水円 岳 さん プロフィール

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水円 岳さん: いまじなりぃ*ふぁーむ
ハンドル名水円 岳 さん
ブログタイトルいまじなりぃ*ふぁーむ
ブログURLhttps://ameblo.jp/mizumaru-gaku/
サイト紹介文物書きブログです。エッセイ、詩、短歌、俳句、ショートショート、小説、ギャグ。渾然一体。(^m^)
自由文ショートストーリーの『えとわ(絵と話)』を中心に、ノンジャンルでいろいろ書いています。中・短編小説も公開してありますので、ご一読いただければ幸いです。(^^)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供422回 / 365日(平均8.1回/週) - 参加 2013/05/06 12:51

水円 岳 さんのブログ記事

  • きにはいろんなかおがある
  • 「出血大サービス!」「いや、リアルに血ぃ出さんでええから。もっと安くしてえな」血じゃなくて、ヤニですけどね。やっぱり出さんでいいよ。そんなもん。(^^;;「いんちき業者が、シロアリいるー言うてん。そんなん見たことあらへんがな」「シロアリはおらへんけど、全身白く腐っとるで」見た目に汚らしくはありませんが、立派に腐ってます。典型的な白色腐朽材ですね。(^^;;「季節外れのサンタを特売で買うたんや」「赤が褪せて、 [続きを読む]
  • くちをひらく
  • 《ショートショート 1054》『口を開く』口を閉ざしていたのは、他でもない。開く必要がないから……それ以外の理由は何もない。言葉で表現されるものが意志、理念、感情のどれであっても、それはほとんど意図した通りに伝わらない。もし運良く発信者の思惑通りに解釈してもらえたとしても、ほんのわずかに残っていた不純物が全てを吹き飛ばすことは決して珍しくない。口を開かない限り、正確に理解してもらえるという幻想を抱くこ [続きを読む]
  • ふわりとはたをふる
  • (センダン)『ふわりと旗を振る』路上に刻まれている目盛りの上をひたひたと正確に足を送る時の女神早すぎもせず遅すぎもせずひた走る私は先行していたはずなのにいつの間にか疲れ果ててとうとう棄権してしまったずっと後ろでいいからせめて背中を追っていたかったなそう思いながら路側に立って高くなった空を見上げるそれからゆっくりとふわりと旗を振るがんばれがんばれでもがんばるな(ハグマノキ)  息抜ける場所はそこだけ [続きを読む]
  • はんしゃととうか
  • 《ショートショート 1053》『反射と透過』「反射と透過っていう性質は、素材に依存しない」唐突にそう言ったマルコが、無垢の鉄片を僕の目の前に掲げた。「これは鉄。鉄は光を通さない。だから、全ての光は反射する。ロディはそう思ってない?」「違うの?」「違うよ」マルコがあっさり言い切る。それから、電動ドリルのハンドルをぐいっと握った。アトリエに賑やかな騒音が何度か響いて、鉄片にぽつぽつと穴が穿たれた。「ふっ! [続きを読む]
  • おせろ
  • 「うーん、赤劣勢だなー。角取りたいけど、角、どこ?」「知らん。あるの?」(ゲンペイカズラ)「よーし、がっつりひっくり返したぞ。赤、一気に優勢だ!」「すぐに全部散るし」(バーベナ)(^^;; 白と黒が基本のオセロ。 紅白の駒はめでたくていいかもしれませんが、目がちかちかしますね。(^^;;  ど真ん中に陣取る布袋  隅に居座る貧乏神  その間を我々がうろうろして  やれ運がいいだの悪いだのと  裏表にせわしな [続きを読む]
  • せんど
  • 《ショートショート 1052》『鮮度』長い夏休みが明けて、大学の後期授業が始まった。夏休みをだらだらと浪費していただけなのに、そのだらだらをこれからもずっと維持したいと考えてしまう俺は、どうしようもなく腐っていたんだろう。肝心な初日からサボ。まあ、その一日だけで済むのならそれだけのこと。でも、俺はもうどこにも動きたくなかった。実家に帰るでもなく、バイトをするでもなく。一日中部屋に籠って、今が何時だか分 [続きを読む]
  • なに?
