蘆山人 さん プロフィール

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蘆山人さん: ちょっと山ぼけ
ハンドル名蘆山人 さん
ブログタイトルちょっと山ぼけ
ブログURLhttps://ameblo.jp/ashiyamabito/
サイト紹介文気ままな山歩きの写真とつぶやき。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供359回 / 365日(平均6.9回/週) - 参加 2013/05/21 22:02

蘆山人 さんのブログ記事

  • 源頭から頂きへ
  • 8月13日  若狭・敦賀 / 耳川水系横谷川から野坂岳へ  晴    吹き抜ける涼風を慈しみながら、源頭の木陰で一時間あまり過ごした。陽が西に傾く頃を見計らって、最後の斜面を詰め上がる(写真上)。稜線に出るとしばらくブナ並木(写真中)。続いて灌木のトンネルを抜け、まだ昼間の熱の冷めやらない山頂広場に飛び出した(写真下)。 [続きを読む]
  • 本流を詰める
  • 8月13日  若狭 / 耳川水系横谷川から野坂岳へ  晴    横谷川は途中いくつもの支流を集めるが、今回は野坂山頂近くから起こる本流を詰め上がった。流れが途切れる間際でたっぷりの水を確保し、水の音が聞こえなくなった源頭部の木陰でとぐろを巻いた。陽を遮るもののない山頂に立つには、まだ時間が早いのである。 [続きを読む]
  • 水で納涼、空で避暑
  • 8月13日  若狭 / 耳川水系横谷川から野坂岳へ  晴      登山道は北斜面に整備されていて、街にも近く、半日で登降できる山である。その山へ、アプローチが長く登山道もない西側の沢から近づき、登山客が帰った後の夕方の山頂に立ち、標高九百メートルの避難小屋で一夜を過ごそう、という、ひねくれ登山隊の納涼計画である。 [続きを読む]
  • ワサビ谷を下る
  • 8月9日  比良 / 白滝山からワサビ谷へ下る      下山にかかる頃、ようやく靄が解け、雨も上がったようだった。薄暗い急斜面をつづら折れで下ってゆくと、岩壁を舐めるような滝の脇に降り立つ。ここで最後の涼をとり、下界に戻る覚悟を決めた。 [続きを読む]
  • 薄靄の森:水面
  • 8月9日  比良 / 音羽池  雨    池は深閑としていた。波紋が間断なく広がっては消え、まだ雨の降り続いていることが知れた。風が立ってもさざ波の造形が動くだけ。池の上の濃密な水蒸気が、森の音をすべて包み込んでしまうかのようだった。 [続きを読む]
  • 薄靄の森:木立
  • 8月9日  比良 / ニシヤ谷から音羽池へ  雨    落差25mの夫婦滝で沢登りは打ち止め。靴を履き替えて滝を巻き上がると、森は靄に包まれていた。ここから支流にはいり、霧雨に浮かぶ赤テープを頼りに踏み跡を拾ってゆく。詰め上がったところに、馴染みの池がある。靄の中でどんな表情を見せてくれるだろうか。 [続きを読む]
  • 愛しの連瀑帯
  • 8月9日  比良 / 白滝谷  雨    この沢で一番好きな場所。いつもここで大休止し、 “自撮り” する(※)。今年は岩の一部みたいになってしまった(写真中)。滝のそばの岩はぬめっていて、油断すると滑り落ちてしまう。慎重に通過して平らな岩に立つと辺りは明るく開け、もうひと登り、豪快な斜瀑が待ち受けている(写真下)。 [続きを読む]
  • 続、沢に雨の降る
