かさかさ さん プロフィール

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かさかささん: 140文字で紡ぐ恋
ハンドル名かさかさ さん
ブログタイトル140文字で紡ぐ恋
ブログURLhttp://kasakasax0711.blog.fc2.com/
サイト紹介文140文字文学と掌編小説で紡ぐ恋、情景、御伽噺。
自由文言葉のショートフィルムでありたいと思う。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2013/02/24 16:56

かさかさ さんのブログ記事

  • 散らかさないこと
  • 昼休みにCDの買取査定に出してきた。45枚で1600円ほど。その中で高かったのは、400円で状態がよくないのか減額されていた。あとは5〜50円程度。かつて防音室においてあるCDラックも結構満杯な状態だったが、夫が死んだあと、彼のCDを売りに出して大分すくなくなっていた。それでも自分の分や、彼のものでもまあまあなものは取っておいてあった。ここ何か月も実家や舅たちのものを処分してきて、自分こそ処分せねば [続きを読む]
  • 漆黒の記憶
  • ある日を境に、自分の中の「何か」の記憶がない事にさいなまれるようになった。でもそれが「何か」分からない。相当考え、悩んだが、「何か」の心当たりがなく、大変気分が悪かった。しかし、ある日を境にそれを悩むことをやめた。わからないことをでイライラするのもよくないし、それ以上に回りが自分を心配した。だからその「何か」を忘れることにした。忘れたことにした。心の底で、それは蓋を開けようともがいたが、そのことを [続きを読む]
  • いつまで生きてるつもり
  • ここ半年ほど実家に行くたびに片づけをしている。父は入院しており、たぶん生きて帰宅することはないと思われる。母から、父のものを片づけたいので手伝ってほしいといわれ、姉妹で片づけ始めた。相当捨てたが、まだ終わらない。一つ一つチェックしながら、父は自分のかかわったこと全てを捨てない人間と知った。領収書一つ一つに自分とのかかわりを見出し、この世とのつながりを強く持とうとした。あの世に行けば、一切持っていく [続きを読む]
  • 唐草倶楽部2018年夏
  • 「あっ」洗ったシーツを敷布団に掛けようとして見つけた。「あ〜あ、やぶれてしまっている。もう寿命ね。どうしようかな」私はこの長期の夏休みに有益な事を一つもせずゲーム三昧な日々を送る子供に向かって、「ねえ、唐草のシーツやぶれたけど、どうする?」子供は考えて、「ハルオも唐草模様の布団で寝てたから、また唐草模様にする、する」と言ってきた。子供が現在ハマっているコミックの(ハイスコ○ガール)主人公が唐草模様 [続きを読む]
  • 制動距離
  • −大変デリケートな話で言いにくいのですが…そう言って白衣の初老の男は目の前の女にこう続けた。−残念ながら、あなたはなだらかに死の淵を滑っていった。 いや、あいまいな表現はやめましょう。 あなたは3時53分で臨終でした。女は驚いていた。なぜなら女は診察室の椅子に腰かけて、その話の前から、最近悩まされてきた体の不調をうったえていたのだ。それを目の前の医師はカルテにいちいち記載していたではないか。女はま [続きを読む]
  • あいまいな日付
  • たぶん7/27だったと思っていたが、イマイチ自信が無くてブログをひらいてみる。あ、違っていたあれは7/29の事だったか今でも彼の命日を正確に記憶できない近しい親戚が数日前にお供えを持ってきた。本人が食べることがないフルーツが仏前に並ぶ。義母の習慣で朝一で炊いたご飯は仏飯としてそなえる。これは朝食がご飯の平日だけで、土日祝は朝食がパンなのでこれは免除されていた。だが今日昼食用にご飯を炊いたら、義母が命日だか [続きを読む]
  • どーでもいい話ですが
  • 珍しく書いたものの、なんだか中途半端で、よせばよかったと後悔した。なら消せばいいのだが、それもよしておく。あえて自虐的にさらし者になっておく。元ネタはデメキンのその後である。実は自分も飼っていた黒出目金が最近死んでしまい、女と同様朝起きたら、横になって浮いていたという具合。出会いがあれば別れもあるという普遍的なはなし。今は水槽に白っぽいのが一匹いる。なかなか生き物を長く飼育するのは難しい。*実家の [続きを読む]