  • 『なに?』動物図鑑を閉じておさらいだってとても不可解なんだものつなぎ止めた関心売られていく牛の眼吐き出された本心見合うだけ石を飲み込む鶏どうしようっていうの?ひたすら僕たちを巻き込んでいく事実それに対抗しようとして愚かしく計測機を用意する僕たちこれが回る回る回り続ける崩れていく自信無邪気に胸を張る鳩重くなっていく盲信嘲ることをやめない烏の嘴だ・か・らなに?『卓上百景』から。一部改変。  野分来て花 [続きを読む]
  • それはちがうぞ
  •  まあ、愚痴ですけ。 話半分に聞いたってください。 マイページからホームに変わって、極めて使いにくくなったと感じています。 同一エリア内の情報量が減ってしまったことは、致命的です。新規情報へのアクセス時に視線移動が激しくなって、効率がだだ下がり。うんとこさスクロールさせないと見たいところにたどり着けません。 わたしには全く興味がない芸能関係がトップに来て、ホームのほとんどを占有しちゃってる。うっと [続きを読む]
  • ひすい
  • 《ショートショート 1051》『翡翠』「私を彫ってくれませんか?」大きな翡翠の柱から、俺を呼ばわる声がした。           −=*=−密林の中に、見事な翡翠の柱がある。そういう噂話を聞きつけて、俺一人でそいつを見に行った。売れば大金になるものが、ずっと手付かずで残っている。間違いなく曰く付きなんだろう。近くの村でそこへの道を尋ねたら、村人の誰もが俺を制止した。あそこに行ったやつは誰一人として戻っ [続きを読む]
  • ひとことおおい
  • (シダレエンジュ)逆さにしても、かさかさ言ってるだけ。おやつはおいしいけど、親付きなんざ食えたもんじゃない。キスは歓迎だが、空き巣は勘弁。目玉の代わりに、飴玉は使えないよな。意外なことほど、生きがいになる。手先が器用でも、小手先じゃしょうがない。凝ったことに挑むと、困ったことになる。奥手の人には、奥の手が必要。決め付けはよくないが、極め付けだったからなあ。勝負の行方は、性分で決まる。主演を拒んだら [続きを読む]
  • きすみー
  • あなたに会えてうれしいわだからキスミーまた会える日まで元気でねだからキスミー日々たくさんの出会いと別れが訪れるそのどれもが笑顔で眩く飾られるようにできるだけ涙が笑顔を曇らせないようにキスミー  露置きし草 サンダルにキスをする裸足の方が爽やかかな。(^^)Kiss Me by Sixpence None The Richer《 ぽ ち 》ええやんかーと思われた方は、どうぞひとぽちお願いいたしまする。(^^)/にほんブログ村 [続きを読む]
  • みにくいということ
  • 《ショートショート 1050》『醜いということ』 (ぼくと妖精 5)オグデンの森に立ち入るな!それは、この地方で長い間伝承されてきた禁忌だった。森に立ち入ったものは、ひどく醜い巨大な妖精に襲われ、命を落とす、と。伝承が根拠のない噂話に過ぎなければ、さほど広くない森はとうの昔に切り拓かれていただろう。だが森の隔離は、今日に至るまで少なくとも千年以上厳密に守られてきた。時代を重ねる間にどんどん数を増してい [続きを読む]
  • かくれるのがへた
  • 「隠れにくいわあ。色はともかく、模様が合わへん」(カシワマイマイのメス) いやいやいや。あんた、色や模様がどうこう以前に。  でかいし! 羽を広げると8〜9センチになりますからねえ。(^^;; 親がでかければ、子供もでかいわけで。食事の音が聞こえるくらいのサイズと数になります。(T^T)「かくれたいけど、まだすっぽんぽんやし」(ハラビロカマキリの幼虫) 最終的には緑か褐色になりますが、こいつはどっちかな。  [続きを読む]
  • にたものどうし
  • 《ショートショート 1049》『似た者同士』 (僕と妖精 4)大学の夏休みは長いけど、その大半を店員バイトで消費した。夏休みはレジャーで満喫だって?そんなこと、少なくとも僕にはありえない。生活費を稼がないとならないから、しょうがないよ。ものは考えようで、酷暑の夏を冷房の効いた店の中で過ごせたんだから、僕は恵まれてるんだろう。アパートの電気代とかもけちれたし。バイト期間満了と同時に酷暑が和らぎ始めたから [続きを読む]
  • やくにたたない
  • 暑かった。今年の夏は、ほんまに暑かった。日差しがきっつい通り越して、刺さるようやった。わいみたいに髪ぃ薄いと、死活問題や。てんこが焼けてまうねん。帽子やと頭が蒸れてまうさかい、日傘が欲しかったんや。男が日傘ぁさしてもええやないか。アンケート調査でん、違和感ないゆーてるらしいし。ほんまは白にしたかったんやけど、さすがにまだ恥ずい。黒は暑苦しい。手始めはライトベージュくらいかなあ思うて。(コガサタケの [続きを読む]
  • てんさいのれんさ
  •  こんなに、何もかも次から次へと来ぃひんでもええのになと。 ほんまにそう思います。 北海道の大地震被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げ、ご無事と一刻も早いライフライン復旧、日常生活の回復をお祈りいたします。           −=*=− 大阪が直下型の大きな地震に見舞われたのは、つい先だってのことです。幸いわたしや家族は大きな被害を受けずに済みましたが、まだ不自由な生活を強いられている方が [続きを読む]
