VO.Endicott さん プロフィール

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VO.Endicottさん: VO.Endicottのエロ・コメ・ファンタジー
ハンドル名VO.Endicott さん
ブログタイトルVO.Endicottのエロ・コメ・ファンタジー
ブログURLhttps://ameblo.jp/kuroyamanba/
サイト紹介文BL小説「凸月の狼たち −進化発動篇−」を掲載します。
自由文アメーバブログ、FC2ブログ、小説家になろう、の3サイト同時掲載です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供137回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2013/03/01 17:34

VO.Endicott さんのブログ記事

  • 『凸月の狼たち』【進化発動篇】おわりに
  •  この度はBL作品『凸月の狼たち 〜進化発動篇〜』をお読み下さり、誠にありがとうございました。  以前掲載しました、ヴァンパイアもののストレート(異性愛)作品『カゲロウCAVE』の派生BLという、ある種クセのある作品でしたが、お楽しみ頂けましたでしょうか?  自分の作品の特徴は、「続けていたら、そうなった・・・」結果ですが、  ① 性的表現箇所は「アメーバブログ」、「FC2ブログ」、「小説家になろう [続きを読む]
  • 【進化発動篇】12.ヴァンパイア・デビュー(4)《最終話》
  •  「君が歩道橋の上から結城さんを見つけて吸血を終えるまでに感じたこと、考えたことを教えて下さい」 大神は冷酒のグラスを置いて、改まって三峰に向き合った。 「えっ!?そんな大そうな考えがあっての行動じゃないですよ。 とにかく飢えてたんで、手っ取り早くって焦りで突き動かされたように相性の良さを感知した結城って男を選んだに過ぎません。もちろん、盛岡で物色した時に得た感覚には従っています。相性も定かじゃな [続きを読む]
  • 【進化発動篇】12.ヴァンパイア・デビュー(3)
  •  「あと何分ある?」 「5分しかない。ここからだと無理・・・」 どうすべきか結城がオロオロしていると、 「大丈夫。何線?」 「京王線・・・」 「わかった・・・」 と、言うなり、男の肩を強く抱き寄せると、瞬間移動で新宿駅の京王線乗り場を目指した。 柱の影に降り立つと、何が何だかわからず言葉を失ってオロオロしている結城の背を押して、 「ほら、急いで!」 と、追い立てた。 走り出した結城の背に、 「また [続きを読む]
  • 【進化発動篇】12.ヴァンパイア・デビュー(2)
  •  「監視されてんのか・・・。やりにくいなぁ」 三峰は鬱陶しそうに言ったが、目は人の流れから反らさず、獲物を探している。 「あっ、見っけ!・・・ちょっと行って来る」 と、言うなり、スッと銀色の瞬きを残して姿を消した。 「・・・ったく、立ち直りの早い・・・」 呆れながら大神も後を追って消えた。三峰がヴァンパイア・デビューに選んだ吸血対象は、20代前半に見える紺のスーツを着たサラリーマンだった。 その男は [続きを読む]
  • 【進化発動篇】12.ヴァンパイア・デビュー(1)
  •  深夜0時。 うっかり寝過ごさないように、大神は一応アラームをセットしておいたが、結局、眠れなかったので、鳴る前に止めて布団から起き上った。 三峰は薬の影響でまだ熟睡している。 “気持ち良く寝ているところを起こしたら、荒れるだろうなぁ・・・” と、思って、寝ている間に外出着に着替えさせ、あとは上着を着せて靴を履かせれば完了!の状態にしてあるので、出掛けに梃子摺る心配はない。 “起ききっていないうち [続きを読む]
  • 【進化発動篇】待ちぼうけ2
  • 本日、またも「FC2ブログ」と「小説家になろう」へ分岐した物語が戻って来ておりませんので、「アメーバブログ」では、前回の『待ちぼうけ』に記載した登場人物や組織に新たなものを加えて、まとめてさせて頂きます。 《主な登場人物・組織》 人物:【三峰心(みつみね・しん)】主人公。永遠の19歳(登場時19歳)。身長187cm体重65kg。大神肇が名付け親。 前進化形ヴァンパイアから進化形ヴァンパイア狼族へと生まれ変わった [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス≪選択A−5≫
  •  時計を見ると、六時ちょっと前。 三峰は喉が渇いたのか、血に飢えているのか、胸を掻き毟らんばかりに苦しそうに呻いている。 大神は冷えたミネラルウォーターを取って来て、 「三峰君、汗掻いてるから、少し飲んだ方がいい・・・」 と、肩を軽く叩いて起こしながら言った。 驚いて見開いた三峰の瞳は金色に近い黄色になっていて、大神の手首を掴んだ握力にはヴァンパイアに変身しようとする狂気が感じられた。 「コラッ、 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス≪選択A−4≫