  • 涼魚
  • 遅くに帰る。仕事に忙殺される日々がずっと続いていた。そんな日々を嫌だとも思わない自分に、こんなに仕事好きだったかと呆れたりもする。しかしそのせいで人との繋がりが疎遠になった。それは男女を問わずで、最後に人肌に触れたのはいつのことだったか。暗い室内の壁に手を伸ばし照明器具のスイッチを点ける。闇は打ち消され、ぱっと明るくなって、そして水槽に近づく。 コタロー、ただいま。女が手を水槽に入れると、急いで黒 [続きを読む]
  • 2018年3月読書メーターまとめ
  • 3月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1407ナイス数:33([ふ]1-1)坂の上の坂 (ポプラ文庫 日本文学)読了日:03月31日 著者:藤原 和博本を読む人だけが手にするものの感想著者の講演の動画を見たことがあるが、だいたいキーワードは同じです。乱読することで成熟社会を生きるスキルを高めるという事のようです。読了日:03月27日 著者:藤原 和博鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。の感想何で、いちいちこう [続きを読む]
  • 本を読む人だけが手にするもの
  • 「本を読む人だけが手にするもの」 藤原和博/日本実業出版社タイトルから受ける読書家の心をくすぐる印象はさておき、著者が方々で言っておられる「成熟社会」で幸福に生きてゆくための教養としての読書について書かれている。そして「レア」な人材という著者のキーワードにつながってゆく。読書とは著者の脳のかけらを自分につなげる作業である。より幅広く脳が拡張するためにはジャンルを問わず乱読をすべきである。そういった [続きを読む]
  • 雪のこと 福井から
  • 私信はよそうと思ったのですが、あまりに雪がすごかったので。数日前のうちの会社の駐車場です。奥にカーポートがあり、その向かいに埋もれた物置の屋根が少し見えます。除雪を奥へ積まないとどうすることもできないため、これぐらい積み上がってしまいました。いろんな意味で凄かったですわ。福井は積雪地帯ですが、これだけの降雪量に行政が対応しきれず、未だ住宅地などの生活道路は除雪が入っていない所もありました。車が雪で [続きを読む]
  • 2018年1月読書メーターまとめ
  • 1月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1078ナイス数:2ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) (新潮文庫)読了日:01月30日 著者:塩野 七生ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)読了日:01月27日 著者:塩野 七生現代暗号入門 いかにして秘密は守られるのか (ブルーバックス)読了日:01月14日 著者:神永 正博エレノア・オリファントは今日も元気です (ハーパーコリンズ・フ [続きを読む]
  • 午睡
  • 何もする事がない休みの午後外は晴れのち曇り静かな家の中でフリースのブランケットにぬくぬくと丸まっていると愛犬が激しく吠える、吠えまくるあ、誰か来たんだねチャイムが鳴るまでブランケットから出ないだって、通りすがりの人でも、お前!何奴!!だだだだー!って愛しのエイジは吠えるんですものでも愛犬の吠える声に観念したのは私の方だったインターホンのカメラから外を見る誰が玄関先でケータイで話してるいい加減にして [続きを読む]
  • 2017年に詠んだ17音
  • 待つ人の見つめる先に初明かり(はつあかり)今は亡き君を想ひて献杯す獅子舞(ししまい)の噛む音響くハレの日やお年玉(おとしだま)今更ボケる祖父母たち年神(としがみ)もワンルームでは居場所無くこの天気実感もなく寒に入る(かんにいる)報道の意味を感ぜず成人式(せいじんしき)声あげて赤子が掴む繭玉(まゆだま)や寒替り(かんがえり)足踏みしつつ人を待つ一人寝を忘れさせる燗酒(かんざけ)や牡丹雪(ぼたんゆき) [続きを読む]
  • 2017年9月読書メーターまとめ
