papasanmazan さん プロフィール

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papasanmazanさん: 制作の合間に
ハンドル名papasanmazan さん
ブログタイトル制作の合間に
ブログURLhttps://artakaya.exblog.jp/
サイト紹介文南仏プロヴァンスの大自然に囲まれて制作を続けています。制作で感じたことをメモ代わりに書いています。
自由文フランスに滞在して25年になりました。南仏プロヴァンスに移って10年になります。南仏の大自然に囲まれて制作を続けています。フランスの風景はどこか心を癒してくれる柔らかさがあります。光あふれる南フランスで制作を続けられる幸せを感じながら毎日描き続けています。
ここ数年、毎年日本でも個展をするようになりました。
サイトを通じて一人でも多くの方にご覧いただける機会があれば幸いです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2013/03/13 14:36

papasanmazan さんのブログ記事

  • ひまわり
  • 夏が来た、プロヴァンスのあちこちに紫のじゅうたん、黄色のじゅうたんが敷き詰められれている。ラヴェンダーとヒマワリの畑、そしてセミの声。気温も上がって日中の戸外での制作も汗だくである。毎年この時期にひまわりをパステルで描いている。もうかなりの数の作品になっているはずである。以前の描いたものから比べると説明的なところがかなり少なくなってきたようで。客観的な表... [続きを読む]
  • プロヴァンスの風雪
  • 私たちが住んでいるマザンから近いところで、いかにもプロヴァンスの感じがする場所といえばバルーの城のある辺りの開けた眺望と、モルモワロンの緑に覆われた平野からみるヴァントゥー山の姿、これらが代表しているような気がする。大きく広がったこれらの風景はいかにも豊かで、地のぬくもりを私たちに伝えてくれる。これもバルーの建物を描いていた時に経験した話である。オリーブに囲まれた、もう人は... [続きを読む]
  • 地球儀のある静物
  • 先日出来上がったオイル差しのある静物を入れた同じ大きさ、同じ額がもう一つあって、これも対になるような感じで、今度はオイル差しと地球儀、白い砂糖いれ、リンゴ二つの静物画をもう一枚描いてみた。背景の布はうっつすらとした金、銀模様のものを使った。構成としては曲線的なものが多いので、布を少し直線的にあつかうようにしてみた。描いてみてやはりオイル差しが一番面白い。こういった気... [続きを読む]
  • プロヴァンスの農家
  • プロヴァンスに住んでからすぐに目をひいたのがこのバルー辺りの風景で、なるほどこれがプロヴァンスの景色なんだと納得して、さっそく制作に掛かったのである。もちろん予想もしていなかった立派なお城もあるし緑が豊富で、所々に見えるオレンジ色の農家が色彩感を強めてくれる。そんななかでも特に魅力的だったのがこの農家である。15年ほど前は無人の家で、荒れ果てていて、自由に中に入って絵を... [続きを読む]
  • オリーブの林
  • いよいよ暑さが到来で、オリーブの林の中で制作していてもセミの鳴き声が日に日に多くなってくる。昨年の夏の連日五日間、40℃以上の記憶がまだ抜けきれず、今年はどうなるかと少し気になるところである。ただイーゼルを立てるのに適当な木陰さえみつかれば戸外での制作も大丈夫である。オリーブの林は有難い場所である。F12 号にオリーブの木々と、何に使っていたのか今では分からない古い小... [続きを読む]
  • 樹間の城
  • 南フランスに越して来る前にパリの郊外、エポンヌという村に家族で十五年間ほど住んでいたが、そこの城跡の自然公園で、特に冬の期間、木々の幹とその間から見える遠景を組み合わせた構図の作品を沢山描いていた。題して樹間、思いで深いテーマである。これらの作品でかなり絵画上の進歩もしたように思う。そしてこの樹間シリーズの終わり頃に自分の人生にも大きな転機になった出来事が起き... [続きを読む]
  • 糸杉とオリーブの林
  • 今までにもオリーブの木や林などを時々描いてきたが、偶然いい場所が見つかって、今年の予定とは大きく違ってオリーブを主題にした作品を何点か描いている。プロヴァンス地方だからオリーブはどこに行っても一般的なのだが、いざ絵にするとなると周りの風景なども気になってくるところなので、どこでも即、制作、というわけにはいかない。ちょうどバル−の近くに小さいながらよく見晴らしのきくオリーブの林が... [続きを読む]
