ききりん さん プロフィール

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ききりんさん: Happy Hopper❤フルハウスTAKE2
ハンドル名ききりん さん
ブログタイトルHappy Hopper❤フルハウスTAKE2
ブログURLhttp://kikky0418.blog.fc2.com/
サイト紹介文『フルハウスtake2』その後を発信中!S系王子テイクにキュン❥不定期ですが『ピノキオ』配信も♫
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供164回 / 365日(平均3.1回/週) - 参加 2013/05/10 15:52

ききりん さんのブログ記事

  • ★ヤマトの策略‥第6章★
  • ★「なるほど‥油によってついた汚れは油でか‥つまり‥消したい汚れは、それと同質のもので上書きすればいい‥そういう意味ですか、テイクさん‥」ヤマトは、そういうと、テイクに視線を送った。「その通り‥ヤマトさん、あなたの目論見通りです。」テイクは、そういうとニヤリと笑った。「ふっ‥」ヤマトも同様に笑みをかえした。.:*・゚なんだ?なんだ?何だ、その怪し気な笑みは‥何がおかしいんだ‥知らない間に、なに二人で通 [続きを読む]
  • ★ヤマトの策略‥第5章★
  • ★.:*・゚この際、誰でも、なんでもいい‥この最悪の事態から救出してくれるのならば‥八方ふさがりなこの状況‥突破口を導いてほしい‥藁をもすがる思いで、二人は、ヤマトを見つめ続ける。.:*・゚いったいなんだ‥どうすればいいんだ‥その答えは‥即答を待つ二人‥だがその想いに反し、ヤマトの唇から飛び出した次のセリフは、とんでもなく意表をつくものだった。「ところでテイクさん、ボールペンお持ちですか?」「えっ‥!?」 [続きを読む]
  • ★ヤマトの策略‥第4章★
  • ★.:*・゚「いったい、どうすりゃいいんだ。明後日から撮影開始だってのに‥たしかに、このままじゃマスコミの連中が現場に押しかけてきて撮影どころじゃなくなるだろう。かといってテイクが連中の前で弁明するのは、あまりにも勇み足すぎる。相手が行方不明なのだから、どう釈明しても疑いが晴れるわけじゃない。連中のことだ。テイクの言葉を自分勝手に膨らませて面白おかしくかきたてるにちがいない。そうなれば、ヤマトさんの言 [続きを読む]
  • ★ヤマトの策略‥第3章★
  • ★ヤマトがホテルに到着したのは、深夜0時をとうに過ぎていた。眠らない業界では常識はずれの時間ではないが、深刻な話を受け止めるには、そぐわない。まして滞在中のホテルにまで押しかけてくる時間帯では‥ヤマトを招きいれたものの、二人の表情に不満な心境がありありと現れている。そんなことに目もくれず、ヤマトはソファに腰をかけると、たちまち用件を語り始めた。「相談というのは、今回のスキャンダルの件です。はっきり [続きを読む]
  • ★ヤマトの策略‥第2章★
  • ★ボムスの携帯が突然けたたましい音で鳴り出した。不意に顔をあげたテイクに軽く会釈すると、ボムスは踵を返した。鳴り響くスマホ片手に部屋の隅に去っていく‥.:*・゚よりによって、こんなときに‥いったい誰だ?テイクは眉根を寄せ、しばらくの間、ボムスの丸まった背中を見つめ続けた。いち早く状況を判断するボムスが、すぐに折り返しを乞わないところからみて、よほどの緊急事態発生か‥もしくは相手が重要な人物なのか‥「な [続きを読む]
  • ★ヤマトの策略‥第1章★
  • ★「くそっ‥どうすれば、チャンマンを助けられるんだ。このまま、ずっとホテルに缶詰め状態にしておくわけにはいかない‥だが‥だとしたら、どうすれば‥」テイクは両手で頭を抱えた。ふがいない自分が、たまらなく嫌になる。「テイク、今は、待つしかない。ほとぼりがさめるのを、ひたすら‥」「だったら、いつ?いつまで待てばいいんだ!」押し殺してきたテイクの怒りがボムスに噛みついた。「いつまでだ?俺の人気が下がるまで [続きを読む]
  • ★彼女の正体‥第6章★
  • ★.:*・゚イ・テイクのあの時のキスの相手は、TAKE1の元スタイリスト‥そう、テイクの偽装婚約の相手‥そして私のダミーを演じた女性‥それはチャン・マノク‥あの女に間違いないわ‥カノンは、ニヤリとほくそ笑んだ。「カノンさん、たっ、大変なことになってますよ!」突然、諸井の慌てふためく声が背後から刺さった。「えっ‥?」振り返ることすら待てないと言わんばかりに、諸井は矢継ぎ早に話しかける。「例の噂の女性!取材中 [続きを読む]
  • ★彼女の正体‥第5章★
  • ★.:*・゚あの女こそが、私のダミーを演じた女‥つまりイ・テイクの偽装婚約の相手‥そうだ。そうに決まっている。だって、そうとしか考えられないもの‥でも、それだけじゃ弱すぎる‥もっと絶対といえるもの‥揺るがない確証がほしい‥この女の正体さえ暴ければ‥ん〜なにかないかしら‥カノンは再び写真に目を落とすと、隅から隅まで念入りに見つめ続けた。あっ‥!しばらくして、カノンは思わず声をあげた。「どうかされましたか [続きを読む]
