光枝ういろう さん プロフィール

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光枝ういろうさん: 書も、積もりし。
ハンドル名光枝ういろう さん
ブログタイトル書も、積もりし。
ブログURLhttp://statodiecceziobe.syoyu.net/
サイト紹介文論考、エッセイ、本や映画の感想文など。基本的に哲学・思想の見地から書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供0回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2013/03/02 10:37

光枝ういろう さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 不良文学?
  •  レーモン・クノーの「地下鉄のザジ」を読みはじめた。方言? 最初から俗語的表現のオンパレードで楽しい。 セリーヌの長編作品のそれは、完成度においても集大成といった形をなしているように個人的には思われるのだが、こういった作家の名前を思い浮かべて行くうちに、日本の作家の中上健次のことが思われた。 中上健次の小説においては、風景描写などは非常に淡白で少ない言葉で、キリッとさせるような効果があり、文体 [続きを読む]
  • セリーヌ、フランス文学
  • フェルディナン・セリーヌへの愛が止まらないこの頃である。 去年の冬〜春ごろに頑張って?「夜の果てへの旅」を読んで、以来すっかり魅了されてしまっている。それより前に愛好していたヘンリー・ミラーの、長大な文章と自伝的な構成という類似点もあって、長らくこの二人の作家が僕の心の中心をしめるようになったが、ミラーもセリーヌも魅力のありあまる存在だ。 今、「なしくずしの死」を読んでいる。客観的に面白さを伝 [続きを読む]
  • 性は生政治である 第三回
  • 原稿が一時的に紛失したので前回からの直接的なつながりではないですが、基本的にパッセージごとにある程度独立しているので読むのに困難はないと思います。 「(ビ)カミングアウト」とはどういうことだろうか。それはとりもなおさず、外傷を経た後の行動・心理全体の〈過程〉のことを示している。〈レズビアン・アイデンティティーズ〉とは、アイデンティティを自分のものとするための強い宣言である。この生を、自己によっ [続きを読む]
  • 愛の―接合機械(散文)
  •  僕の大切な存在である人との〈愛の共同体〉は、〈愛の―接合機械〉とでも呼びうるかもしれない、そのようにたしょう変化して呼ぶことができるかもしれない。それはとりわけ、ベッドの中にいて、布団にくるまって彼女とぴとっと一体化している時に僕が思うことだ。僕は彼女と身体を合わせている時に、おそろしいほどの安堵を感じる……それは必ずしも性的な行為をやっている時に限らず、ただ抱擁したり、髪の毛を [続きを読む]
  • 性は生政治である 第二回
  • 第一回の内容は、別ブログ「アイドルを遠く離れて」で公開しています。こちらからどうぞ***第二回  性は生政治である  堀江有里は『レズビアン・アイデンティティーズ』(2015、洛北出版)の第一章で「レズビアン存在」という概念を紹介している。その本書での議論は後につづけるとして、まずはこの概念の名前のインパクトについて少し付言しておこう。「レズビアン存在」。それは「マイノリティ存在」とでも呼び変えう [続きを読む]
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