  • 8月9日  比良 / 白滝谷  雨    比良の沢の中でもスケールが大きく、その割には難所なく、終始流れに絡んで遡行できる。水圧に抗い、巨大な岩塊を手なずけ、森の緑に身体を染める。ここに木洩れ陽が踊ればさらに気持ちが昂るのだが、今日はそれは叶わぬようである。 [続きを読む]
  • 沢に雨の降る
  • 8月9日  比良 / 白滝谷  雨    入渓する頃から雨が降り出した。辺りの岩もしっとり濡れて、渓流シューズが岩肌に吸い付くように馴染む。大気は冷え冷えとして暑気のショの字もなく、このまま夏が終わってしまいそうな寂寥感さえ漂う。 [続きを読む]
  • 濃い光、濃い影
  • 8月5日  六甲 / 大池地獄谷  晴    光が濃い。影も濃い。下界は猛烈な暑さだろう。沢の中でも、木立が途切れると陽射しが熱を持つ。木立が途切れることの少ないのが、この沢のいいところである。 [続きを読む]
  • 納涼指定席
  • 8月5日  六甲 / 大池地獄谷  晴    この猛暑の中、近場で一日涼しく過ごせるところ、と考えると、どうもこの沢になってしまう。源頭から滑滝が連続してかかり、尾根ではまったく風がなくても、流れが風を起こして涼を運ぶ。この夏は何度もお世話になりそうである。 [続きを読む]
  • 草上で見る夢
  • 8月2日  近江湖北 / 石田川水系河内谷源流  晴    国境から北に落ちる水は合して若狭湾に注ぐ。国境から南に落ちる水は合して琵琶湖に注ぐ。帰りは北へ下るのだが、ちょっと気になっていた南の源流部に寄り道した。北側とはずいぶん違う柔和な表情をしていた。草の上で昼食を済ませ、そのまま仰向けになって仮眠をとった。物音と言えば囁くような瀬音が耳をくすぐるだけだった。 [続きを読む]
  • 稜線の風
  • 8月2日  若狭 / 耳川水系能登又谷  妙芽谷左股源頭  晴    流れが途切れ、国境の稜線が近づくとぐっと傾斜が増した。その傾斜に負けないように踏ん張るブナの群れが、緑の天蓋をなす。稜線に出ると冷気を感じるくらいに爽やかな風が吹きわたった。麓と同じ空の下とは思えない。妙に心が動いて涙腺が緩んでしまった。 [続きを読む]
  • 炭焼き広場
  • 8月2日  若狭 / 耳川水系能登又谷  妙芽谷左股  晴    少し上流に進むと左岸の大きく開けた場所があり、炭焼きの窯跡がいくつも残っていた。トチの大樹が緑陰をつくり、心地よい瀬音が満ちる。テントを張ってゆっくり過ごしてみたい場所である。夜は炭焼きに集った先人たちと酒のひとつも酌み交わそう。4 [続きを読む]
  • ヒュドラの森
  • 8月2日  若狭 / 耳川水系能登又谷  妙芽谷左股  晴    能登又谷流域は、流れは平凡な所が多いが、そこに根を下ろす樹々が只事ではない。これまで訪ねた谷ではどちらかと言えばトチの巨木が目立ったが、この谷の主役はカツラだ。怪物のような巨木が何株もあった。根元から分枝して身をくねらせる様は、ヤマタノオロチやギリシャ神話のヒュドラを連想させる。 [続きを読む]
  • 左股を訪ねる
  • 8月2日  若狭 / 耳川水系能登又谷  妙芽谷  晴    この谷は途中、階段状の美しい滝をかける。ちょうど陽が射込む時間で、滝の中に小さな虹が現れた。前回ここを訪ねた時は滝を越えて右股をたどったが(※)、今日は見て楽しむだけにして、滝の手前から左へ分かれる流れに入った。 [続きを読む]
  • 旭日涼し