  • ★彼女の正体‥第4章★
  • ★「テイクのことがあまりに恋しくて、たまらず来ちゃったとか‥ 案外、忙しい撮影の合間をぬって、隠密デートなんかしてたりして‥」 諸井がニヤニヤと笑みながらそう付け加えた。 .:*・゚ふっ‥何、この場に及んで、ふざけたこといってるの‥バッカ‥じゃないの‥カノンは呆れたように嘆息した。.:*・゚あっ‥でっ、でも待って‥カノンは何かに気づいたのか驚きの声をあげた。.:*・゚隠密デート‥ですって!?デート‥!?デートと [続きを読む]
  • ★彼女の正体‥第3章★
  • ★「たしかに‥それって、ありえない話じゃないかも‥ううん、十分考えられるわ‥」カノンは一人事のように呟く。「えっ‥?」想定外のカノンの反応に、諸井は動揺を隠せない。「社長が以前、言ってたのよ。Mr.CROWは素晴らしい作品をつくるためなら、どんなことだってやる人だって‥たとえ、それが法スレスレの危ない手段であってもね‥考えてみれば今回のダミーだってそう‥世間の目を誤魔化すわけだから、いわば詐欺のようなも [続きを読む]
  • ★彼女の正体‥第2章★
  • ★「でも、よくその女、この話、引き受けたわよね。普通、映画の撮影ときいただけでビビルだろうに‥しかも相手は、あのイ・テイク‥だっていうのに‥」腑に落ちないといった表情でカノンが言った、「もしかして‥相手がイ・テイクだからじゃないですか‥お久しぶりの再会を期待して‥‥とか‥」「まさか‥しかも撮影は、ベッドシーンなのよ!」.:*・゚偽装だったとはいえ、元噂の恋人とのベッドイン‥仮に懐かしさだけでOKしてい [続きを読む]
  • ★彼女の正体‥第1章★
  • ★「とんでもないことがわかったんです。その女性の正体は‥‥」カノンの表情が途端に険しくなる。「その女性は、実は‥ですねぇ‥」カノンが身をのりだす。いつも自分の話など無関心なカノンが食らいついてきている。そう思うだけで、諸井の心は小躍りする。「だれだと思います?」ニヤリと口角をあげ、肩眉をひょいと上げた。途端に、カノンが椅子から勢いよく立ち上がった。「なに、もったいぶってんのよ!さっさと教えなさい! [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥最終章★
  • ★.:*・゚この世の中にはね、まさかって坂があるのよ、だから人生、何があっても不思議じゃない‥ピンチをチャンスに変える勢いで頑張って‥そういえば落ち込んでいるミシェルちゃんを見る度に、そう励ましていた気がする。『災い転じで福となす‥』ですって‥ふふっ‥アナタも今、同じことをおっしゃってるのね‥肝心のヤマトは不服そうな顔してるけど‥さて、お手並み拝見‥!世界の巨匠、Mr.CROWジュニアは、この難問をクリアで [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第15章★
  • ★「えっ‥俺の試練‥?」思いもよらぬセリフに、ヤマトは眉根を寄せた。.:*・゚わからない‥まったく、わからない‥わからないから悩んでるのに‥なのに‥俺の試練だなんて‥俺に丸投げする気かよ、あんまりだ。ヤマトは不服そうに唇を歪ませる。「今、お前が考えなければいけないことは、たった一つ‥どうすれば、スムーズに撮影に入れるか‥」不安げな眼差しを向けるヤマトにMr.CROWは落ち着いたトーンで尋ねた。「だから不可能 [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第14章★
  • ★バタン‥突然、荒々しく扉が開かれた。Mr.CROWとソラは、一斉に扉の方へ顔を向けた。そこに立っていたのは二人の一人息子、ヤマトだった。慌てて駆けこんできたのだろう。彼の両肩は激しく上下している。半開きの唇から荒々しい吐息が、ひっきりなりに漏れ続けている。「あらヤマト‥どうしたの?急に‥」尋常じゃない息子の様子に、ソラが不安そうな表情で尋ねた。一見にしかず‥といわんばかりに、ヤマトは二人の前に一冊の週 [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第12章★
  • ★『若月カノンが無理なら、本物を使えばいいじゃないですか』「君の突拍子もない提案に私は思わず閉口した。たしかに‥恋人同志ならラブシーンにもリアル感が漂うかもしれない。だが‥いくら恋人だからといって、相手は一般女性だ。素人に、そうやすやすと演技ができるわけがない。しかも濡れ場だというのに‥第一、海外でのロケだ。本国にいる彼女を、どうやって連れてくるんだ。そもそも物理的に不可能じゃないか‥いったいどう [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第11章★
