YEWJI さん プロフィール

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YEWJIさん: WANDERER -returns-
ハンドル名YEWJI さん
ブログタイトルWANDERER -returns-
ブログURLhttp://d.hatena.ne.jp/yewji/
サイト紹介文広島市在住のYEWJI(ユウジ)による詩のブログ「ワンダラー」です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供62回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2013/05/02 11:27

YEWJI さんのブログ記事

  • 頭打ち
  • 当然かも知れないけれど俺と父は似ている所が多い趣味の絵画やスポーツではテニスJリーグの応援チームも同じ……にとどまらず古いディスコに乗っかって今夜もスーファミで対戦高校生になったら顔つきも似てきたし身長もいよいよ追いつきそうな勢いだ何しろ父は180cm以上ある [続きを読む]
  • 風の便り
  • 風の便りできみは幸せに暮らしてると聞いたそれが何だか嬉しくてだけど何だか切なくて風の便りであいつが困ってると聞いたそれが何だか切なくてだけど何だか楽しくて風の便りであの人は生き延びてると聞いたそれが何だか楽しくてだけど何だか苦しくて風の便りで私は嫌われて [続きを読む]
  • デリート
  • あの頃の自分は葬り去ってしまおうあの頃の自分は無かったことにしよう悲しくなると忍び寄る消したい記憶切なくなるとよみがえる真っ黒な経験それらはいくら奥深くに押し込んでもポンと顔を出すからあの頃に自分は存在しなかったことにしようそれか今の自分自身をデリートし [続きを読む]
  • コレクション
  • 集める……集める……ミニボトルを集める珍しい空き缶を集めるカラフルなルアーを集めるこの作者の文庫本を集める小遣いをやり繰りして無理なく……無駄なく……「だいぶ集まってきたわね」「うん、そうだな」でもまだまだほど遠いよ君のポイントカードの枚数には [続きを読む]
  • HSP
  • 出会わなければ良かったのかな二人は……もし出会わなければののしり合うことも軽蔑し合うこともなかったのにでも出会わなければ喜び合うこともなぐさめ合うこともなかった奇跡のような出会いだったから大切に育てていきたいなのに気持ちばかりが空回りして今日もまたケンカ [続きを読む]
  • Condolences
  • もう止まないのかと思った雨がまるで嘘のように我が物顔の太陽が笑っている少し加減してほしいくらいにジリジリと照りつけている怖いのは熱中症だけど今は我慢か……がれきの下まで土砂の奥までよく見通せるから気がつけばもう夕下がり遠くで雷鳴が聞こえる中探しているんだ [続きを読む]
  • 三大義務
  • 「なぁ国民の三大義務って知ってる?」「聞いたことはあるけど早寝・早起きと、あと何だっけ」「何言ってんだよ快食・快眠ともう一つが分からないんだよ」「歯みがきじゃないの?」「いや、快で始まる言葉だ」ふーむ……そりゃ快食・快眠とくれば残りは快通だろうけどこのカ [続きを読む]
  • ブサイク
  • ケンカ別れの後横目に飛び込んできたガラスに映る醜い顔それはまるで愚か者のようで痴れ者のようで……よくもこんな顔で偉そうなことが言えたものと暗い路にため息を這わせるよくよく考えてみるとこの顔に頬を寄せてくれるのはアイツをおいて他にないのにやがて訪れる朝のよ [続きを読む]
  • 貧乏性
  • お偉いさんの退屈なスピーチ緊張したままの司会者大切な式が粛々と進められ各賞が次々と手渡されるするとついにおいらの名前が読み上げられそして受け取ったのは審査員特別賞!……う〜ん何か微妙だな特別賞ってのは取りあえず何かやっとけって物だと思うけど何も受賞できな [続きを読む]
  • 天 使
  • あんなに騒がしかった教室が一瞬にして静まり返るそんな経験をしたある時「天使が通り過ぎたぞ」と級友はつぶやいたおもしろい言い回しだが実際にはそんなことなどありはしない天使なんてどこにもいやしないし元はといえばフランスのことわざだししかももし仮に天使がいると [続きを読む]
  • 不 滅
  • 不滅の物って何だろうな温暖化が危ぶまれても地球本体は恒久だしそこに暮らす生命だって微生物に至っては不死身に等しいそれを見守っている空は壊れようが無いしそこに散らばる星たちも消え去ることは無いそうそう星といえば昔あるスター選手が我が球団は永遠に不滅だと去り [続きを読む]