  •  三峰は寝室に戻り、洋服ダンスから言われた物を引っ張り出してベッドの近くに置き、箱ティッシュの予備も一箱その近くに置いておいた。 “擬血薬”が体の隅々まで行き渡ったようで、体は軽く、気分もスッキリして極普通の日常の始まりとさえ思えるほどだった。 この時間を利用して何かやっておくべきことはないか?三峰は考えたが思い当たらなかったので、リビングのソファに座り、自分で淹れたコーヒーを飲みながらテレビを見 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス≪選択A−3≫
  •  「今、8時過ぎですから、あと16時間足らずの辛抱です。夜中0時を過ぎたら、私達はヴァンパイアとして行動開始しますから、もうちょっとです。 薬が切れ始める夕方から夜に掛けてが辛いと思いますが、もし、耐えられないと思ったら睡眠薬の助けを借りることもできますし、君の理性がすっ飛んで危険な状態の時は私の判断で精神安定剤を打つこともあり得ます。 方法は色々あるので、君は力まず自然体でいて下さい」 大神は三峰 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス≪選択A−2≫
  •  そして、両手を股間に挟みながら勃起の疼きを宥めている。 「胃に温かい物を入れれば悪寒も和らぐと思うけど、起き上るのも辛いでしょ?・・・ちょっと待ってて、温めた紅茶を飲ませてあげるから」 そう言うと、大神はキッチンに戻り、深いマグカップに半分ほど紅茶を入れ、ミルクで少し温度を下げたものを持って来た。 「ゆっくりでいいから、こっちを向いて・・・」 大神は三峰の枕をずらしながら介助してやり、こっちを向 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス≪選択A−1≫
  •  「ひぇっ!」 タオルの冷たさに三峰が驚いて飛び起きた。 「あ、ごめん・・・。起こしちゃった・・・」 「な、な、な、何やってるんすか!?」 三峰は露わになった下半身に濡れタオルが掛かっているのを見て動転した。 「あ、君、魘されてたので様子を見たら夢精してて・・・。まだ出し切れてなくて辛そうに呻いていたから、処置をしようかと思って・・・」 大神は医療に心得のある者としては当然という態度だった。 三峰 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス(5)
  • ※ 本話は性的表現自主規制のため、途中から二分岐します。  引き籠り二日目、目覚めた三峰はまさしく“薬切れ”でイライラしていたが、大神がサラダと果物中心の朝食を食べさせ、更に濃度を下げた“擬血薬”を飲ませると少しして落ち着きを取り戻し、体の緊張が解けた反動で疲れたのか、ウトウトとまどろみ出した。 “擬血薬”から卒業させる期間、大神は三峰に菜食中心でシンプルな味付けの食事を与えるように努めた。肉食、 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス(4)
  •  大神にとって、覚醒した進化形狼族を自立に導くのは、山上剣二のケースで一度経験しているが、当時は第一次、第二次と相次ぐ世界大戦の動乱期の狭間にあったので、人々は生き延びるのに必死で、広く他者に関心を寄せる余裕も無かったし、情報や法の目も今と比べて格段に緩かった。何しろ人の命が安く誤魔化しも効いたので、ヴァンパイア自身に失敗を恐れる気持ちも薄かった。 もちろん、治安維持を名目に思想異分子を取り締まる [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス(3)
  • その日の仕事、挨拶回りはものの数時間で済み、店でできる仕事は無かったので、二人は新生活に必要な日用品等の調達に出掛けた。就業地としての性格の強い歌舞伎町近くで居住地ニーズに応えた店を探すのは困難を極めた。大神のアイデアで業務用スーパーに行くことにし、ストックも兼ねて二人で共同購入するのが最もコストパフォーマンスが良いことに気付いた。これで店がオープンすればもっと効率的に流用できそうだった。二人は靖 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス(2)
  • 「それは容易い話です。君が見染めた対象とは“気”の波長が合うということですから、目が合えば靡きます。催眠術にでも罹ったように堕ちますよ。“合意”というか、ほとんど“捕獲”ですが、・・・に成功したら、人気のない所で吸血に持って行けば終了です」「へぇー、目を合わせるだけでいいんだ?ふーーーん・・・。それで、吸血後にはどうすればいいです?そんな思う壺なら、吸血に留まらずエッチにまで漕ぎ着けるのも簡単そう [続きを読む]
  • 【進化発動篇】11.狼化のプロセス(1)
  •  二人に充てがわれたマンションの部屋は5階の最奥の角部屋とその隣で、 「経営責任者特権で私が角部屋ってことで・・・」 と、大神が既に自分本位に部屋割を決めていて、三峰は502号室の鍵を手渡された。 三峰の出現如何に関わらず、大神は飲食店を任せられることになっていて、オマケとして後から加わった三峰にしてみれば部屋割などどうでもいいことではあった。 予想以上に上等な雨風が凌げる場を提供してもらえたことに [続きを読む]
  • 【進化発動篇】10.営利目的でない二丁目の店(4)