  • すさまじい
  •  説明の要はないかと思います。今回の台風がいかに凄まじかったか、とくとご覧ください。 わたしにしては珍しい、撮って出しです。(スギ)(シラカシ)(シラカシ)(シラカシ)(イヌカラマツ)(ヒノキ)(サクラ『陽光』)(モウソウチク) ちょっとやすっとの風ではびくともしない、根が深くまで張るカシの木までひっくり返すんですから、どうにもなりません。サクラやモウソウチクなどは、根返りというより引きちぎられる [続きを読む]
  • のわけのあと
  •  今年は台風の数が多いだけでなく、それらが上陸したり暴風圏に巻き込んだりと繰り返し深刻な影響を及ぼしていますね。 今回の台風21号の被害は、みなさまのところでは軽微で済んだでしょうか? 水の害もさることながら、台風の場合は暴風による被害が大きいのが特徴です。わたしの暮らしているマンションでも、突風で窓ガラスが割れたり、障壁が壊れたりとかなり物理被害が発生しました。改めて、自然災害の恐ろしさを思い知 [続きを読む]
  • えなめる
  • エナメルの靴つややかに艶やかに靴だけで歩く(ヒメアカホシテントウ)エナメルの靴磨いても磨かなくても靴だけで歩く(クロウリハムシ)靴だけで歩かれると気味が悪いやめてくれないか?ぴかぴかのエナメルの靴何も答えず勝手に歩く黒くてつやつやというと、すぐにGを連想してしまうんですが、こいつらはうんと小さいので。許す。(^^)  黒光りするまで布袋の腹を拭く無季句。Shoe Shopping by Old Dominion《 ぽ ち 》ええや [続きを読む]
  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい きゅうび2
  • シーズン2 第九話 九尾(2)「秩序は、理(ことわり)に沿って徐々に整えねばならぬ。そうせぬと、また犠牲者が出る。化け物蜂の騒動は、領域を見直すまたとない機会よ」「ははあ。スカラの場所を移したのは、その手始めってことだね」「そうじゃ。メルカド山に近いところは常に危険が伴う。それを覚った者に自(おの)ずから遠ざかってもらうのが、もっとも穏便な危機回避の方法じゃ」「確かにそうだね」何度もケッペリアの地 [続きを読む]
  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい きゅうび1
  • シーズン2 第九話 九尾(1)夏が褪せる。短い夏が勢いを減じ、空の高みに引き去ろうとしている。空を熱く濁らせていた夏雲が散り散りに吹き払われ、代わって冷気がもたらす薄い雲が空を様々に飾るようになってきた。「では、マルタ。よろしく頼むな」「あいよー」軽快に馬車を操るマルタに向かって手を掲げる。スカラの新学期が始まり、屋敷から通う生徒が一人増えた。もちろん、レクトじゃ。いかにマルタがレクトの邪気を丸め [続きを読む]
  • がくそう
  • 永劫に続くように見えてひとときも留めておけないどこにでもあるように見えてそこにしか存在しえないずっと抱えている想いと重ねられるようで重ならない夏の奥底から湧き出て夏を飾る青空と積乱雲どこにでもある一瞬をいつまでも残したくなる残せる思い出ひとつありはしないのに額装したくなる  夕立来て故人の夢を冷ましけりPicture In A Frame by Ben Harper《 ぽ ち 》ええやんかーと思われた方は、どうぞひとぽちお願いいた [続きを読む]
  • なつやすみのしゅくだい
  • ほとんどの小中学校では、すでに新学期が始まっているでしょう。お子さんは、夏休みの楽しい思い出をいっぱい作れたでしょうか。まあ、当たり前っちゃ当たり前なんですが、遊び呆けていれば宿題は後回しになるわけでして。夏休み最後の一日に、山のような宿題を片付けるはめになった子供たちもいたんじゃないかと。(^m^)ドリル系のものはなんとかなるんですよ。最近の宿題帳は答えがもう載ってるので、それを写して赤丸付けるだけ [続きを読む]
  • おなじばしょで
  • そこは同じ場所なのです場所は同じなのに差し掛かる日差しは変わらないのに少しの間居着くものすぐに過ぎ去るものひととき居合わせてわずかな日溜まりを共に飾り行き過ぎていきますわたしにとってもそこはいつもの同じ場所とても小さなありふれた空間でもわたしの目に入るものは一日どころか一分一秒たりとも同じでいてくれないのです(ガクアジサイの園芸種)(ヨメナ)「いけない。とうとう化粧が剥げて来たわ」「わたしの、貸そ [続きを読む]
  • かげのようせいとようせいのかげ
  • 《ショートショート 1048》『影の妖精と妖精の影』 (ぼくと妖精 3)「ベス、七卓の配膳は終わったかい?」「終わってます」「じゃあ、二卓上がったからお願い」「はい」予約やドレスアップが必要なほど高級ではなく、でも料理が喧騒に埋もれてしまうほどがさがさもしていない。そんな、こぢんまりしたレストラン。料理はマーサおばさんが一人で作ってる。たくさん仕込んでおいて、それをオーダーによって組み合わせるだけだか [続きを読む]