋ではウェ―ルズ国王が真剣な面持ちでタイプを打っていた。金色に輝くタイプライターはキーを叩くその音さえ耳に心地良く響く。国王は、時に何か大切な事を確認しているのだろうか、タイピングする指を止めて顔を上げる。小さく頷くと再び [続きを読む]
  • 奇跡の4B  国王ミッションを語る
  • 奇跡の4B  国王ミッションを語るウェ―ルズ国王が咳払いを一つ・・・!それに気付いた大バッハが顔を上げた。国王が優しさを込めた笑顔を見せると、それに釣られてバッハも微笑みを浮かべた。「バッハ殿、落ち着かれたかな?」「申し訳ございません。王様のお考えを否定するつもりは・・・」国王が首を振った・・・「先ほども申したが、あれは私の早合点だったと・・・そこで私は代替えのミッションを考えてみた。聞いてもらえ [続きを読む]
  • 奇跡の4B  バッハ緊張の極み
  • 奇跡の4B  バッハ緊張の極みバッハは恐縮し、「歩きますから」と辞退したが、普段国王の乗られる馬車の御者を務めるフィン・ワグナーが言った。(フィンはフィオンという男性名をアイルランド語に訳した名前。アイルランドでは、神話に登場する王を守った勇敢な戦士の名前として知られている。ワグナーは「荷台を作る人」や「荷台を運転する人」という意味を持っている)「王様より『私の客人だから御者長である君が直接手綱を [続きを読む]
  • 奇跡の4B  流石に大バッハ!?
  • 奇跡の4B  流石に大バッハ!?バッハはつい今しがた思い返した国王の言葉をさらに復唱してみたその瞬間、違和感を覚えた。国王の言葉が、腑に落ちないのだった。「歴史に介入すれば、世界が枝分かれしてしまうのではなかったのか?」(国王の言葉に対して疑問を持つなど、かつてないこと。私は思いあがっているのか?・・・そうではない、ただ腑に落ちない。それだけなのだ・・・。どうする?)バッハには、すでに周囲の景色な [続きを読む]
  • 奇跡の4B  計り知れない
  • 奇跡の4B  計り知れない帰り道の続き・・・バッハがもう一つ思い返す事は・・・?侍従長の言うには、国王からバッハ氏には伝えて良いとの言質を賜ったとの前置きの後で聞かされたこと。「お忍びの旅とは言え,ウェ―ルズ国王ご自身の身に備わった威厳は人の目を惹き付けずにはおかない」モーツァルト侍従長がその点が気にかかる旨申し上げると。「ふむ・・・」と一考する国王の目が一瞬の後に輝きを見せた。(何事か閃めかれた [続きを読む]
  • 奇跡の4B  バッハメモ
  • 奇跡の4B  バッハメモあれから、何とか自分を取り戻したバッハは、モーツァルト侍従長に見送られて王城を後にした。帰り道の途中バッハは立ち止まると、宙に何かしらの文字を書くように右手の人差し指を動かしている。バッハは頭の中でメモ用紙を思い浮かべると、それを宙に貼り付けたように自らの視覚をコントロールすると、人差し指を羽ペンに見立て、彼の帰りを待つ3Bに伝えるべきことをメモしているのだ。1、この度のツ [続きを読む]
  • 奇跡の4B  思いの外に
  • 奇跡の4B  思いの外に翌朝、空は見事に晴れ渡っていた。(これは、幸先がいいぞ!)王城へ向かう大バッハの足は軽やかである。遠くに見える山々は緑に燃える様・・・道の左手には清らかな小川が流れている。やがて王城へ続く道に差し掛かるとバッハは足を止めた。左手には小川に架かる「森へ行きましょう橋」がある。その先には橋の名前が示すように森が見える。(何だか気になる・・・あの森の奥には何か特別のものがあるような [続きを読む]
  • 奇跡の4B  アポイントメント
  • 奇跡の4B  アポイントメント「モーツァルト侍従長は、とてもお忙しい方だ。いつも急にお訪ねしては申し訳ない」大バッハはそう言うと、コーヒーショップ・SIGHのオーナーに便箋と封筒を借りた。宛名はモーツァルト侍従長、本文内容は、いつもお世話になっている事へのお礼の言葉。そして今まで突然王城をお訪ねして勝手なお願いばかりしていることへのお詫びの言葉。今度ばかりは、事前にアポイントメントを取らせていただきた [続きを読む]
  • 奇跡の4B  そろそろ私にも・・・
  • 奇跡の4B  そろそろ私にも (貴方は既にご自分の生まれ変わる相手の方と、その似通った作風などモーツァルト侍従長からお聞きになってご存知ですから珈琲を美味しそうに味わっておられますが・・・私には珈琲を味わっている余裕など・・・)ヨーゼフ・アントン・ブルックナー、彼には隣で屈託なく笑みを浮かべてあれこれ話し合うベートーヴェンとブラームスの2人が羨ましく映り、目の前でその光景を眺めていたバッハが機嫌よく [続きを読む]
  • 奇跡の4B  1人1人の理由
  • 奇跡の4B 1人1人の理由1940年から1943年にかけて、イングランド/マージーサイド州リヴァプールに生まれる4人の天才たちの誰に、4Bの誰が生まれ変わるのか・・・大バッハの口から、今それが語られようとしている。「先に言っておこう、これから話すそれぞれの相性はモーツァルト侍従長が『時を越えて』確かめられたこと。・・・あの方の能力は常人の理解を超えている。疑わないことだと私は決めた」「まず40年にベ [続きを読む]