  • ゆりの花
  • 庭の花もあれやこれやと咲き出して、今年はあまりパステルの花も描かずにいたのだが、毎年同じ場所に顔を出すゆりの花を見ているうちに急に紙とイーゼルを用意して描き始めていたのである。数多く出ているつぼみが皆咲きだすとどの花がどうなっているのか分からなくなる位に蕾をつけている。今のうちに描いておかないと大変だとばかりに制作に取り掛かった。最近のパステルの紙はファブリアーノをよく使っている。... [続きを読む]
  • オイル差しのある静物
  • 先日、隣村のガレージセールで金属製の古いオイル差しを見つけた。春先からあちこちで蚤の市や、村の人たちが催すガレージセールが開かれて、趣味のある人や商売にしている人たちでにぎわっている。私はあまり買い物自体に行くのが好きではないので、こういった骨董探しに出かけたりは普段しないのだが、たまに気が向いて静物画のモチーフになりそうなものがないかしらと気晴らしにいく。マルモールという小... [続きを読む]
  • 赤と白のベゴニア
  • 今年も庭やベランダにベゴニアの花がいっぱい咲き出した。夏の間じゅう赤や白の色彩が楽しめる。最近はどうも天候が不順で、フランスのあちらこちらで浸水や雷,ひょうなどの被害が出ている。アーモンドなども沢山花が咲いて実がいっぱいなるだろうと思っていたら、急に寒さが戻って、せっかく付き始めていた実が全滅してしまっている。ぶどうや他の農作物の被害も大きそうである。地球の温暖化ととも... [続きを読む]
  • アトリエの夫人とキリスト像
  • 久しぶりの人物画、F25号を描いてみた。モデルは家内で、赤い服、キリストの像が脇においてあるアトリエの実景である。鉢植えの花をたくさん置いていて緑の色にも困らない。このキリスト像は家内がかなり以前に気に入って買ってきたもので、顔やプロポーションがなかなかいいものである。別に人物とキリスト像という対比に寓意などはなく、画面上の欲求から選んだものである。モデルの家内には出来... [続きを読む]
  • バルーの村とヴァントゥー山
  • 先日のバルーの松と城に続いて、対になるM25号、バルーの村とヴァントゥー山の絵も出来上がった。アトリエで二枚の作品をそれぞれ額縁に入れて眺めているところである。独立した一枚の作品として制作していたが、やはり並べてみていると、以前から対称的な構図として考えていただけに、二枚一組も悪くないと思う。まだ二十歳代半ば過ぎの頃、京都の市立美術館で鉄斎の大展覧会が催され、莫大な数... [続きを読む]
  • 卓上の楽器
  • 静物画のモチーフに大好きな楽器を時々使うことがある。今回もF15号のキャンバスにクラリネット、コルネットそしてフルートと三つを組み合わせ、その他にポット、小さなカップ、緑や茶色の模様の布などを加えて、少し複雑な感じの作品を考えてみた。とにかくこの一枚には時間が掛かった。制作の途中でほとんど一ヶ月以上もそのままにほったらかしておいた状態であった。組み合わせや、進み方は非常に気... [続きを読む]
  • バルーの松と城
  • 南フランスに住んでもう15年になるが、いまだにその美しさは尽きないままでいる。初めてこんな近くにバルーの城があるのに気づいてから、角度をいろいろ変えながらかなりの数の油彩や水彩を描いてきている。なかでも城やバルーの村の全景が見渡せる小さな礼拝堂のある丘からは手前の松の林も取り入れた構図が格好で、大変に気に入った場所である。最初にこの場所で制作したときのことは今でもよく覚えている。M... [続きを読む]
  • バルーの村とヴァントゥー山
  • いつも描いているヴァントゥー山は横に広がって雄大な形を見せている。南フランスの巨人と呼ばれるだけあって、その高さだけではなく山すその広がりなども含めて実に描き応えのある風景である。我が家の付近からだけでも今までに何枚のキャンバスを費やしてきただろうか。そのヴァントゥー山も方角を変えてバルーの側から見るとぐっと違った形になってくる。まるで小型の富士山のような三角形... [続きを読む]
  • 三つのリンゴ
  • サムホール(22、7×15,8)の小さなキャンバスにリンゴを三つ並べて描いてみた。どこにでもある赤い、丸い、なんでもないリンゴであるが、これを小さな画面におさめていくのも思っているよりも難しいもので、空間や画面の構成などを考えていくのに大変に勉強になるものである。美術館の壁面に並べられた大画面も一つの作品なら、サムホールのような小さな画面に描かれたリンゴの絵もやはり一つ... [続きを読む]