  • 8月2日  若狭 / 耳川水系能登又谷  妙芽谷  晴    扇のように支流を分ける能登又谷流域の森紀行。今回は一番たもとで西に分かれる大きな支流を遡る。東から射しこむ朝日が早々に森を照らし出した。トチ、カツラ、サワグルミ‥‥、谷沿いの森の常連たちの緑がさんざめく。 [続きを読む]
  • 大谷山の空
  • 7月26日  近江湖北 / 大谷山からマキノ高原へ下る    詰め上がった大谷山は草原の山である。沢で十分リフレッシュした後では、夏らしい雲の湧く空と草いきれが懐かしかった。でもマキノ高原に下るとそんな悠長な気分は吹っ飛んでしまった。気温36℃ではとても “高原” とは言えない。 [続きを読む]
  • 真夏の愉しみ
  • 7月26日  若狭 / 粟柄谷上流から大谷山へ  薄曇  水に光る岩を手でまさぐり、足でまさぐり、全身のバランスを保ちながら、横へ、縦へ。ほどよい緊張感と、ささやかな達成感。周りには常に涼しい緑があり、石走る流れがある。山の愉しみの中でも、真夏の沢の愉しみは格別である。 [続きを読む]
  • 思惑どおりに
  • 7月26日  若狭 / 粟柄谷上流から大谷山へ  薄曇  前回、やはり大谷山に突き上げる別の沢にはいり、大きな滝に阻まれて尾根へ逃げた(※)。そのとき尾根から反対側を見下ろし、次の機会に、と狙っていたのが今回の沢である。思惑どおり、手ごろな滝が次々とかかる。ことさら滝の中の岩にホールドを探し、しぶきを浴びて進んだ。両岸の斜面には悠揚迫らぬ広葉樹の大樹が居並ぶ。何頭もの鹿が、珍しそうにこちらを眺めては [続きを読む]
  • 林道沿いの流れ
  • 7月26日  若狭 / 寒風から粟柄谷上流へ下る  薄曇  降り立ったところは流れを見下ろす林道。目指す出合は林道沿いに少し下流へ進んだところである。林道を歩いてもよいのだが、この季節である、流れに下りてジャブジャブと進んだ。両岸からゆったりと広葉樹の枝が張り出し、頭上に林道があることも忘れそうである。やがて目的の沢が見えてきた(写真下)。いきなり大岩の間に小滝がかかり、爽快な納涼のひとときを期待さ [続きを読む]
  • 若狭に下る
  • 7月26日  若狭 / 寒風から粟柄谷上流へ下る  薄曇  牛馬も通ったと思われる深くえぐれた道の痕跡が、国境を越えて若狭側に続いている。この道がどんな風に麓へ降りてゆくのか、それも気になるところだが(※)、今日は途中で支尾根に逸れ、目的の沢の出合を目指して下った。この辺り、山毛欅の緑陰の濃い豊かな森が広がっている。 [続きを読む]
  • マキノ高原から
  • 7月26日  近江湖北 / マキノ高原から寒風へ  薄曇  猛暑が続く中、前夜発で湖北に向かった。スタートは五時前。さすがにまだ涼しい。連日雲ひとつ湧かない快晴だったが、今朝は朝日が雲に溶け、森にはいると薄靄がかかった。朝のうちにひと山越え、後は沢を登り返しながら涼を求める計画である。 [続きを読む]
  • 意に介さず
  • 7月22日  六甲 / 逢山峡  長尾谷  快晴  木の間から洩れる陽は次第に熱っぽくなってきた。しかし、豪快な流れに五感を預けるうち気持ちも大きくなり、多少の暑さは気にならない。瀬音が穏やかになると終点の砂防ダムも近い。あとは沢を離れ、午後の太陽に炙られて帰るとしよう。> [続きを読む]
  • 光 ・ 水 ・ 影
  • 7月22日  六甲 / 逢山峡  長尾谷  快晴  貴重な氷菓子は口に含んで少しずつ溶かすべし。下流のダムと上流のダムとの間の核心部は、1km にも満たない。その間、水は岩を食んでしぶき、光はしぶきに乗って踊り続ける。ときどき岩間に妖しい影が浮かぶ。 [続きを読む]