  • 奇跡の4B  不明は不安の種
  • 奇跡の4B 不明は不安の種ブラームスは不安げに上げた手をそっと下した。「知りたいことがあります・・・」「どんなことだろう?言ってみてくれないか」ブラームスの目には疑問と不満とが浮かんで見えた。そう感じたバッハは(その理由は何だろう?とても大事なことかも知れない)と受け取り、ブラームスの問いを促す言葉に慎重な響きが重なった。「はい、私には知りたいことがあります。それは、大バッハは、ポール・マッカート [続きを読む]
  • 奇跡の4B  実現に向けて用意は如何? 1、
  • 奇跡の4B  実現に向けて用意は如何? 1、「みんなも分かっているように、再誕の順番を決めるのは簡単だが、問題はそのタイミングだ。1940年にベートーヴェン君とブラームス君が2人揃って再誕組に選ばれること。そしてその2年後、1942年に私が、翌年1943年にブルックナー君が選ばれるように最善を尽くすことだ」偉大なるバッハはそう言い終わると、3人の顔を一人ずつ頷きながら言った。「これは生易しいことでは [続きを読む]
  • 奇跡の4B  夢の詳細
  • 奇跡の4B   夢の詳細「この地上でどれだけ時間が経過しようとも、物語の世界では、そこに新たな文字が書き込まれないうちは、何一つとして始まらない」                    by MatrixA「我々には、王より下界再誕のご褒美を頂いた時に、知っておきたいことがあったね」ヨハン・セバスティアン・バッハは、目の前に並び彼を凝視する仲間たち一人一人に頷いて見せた。そうすることによって3人の肩から余 [続きを読む]
  • 奇跡の4B 「夢 告」
  • 奇跡の4B 「夢 告」前回のあらすじ昨夜は、と言ってもバッハには、何故かもう2週間くらい前のことのように思えるのだが・・・・・夜分にもかかわらず、笑顔を浮かべて迎えてくれたモーツァルト侍従長によって、2人が観た同じ夢の謎が解かれた。それはバッハが抱えていた不安を打ち消し、なお且つ希望を与えてくれた。バッハは感動で少年のように胸を膨らませて帰宅の途に就いたのだった。「本 編」翌朝、いつもより早く目を [続きを読む]
  • 奇跡の4B α中天界の不思議 ストーリー展開のフラグとして
  • 奇跡の4B     α中天界の不思議  ストーリー展開のフラグとして。α中天界、この国の特殊性の一つが、ここに留まろう。何時までもやがて恐らくはやって来るはずの子や孫たちと再会を果たして何時までも永久に何の不自由もなく楽しく語り合って過ごせる。そうなんです、ここで暮らす人々には無限の寿命が約束されているのです。そして更には、心や身体にその人が望まない不公平な部分があって、それが解消するまで(α中天 [続きを読む]
  • 奇跡の4B  奇しき出会い
  • 奇跡の4B  奇しき出会い(さてと・・・)モーツァルト侍従長が心の中でそう呟いた時、ドアをノックする音が、分厚いドアを存分に振動させてモーツァルト侍従長の部屋のみならず、廊下にも響き渡った。「困ります!バッハさん、そんなに強くノックされては!この階の全員が目を覚ましてしまいますから」「あ、これは申し訳ない!気を付けましょう!」「ですから、もっと小さな・・・」(ホフマン君、君の声も大きすぎるのだが・・ [続きを読む]
  • 奇跡の4B  モーツァルト侍従長の独り言
  • 今日は、モーツァルト侍従長がその異能なる能力で下界を見て呟いた独り言です。「今、日本という国を騒がす森友問題とは、確かにとんでもないことだな。私も指導者の一人として、他人事とは思えない。しかしながら、私が思うに、かの国には他にも似たような事案があるのにこの問題だけに集中している現況は如何なものであろうか。引き伸ばしになっている予算審議も国民にとって欠かせないこと。ましてや、森友問題が「大山鳴動して [続きを読む]
  • 奇跡の4B  偉才が故の多忙
  • その夜、バッハが王城を目指して歩いていた丁度同じ頃、モーツァルト侍従長の姿は、ウェールズ国王の寝室がある同じ階層の一画に与えられた寝室にあった。隣には彼の居室がある。国王の侍従長という職務、特にモーツァルト侍従長は宰相も兼務している為、はた目には容易に想像出来ないほど激務だった。ただ、外部からの侵略に脅威を感じることが無いという点では心を安らかに保てる。このα中天界は、モーツァルト侍従長の能力をは [続きを読む]
  • 奇跡の4B  宿題の重さ
  • バッハにこれから進むべき道を開いてもらったベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、彼らは一旦光明を見せてもらった。みんな其々バッハに感謝の言葉を述べ、明日もまた仕事が終わったら、この店で会うことを約束し、それぞれの家路についた。ベートーヴェンは音楽活動に没頭する人なので、夕食もメイドさんに作ってもらう。好物は、パンをどろどろになるまで煮込んだスープ、淡水魚のムニエル、仔牛肉、チーズを和えたマカロ [続きを読む]