  • ★「若月カノンだと、ここまでいいものには仕上がらなかったよ。心が通いあっている二人だからこそ、あんなに熱い出来栄えになったんだと思う」Mr.CROWは、そういうと優しいまなざしをソラに注いだ。「お役にたてたのなら光栄ですわ‥」ソラは微笑みかえした、.:*・゚テイクさまとミシェルちゃん‥あんなに愛し合っているのに‥互いを大事に思うからこそ距離をおいて‥会いたくてもあえない‥そばにいたいのに離れ離れ‥そんな切な [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第13章
  • ★「彼女の後ろ姿は、びっくりするほど若月カノンに似ていた。だが振り返った表情は、まったく別人‥カノンのようなシャープなまなざしではなく、彼女はまるで子犬のようにまあるい愛くるしい瞳で私を見つめた。あの時、私は決めたんだよ。たとえ後ろ姿とはいえ偶然とは思えない類似‥これは神様が下さった奇縁なんだと‥使える‥若月カノンの代わりとして‥君の言う通り、テイクの恋人を演じさせてみようと‥」ふふっ‥ソラは意味 [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第10章★
  • ★「ところで撮影は、いつ再開されるのですか?」ソラの問いかけに、Mr.CROWは読みかけの機関誌をローテーブルに置いた。映画の話となると、ついつい前のめりになってしまう。「来週の火曜だ。幸い天候も落ち着いているようだし予定通り進めそうだよ」Mr.CROWの最終作品、イ・テイク主演の『零の恋人』クランクアップ前の記者会見通り、ラストシーンは本国で撮影を予定していた。「ねぇ‥せっかくだから、わたしも見に行ってもいい [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第9章★
  • ★人生という長い坂‥それは緩やかな時もあれば、とてつもなく険しかったり‥一直線かと思えば、曲がりくねっていたり‥どんなに困難極まるロケーションであっても私は立ち向かってきた。周囲から無謀だと言われても突き進んできた。とにかく、まずは昇ってみる。それで難しければ、その時点で最善の策を考える。最初から回避、断念という選択は一切しなかった。なぜなら、挑戦してうまくいかなかった落胆より、挑戦しなかった後悔 [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第8章★
  • ★「まっ、ということだから‥ほとぼりが冷めるまで、ここにいてもらうよ。しばらくは外出禁止だ。」ダホの言葉に、マノクは静かに嘆息した。「今まで忙しすぎたんだよ。神様のくれた休暇だと思えばいいさ‥この際、しっかり体をなおして‥」俯いたままのマノクに、ダホは続ける。「今のうちに心身ともに鍛えとかないと‥今回は俺がたまたま通りがかったから助けてやれたんだ。次は絶対ナイ‥今度倒れたら最後‥飢えたパパラッチた [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第7章★
  • ★.:*・゚あの時‥倒れた私を助けてくれたのはダホくん‥ジュノオッパとは、あの日以来連絡すら取っていない‥なのに‥なのに自分が連れ帰ったなんて‥しかも私がマノク館に‥?ジュノオッパのそばにいるなんて‥「ジュノオッパ‥どうして?どうして、そんな嘘を‥」落胆と恐怖で声が震えるマノクの肩に、ダホが、そっと手を添えた。「チャンさん、別にアイツをかばうわけじゃないが‥おそらく、それが最善策だと思ったんだろう‥」 [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第6章★
  • ★「つまり、私は、もうどこにも行けない‥帰る場所は、ないってことね‥」マノクが寂し気な表情で、なかば投げやりに言い放った。「いや‥どうやら、そうともいえないようだ‥」タブレットを操作しながら、ダホが呟いた。「えっ‥どういうこと?」ダホの言葉の意味がわからない。マノクは怪訝な表情でダホを見上げる。「チャンさんは、すでに帰ってる‥」ダホは画面から視線をそらさす、そう言った。「えっ、ええっ??」益々意味 [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第5章★
  • ★『昨日、帰国されたイ・テイクさんですが、どうやらご自宅には戻られてはいないもようです。』残念そうに語る音声が映像から流れる。男性アナウンサーが深刻な表情で、今までの経緯を話し続けている。.:*・゚FMGカレッジ‥フルハウス‥場所が変わっても狙いは一つ‥イ・テイクまたはチャン・マノク‥とにかく、いずれかの口から聞きたいのだ。今をときめくワールドスター、イ・テイクはストーカーだった‥そのとんでもないスキ [続きを読む]
  • ★まサカという坂‥第4章★
  • ★突然、流れ始めた映像と音声‥「あっ‥!」マノクは、たちまち我にかえった。ようやく落ち着き始めた心臓が、再び激しく拍動し始める。それは、ダホの指先のタッチを見つめていて感じたビートとは、まったく異質なもの‥驚嘆が引き起こす痛みのある拍動だった。マノクの目に飛び込んできた光景‥それは、まさに昨日まで自分が存在した場所‥帰りたい‥その願いを叶えてくれる唯一の居場所‥それは、フルハウス‥だがそこを取り囲 [続きを読む]