  • 「料理とか、どうするんですか?・・・誰か雇うとか?・・・でも、そうなると、秘密の保持が難しいんじゃ・・・」三峰は自身に料理の心得が皆無なので、実戦力を心配した。「食材は流星(りゅうせい)の伝手で北上山地周辺の物を取り寄せ、山の物をメインにしたメニューを出そうと考えています。流星との関係ももう間もなく終わるでしょうけど、ビジネスパートナーの余地は残しておくつもりです。このビルに入っている店は、街の性 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】10.営利目的でない二丁目の店(3)
  •  「言うなら、マルチな異空間に続く出入口みたいなものらしい・・・。私達ヴァンパイアには瞬間移動という移動手段があるから、こういう出入口は必要ないけれど、異能集団の中には自分達の異世界への通路としてここを利用する人達もいるらしくて、それで異能集団で組織された団体のメンバーで持ち回りの管理をしているらしいです。 去年からJVAがその当番になったらしくて、“場所が新宿二丁目だけに進化形狼族が吸血対象を探 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】10.営利目的でない二丁目の店(2)
  • トンッ・・・薄暗く埃っぽいフローリングの床に着地した。 床だけ見ると、シッカリした板材の渋い焦げ茶色で、アンチークな趣があったが、大神が付けた照明で部屋の全容が浮かび上がると、カウンターの造りなどから場末のスナック臭のある内装の残骸が認められた。 「前はどんな店だったんです?」 三峰が聞くと、 「そのへんは干渉しないことになってるらしくて、何も知らされていません。ただ、立地が新宿二丁目なんで、特定 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】10.営利目的でない二丁目の店(1)
  •  皆様、あけまして、おめでとうございます。 本年も適度なエロを心掛けて創作に励む所存ですので、御愛読の程、宜しくお願い申し上げます。 勝手ながら、文頭に割り込み、御挨拶とさせて頂きます。 VO.Endicott  ゴールデンウィークも目前、新緑の明るさも増してきた頃、北上山中のセミナーハウスはオープン前のメンテナンス・スケジュールが立て込んできた。 セミナーハウスの主たる利用は『私立洞ノ沢学園』の林間学校や [続きを読む]
  • 【進化発動篇】9.盛岡大通りで吸血対象を物色(4)
  •  「私達は・・・私達に限らず、全てのヴァンパイアは相手を視覚で選ぶようなことはしない。特に私達狼族の血を引く者は嗅覚が強い。そのへんを意識して人波に集中してみて・・・」 大神がそう言うので、三峰はウーロン茶が入ったグラスのストローを咥えながら、窓の外をジーッと眺めた。 無言の時が流れて5分くらい経った時、 「ちょっと、あの子、気になりますねぇー。あの、ブラウンのハーフコートを着た子・・・」 と、三 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】9.盛岡大通りで吸血対象を物色(3)
  •  「これだけ長く生きていると、出身地という感覚自体が無くなるんだけど・・・。私の記憶は400年以上昔の関ヶ原近くの洞窟から始まっているので、出身地は岐阜ということにしています。 東京は国やJVAとの関わりから、どうしても拠点の一つとして外せなくなります。 今度、東京に戻るのは、JVAから飲食店経営を任せられましてね。君も私と一緒に関わることになります」 「えっ、JVAって飲食店も経営してるんですか! [続きを読む]
  • 【進化発動篇】9.盛岡大通りで吸血対象を物色(2)
  • 大神や背景にあるJVAは三峰個人とヴァンパイア全体のためを思って三峰に“擬血薬”を用いており、制御の一義的対象は人間の命を脅かしかねない吸血衝動であることは三峰にも理解できていた。 ・・・が、その反動は性欲の開放の方が顕著だったので、三峰には厄介だった。 三峰は洗い場の椅子に座り、ボディーソープを両掌で泡立て、その泡で陰毛を覆ってから男柱の根元から先端へと泡を伸ばしていった。 満遍なく泡に包んで適 [続きを読む]
  • 【進化発動篇】9.盛岡大通りで吸血対象を物色(1)
  •  お偉方への顔見せが済んだ翌朝、 「研修の仕上げに、今日から三日間“擬血薬”の濃度を下げますからね。そして三日目に街に出て君には吸血対象を物色しながら自分の好みを把握してもらいます」 と、大神は朝食を食べながら言った。 「へ?“研修の仕上げ”とか、研修を受けていた自覚が無かったんですけど・・・」 三峰に茶化しの意図は無く、“何かを学んだ実感も無いのに、このまま社会生活を始めて大丈夫なんだろうか?” [続きを読む]
  • 【進化発動篇】8.吸血と性欲を満たすのがお仕事です!(3)
  • 「大神さん、私は今日は顔合わせのためだけに来たんで、特に他に用事はないから、庭でも散歩させてもらっていいかね?この季節は新緑が綺麗だ・・・」河北は我儘が通り易いエリートだからなのか、自由人の如く欲求に靡く。「え?・・・ああ、結構ですよ。どうぞ、自由に御覧下さい。・・・ただ、山の中に入ると迷子になりますから、その点だけは注意して下さい。冬眠開けの熊と遭遇する可能性もありますし・・・」大神は多少面喰ら [続きを読む]