  • ライバル
  • 小学生の時はかけっこでいつも勝ってたけど中学生の時はソフトでいつも打ち込まれたそんな俺は進学校へ行ったけどお前はオークラドンだか何だかに留学大の親友でいつもライバルそんなお前がこんな綺麗な人と結ばれるとは今日は完全に俺の負けだよでもなこれから十年、二十年 [続きを読む]
  • 独りの夜
  • 深く澄んだ空におぼろ月が上っていくその下で静かに部屋の流れを見つめてる突然飛び出したきみを追いかける気力もなくただ茫然と座り込んでいたけど久しぶりの孤独な夜がどう過ぎて行くかの見極めにはいい機会かも知れないそう考えて時間に乗っているのさだけど別段いつもと [続きを読む]
  • パノラマ
  • あの頃空はどこまでも青かったあの頃波はどこまでも高かった明日なんて起きたら勝手にやって来るものだった未来なんて考えるに値しないものだった……そしてあれからどれほどの靴を履き捨てただろうどれほど髪型を変えただろうか……何もかもが変わった今この場所からの景色 [続きを読む]
  • だまし合い
  • 「えーっ! 何で?」いきなりのマジックに君は目を白黒させる「ここがこうだから……ほらみんな驚くのさ」「そっかーでも手先が器用じゃないとできないね」あとセンスも必要だ言葉遣いとか注意のそらせ方とかうまく引っかけるにはそれなりのテクニックがあるけどしっかり心 [続きを読む]
  • ディスタント
  • 徐々に日差しを呼び戻すまだ人影もまばらな浜辺ここは名前も知らなかったキミと一日遊んだ場所だから久しぶりに訪れても思い出がリアルに押し寄せてくるよ日焼け止めを忘れたのに開き直ってはしゃいだり波に揉まれちゃって苦い顔で咳き込んだりとずっと笑い合ったのがまるで [続きを読む]
  • フォークソング
  • 小さな溝に沈み込んでドーナツ盤を走る針思うがままに買った時代を感じさせるレコードだけど心の乾いた自分には素朴なフォークがよく似合う次はシグナルでその次はふきのとうバズってどんなんだろう……街の流れも技術の革新も45回転のスピードだけど時に立ち止まって聴きた [続きを読む]
  • 再春賦
  • 軽やかな歌声に胸を弾ませて一年ぶりにやって来た公園相変わらず静かできれいな場所でさすがは君のお気に入り古びたベンチに腰を下ろし桜餅をひとつ頬張ると突然のシャッター音とそして森に吸い込まれた君の笑い声が風の妖精を呼び覚まし満開の枝を大きく揺らすあぁ今年も来 [続きを読む]
  • リトライ
  • 初めて舞い降りた場所なのに心地よい風が歓迎してくれている初めて降り立ったはずなのにどこか懐かしいそんな感じがする遠い所へ行くのはみんなは否定的だけど固く心に決めたことしかもこんな追い風を吹き流すのは勿体ないだからここから始めようここからやり直そう第二の古 [続きを読む]
  • リラックス
  • 背伸びと共に仕事を終えて足早に暮れる家路を急ぐインコにエサをあげたらガムを噛みながら犬の散歩で町を一周学校と塾から帰って来た子供との食事を準備し風呂と宿題が終わった後は本気モードでゲーム対戦シャワーの湯気で視力を戻し冷たいジュースを一気飲み目に飛び込んだ [続きを読む]
  • 換 気
  • 茶色く濁っていた道にアスファルトの匂いが戻りノロノロ運転だった車が颯爽と駆け抜けて行く見せかけばかりの陽光も徐々に勢いを付け始め部屋の片隅の鉢植えにパワーを注ぎ込んでいるやっと季節が変わってくれた……気がつけば窓の氷もすっかり溶けてくれたから湿った空気を [続きを読む]
  • ワンダラー
  • 僕が見たかったものは何だろう僕が知りたかったことは何だろう触りたかったものは何だろうやりたかったことは何だろう僕が欲しかったものは何だろう……答えが出ないから探し続けるひらめかないからさまよい続ける僕は迷ってばかりのWanderer++++++++++++++++++++++++++++今 [続きを読む]
  • 体たらく
  • 健診の結果?見てのとおりさかつてメタボと診断されてもうどれぐらい経つだろうどうよこの腹まさか俺がこんなに太るなんて誰も想像できなかったはずだ陸上ではいつもお前と競って県大会で優勝したことも遥かな過去の栄光さでもでんぐり返しと逆さ回りは今でも得意なんだぜ何 [続きを読む]
  • 不 要
  • 豪邸なんて要らない管理が面倒だし分厚いステーキも要らない食べきれないし外車なんて要らないぶつけたら痛いしアクセサリーも要らない着ける機会がないし羽毛ふとんなんて要らないコタツがあるし最新ゲームソフトも要らない毎日が何かの試合だし私はただ……ありふれた毎日 [続きを読む]