  • プロヴァンスの小屋
  • 今年の四月に完成したF10 号のプロヴァンス風景と同じ場所でもう一枚、笠松や糸杉、小屋など道具立てはまったく変わらずに、ほんの少しイーゼルの位置を変えたくらいで描いてみた。今度はP10号で、しかもフランスサイズのキャンバス、これは日本のP10号よりもまだ細長い形のキャンバスである。先日のF10号を描いている時点でもう一枚もっと横長のものを描いてみたいと思って... [続きを読む]
  • イチゴのある静物
  • 今年もイチゴの季節がやってきた。フランス産はなんといってもカルパントラが名産地であるが、そのフランスのものが出回る前にスペイン産のものが市場に並べられる。これは値段が比較的安いが、食べるのには少し酸っぱ過ぎて、我が家ではまずこれらを大量のジャムにしておいて、その後カルパントラのイチゴを味わうことにしている。毎年の旬のイチゴが楽しみである。そしてこの時期には白アスパラ... [続きを読む]
  • 笠松と丘
  • 赤い岩を描きに行く道の途中で笠松が群れをなしているところがあって、いつもは横目で眺めながら車を走らせているのだが、先日ちょっとした脇道を見つけたので中にまで入ってみた。そこには急に開けた景色が展開していて、横目で眺めた笠松が堂々と目の前に並んでいた。その向こうにはいつものブローヴァックの丘が見えている。大変に意欲をそそられた風景でさっそくP15号のキャンバス... [続きを読む]
  • 梨の静物
  • フランスで買った額縁にあわせて一枚静物画を描いてみた。大きさは6号と8号の中間くらいである。洋梨三つと食器の組み合わせで、白地にに赤い線の模様の布を台の上に敷いてある、いってみれば極あたりまえの静物画である。高校三年の時に新任の美術の先生に、大功は拙なるが如し、という言葉を習った。その時は他に武者小路実篤のことなどにも話が及んでいろいろ新鮮な... [続きを読む]
  • 赤い岩の道
  • 久しぶりに赤い、赤い岩で囲まれた道で制作した。何度かここの道は描いているが、かなり長い距離で歩ける道ではあるが途中の幅が狭く、どうしても入り口付近のほうが制作しやすくなっている。いろんな角度を試してみるのだが三年ほど前にF20号に描いたのと同じ場所で、今回はF15号のキャンバスに始めてみた。やはり何年かの違いで描き出しからの感じは違ってきている。スムーズになってきている... [続きを読む]
  • プロヴァンス風景
  • プロヴァンスの風景として映画やグラヴィアなどで小さな教会や建物の横に糸杉がたっていたりオリーブの緑が添えられているような光景を見かけることがある。何かひなびた親しみのある風景なのだが、そういう何気ないものも描いてみたいと思っていた。ちょうどバルーのお城を抜けてロック・アルリックの岩山へ向かう途中に糸杉と大きな笠松が並んだ横に小屋が建っている見晴らし台がある。そこから... [続きを読む]
  • 旧作 バルーの大きな松
  • これも昨年7月中旬に出来上がったF15号、バルーの大きな松に加筆したものである。もうすでに暑くなっていた頃に描いていたのを覚えている。この作品の不満だったてんは特に深い色の部分の諧調が足らないというものだった。昨年の段階ではそのあたりにも気をつけていたつもりだったが、やはりまだ足らなかった。どれだけ集中して描き込んだとしても、画面上で足りないものはやはり足りないのである... [続きを読む]
  • 旧作 ボーセの石切り場
  • 一昨年(2016年)3月29日に完成した作品、ボーセの石切り場にも加筆してみた。この絵は出来上がったときから岩場の細部に不満があった。端的に描写がまだまだ足りないので岩の部分と下方の人家との対比がはっきりせず、その結果絵としての流れが上から下のほうにうまく引っ張れないでいた。そこのところをどうすればいいのか一昨年当時には分からなかった、それがはっきり見えてきたので、... [続きを読む]
  • 旧作 赤い森の木立ち
  • 昨年三月上旬に完成したF12 号、赤い森の木立ちに加筆したものである。この絵はずっと気にかかっていたもので、物の納まりや構図全体はそれほど問題にならないのだが、木々の間のヌケが少なすぎて少し息苦しい画面になっていた。その木と木の間に空間を与えていくのはさして難しくないと思われていたのだが、それだけではまだ何か物足りないものを感じていた。その物足りないものにハ... [続きを読む]