  • 9月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:296ナイス数:11OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜びの感想シェリルの突然の夫の死からの立ち直りの過程と心理学の側面から書かれたレジリエンスの話。私は1年前に夫と死別し、短期間で、というか結局OptionBしかなかったから、夫の死に囚われている暇がなく、早々に水底を蹴って動き出した。だからほかの人がどう折り合いをつけて生きているか興味があった。 [続きを読む]
  • 月は見てる
  • 福井県の山の方に自然保護センターがあり、そこに反射望遠鏡があって、毎週土曜日の夜は天体観測会がある。子供と一緒に出かけた。初めてきたのだが、道中がすこぶる何もなく、コンビなんて当然なく、通る車もないに等しく、実に田舎の夜は静かである。たどり着くまで不安であったが、観測棟に着くと、スタッフが車の誘導をしていた。これはスマホで撮った月スマホで撮れるんだ(嬉)子供以上に感動する。土星も見せてもらった。月 [続きを読む]
  • 1年
  • 暑中お見舞い申し上げます夫が亡くなって一年経ちました。一周忌はお坊さんに来てもらって、家族だけでひっそり執り行いました。ただ有難いことに夫の命日を覚えて下さる人たちがお参りにいらっしゃって、本当にそのご縁を有難く思いました。自分自身は特別変わったこともなく、淡々と日々をやっております。ただ夫の死で変わったことは自分も死ぬ、その現実を強く認識するようになった。それは怖れではなく、誰にでも最終的に行く [続きを読む]
  • 2017年6月読書メーターまとめ
  • 6月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:2231ナイス数:11ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1 (集英社文庫)読了日:06月27日 著者:本多 孝好芸術新潮 2017年 06 月号読了日:06月10日 著者:NO.6〔ナンバーシックス〕♯9 (講談社文庫)の感想一気に読んだ。ふとバナナフィッシュの事を思い出した。目の前で過ぎ去っていく感がなんともね。読了日:06月10日 著者:あさの あつこNO.6〔ナンバーシックス〕♯8 (講談社文庫) [続きを読む]
  • 新聞
  • 今日の日経新聞を見ていたら、日曜版にあるNIKKEI The Styleのところに金魚の話がありました。その記事を見て、以前書いた出目金の話を思い出し、出目金のコタロウが指先をパクパクするのはありなんだと掲載されている写真を見て、おおーっと歓喜しました。そうそうこんな感じって。本当は物凄く羨ましいんだけど、だからと言って金魚は飼えません。ジジイとの約束なので。じいちゃんばあちゃんが生きている間は生き物は飼わない [続きを読む]
  • 背負うもの
  • 没イチという言葉があるらしい。配偶者に先立たれた高齢者を指すもののようで、自分みたいにまだ先があるような世代は含まれないものと思われる。概ね高齢化社会のある側面を名づけただけのものという印象。うちの義父に言わせればいくつになっても色はあってもいいという桃色思考な人なら没ニもいやサンもあるものだろうか。*先日訪ねてきた保険屋さんは全部背負っている私の生き方に感心し、応援するよと言う。仕事で行った先の [続きを読む]
  • 書庫
  • 県立大学の公開講座でアブサンの話を聞いてきた。アブサンという酒は知っていた。前に当時そこそこ行っていたバーのバーテンダーが若い子だったのだが、(ちなみそのバーテンダーに私は姐さんと呼ばれていた)ベルノをそのままちびちび飲んでいる女性客がいた話をしていて、僕はあれは無理っすねえ、よう飲みますわって言うのでどんな酒かを思い、ペルノの小瓶を買って飲んでみたことがあるが、あれはなしだわあって思った。でも今 [続きを読む]
  • ペーパーレスの影響
  • ふと自室の机の上にある小さなお札立てを見て、お札はペーパーレスにはならんのだろうか、なんてバカなことを考えた。そもそも祈りはペーパーレスである。何故銭を払って、神様から紙をもらうか。世の中AIやらなんやらで紙はことごとく不要になってゆく。紙に書き出して何かをやってるのは旧式も甚だしい。どうでもいい話なんだが、会社のFAXを捨てたい。といってもリースなので捨てるわけにもいかず、案の定、時期的に別のリー [続きを読む]